中国歴史小説「知兵之将」

今、鈴元仁は歴史小説をブログで連載しています。

内容は、二千二百年前(!)の古代中国です。

始皇帝・項羽・劉邦・韓信・張良・虞美人・呂太后、、、

これらの名前にピンと来た方、あるいは、

郡県制・儒教・陰陽思想・法家思想・孫子兵法、、、

こういったことどもにちょっと興味をそそられる方、

よろしければ読んでやってください。

もしお気に入れば、ついでにランキング投票も。

« OL蔡桃桂2007/08/04 | メイン | OL蔡桃桂2007/08/07 »

毛球寶兒07/08/06

(カテゴリ:毛球寶兒

網路行銷不是這樣搞的.... ←漫畫(まんが)ページへ

ははは。鬼月が近づいて、お化けたちも何かと努力しているようだ(?)。しかし、WIKIの"Etiquette in Europe"(ヨーロッパでのエチケット)の記述によると、ルーマニアのトランシルヴァニア地方をドラキュラの一言で片付けてしまうのは、現地人に対する侮辱と取られてしまうと言うことだ。ドラキュラだけがあまりに有名で、しかしルーマニアはもっと多民族で多様な文化を持った集団が存在しているために、かえって現地人は他国人にイメージを単純化されることを嫌うという感情だ。話はよく分かる。

林投姐というのは、中文WIKIによれば台湾では有名な怪談の女性ということだ。歌仔戲(コージーシー、台語発音ではコァアヒ。台湾発祥の伝統オペラ)やテレビドラマにも翻案されているという。話にはいろいろなバリエーションがあるそうだが、おおむねは「望夫伝説」のパターンであるという。すなわち、台南に住むある女性(李招娘という名が伝えられている)が海の向こうに渡って帰らない夫のことを悲観して、「林投樹」の下で自ら命を断った。それから以降、彼女の鬼(亡霊)が樹の下に現れるようになったというもの。彼の夫は伝説のバリエーションによって、海難に遭って死んだとも、大陸で別に妻子を持って女性を捨てたとも言われている。どっちにしても、華僑が開いた国の台湾では、かつてよくある話の一つであったに違いない。
「林投樹」とは、大鳳梨とも言われる樹のことで、鳳梨(パイナップル)に似た実を付けるとか(ただし、食べられないらしい)。台湾の海岸部で見られるという。


(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)


[ネット商売で、これはいけない、、、]


林投姐「みんなだんだん、お化けを怖がらなくなりましたねえ、、、」
ミイラ「どうでしょう?ハイテクを用いて、この危機から脱却できないものでしょうか?それでなきゃ、私たちは以降テレビにしか出番がなくなりますよ、、、」



林投姐「心霊写真と怖い話をメールで送り付けるんだよ~ん。そしたらフォーラムやBBSで、論議沸騰!これぞ、病毒式マーケッティング、、、コストは最安!」
ドラキュラ「GOOD!」
ミイラ「さっすが技術大国台湾から来ただけのことはあるのー!わしら年寄りなもんで、ネット関係はわかんねーの。」



林投姐「どっちみち、他に方法はないのさ!お化けだから、普通人よりもずっと早く打てるんだよ。うおおおお、送信!送信!送信!」
ミイラ「す、すごい!さすが台湾、スパムメールの生産大国だー!!」



毛球寶兒「最近なんで、こんなに多くの心霊写真のスパムメールが来るんだろ、、、その上、合成の質は拙劣最低だし、、、全削除、と。」



― やがて、お化けたちのメールアドレスは停止させられましたとさ、、、はあ。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://suzumoto.s217.xrea.com/mt/mt-tb.cgi/2584

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

Powered by
Movable Type