今日の「やさしいビジネス英語」(杉田敏/クリス・松下、NHKラジオ第二でPM11:15~11:30)のフレーズから、印象に残ったもの。
hacker ハッカー、PCの達人
最近は、「ハッカー」という意味からもっと肯定的に「PCの達人」というニュアンスに変わっているようだ。
savvy 優れた知識(技術)を持った
chew the fat 談笑する
chit-chat 雑談
cadre 組織の中核構成員
luminary 第一人者、スター
オンラインコミュニティーの発達によって、企業はますます外部のクリエイティブな消費者から知識を得る手段を見出し始めている。多くのハッカーたちが、企業の製品の設計に意見を出して、開発の過程に深く関わっている。彼らの報酬は金ではない。自分のクリエイティビティを認めてもらいたいという自己顕示欲求と、有名企業の社員たちと談笑する機会を得られたりして、エスタブリッシュメントの世界に一丁噛みしてみたいという野次馬根性だけで喜んでアイディアを提供するのだ。このように、こういったクリエイティブな消費者として役割を果たすハッカーたちは、体制に嬉々として協力する傾向を持っているようだ。だんだん先進国の知識を持った人々の世界は、内部に閉じ篭っているような印象も、少々感じてしまう。