休日だというのに、京都御所の前を通る丸太町通は、車の通りもほとんどなくて閑散としている。珍しい風景だ。
人がいないのではない。交通規制しているのだ。今日10月22日は、恒例の時代祭である。正午に行列が京都御所から始まって、御池通を進み、平安神宮に向う。
明治時代から始まって、年々行列の内容に追加が行なわれている、今も進化している祭りである。日本の歴史上の装束の変遷がわかって、面白い。
維新勤皇隊。銃は司馬遼の小説で有名になったミニェー銃だろうか。 | | 幕末志士行列。吉田松陰、、、らしい。 |
織田信長上洛隊。「鬼柴田」こと筆頭家老柴田勝家。 | | 大鎧姿の楠木正成。初めての上洛時には、もっとみすぼらしかったと思うが。 |
流鏑馬(やぶさめ)装束の中世武士。後鳥羽上皇の近衛を表しているらしい。 | | |