さて、ハロウィーンも終わったし、作ったジャッコランタンを処分しなければならない。捨てる?そんなバカな!ちゃんと料理して食べますよ。そういうわけで作ったのが、、、
Courge au Bouillon de Poisson et Soja |
― 日本語では、「かぼちゃの煮っころがし」と訳されることが多い。
(以下は、2~3人前の分量)
かぼちゃ 1/4個 |
だし カップ2 |
砂糖 大さじ1、塩 小さじ1/2、しょうゆ 大さじ1、みりん 大さじ3/4 |
形あるものは壊れる。というわけで、解体作業に入る。
かくして破壊は進行する。他人の家のジャッコランタンをブチ壊すのは、ガキがよくやるいたずらだとか。お鏡といいスイカ割りといい人の頭といい、丸いものは叩き壊したくなる衝動を呼び覚ますのであろう。しかしこの料理のためには、チェーンソー殺人のごとくに顔面を切り刻まなければならない。
よく味がしみとおるように、皮の一部を削っておく。固いから、気をつけて包丁を入れなければいけない。
さらに煮崩れしないように、このように薄く角を落とす。「面取り」と言う。
鍋にだしとかぼちゃを入れて、まず強火で沸かす。
煮立ったら弱火にして5分。その後砂糖と塩を入れて、さらに煮る。
煮ていくとかぼちゃの肉の色が次第に変化して、つやが出てくる。肉の奥の方までつやのある色になったら、しょうゆとみりんを加える。このまま15分程度煮る。
できあがり。型も崩れていない。だが中身はとても柔らかいから、箸でそっと皿に盛り付けよう。
まさに栗のような味わい。