
神楽岡の真ん中にある、真如堂(真正極楽寺)。京都の紅葉の名所として、最近急速に名が知られている。交通不便な立地であるが、平日だというのに観光客で大変なにぎわいであった。
境内は紅葉で一色に彩られて、本堂や塔にからみつくようにあでやかな色彩を放っている。
確かに、ここは大した名所と言うべきだ。

一昔前まで訪れる人もそう多くはなかったというが、今や平日でも大にぎわい。おそらく休日にでもなれば、ひしめき合うと形容するのがふさわしいほどの騒々しさになるであろう。これは、名所にとってよいことなのであろうか?、、、などと、自分も観光客のくせに、ずいぶんと都合の良い感想を持ったりする。