嘴硬←漫畫(まんが)ページへ
正面切って追えば、それは野暮となって情も冷めてしまう。しかし、本心を隠せば、伝わらずにすれ違うかもしれない。男女の「粋」の心は本当に難しい。相手が相手のことを想う、イマジネーションが必要だ。互いが結果を出すのを恐れて、壊れて離れてしまうその一歩手前の間合いで作られる関係が、最も純粋で美しい世界なのでありましょう。饐える直前のフルーツが一番甘く、腐る直前の肉が一番美味いのと同じなのです。(なんつー比喩だ!)
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
[強情!]
・・・・・・ZZZ・・・・・・・
愛莉森「ふわあー、おはよ。無人島で、あなたこんなに早起きして何してるの?」
小隊長「おまえのサンダル、つぶれちゃったみたいだろ?そして、オレ、、、たった今ちょっとだけ早起きしてしまったから、、、、ついでにおまえのために草履を作ってやったぞ。ついでに、イヤホントついでに、ちょっと葉っぱを捜す手間をかけただけだ、、、!」
愛莉森(あ、、、!)
小隊長「あー、それだけのことだ!オレは魚を捕りにいくからな!」
― 小隊長の腕はとっても下手なので、草履は次の日には破れてしまった。でも、愛莉森は小隊長の心意気がぜんぶわかったのであった、、、、