ホーム

比叡山は大した山ではないが、それでもここを重い甲冑をつけて信長軍の武者が駆け上がっていったことを考えると、昔の人の異常なタフさに感じ入らざるをえない。
山頂付近には随所に石垣なども見え、そのかかった労力には気が遠くなる。
それにしても、京都市中のどこからでも見える、あの頂上の悪趣味な展望台はどうにかならないのだろうか。


山頂付近。キキョウの仲間。

夏は意外と花の種類が少ない。
石段の上を歩くナナフシ。

比叡山の西、北山山中。合歓(ねむ)の花が路傍に咲く。

―撮影:2001年08月―

≪メモ≫
京都側から比叡山に登る道はいくつもあるだろうが、最もポピュラーなのはたぶん次の二つ。
一つは、修学院横から入る雲母坂(きららざか)。
もう一つは、北白川のバプテスト病院横から入って瓜生山横を通る道であろう。
後者の道は、普通の都会の街並みから、いきなり昼でもヒグラシの鳴く閑静な山道に入り込むことができる。
いまいましい真夏の暑さをなだめてくれる爽快な山道である。
ただ、一度迷って藪と渓谷の中を突っ切って麓に下りる羽目になってしまった。大した山でないとはいえ、油断は禁物だ。