今日の「やさしいビジネス英語」(杉田敏/クリス・松下、NHKラジオ第二でPM11:15~11:30)のフレーズから、印象に残ったもの。
That figures.
― なるほど。思ったとおりだ。
They do it to butress household income.
― 彼女たちは、それを家計を支えるためにやっている。
"butress"の意味は、「支える」(shore up)。"バットレス"とは主に教会で使われる特殊な柱。ゴシック建築はロマネスク建築と違って大きな窓を空ける構造を取っているため、その大きな窓の空いた構造を支えるために重みを分散して伝達するための柱が butress だとか。地面に降ろさず柱と柱の間をななめにつっかえた"フライイング・バットレス"という構造もある。
They have some college education.
― 彼女たちは何らかのカレッジの教育を受けている。(卒業したかどうかはわからないが、とにかく在学していた、というニュアンス)
Some people have been played on scam operation.
― 悪徳商法に食い物にされる人もいる。
ビニエットの内容は、80年代以来の教育費の急騰による家計の逼迫が一方にあり、他方大学教育の普及とインターネットの拡がりが母親たちに知識集約的な在宅勤務を可能とさせている、というようなもの。ビニエットでは在宅勤務により彼女らが時給10~14ドル稼いでいると言っている。かなり高い。だが、誰にでもオファーされている低技能の仕事ではたぶんないだろう。