今日の「やさしいビジネス英語」(杉田敏/クリス・松下、NHKラジオ第二でPM11:15~11:30)のフレーズから、印象に残ったもの。
To err is human,no one is infallable.
― 人間とは間違うものだ。誰でも失敗はある。
come over as... ~のように見せる
upfront 率直な
keep sth under wraps ~を隠しておく
redlight 赤信号、注意すべきこと
nitpicker あらさがしをする人
We don't want to appear a little nerds.
― 我々は、なんだかオタク臭く見られたくはない。
nerd 変なやつ、マヌケ
同じ「オタク」「調子外れのマニア」という意味の言葉でも、"geek"は最近肯定的なニュアンスに変わっているが、"nerd"はまだネガティブな意味のようだ。
プライベートにつけた日記が気軽に公開されてしまうのが、ブログの恐ろしいところだ。つい最前も交通事故死した子供たちの写真を無断掲載してオフェンシブなコメントをつけるサイトを持っていた人物が、居場所を追跡されて逮捕された。ビニエットの中では「人間は間違いを犯すもの」という視点から始めるべきだと提言されていたが、むしろ私は「人間は獣性を心の中に秘めているもの」という人間への理解から始めたほうがよいと思う。オンライン時代では、その心中の獣性がちょっとした不注意で発動してオフェンシブな文章をうっかり発表してしまい、とてつもないバッシングに発展することがある。各人が文章の公開の際には気を付けて誤りは率直に訂正するように心掛けるのは、もちろん大事だ。しかし同時に、社会が人間の誤りにある程度寛容になる習慣を身に付けることも、必要なのではないだろうか?その際人間が中身まで100%善であるという理解は、捨てたほうがよい。むしろ、獣性を習慣と意志によって普段は何とか他人にオフェンシブにならないようにごまかしているのが「よき人」というべきだ、と考える発想を持ったほうがよいのではないだろうか?