中国歴史小説「知兵之将」

今、鈴元仁は歴史小説をブログで連載しています。

内容は、二千二百年前(!)の古代中国です。

始皇帝・項羽・劉邦・韓信・張良・虞美人・呂太后、、、

これらの名前にピンと来た方、あるいは、

郡県制・儒教・陰陽思想・法家思想・孫子兵法、、、

こういったことどもにちょっと興味をそそられる方、

よろしければ読んでやってください。

もしお気に入れば、ついでにランキング投票も。

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夜の帝国 - 南禅寺永観堂前

(カテゴリ:半徑半里圖會

夜の京都は洛東に限る。高台寺から東大谷近辺に縦横に通る小路には店々の明りが軒を並べて、優雅な通り抜けを楽しむことができる。北に向って知恩院下を通れば、峻厳な三門のシルエットが背後に東山を抱えて写り、月夜には特に美しい。さらに北の三条通へと続く青蓮院から粟田への道もよい。東に向って粟田神社の境内に迷い込めば、夜には不気味なほどの山の静寂さが待っている。東山界隈は、夜に拡がる光と闇の帝国だ。

三条通から北は行政区画で言えば左京区の領域となる。三条通からさらに進んで二条通を東に進んだら、南禅寺永観堂前のバス停に出る。その東には、京都の最東端のメインストリート、鹿ケ谷通が通る。南禅寺・永観堂の近辺もまた、夜の光の彩色が美しい場所だ。紅葉の季節にもなれば、あらゆる場所が名所となるであろう。


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