中国歴史小説「知兵之将」

今、鈴元仁は歴史小説をブログで連載しています。

内容は、二千二百年前(!)の古代中国です。

始皇帝・項羽・劉邦・韓信・張良・虞美人・呂太后、、、

これらの名前にピンと来た方、あるいは、

郡県制・儒教・陰陽思想・法家思想・孫子兵法、、、

こういったことどもにちょっと興味をそそられる方、

よろしければ読んでやってください。

もしお気に入れば、ついでにランキング投票も。

« 名所となることは - 真如堂 | メイン | 造化と人力 - 知恩院 »

かのも色こき - 粟田神社

(カテゴリ:半徑半里圖會

PB230007.JPG

三条通(旧東街道)に面した、小さな粟田神社。東海道が東からの唯一の京都への入り口であった時期には、京参りの旅行者たちの多くがここにとりあえず参詣したことだろう。東山山麓の小高い丘の上にあるこの神社の境内もまた、そちらこちらが秋の紅葉で彩られていた。


PB230010.JPG


このもよりかのも色こき紅葉哉(天明二・九・十五)


PB230011.JPGPB230012.JPG



『蕪村遺稿』の中の一句。王朝時代の和歌からの連想を用いた、蕪村の文芸趣味の句の一つである。「このもかのも」は古語で、「こちらもあちらも」という意味。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://suzumoto.s217.xrea.com/mt/mt-tb.cgi/2370

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

Powered by
Movable Type