中国歴史小説「知兵之将」

今、鈴元仁は歴史小説をブログで連載しています。

内容は、二千二百年前(!)の古代中国です。

始皇帝・項羽・劉邦・韓信・張良・虞美人・呂太后、、、

これらの名前にピンと来た方、あるいは、

郡県制・儒教・陰陽思想・法家思想・孫子兵法、、、

こういったことどもにちょっと興味をそそられる方、

よろしければ読んでやってください。

もしお気に入れば、ついでにランキング投票も。

« 毛球寶兒07/08/02 | メイン | OL蔡桃桂2007/08/04 »

毛球寶兒07/08/03

(カテゴリ:毛球寶兒

可憐的蠢花與更可憐的阿茲←漫畫(まんが)ページへ


夏。お化けの季節であるなあ。闇夜に懐中電灯で下から顔を照らして、怖い話。小学生の、夏の定番であるなあ。
中国文化圏でも、農暦(旧暦)七月は鬼月(クィユェ)と言って、死霊が地上に出てきて徘徊する、恐ろしい季節である。今年の鬼月は、新暦八月十三日より始まる。おそろしおそろし。

「可憐(コーリァン)」という言葉は、読んで字のごとく「憐れむ可(べ)し」、すなわち「かわいそうだ」という意味が本来だ。しかし、日本語の「可憐」(かれん)は、「憐れむ可し」→「憐れみを覚えるほどに、たおやかだ」→「守ってあげたいほどに、可愛い」と、意味が変化している。だから、今回の阿茲は、カワイソウなのである。決してカワイイわけではない。残念ながら。


(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)


[可愛そうな蠢花。いやもっと可愛そうなのは、阿茲だ!]


全員「あ~!停電!!」



蠢花「へっへー!!ひっさしぶりの、停電だ~!停電のときには、懐中電灯持っていっぱい遊べるもんねー!」
愛莉森「そのために懐中電灯持ち歩いてんの!?」



阿茲「ヒューズが跳んだんだね。換えてきたよ。懐中電灯は、もうしまっていいよ!」



蠢花「懐中電灯、、、もうしまわなくちゃならないの、、、うう。」
阿茲「うう、、、」



― 阿茲は明らかによいことをしたのに、タイミングが悪かった、、、ああ!

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://suzumoto.s217.xrea.com/mt/mt-tb.cgi/2582

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

Powered by
Movable Type