この初夏の季節には、あの紫の花を見たいものだ。
あやめ、花菖蒲、それに杜若(かきつばた)。
四条寺町の宝藏寺の境内で、池植えのカキツバタを撮影させてもらった。
地味な花が多い日本原産種の中で、アヤメやカキツバタの仲間は立派な花ぶりを見せる。在原業平の見た「かきつばた」もまた、このような華麗な姿であったのだろうか。だが、この寺の池には外来のキショウブもまた、植えられていた。
紫の花が咲く季節は、風が快適である最後の期間。これから、ますます蒸し暑くなる。雪が極端に少なかった今年の冬であったが、水不足にならないか心配である。かといって、巨大台風の来襲も困るが、、、