中国歴史小説「知兵之将」

今、鈴元仁は歴史小説をブログで連載しています。

内容は、二千二百年前(!)の古代中国です。

始皇帝・項羽・劉邦・韓信・張良・虞美人・呂太后、、、

これらの名前にピンと来た方、あるいは、

郡県制・儒教・陰陽思想・法家思想・孫子兵法、、、

こういったことどもにちょっと興味をそそられる方、

よろしければ読んでやってください。

もしお気に入れば、ついでにランキング投票も。

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闇夜に架ける橋 - 青蓮院

(カテゴリ:半徑半里圖會

紅葉の季節になって、有名どころではどの寺社でも夜間拝観を行なっている。ライトアップして大層きらびやかであるものの、拝観料を取られる。まあ当たり前なのだが、わざわざ料金を払って囲いに隠された景色を見るような気がしない。下は、紅葉の大名所である永観堂(禅林寺)のライトアップ。ただし、有料拝観の庭園の、その外側。

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三条通から知恩院前へ抜ける道を通る道すがら、夜空に青い光が走っていた。やはり夜間の特別拝観を挙行していた、青蓮院の天に向けたサーチライトが作る、幻想的な風景であった。京都の街は王朝時代の昔から、人間によって入念に手が入れられ続けてきた。このちっぽけな丘の多い盆地は、日本人の作った箱庭である。どうせ星もよく見えない京都の街中のことだ。こうした人工の天の河が付け加えられてもまたよいではないか。

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