中国歴史小説「知兵之将」

今、鈴元仁は歴史小説をブログで連載しています。

内容は、二千二百年前(!)の古代中国です。

始皇帝・項羽・劉邦・韓信・張良・虞美人・呂太后、、、

これらの名前にピンと来た方、あるいは、

郡県制・儒教・陰陽思想・法家思想・孫子兵法、、、

こういったことどもにちょっと興味をそそられる方、

よろしければ読んでやってください。

もしお気に入れば、ついでにランキング投票も。

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やさしいビジネス英語 06/10/10

(カテゴリ:やさしいビジネスえいご

今日の「やさしいビジネス英語」(杉田敏/クリス・松下、NHKラジオ第二でPM11:15~11:30)のフレーズから、印象に残ったもの。

above and beyond ~を越えて(もとは、軍隊用語)

It amounts to a competitive edge.
― それは結局競争での優位さを生み出すのですよ。

done deal = fait accompli 決着済みのこと、既成事実
"fait accompli"はフランス語。英語に直訳すれば、"accomplished fact(or thing)"

How can we position this product most effectively?
― この製品を最も効果的にポジショニングするには、どうすればよいでしょうか?
position ポジショニングする、製品を市場で成功できるようにわく組みを作る

drum up 呼び集める、何かよいことを引き出す

appear in a mall 商店街で見られるようになる、売れる

アメリカや中国のような多様な民族、多様な文化から成るマーケットで成功するためには、多様なエスニシティ-のスタッフを集めてチームを作り、多様なマーケッティングアプローチを取る必要がある。だがビニエットの中で中国のことをアメリカ同様に"multiethnic country"と位置付けて、同様に多様なマーケッティングアプローチを行なうべきだと言及したが、それはマーケッティングとしては正解かもしれないが、社会のトータルな理解のためには、両国を類似のものと見る見方はミスリーディングかもしれない。アメリカを支配する「アメリカン・ウェイ・オブ・ライフ」は全てのエスニックカルチャーを飲み込む合成文化であるが、中国で圧倒的優位に立つ漢民族の文化は、そうでない全く土着の文化である。中国は共通のグレコローマン=キリスト教文明の上に立つ異なるエスニックグループが並立しているEUとむしろ類比するべきであって、国というよりも文化圏と言うべきではないか。

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