中国歴史小説「知兵之将」

今、鈴元仁は歴史小説をブログで連載しています。

内容は、二千二百年前(!)の古代中国です。

始皇帝・項羽・劉邦・韓信・張良・虞美人・呂太后、、、

これらの名前にピンと来た方、あるいは、

郡県制・儒教・陰陽思想・法家思想・孫子兵法、、、

こういったことどもにちょっと興味をそそられる方、

よろしければ読んでやってください。

もしお気に入れば、ついでにランキング投票も。

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毛球寶兒2006/11/13

(カテゴリ:毛球寶兒

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なるほど、体の中で分担があるんだな。タマネギは傷の回復で、サツマイモは戦闘パワーの供給を受け持つと。タマネギは古代エジプトでピラミッドの労働者に支給されたという記録があるぐらいで、栄養価は申し分ない。

逃げるのも兵法のうち。孫子も「用兵の法は、、、少なきは則ち能(よ)く之を逃れ、若(し)かざるは則ち能く之を避ける。」(兵法の規則として、味方の方が少数なばあいは逃げるべきであって、また味方に勝ち目がなければ戦いを避けるべきである)と言っている(謀攻篇)。逃げる主人公といえば、、、JOJO(二代目ジョセフ・ジョースター)がいるぞ。「逃げるんだよォォォォー!!!」と勝ち目のない場合にはひとまず逃げるのが、彼の常套手段であった。そうやって有利な地形に走っていって、地の利を生かしたワナを考え出して戦う戦法を得意とした。これで圧倒的に強い吸血人種たちを葬ったものだ。



(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)


[三十六計、、、]


毛/洋/甘「う、、、なんでこんなザマになるんだ?、、、ひょっとして、このマンガは打ち切りが近づいているのだろうか?何はともあれ、まずは傷の全回復してからだ。」




洋蔥之力!HP全部回復!




(体内の洋蔥男孩の声)「回復させることはできたけれど、洋蔥(タマネギ)のパワーも有限なんだよ、、、顔がゲッソリやせちゃった」

(体内の阿甘の声)「ワシのデンプン質も、大規模な必殺技を撃つのには不足や!速戦速決せないかん」



毛/洋/甘「もはやそういうことなら、、、」





毛/洋/甘「僕にもいい方法が思いつかない!ここは逃げながら考えよっと!」




― 戦場を離脱して逃げる主人公など、マンガではあまり見たことないぞ、、、

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