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京都で巨刹と言えば東西本願寺に東福・妙心・大徳・南禅の各禅寺などがそうであろう。
だが知恩院はその三門の雄渾な面構えだけで他の寺を圧倒する。
その北は粟田口、南は円山公園から清水に続き、後ろには東山三十六峰があつらえ向きの借景として連なる。
春や秋もよいが、初夏も山に薄紫色の桐の花などが咲いて爽やかな景色である。

(知恩院三門については、イチオシのコーナーも参照。)


知恩院の三門。江戸時代最初期の豪壮な建築。
三門の下から。人影もまばら。

東山ではないが、四条寺町で。大きな鬼柚子。
粟田口で。マンリョウ(万両)の実。
粟田口で。これはセンリョウ(千両、または仙両)。
両方揃えて千万長者。
同じく粟田口。京都は江戸と同じく坂が多い。
同じく粟田口。思わぬところに道があるのが京都の魅力。

―撮影:2001年11月(知恩院、粟田口)、2004年11月(寺町)―

≪メモ≫

知恩院の大鐘楼はアインシュタインが来日したときに立ち寄ったところのひとつでもあるが、この鐘の裏手から東山連峰の山中に入る道がある。
ほんの少し登れば、山頂の将軍塚に出る。
青蓮院の横を抜けて北に山道を歩けば、粟田口。 また、南に歩けば清水山を通って清閑寺。もっと南に下れば秀吉の墓所である阿弥陀ヶ峯から、その気になれば南の稲荷山まで歩いていくことができる。