中国歴史小説「知兵之将」

今、鈴元仁は歴史小説をブログで連載しています。

内容は、二千二百年前(!)の古代中国です。

始皇帝・項羽・劉邦・韓信・張良・虞美人・呂太后、、、

これらの名前にピンと来た方、あるいは、

郡県制・儒教・陰陽思想・法家思想・孫子兵法、、、

こういったことどもにちょっと興味をそそられる方、

よろしければ読んでやってください。

もしお気に入れば、ついでにランキング投票も。

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毛球寶兒2006/10/18

(カテゴリ:毛球寶兒

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三段ブチ抜きの「彩虹光束(レインボービーム)」!強い!ケバい!セリフが少ない!

床屋の前で回っている看板は、「バーバーポール」 barber pole と言うのが正しい。日本では明治初年にはもう導入されて、世の中の注目を受けていた。あの赤・白・青の意味するものは、青が床屋のシンボルとしての握り棒、白が包帯、そして赤が血の色らしい。これは中世ヨーロッパの床屋が医者を兼ねていたためで、彼らがよく行なった治療術としての「瀉血」(しゃけつ)療法をシンボライズしたものだという。中世ヨーロッパでは体から血を抜く瀉血によって病気が治ると信じられていたので、これを行なう専門職が必要だったのだ。まあ何となく、悪い澱んだ血を抜いて入れ替えれば、悪い病気も治るような気もするし、ひょっとしたら腐った頭の中身も一新されるような気もしないでもない。中世の人はそういった素朴なイメージを真面目に信じていたに違いない。もちろん瀉血の病気に対する効果など、特別なケースを除いて全くない。


(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)


[回れ!七色バーバーポール!]


合体闘神「彩虹(レインボー)、、、」


毛球寶兒「何だかとってもイヤーな予感がするなあ、、、」





合体闘神「彩虹光束(レインボービーム)!!!」



(ドグシャアアアアアアッ!)




― 超強力な全員無差別攻撃波!でもくるくる回るレインボーの絵は、何だか床屋の看板に似ている、、、

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