中国歴史小説「知兵之将」

今、鈴元仁は歴史小説をブログで連載しています。

内容は、二千二百年前(!)の古代中国です。

始皇帝・項羽・劉邦・韓信・張良・虞美人・呂太后、、、

これらの名前にピンと来た方、あるいは、

郡県制・儒教・陰陽思想・法家思想・孫子兵法、、、

こういったことどもにちょっと興味をそそられる方、

よろしければ読んでやってください。

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Pokeweed - ヨウシュヤマゴボウ

(カテゴリ:英語版Wikipedia

@Wiki本記事@

poke、pokeberry、 pokeroot、inkberry、またはombúの名でも知られるポークウィ―ド(pokeweed、和名:ヨウシュヤマゴボウ)は、Phytolacca属に属する北アメリカ、南アメリカ、東アジア、ニュージーランド起源の多年生植物である。ポークウィ―ドはファイトラッカトクシンとファイトラッキジェニンphytolaccatoxin and phytolaccigeninを含んでいて、哺乳類にとって有毒である。しかしながら、その実は毒に影響を受けない鳥類の食用となる。

ポークウィ―ドは草状、低木状、あるいは小規模の樹木状を取り、1~20mの高さになる。一枚ずつの互生葉を持ち、葉は先が尖って縁にしわが寄っている。茎はしばしばピンク色か赤色に着色する。花は緑がかった白色で、茎の先端に長い密集体を成す。これらの花は、暗い紫色の実に変化する。

Phytolacca dioicaすなわちオンブombúは、南アメリカのパンパで樹木に成長する。この木は、開けた草原で木陰を作る限られた樹木の一つである。この木はアルゼンチンとガウチョ文化のシンボルである。


pokeweed01.JPGpokeweed02.JPG

夏山を歩いていると、真っ赤な茎をした巨大な草が突然生えていてギョッとすることがある。これがポークウィード、和名ヨウシュヤマゴボウだ(上の写真は、いずれも京都・北山で撮影)。この和名のとおり、日本固有種ではない。山の中だけでなく、平地でも人家の裏庭などに相当大きく育っているのを時々見かける。実は熟すると濃い紫色になって、色水遊びに使えるという。だが日本での利用方法は、今のところせいぜいそのくらいのようだ。面白いのは、南アメリカのパンパ(大草原)で育つオンブが、この植物の仲間だと言うのだ。下の写真は、どう見ても立派な樹木である。

ombu.JPG

ポークウィ―ドは、残念ながら有毒植物である。ところがこれを食べる習慣が、アメリカにはあるというのだ。

若いポークウィ―ドの葉は、毒を除くために二度ゆでる。一度目にゆでた後に、湯を捨てる。こうしてできたものはポーク・サリットpoke salitまたはポーク・サラダPoke saladとして知られ、時に商業的に利用されるのである。しかしながら、権威ある当局筋の多くは、たとえ二回ゆでた後でも毒がまだ残っているかもしれないので、ポークウィ―ドを食べないことを推奨している。何十年もの間、ポーク・サラダはアメリカ合衆国南部の定番料理であった。しかし医師たちがキャンペーンを行なった結果、アメリカ南部においてポークウィ―ドがたとえゆでた後でも毒が残っているという理解が一般的となるに連れて、その利用は20世紀中期から末期にかけて減少していった。ポーク・サラダの文化的意義として今でも遺されているものといえば、エルヴィス・プレスリーによってカバーされて有名になったトニー・ジョー・ホワイトの『ポークサラダ・アニー』Polk Salad Annieの歌であろう。

アメリカ南部に旅行したら今でもポーク・サラダが残っているかもしれないが、出されても食べない方が無難でしょうな。

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