中国歴史小説「知兵之将」

今、鈴元仁は歴史小説をブログで連載しています。

内容は、二千二百年前(!)の古代中国です。

始皇帝・項羽・劉邦・韓信・張良・虞美人・呂太后、、、

これらの名前にピンと来た方、あるいは、

郡県制・儒教・陰陽思想・法家思想・孫子兵法、、、

こういったことどもにちょっと興味をそそられる方、

よろしければ読んでやってください。

もしお気に入れば、ついでにランキング投票も。

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毛球寶兒2007/01/18

(カテゴリ:毛球寶兒


人好,看臉就知道。←漫畫(まんが)ページへ


いい人はえてしてデジタル関係に詳しいことが多い。いい人はたいていマメだからねえ。そういうのにハマッちまうんですよ。私とか。

今回は訳が難しかった。文中の「三星葱」は、サムスン製の青ネギ、、、じゃなくて、台湾宜蘭(イーラン)縣三星(サンシン)郷で特産のネギのこと。また「七七四十九天」とは、要するに7×7=49日=7週間に対する言い回し、、、だと思う。仏教用語で、喪の期間だな。日本でも「四十九日」と言うし。「千手牆」は、アレだろ。ジャッキー・チェンの『少林寺木人拳』に出てくる、二列に並んだ組み手の列間をくぐり抜ける少林寺の修行法のことだろう。たぶん。



(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)


[いい人は顔で分かる]


小隊長「阿茲、オレこれから数倍ズームのデジカメ買いに行くんだけれど、オレといっしょに資訊展に付いてきてくれないか?」

阿茲「いいぞ。僕はデジタル関係の方面も、趣味の一つなのさ。」

― いい人は、どうしておしなべてデジタル関係に詳しいのだろうか?




アルバイトA「七週間保証つきだよ!」

アルバイトB「バナナゲーム、遊んでみて~!」

アルバイトC「お客さん、パソコン探してるの?何インチのやつ?」

アルバイトD「現在特売中だよ!PC関係、重量で量り売りだよ~!買ったら、三星葱もつけちゃうよ!」




小隊長「うわわ!資訊展に来て一番恐ろしいのが、この店員たちだ、、、チラシなんかいらないって!まるで千手牆の修行みたいだ、、、」




小隊長「阿茲、、、おまえ、そんなに何買ったんだ?袋いっぱい提げて。」

阿茲「何も。これは全部チラシ、、、彼らバイトだろ?がっかりさせちゃだめだし、さあ、、、」




― 店員たちもまた、どうやら誰がいい人なのかを嗅ぎ分けているようだ、、、

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