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下くぐる水に秋こそ通ふらし 掬ぶ泉の手さへ涼しき 中 務
中 務
十月になり、鳴き残っていた蝉の声も、ついに止んだ。昼は汗かくこともなくなり、夜はもはや肌寒い。今週末の金曜日は、仲秋の名月だ。晴れるだろうか?
東山市中を流れる白川が下をくぐるその上にあった、芙蓉の花ざかり。珍しくもない花だが、こうして水の上にかざされると、風景になる。流れる水はもはや涼しいを通り越して、冷たそうだ。
白川が鴨川に注ぐ口の上を通る川端通りの沿道には、木瓜の木が実をつけていた。茶席にも出される、ほのぼのとした面白味のある形をした実だ。
日時: 2006年10月03日 17:56 |
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