Events in Tibet are bad news for the nationalists in Taiwan's presidential elections
民進党は、総統選の土壇場になっていつも神風が吹く。1996年には、中共が台湾海峡にミサイルを打ち込んでかえって大陸への不安を高めた。2004年には、阿扁が撃たれて(誰が撃ったのか?)同情票を集めた。そして今回は、チベットである。一月の立法委員選挙では、国民党の圧勝だった。もし何も起らなければ、土曜日は馬英九が大差で勝利していたことであろう。同日に行なわれる「台湾」名称での国連加盟申請の是非の国民投票についても、民進党の悪あがきとして一笑に付されていたはずであった。
阿扁の家族が絡む醜聞は、確かにひどすぎた。民進党が愛想を尽かされても、致し方のないものであった。しかし、総統選一週間前になって、この週末の投票は国内での人気投票の次元ではなくなってしまった。当初自治を認めたはずのチベットに軍を送りつけることしかしない大陸を信用するのか、否か。その選択が、島民に突きつけられる。