毛球寶兒07/08/01
白色的謊言←漫畫(まんが)ページへ
歐噴(Open)?歐噴蔣?
なんだろうか、、、ちょっとわからん。失礼。
それは置いといて、分かるところについて書こう。
会話の中に出てくる「吃醋」(チーツー、意味は「酢を飲む」)は、実は故事成語なのであるが、日本では使われることがない。そのいわれは、こうである(以下、中文WIKI参照)。
唐の太宗李世民が人心を取るために、宰相の房玄齢に二人の妾を下賜した。しかし、房玄齢夫人は命じて、この二人を絶対に家に入れさせようとしなかった。太宗がこれを聞いて、房夫人を宮廷に呼び付けた。帝は、怒って言った。
「どうして、お前は朕の意に背くのか!お前に、二つの道を選ばせてやろう。一つは、このまま二人の女を家に連れて帰り、なごやかに過せ。もう一つは、この『毒酒』をあおるがよい。それで、嫉妬の心ごとどこかに行ってしまえ!」
だが、房夫人の性格は苛烈であった。彼女は「毒酒」を手に持って、飲み干したのであった。飲んでみて、実はそれが醋(す)であったことを知った。
太宗は、嘆息して言った。
「房夫人よ。朕が、このような仕方でお前に強要したことを、恨むでない。何とお前の嫉妬心は、大きいのであるか。だがお前の頑固であるものの、これほどに夫を想う心に免じて、朕は命を取り消すことにしよう。」
これより、「吃醋」とは、女性が嫉妬することを示す言葉となったのであった。
妾のやり取りというあまりに露骨なエピソードであるために、日本人の好みに合わず輸入されることがなかったのであろうか。少なくとも、このエピソードが前提としているような、よき家の太太(おくさん)とは夫の妾の管理までよくこなすものだという前近代の中国の家庭道徳は、日本人の想像の範囲を越えるものであった。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)