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2007年03月 アーカイブ

2007年03月03日

桃には遠し、春桃会 - 三十三間堂

今日は、桃の節句。といっても、桃の花など巷のどこにも見当たらない。それは当たり前であって、旧暦で言えば今はまだ新春一月だ。桃の花が咲くのは、桜とほぼ同時期の清明(せいめい)の節気の頃。新暦で祝うからなんとも締まりがないが、とにかく今日は雛祭りの日である。



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栄華も花に比べれば - 法住寺

三十三間堂の隣にある、法住寺。大陸様式の寺門が、愛らしい。この門から禅宗寺院であるかのと思えば、天台宗であった。



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今でこそこの「法住寺」と名乗る寺は、隣の三十三間堂に比べるとずいぶん小さくなっている。しかし、もともとの「法住寺」は、藤原氏の広大な私寺であった。それが平安時代半ばに焼失して、衰微してしまった。その寺地に、後白河上皇は「法住寺殿」を営んだ。平氏政権と癒着した上皇の、広大な院御所であった。隣の三十三間堂も、近くにある新日吉神社も、上皇が建てたものである。しかし、木曾義仲が平氏を追って京に入り、院御所を焼き討ちしてしまった(法住寺合戦)。その後、思い出深きこの地に葬られた上皇の陵墓を守るために、同名の寺が再建された。それが、現在の法住寺である。


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境内には、美しいしだれ梅が咲いていた。栄華の輝きなどは、木々が作る花の一輪にすらかなわないではないか。

咲き急ぐな - だん王

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なんということだろう。三条のだん王(檀王法林寺)の境内では、もう桜が咲いていた。
ここの桜は例年早咲きなのであるが、それにしても早すぎる。



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早く咲けば、早く散ってしまう。花の慶びは、長くは続かない。春を惜しむ間だけは、散らずに残ってくれ。



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OL蔡桃桂2007/03/03

中箭←漫畫(まんが)ページへ

あれあれ。牛舞花は、本気で歐雷恩に惚れてしまったのか。厚い胸板が気になっていた程度だと思っていたのだが、、、しかし、彼女は彼がぬいぐるみ愛好家であることなど、知らないであろう。

今日の奇摩新聞。今年二月十二日に中華郵政から改称した臺灣郵政の頼理事長が、とつぜん更迭された。理由は明らかでないが、この改称にからむいざこざが背景にあるらしい。最近、陳総統は急に改称政策を進めている。すでに私が去年使った中正国際空港も、現在は空港がある県の名前を取って台湾桃園国際空港に名前が変わっている。空港の他にも、全国の都市に必ずある蒋介石の号の「中正」を付けた通りの名前も変更するなどの「脱蒋介石」キャンペーンが、総統の与党民進党から打ち出されている(参照記事)。自らの身内のスキャンダルで大きく威信を落している陳政権が、大陸寄りの国民党との政策の違いを明らかにして台湾独立派にアピールしようとして行なっているのは、間違いない。気負うのはよいが、大陸との紛争に巻き込まれないような、賢明な舵取りを望む。

2007年03月07日

毛球寶兒2007/03/07


愛莉森的早晨時光←漫畫(まんが)ページへ


日本も昨日今日と突然寒くなったが、台湾でも低温なようですな。まあ、十度ほど気温が違うが。気温は慣れのようなものだから、台湾の人は夜の気温が十度を切るようならば、暖房機のお出ましとなるのであろう。私などは夜の気温が十度あったら「この季節にしては、妙に温かい」と思ってしまうが、、、

知ってのとおり、今年は「ブタ年」。中国文化圏では、今年の動物はイノシシではない。イノシシだと、のんびりしているイメージは全然ないな。


(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)

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2007年03月09日

OL蔡桃桂2007/03/09

浪漫←漫畫(まんが)ページへ

言舒姫さんもひっさしぶりやなー。今回は貓ちゃんに猫目石(キャッツアイ)を渡す役目。キャッツアイというのは、正確には特定の宝石ではない。むしろ、宝石の模様のことだ。縦に猫の目のような筋の構造が入っていると、一般にキャッツアイと呼ばれる。一番有名なのはクリソべリルのキャッツアイだ。これがキャッツアイと言われることが多い。
今回のタイトル、、、「浪漫」、、、これを漢語で読むと、「ランマン」になってしまう。「浪漫」はたぶん日本人の当て字だろう。それが、輸入されて使われているのだろうか。"roman"の"o"は英語ならば「オウ」、フランス語ならば「オ」と発音する。向こうの人が「浪漫」の当て字を使うことによって、元の発音を誤解してしまわないことを、望む。

毛球寶兒2007/03/09


兩個都是笨蛋←漫畫(まんが)ページへ


TAIPEI101、、、はははははは。私は登るのを断念した。私は高いビルは嫌いだ、、、ブルジ・ドバイなんか、一番上の階に登ることを想像しただけで、足がすくんでしまう。高いところに登るのは、やっぱり山登りですよ、ん?
このビルがあるのは、、、信義區。マンガで「東區」と呼ばれているけれど、これが愛称なのでしょうか?いずれ、今断行されている改称政策が進めば、本当に名称が変わってしまうかもしれないな。


(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)

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2007年03月11日

花灯路 - 東山かいわい

二月でエルニーニョも終わったという。
そのせいではないだろうが、寒い。三月に入ってからの方が、二月よりもずっと寒く感じる。日がだんだん長くなり夕刻が遅くなってきたが、明るい春の夕空の下は、凍えるようだ。


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そんな花冷えの寒さの中、東山かいわいでは恒例の花灯路が始まった。近年始まった、新しい催し物だ。花の灯りが、夕空に映える。





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- 東大谷 -


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- 大雲院 -

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- 二年坂前 -

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- 八坂塔 -

2007年03月12日

毛球寶兒2007/03/12


感覺會越幫越忙←漫畫(まんが)ページへ


愛莉森、アセッって相談相手に丸分かり、の図。「他人の不幸は蜜の味」と言って、しかも異性が持ちかけてきた他人とのラブラブ話などは、格好のおちょくりの元。なぜかって?そりゃあ、悔しいからさ。うはははは。


(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)

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2007年03月13日

OL蔡桃桂2007/03/13

密室殺人←漫畫(まんが)ページへ

田支店長、相変わらずの名探偵コナンごっこか。あのマンガも、長々と連載しているなあ。こち亀よりかは、マシだが?
Canned fishと言えば、シュールストレミング。置きっぱなしの下着よりも、臭い(たぶん)。オフィス内で開けたら、おそらくクビだろうな。

2007年03月14日

毛球寶兒2007/03/14


表情裝不來!←漫畫(まんが)ページへ


二人のストーリーは、どうやらマンガの本筋に入り込んできたようであるな。これからの展開、いかに?

三月ならば、もうセブンイレブンでも冷房の季節なのか。日本本土は、まだ寒い!


(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)

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OL蔡桃桂2007/03/14

企劃書←漫畫(まんが)ページへ

企画書は、量ではない。質だ!、、、とはいうものの、TPOを損なえば、上司に読んでもらえるものも、読んでもらえない。おい、男子トイレにOLが入るな!課長も、呼びつけるな!

奇摩新聞によると、鉄人アスリートの林義傑(ケヴィン・リン)が、今度はカナダの北極圏横断挑戦に出発したとか。これまでにもサハラ横断を敢行した男だ。冷夏じゃなかった零下二十度か、、、ううっ、寒い!それにしても、漢語版Wikipediaの林義傑の記事が、小学校時代からの彼の獲獎記録(タイトル獲得記録)を列挙しているのは、なかなかに笑えてナイスだ。

2007年03月17日

春は鮮やか - 四条河原

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今の季節は三寒四温と言うが、それどころではなくてずっと寒い日が続いている。
今日は、聖パトリックデー(Saint Patrick's Day)。アイルランドにキリストの教えを持ち込んだ守護聖人のための祝祭日で、本国のみならずニューヨークやロンドンなどでも、今日は大きな祭りが催される。この日のシンボルカラーは、緑色。シャムロック(Shamrock)という緑色の三つ葉のクローバーが、シンボルだ。まさしく今は寒い冬が終わって、野が緑色に芽吹く季節のはずなのだ。なのに、今年の日本は、日中ですら寒々とした風が吹く。芽吹き始めた柳も葉をいまだ伸ばしきれずに、強風にあおられるばかりだ。


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そんな寒い日々が続く中でも、桃と山須萸(さんしゅゆ)の花は、すでに盛りとなった。四条河原の歩道に、赤と黄色の花が競演して、雲ちぎれる青空を彩る。春の色は、こうして目にも鮮やかだ。桜はまだか?


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2007年03月19日

毛球寶兒2007/03/19


即時通的可怕... ←漫畫(まんが)ページへ


今の時代、ネットのチャットの内容が覗かれるリスクぐらいは、ある程度織り込んでおかないとならないわけで、、、とはいうものの、今回のやり方は、セキュリティー技術とは関係がないな。
Vistaがさっぱり売れず、mixiやYouTubeが流行る。PCの世界もネットが完全に主導するようになった。後は役所がネットに介入して、公的なバーチャル・コミュニティを作る道だな。自治体も、住民に向けて双方向サービスを提供するポータルを作って配布すればいいのではないだろうか。役所のホームページは、どこも余りにも古くさい。そんなものよりも、もっと住民が見てくれると思うのだが。


(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)

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2007年03月21日

毛球寶兒2007/03/21


相由心生←漫畫(まんが)ページへ


今回のタイトルの「相(かお)は心生に由(よ)る」とは故事成語なのだが、日本で使われることはない。故事成語の意味としては、「心の内は、表情に表れる」というものだ。しかし、別に仏教用語としても「相由心生」は使われるようだ。この場合、「相」は「外界の様相」という意味で解釈される。つまり、「外界の様子は心の持ちようによって変わるものなのだ(だから、よい心を持ちなさい)」という教えとなる。日本語のことわざで、言えば、、、

「心頭滅却すれば、火もまた涼し」
「卦は卦面にあらず、卦心にあり」
あるいは、、、

「あばたもえくぼ」。愛莉森の心境は、これかな?だが決して、アバターの図柄を江久保さんにしているのでは、ない。


(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)

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2007年03月23日

毛球寶兒2007/03/23


公告‧作者上海取材去(會去四行倉庫..)! ←漫畫(まんが)ページへ


mickeyman先生、上海取材ですか。 私は以前香港には行ったが、上海には行ったことがない。 大体日本本土と同じ気候だから、今からが一番いい季節でしょうな。 だが上海と日本との関わりは、あまりよい歴史であったとはいえない。戦前は、暗い話ばかりだ。近年も、一騒動起っている。日本は、周辺諸国との関係を二十一世紀の今に至るまで、当たり前の付き合いにできないでいる。不幸なことだ。

2007年03月25日

花咲く前の憂い - 保徳院、平安神宮前

北陸で大地震があった。犠牲者が出たことは、誠に痛ましいことである。しかし田舎の地域を直撃した地震は、これからの復興がますます難しくなるだろう。今、日本の地方は体力を消耗している。地震が地方にとって今の被害と長期的な衰微の二重の災いとならないことを、祈るばかりだ。
地震では、古い寺院や家屋が集中して倒壊していた。この京都も、ひとたび大地震が来れば寺社の多くが壊滅するかもしれない。京都は非常に長い間、大地震による被害に見舞われていない。だから戦乱が終わった徳川時代以降は建物がよく保存されている(近年起った最大の破壊は、幕末の蛤御門の変による長州対幕府の戦闘による焼き討ちである。これによって鴨川以西の京都市中は壊滅した)。
だが、この日本で地震の脅威から免れている土地など、どこにもないのだ。現に、東山から比叡山地に向けて、活断層が走っている。



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そんな憂いの中、今日気象庁によって京都市内での桜の開花宣言が出た。すでに、早咲きの桜はあちこちで開花している。写真は、知恩院の塔頭(たっちゅう。脇寺)の、保徳院の桜。


平安神宮前を流れる疏水のほとりも、桜並木が見事である。
今は、まだ咲いていない。しかしつぼみが赤くふくらんで、はちきれるようだ。これからあっという間に、満開となるだろう。背後の柳はすでに青めいて、春の装いとなった。


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2007年03月27日

OL蔡桃桂2007/03/27

體重←漫畫(まんが)ページへ

今回は、何やら『あずまんが大王』の一話を思い起こさせるな。
こういうの(キャラは、水原暦)。


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マラソン大会の後で、体重計でダイエットの成果を確認。
だが、、、服を脱いでも、、、メガネを外しても、、、という話。
鬼(幽霊)の阿公にも、重量があったんだな。エクトプラズムで、出来ているのだろうか?

春の聲 - 三条河原

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毎年のこととはいうものの、春の日はやっぱりすばらしい。
こんな日は、屋外に出たいものだ。花粉症なんか、気にしない、、、わけにもいかないか。
三条河原のカエデの木も、新芽が吹き始めた。やがて、みずみずしい青葉が繁るであろう。
木の梢には、春を告げる四十雀(しじゅうから)がやって来た。
「ツピー、ツツピー、、」と春にふさわしい柔らかな声で鳴く。
春の鳥は、シジュウカラ。人生の春も、四十から、、、(ギョッ!)

2007年03月29日

OL蔡桃桂2007/03/28

名人愛用←漫畫(まんが)ページへ

wiiは世界的ブームを巻き起こしているようだ。任天堂の逆襲は強烈。エンターテイメントメーカーの基本を見失っていなかったということであろうな。ソニーは、企業を一社に統合したのは少なくともエンタメ部門にとっては誤りであったのかもしれない。遊びの世界とビジネスの世界を同一地平に置いてしまったのは、前CEOの出井氏の直感のミスといえるのであろうか。今は亡きドラッカー氏も絶賛していた人なのだが。彼も、子供たちや大人の子供心というものを、洞察することはできなかったということか、、、

今回の名人は、ブルース・リーである。決してブルー・スリーでは、ない。

2007年03月30日

道標柳 - 白川

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ようやく寒さがゆるみ、白川の柳が一斉に青めいた。
生命力の強い木である。中国人は、古来からこの春の柳の芽吹きをこよなく愛した。春分の二週間後の清明節を飾る樹木は、何といってもこの新緑の柳であった。冬には魚の骨のようだった弱々しい枝から、わずかの間に芽を出してこんなにも初々しく生え繁る。これぞ、春の神秘の情景だ。



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三条通りが白川を跨ぐ橋が、白川橋である。橋の沿いに、このような石碑が建っている。

是よりひだり、ちおんゐんぎおんきよ水みち

と書かれている。


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石碑の脇にも、文字が彫られている。読み下すと、このような内容である。


京都無案内旅人ノ為ニ、之ヲ立ツ

延宝六年戌年三月吉(日?)、施主、二世安楽ノ為ニ、、、

つまり、この石碑はこの近辺の有徳者が建立した徳川時代の道案内である。延宝六年といえば、西暦でいえば1678年のこと。四代将軍徳川家綱の末期である。幕藩体制はようやく完成に近づき、武断的傾向は根絶されて法治社会が完成した時代であった。前代をゆるがせたキリシタンの蜂起は収束し、殉死の風もこの頃には過去のものとなり始めた。武士はすっかり官僚となり、町人は自信を持ち始めた。この安定が、次代の綱吉期に元禄時代の都市文化の勃興につながっていく。早くも元禄期の前にこのような観光客への道案内が有志によって建てられていたのが、何とも当時の社会を映す鏡として興趣深い。


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石碑のとおり、この川を下っていくと、やがて知恩院の門前に出る。さらに南に行けば、祇園かいわい。祇園を過ぎれば、清水寺への道となる。三百余年前と同じく、この川沿いの道が観光客への案内となっていることには、変わりがない。

2007年03月31日

OL蔡桃桂2007/03/31

針孔←漫畫(まんが)ページへ

わたし、蔡桃桂といいます。
OLです。
実は、わたし、見られちゃったんです。
同棲している竇輔さんに。○○○を。そっと。
だって、同棲してるのに、のぞくのは男の甲斐性というものですわね。
あーっ、あんなところに穴まで開けられて。
あーっ、ほんとに色狼なのね、竇輔さんったら。

、、、だから、同棲しているのに、のぞかれて怒るほうがどうかしていると思うのだが、、、

花の下に、帰去來(かえりなむ) - 白川

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桜の季節が、やって来た。
いや、やって来てしまったと、言うべきか。
満開ともなれば、花の景色を見ることは、それから一週間も続かない。

ちるはさくら落つるは花のゆふべ哉(安永九・二・十五)


蕪村の桜の句ならば、私としては、まずはこのうたを。

手まくらの夢はかざしの桜哉(安永二・一・二七)


桜の季節は、一瞬の夢である。酒でも手にしながら、川を見に行こうか。

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これがなくては - 円山公園

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円山公園は、花見の名所。
昼間から屋台が立ち並び、桜の下では陣取り組がテントを作って夜に待機している。
会社の花見は最近ずいぶん下火となったようであるが、花見そのものは少しも衰えない。誰だ?日本人はそのうち宴会なんかしなくなって、ワインバーで飲むようになるなどと、言った奴は?



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夜。
東山の桜といえば、まずはこの枝垂れ桜。これがなくては、新年度は始まらない。



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この桜は、戦後に一度枯れてしまった。だから、二代目である。二代目とは思えないほど、大きい。普段はカラスの寝床でしかない大木も、今夜ばかりは注目の的。どうだ!と、木が見栄を切っている。


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