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回地球的方法←漫畫(まんが)ページへ
何と、ここは地球ではなかったのか!そういやワープしていたもんな。だがヤマトですら14万8000光年先のイスカンダル星に行って帰ってくるのに足かけ一年かかったのを考えれば、一瞬で数百万光年先の蒜頭(ニンニク)星にたどり着いた「にせ」ゴーイングメリー号のワープ能力は驚異的なものだった。それにしても、全ての風景が地球と寸分違わない蒜頭(ニンニク)星とは、、、ドーキンスも言っていたが、自然には「ブラインド・ウォッチメーカー」が隠されていて、空間を隔てていても生物の進化は似たような経路をたどるということなのであろうか?アフリカ大陸にもサボテンそっくりのユーフォルビアがあったり、オーストラリア大陸にもイヌそっくりのフクロオオカミ(絶滅)がいたりするように、、、なんて、わざと真剣に考察したりしてね。
空間を隔てて類似のものが存在する別の例として、西洋のソーセージと中国の香腸(シャンチャン)がある。もっともこれはどっちかがどっちかに伝播したものかもしれないが。肉食を行なう地域では動物の腸が大量に余るから、これで料理を作ろうと考えるのはしごく当然のなりゆきだったであろう。だから肉食をしない日本には、ソーセージは発達しなかった。
台北で私が買い食いした香腸は、ちょっと脂っこすぎたな、、、
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
防禦←漫畫(まんが)ページへ
結局、張瑜梢は花支完に破れ、逃げ帰ってきたと。両者の勝負を決めたのは防御力の差だった、、、南太平洋から泳いで帰ってきたのか?
台湾の星、ヤンキースの王建民の防御率(Earned Run Average、ERA)は、今日現在で3.63。先発もやっていることを考えれば悪い数字ではない。勝ち数は現在19勝(6敗)。20勝いってもしヤンキースがワールドシリーズ制覇でもすれば、アジア人初のサイヤング賞も視野に入ってくる。野茂もできなかった快挙だ。それにしても、150km出る高速シンカーを持ちながら、打たせて取るタイプとは、、、もはやメジャーリーグは、一昔前の日本プロ野球とは次元が違う世界なのだな。ヤンキースでは石川県の青年もようやく復帰したし、日本の阪神ともども秋のシーズンを盛り上げてほしいものですな。
今日の「やさしいビジネス英語」(杉田敏/クリス・松下、NHKラジオ第二でPM11:15~11:30)のフレーズから、印象に残ったもの。
星球土産←漫畫(まんが)ページへ
はははは。蒜頭(ニンニク)星の料理は当然ながらみんなニンニク入り料理か。そりゃあたまらんな。私もニンニク料理は大好きで、大阪ミナミのラーメン屋『金龍』でトッピングのおろしニンニクを一すくいドッサリ入れたりする傾向があるんだけれども。
蠢花が飲みたがっている「冰淇淋汽水」の訳は、迷った末に「クリームソーダ」とした。汽水(ソーダ水)と冰淇淋(アイスクリーム)とが混ざった飲み物で、英語で"ice cream soda"といわれるやつであろう。しかし、日本独特の用法で「クリームソーダ」と言えば、例のメロンジュースの上にアイスクリームが載ったやつのことが直ちに思い浮かぶ(この飲み物は、ワールドワイドな用語で言えば「アイスクリームフロート」 ice cream float と言うべきであろう)。だから少しずれがある訳なのだが、これ以外に適当な訳が思いつかないので仕様がない。日本でも沖縄では「クリームソーダ」と言えば、クリーム風味がして濁ったこのアメリカンな飲み物を指すという。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
花枝來襲←漫畫(まんが)ページへ
張が休暇を取っていた間に、彼女が契約間近にまで取り付けていたクライアントが、全部他社に流れてしまっていた!なぜだ、と確認の電話をしようとするタコヤキ娘の後ろから、「不用打了」(電話をする必要はない!)の声。
というわけで、花支完初めてのセリフ。「我が花家企業グループの巨大な財力と原価割れ覚悟のリベートの誘惑によって、いかなる会社もお前と取引しようなどと思わなくなるのだよ。どうやら、お前は武術で俺に負けただけでなく、ビジネスの手腕ですら圧倒的な格差があるようだな、、、俺の言っていることは間違ってないだろ?逃げた新婦さんよ!」
「落跑新娘」(逃げた新婦さん)と花に言われていきり立つ張瑜梢、、、しかし、こういうやり方を使うのが、お前個人のビジネスの手腕と言えるのか?
今日の「やさしいビジネス英語」(杉田敏/クリス・松下、NHKラジオ第二でPM11:15~11:30)のフレーズから、印象に残ったもの。
詭異四鬥神←漫畫(まんが)ページへ
毛球寶兒も、あんまり好きな料理でなくてもおもてなしの席であるからには何も言わずに一応いただくのは、大人の態度がわかっている。これは、もてなす側の方が悪い。たとえ自分たちの好物であっても、誰でもそれを好むとは限らないのだから。ましてや異星人だよ、異星人。
というわけで宝物を探しに出かける一行であった。長老も恐れる「四闘神」の正体とは?、、、ずいぶんファンシーだな、おい。
うーん、訳ではわざと最近流行り(今さら?)の小文字を使って「ぁゃιぃ」にしてみたんだが、、、、「ι」(ギリシャ文字のイオタの小文字)がうまいこと表現されていないな。MSPゴシックだと、いいぐあいにカーブがしなっているんだが。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
昨日(2006年10月6日)は、旧暦八月十五日で「仲秋」。「十五夜」と言えば、特にこの日のことである。中国文化圏では、昨日は「仲秋節」(チョンチュージェ)として大きな祭りの日でもあった。台湾では昨夜は絶好の月見夜空であったというが、あいにくここ日本の京都では低気圧の影響によってほとんど曇り空であった。今日も、朝から細かい雨が降ったりやんだりの肌寒い一日。日は照るとなく陰るとなくの移り変わりがずっと続いていた。
知恩院近くの中華食材店では、月餅(ユェピン)の詰め合わせが売りに出されていた。仲秋節に合わせて日本のお中元さながらに贈答される高級菓子で、大陸では年々贈答の内容が高級化しているので、当局が規制に乗り出しているという(YOMIURI ONLINE関西発『劉さんの中国見聞記』参照)。
もはやそこまで仲秋節を大事にしない現代の日本人であるが、名月の季節であることには変わりがない。今は彼岸をちょうど過ぎた時期。日が暮れると共に東の空から月が出て、夜通しをかけて空を巡り回って、日が明けると共に西の空に沈む。今日10月7日は暦の上では仲秋節の次の日であるが、月齢で言えばちょうど満月に当たるのだ。夕方になると雲が東天にかかってしまい、今日も月の出を見るのはだめだったかと半ばあきらめていた。だがしかし、午後6時50分ごろ、ついに東の夜空は雲が切れて、東山の上に秋の満月が顔を出した。
今日の「やさしいビジネス英語」(杉田敏/クリス・松下、NHKラジオ第二でPM11:15~11:30)のフレーズから、印象に残ったもの。
第三類接觸←漫畫(まんが)ページへ
とうとうかの国が核実験を行なってしまった。国として存続できる根拠のリアリティーが次々に剥ぎ取られたとき、核装備ができるという最後のリアリティーに飛びついてしまった。これはもう冷静な政治判断力を失っている証拠だが、それにつられて日本まで核武装は絶対しないほうがいいと私は考える。なぜならば日本がやれば、韓国・台湾までが必ず追随してやる。その科学力を持っているのだ。そして、科学力に不相応に、残念ながらこの北東アジア諸国の政治家たちは必ずしも賢明でない。その危険をよくよく考えるべきだ。北東アジアの長い歴史において、韓半島をめぐるゴタゴタは常に日中戦争になってきた。韓半島は奇妙にも常に日本と中国の思惑がすれ違う場であって、温度差の違いと双方の勘違いが暴発する場所であり続けてきた。だが今回はそれを繰り返しては絶対ならないのだ。日本人は中国人よりもずっと浮世離れした宣伝に興奮して突っ走る民族的傾向がある。だからこそ、いちばん意識して自重しなければならないのだ、、、
漫画本編の話は?四闘神たちは、キモカワイさ爆発だな。「可愛」(クーアイ)は、もちろん日本語からの輸入語。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
決鬥地點←漫畫(まんが)ページへ
両者が戦えば、ビル一棟も破壊することができるとは。TNT何トン分の破壊力だろうか。放射能が残留しない分だけクリーンだ。しかしビルにアスベストが使われている場合には、やるべきでないだろう。
「啊噠噠噠!」という掛け声は、「あたたた!」だろう。ケンシロウだなあ。ケンシロウの奇声はブルース・リーの「怪鳥音」(アチョアー!!!!!)から来たものだ。昔はあほ中学生どもが、どいつもこいつもブルース・リーとジャッキー・チェンの真似をしていたもんだ。ある奴が、「隙あり、ホアチャー!!」とクラスメートのケツの穴に電撃の突きを入れて、逆に指の骨を折ったことがある。まさにドアホウだ。
今日の「やさしいビジネス英語」(杉田敏/クリス・松下、NHKラジオ第二でPM11:15~11:30)のフレーズから、印象に残ったもの。
特寫與大叫無用!←漫畫(まんが)ページへ
困った困った。私のPCで突然IEが繁体字(つまり、繁体字のための標準文字セットであるBig5)を判読しなくなった。インストールし直したほうがいいのかもしれない。面倒なこった。漫画は画像ファイルで貼付されているから、文字化けしていても読めるんだけれどね。(2006/10/12にIEの「繁体字中国語表示」をインストールしなおして、修復完了)
今回はアーケードゲームのノリだが、これだけ圧倒的な基本能力の差があっては、名人が操作しても勝てそうにないな。これまでにゲーセンを一番沸かせたゲームといえば?と質問されて「スト2」と答えるか、「インベーダー」と答えるかで、年齢が一発でわかる。スト2にハマッた世代はおそらくインベーダーの狂気のようなブームなど知らないだろうし、インベーダーに狂った世代はスト2の影響の大きさがピンとこないだろう。インベーダーが流行っていた頃は、知り合いの経営していた喫茶店では百円玉が毎日のように袋一杯回収されていたもんだ。、、、なんだ、私はインベーダー世代か。だけどスト2のブームも知っているぞ。ゲーム音痴なんで、自分ではやらなかったけれど。インベーダーも。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
東京・早稲田の大隈通り商店街にある喫茶・定食『アリカ』の定番メニュー。名付けて、”雀荘の友”(というのは上の階が雀荘で、皆がひんぱんにこれを出前で取っていたから)。当時の味を思い出しながら、模倣して作ってみた。
非戰之罪←漫畫(まんが)ページへ
というわけで武闘派三人の登場。こいつらと互角に戦っている四闘神に挑みかっかった阿茲は、言うなれば「匹夫之勇」(ひっぷのゆう。一人で大敵に気勢を上げているような、何の効果もない無意味な勇気)というものだ。
「非戦」は戦国時代の中国で「墨家」と呼ばれた思想集団が唱えた理想だ。彼らは「非戦」と共に「兼愛」を主張して、えこひいきなく全ての他人を愛することによって、人どうしが敵味方に分かれて対立することをなくすことを提唱した。だが話が通じない相手から挑みかかられる場合というものがあるわけで、その場合にはどうすればよいのか。そのとき墨家の信奉者たちは集団で防衛技術を磨いて、敵の攻撃からの専守防衛に徹する道を選択した。個人と個人との殴り合いではなくて、国と国との戦いは「勝てばそれで終わり」ではない。戦いの後も人々のなりわいが続いていくことを考えて、賢明に慎重にことを進めなければ、それは「勇」でなくて「暴」というものだ。
「惱羞成怒」はイディオムのようだ。出典は清朝後期の小説『兒女英雄傅』(作:文康)だとか。意味は「内心で感じた恥ずかしさのあまり、それがねじれて外に向けた怒りとなる」ということ。今日は成語解説でまとめてみました。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
一定要的合體術←漫畫(まんが)ページへ
合体しましたか、、、紫は誰が倒したんだ?ひょっとして紫が実体で、後の三人は奴の幽波紋(スタンド)だったりして。
複数のモンスターが合体して超強力なモンスターとなるのはRPGのお約束の一つだが、もう一つのお約束として「ラスボスは一度倒しても次に『正体』を表して復活する」というものがある。このお約束をどのように演出するかが名作とクソゲーの評価を分けるポイントの一つというものだ。演出が下手だと『正体』のラスボス(あるいはラスボスを操っていた真のラスボスだったり、仲間の一人が悪に感染して敵となったり、、、)を倒すためだけに長大な作業が必要になってしまい、竜頭蛇尾となってしまう。RPGは『水滸伝』のように仲間がだんだん増えていくことにストーリーの面白さの核があるのであって、仲間のラインナップが固定してしまった後はどうしてもストーリーが単調になってしまい、作業の側面が多くなってしまうのだ。くだんの『水滸伝』も、一〇八人が集結した後の話は蛇足だしね。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
頭足綱←漫畫(まんが)ページへ
タコやイカは頭と胴の配置が他の動物と逆さまになっていて、頭から足が生えている形となっている。この特徴を持った軟体動物が、「頭足綱」に分類されている。イカ(漢語名:章魚)、タコ(同:花枝)、オウムガイ(同:鸚鵡螺)の他に、すでに絶滅したアンモナイトも含まれる。だから「頭(の下に)足(がある)」という意味なのだが、「頭(を)足(とする)」とも漢語で読めるわけで、今回のオチとなるのだ。
タコといえば、そろそろおでんの季節ですなあ。面白いことに台湾ではおでんのことを関西の呼び方である「関東煮」(クァンドンチュー)と言う。関西で「関東煮」(「かんとだき」と読むのが正しいネイティブ発音)と呼び習わしているのは、この鍋料理が江戸由来のものだからだ。いっぽう「おでん」とは、「お田楽」(おでんがく)の略である。本来の田楽とは豆腐に味噌を塗って串焼きする料理のことだが、次第に豆腐や他の種を鍋で煮込んだ「煮込み田楽」も現れた。この煮込み田楽がおでんにつながっていくのだ。江戸の本式のおでんには、特徴ある種としてシラタキ・ハンペン・チクワ麩(小麦粉を練り固めた固い麩。チクワというより薄切りする前のナルトに近い)・ツミレ・ガンモドキ・スジ(鮫の肉の固い部分を練ったもの)が入っている。一方関西の一般的な関東煮には、板コンニャク・牛スジ・コロ(鯨の皮)・牛蒡天(ごぼてん。ゴボウを中に通した関西式「テンプラ」。つまり薩摩揚げのこと)・餅袋などが入っている。江戸式は練り物中心で軽快、関西式はボリュームがある。その中間には、名古屋式の味噌おでんもある。これは言うならば本来の味噌を使った「田楽」の精神を生かしている形と位置付けられるだろうか。
タコは関西の関東煮では普通に入れる種。大阪にあるその名も『たこ梅』のタコが有名だ。これは他の種が鍋の中で煮られるのとは違って、分けて作られている。京都の祇園にも有名な店、『蛸長』がある。でも関東煮で私が一番うまいと思うのは、タコでも卵でも大根でもなくて、長時間煮込んで中までダシの味がしみこんだジャガイモの丸ごと煮だ。
、、、ところで、ブレイクダンスしている兄ちゃんたちのTシャツに、信長の家紋の五ツ木瓜(いつもっこう)がプリントされているな。これは俗説に「木瓜(キュウリ)の輪切り」をデザインしたものだと言われているが、本当のところは古代中国の吉祥文様である「窠」(か)の変形で、鳥の巣をデザインしたものだ。著名な神社の御簾(みす)などには、しばしばこの「窠」の図柄が描かれている。
この暖簾に描かれているデザインが、四ツ木瓜(よつもっこう)。「窠」の文様から直接派生したバリエーションだ。
何だか日本の国をゆるがすような食品にまでなってしまった牛丼。普通に作ってはチェーン店のものにかなうわけないから、ちょっと工夫しよう。そういうわけで、温泉卵を上に乗せてみた。丼自体はもちろん、「つゆだく・ねぎだく」で。これ最強。
今日の「やさしいビジネス英語」(杉田敏/クリス・松下、NHKラジオ第二でPM11:15~11:30)のフレーズから、印象に残ったもの。
さくらさへ紅葉しにけり鹿の声(明和八年九月三日)
蕪村のこの句が詠まれた旧暦九月三日は、新暦ならば十月十日ごろに当たるようだ。秋になれば、桜の木すら紅葉するのをあえて面白がった句だ。下の句には紅葉につきものの「鹿の声」を置いて作った非常に構成的な臭みのある句で、この句が詠まれたときに「鹿の声」が本当に聞こえたかどうかなどを詮索することすら、愚かというものだ。
轉吧!七彩剃頭燈←漫畫(まんが)ページへ
三段ブチ抜きの「彩虹光束(レインボービーム)」!強い!ケバい!セリフが少ない!
床屋の前で回っている看板は、「バーバーポール」 barber pole と言うのが正しい。日本では明治初年にはもう導入されて、世の中の注目を受けていた。あの赤・白・青の意味するものは、青が床屋のシンボルとしての握り棒、白が包帯、そして赤が血の色らしい。これは中世ヨーロッパの床屋が医者を兼ねていたためで、彼らがよく行なった治療術としての「瀉血」(しゃけつ)療法をシンボライズしたものだという。中世ヨーロッパでは体から血を抜く瀉血によって病気が治ると信じられていたので、これを行なう専門職が必要だったのだ。まあ何となく、悪い澱んだ血を抜いて入れ替えれば、悪い病気も治るような気もするし、ひょっとしたら腐った頭の中身も一新されるような気もしないでもない。中世の人はそういった素朴なイメージを真面目に信じていたに違いない。もちろん瀉血の病気に対する効果など、特別なケースを除いて全くない。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
夜の京都は洛東に限る。高台寺から東大谷近辺に縦横に通る小路には店々の明りが軒を並べて、優雅な通り抜けを楽しむことができる。北に向って知恩院下を通れば、峻厳な三門のシルエットが背後に東山を抱えて写り、月夜には特に美しい。さらに北の三条通へと続く青蓮院から粟田への道もよい。東に向って粟田神社の境内に迷い込めば、夜には不気味なほどの山の静寂さが待っている。東山界隈は、夜に拡がる光と闇の帝国だ。
三条通から北は行政区画で言えば左京区の領域となる。三条通からさらに進んで二条通を東に進んだら、南禅寺永観堂前のバス停に出る。その東には、京都の最東端のメインストリート、鹿ケ谷通が通る。南禅寺・永観堂の近辺もまた、夜の光の彩色が美しい場所だ。紅葉の季節にもなれば、あらゆる場所が名所となるであろう。
今日の「やさしいビジネス英語」(杉田敏/クリス・松下、NHKラジオ第二でPM11:15~11:30)のフレーズから、印象に残ったもの。
意外的微小希望←漫畫(まんが)ページへ
仙人掌仙人、、こんなキャラいたっけ、、ああ、いたいた、この回から登場。以前、バスケットボールの試合で毛球寶兒を助けたり、RIVERのキャラ小白との対戦で無駄なアドバイスをしたりしてたな。神じゃなくて仙人だから、宇宙空間を越えるのに費用がかかるのか。エホバやアラーの神ならば宇宙の創造神だから、空間などあってなきがごとしなんだけれどな。前にも触れたがサボテンは漢語で、「仙人掌」と書く。いっぽう日本語の「サボテン」の語源は不明だ。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
柿の実ほどに、日本の「本来の」風景のあり方を思い起こさせる果物はない。「本来の」をかっこでくくったのは、昔から今まで様々なメディアを通して蓄積されてきたお決まりのイメージとして、秋晴れの農村にひなびた柿の木が実をたわわに生らせている風景ががっちりと形作られていて、それがお約束として私たちの季節への想像力を逆にしばっているかもしれないことを言いたいからである。だがなるほど、こうして見ると秋晴れの午後に柿の実はたいそう絵になる。木から重く垂れ下がった柿の実が、下を流れる白川に今にも洗われそうになっていた。
今日の「やさしいビジネス英語」(杉田敏/クリス・松下、NHKラジオ第二でPM11:15~11:30)のフレーズから、印象に残ったもの。
真的一人一種耶←漫畫(まんが)ページへ
サボテンのトゲトゲは「葉」。サツマイモは「根」。タマネギは「鱗茎」。なるほど、それぞれ植物の別々の部位が発達したものだ。サボテンのトゲは(たぶん)食べられないが、ウチワサボテンならばトゲが生えている根元の部分(あれは「茎」だ)を若芽のときに食べることができる。"Nopal"と言って、メキシコでは野菜として扱われている。
それぞれ、花も咲かせる。サボテンの花が美しいのはよく知られている。華麗な花の月下美人も、サボテンの仲間だ。サツマイモは実はヒルガオ科であって、その白紫色の花はアサガオのような形をしている。もっとも日本の温帯地方では、まず花を咲かせることがない。だが台湾ならば亜熱帯地方だから、咲くのかも知れない。タマネギも葱坊主が花となる。あまり綺麗ではないが、、、
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
ページの基調色を「蘇芳」(すおう)に変更。インド・マレー原産のサパン("sapang"。この名が転じて和名の「蘇芳」となる)の木くずを煎じて作った染料の色について言います。日本では奈良時代より中国から輸入されて珍重され、平安時代には衣服の配色のルールである襲ね色目(かさねいろめ)を構成する色の一つとなりました。表に黄色・裏に蘇芳で秋の色目の「黄もみじ」、表に蘇芳・裏にもえぎ(明るい緑色)で、これも秋の色目の「はぎ」となります。
今日の「やさしいビジネス英語」(杉田敏/クリス・松下、NHKラジオ第二でPM11:15~11:30)のフレーズから、印象に残ったもの。
以卵擊宇宙石←漫畫(まんが)ページへ
合体前は互角以上に戦っていたのに、合体闘神となれば神秘兔の攻撃を全く寄せ付けないほどに強かった。残る三人で時間稼ぎをしなければならない破目に。でも蠢花がいるから大丈夫だろう。強運だし、それにいざとなれば宇宙人が助けてくれるだろう。ちょうどうまいぐあいに、ここは宇宙だしね。
気分転換に、今日の奇摩新聞でも。柳丁(ミカン)が過剰豊作で、主産地の雲林縣の市場では、ついに一個一元(約3.5円)、、、生産者はたまったものじゃないな。昔日本でもミカンを作りすぎて、「豊作貧乏」と呼ばれたものだ。『ポンジュース』は、愛媛農協が過剰生産のミカンを捌けさせるための苦肉の策だった。だが先進国市場では、オレンジジュースへの嗜好が減退気味にあるという。レモンやシトラスのジュースに消費者の好みが変化しているとか。まあそうだろうな。暑い夏には、オレンジジュースよりもレモンジュースのほうが爽快でいい。地球温暖化が好みの変化の一要因なのかもしれない。
mickeymanさんと同じく奇摩漫画で連載中のRIVERが、一週間以上も更新なしだな、、、ブログ漫画も更新されていないし。手の炎症が悪化したのだろうか(以前、炎症が理由で漫画の更新スピードを一旦落としたことがある)。それならばゆっくり療養して治してほしいものだ。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
文書錯誤←漫畫(まんが)ページへ
9日ぶりに更新。10月は更新ペースがガクッと落ちてしまったな。大きな声では言いたくないけれど、この作品の連載もそろそろまとめる時期にさしかかっているのかもしれない。息の長いほのぼの系漫画というよりは、ハイテンションのドタバタ系漫画だからね。まあつまらん岡目八目的な茶々は置いといて、今後の創作を見守ることにしよう。
イカとタコが戦っていた戦場は、蔡桃桂の租屋(アパート)だったわけか!こりゃ確かに「可不得了了」(えらいこっちゃ)!だが、当然会社から弁済があるだろうから、口八丁で申し立てをすれば法外な補償金を得ることができるぞ。ただし自分の会社だから、特別損失で赤を出して今年のボーナスは激減するかもしれないけれど、、、死傷者が万一出ていたりしたらね、、、
租屋←漫畫(まんが)ページへ
租屋(アパート)がぶっつぶれてしまった蔡桃桂、とりあえずは部屋を探さなくてはならないことに。、、、会社はどうして手配しないのだ!ひょっとして親方日の丸の国営企業か?社会にかけた迷惑よりも面子をつぶさないことの方が大事で、もみ消しでもしたのか!
、、、などと、どうでもいいことを詮索するのはやめにして、部屋探しの内容。言舒姫さん(久しぶりだなあ、、、娘さんは元気だろうか?)が提案した物件は、当然超高級物件。三百五十坪で月四十七万元(約160万円強)か、、、価格以前に、三百五十坪も一人で何に使うというんだ。ちなみに、「坪」という単位は日本統治時代に台湾に持ち込まれたものだ。現在、政府の公式単位としては廃止されているが、民間では便宜的にまだ使われているようだ。
いっぽう、艾鈺冰の提案した物件は、、、例によって霊がらみの場所でした。「南無阿弥陀仏」だが、台北では宿泊したホテルのエレベーターの扉の上に「南無阿弥陀仏」のお札が貼ってあって、ちょっとびっくりした。
瞬間移動的致命缺點←漫畫(まんが)ページへ
し、瞬間移動って、宇宙でモンスターと闘うときにも有効なほどの大技だったのか、、、以前バスケの試合で使っていたが、まあその辺のストリートのにいちゃんならばごまかせる程度だろうと、高をくくっていた。スラダンの面々には当然鼻であしらわれるレベルと考えていたが、、、実はサイボーグ009の加速装置か宇宙刑事ギャバンの「蒸着」クラスだったとは。「説明しよう!Mr.阿茲は、自らの存在感のなさを用いて三次元空間から消滅することによって、亜空間を自在に動き回ることができるのであった!」というやつだな。あなどれん。
だが、合体闘神には通用しないのであった。瞬間移動していても空間のどこかには存在しているわけだから、適当に拳を出せばまぐれ当たりでいつかは当たり、しかも高速で移動しているから当たる頻度も高いというわけか。弾幕射撃のようなものだな。日本軍やドイツ軍が敵に正確に砲を当てる訓練ばかりしていたのに対して、アメリカ軍は大量の砲を集めて砲撃することによって精度が低くても当たる確率を高める策を取った。結果、熟練の軍人を急速にすり減らして日本軍のやり方が破綻したのに対して、物量にものを言わせて圧勝したのであった。
つまり、瞬間移動をしても、考えるスピードは速くならないというわけか。009とは違うんだな。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
「半径半里」のGoogle Mapsを改造。スポットが多くなりすぎて見づらくなったので、JavaScriptを使って季節ごとの見所を選択できるようにした。
だが、、、
スクリプトが非常に冗長になってしまった。
やはり、xmlを使って簡素なスクリプトにしたほうがよいか。そのうち全面的に書き換えることにしたい。現在はちょっとxmlに深入りする気になれないので、、、
カボチャでジャッコランタンを作ってみた、、、それが右上の写真。
ただし、オレンジ色の例のやつじゃなくて、スーパーで売ってる緑色のカボチャでね。
もっといろいろ撮影しているが、詳細はハロウィーン当日にでも。
小隊長的決心←漫畫(まんが)ページへ
阿茲の必殺技「ハゲ拳」じゃなかった「太陽拳」を応用した、小隊長の必殺技「偽・太陽拳」!だが、わずかな時間稼ぎにしかならなかった、、、、子供が物投げて駄々こねるのと、同じ効果しかないわさ。かくして宇宙の彼方に霧消した小隊長のカメラ、、、私の持ってるやつより高性能じゃないか。小隊長のくせに、生意気だ。
小隊長の言う證嚴法師さんは、台湾では非常に有名な女性の僧侶だ。瀬戸内寂聴などとはスケールが違い、国内・国外で慈善活動を積極的に指導展開している活動家で、ノーベル平和賞候補になったこともある。中国大陸での慈善活動も盛んに取り組んでいる。著作『靜思語』もまたよく読まれているようで、小学校においても取り上げられているとか。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
洛東の街中に隆起する神楽岡(かぐらおか)。見晴らしよい結構な小丘陵で、当然のごとく多くの寺社や歴代天皇の陵墓、それに旅館などがひしめき合っている。吉田兼好の家である卜部(うらべ)吉田家は、最高峰である吉田山を神域とする吉田神社の社務を代々努める家であった。吉田家にはもう一つ藤原吉田家があって鎌倉時代以降朝廷で重きをなしたが、この家もまた吉田山の近くに邸宅を構えたためにこの家名を名乗るようになった。
坂道の上から、見下ろす。左手に真如堂(真正極楽寺)の塔と伽藍が見える。背後には東山。真如堂は王朝時代からの歴史を持つ寺院で、この神楽岡附近で繁栄と衰微を繰り返してきた。再建されて現在の位置に建ったのは、元禄六年(1693)のことだ。元禄の昔の時代にもまた、この地点に立てば山と寺院を見ることができたのであろう。それ以降、街並みの形は時代と共にすっかり変わった。だが、過去の歴史が一掃されたわけではなくて、こうして風景の中に降り積もっている。この坂からの眺めは、京都の街ならではのひそかな絶景。
番外篇‧我真的不記仇心機也不重←漫畫(まんが)ページへ
そうか。mickeymanさんは本日が誕生日なわけか。この場を借りて、生日快樂、恭喜恭喜!(お誕生日おめでとうございます!)、、、いや、年を取るというのは、大人になってしまえばそんなにめでたくもないか。天蠍宮は、人に誤解される星。良くも悪くも強力な星の不動宮の一つだからねえ。その守護星は火星と、最近惑星でなくなった冥王星。ちなみに私は巨蟹宮だ。女性的な星で、守護星は月。女性にとっては吉だが、男性は軟弱で軽薄であるとされる。、、、うるせーよ。当たってるよ。
10月末日は、ハロウィーンの日。漢語で「萬聖節」と訳されているように、キリスト教的解釈としては、この日は全ての聖人と殉教者の霊をいっぺんに祭る"All Saints' Day"の前夜祭なのだ。"hallow"は、聖人を意味するゲルマン語由来の言葉。"All hallows even"がなまって、"Halloween"となったのだ。もっとも、このハロウィーンの祭りの内容は、キリスト教とあまり関係がない。ケルト人の古い習俗が起源で、死者の霊がこの日に地上に帰ってくる日と信じられていた。つまり日本のお盆や中国の鬼月と一緒の位置付けであって、この日には地獄の蓋が開いて死者の霊と共に悪鬼悪霊のたぐいもまた地獄から地上に這い出してくる。だから取り殺されないように、生者の側も悪鬼や魔女のコスプレをして素性を隠すというわけだ。このように実はおどろおどろしい内容のものであるために、アメリカのキリスト教の一部の宗派では、ハロウィーンはキリスト教と関係のない異教徒の祭りであるとみなして、信徒に参加を禁じていたりする。
ハロウィーンはもともとケルト人の習俗が根強く残っていた、アイルランドとイングランド固有の祭りであった。それがアメリカに渡って定着し、子供の遊びとして形を大きく変えて商業化されて、今や世界中で広まり始めている。日本でも先週の日曜などは各地でコスプレパレードが行なわれていたりした。だが"trick or treat"(いたずらされたくなけりゃ、何か恵んでくれ!)は日本で拡がるかどうか、ちょっと疑問だな。あれは日本人の感覚から相当遠いような気がする。普段子供を厳しく規律づける社会だからあのような子供の逆襲も息抜きとして受け取られるが、日本のような子供を宝のようにベタベタ可愛がる社会では、ただのつけ上がりにしか映らないのではないだろうか。私も少なくとも日本に住んでいる限り、ガキからそんなこと言われてもシカトすると思う。
ところでハロウィーンと言えば、手作りのジャッコランタンだ。カボチャをくりぬいて目鼻をつけて、ろうそくを中に灯して飾る。いかにも恐ろしげでいい。工作魂をそそられもする。そこで、私も工作魂に動かされて、自作してみることにした。ただし、本式のオレンジのカボチャでなくて、緑のやつで。オレンジのやつなんか、どこのスーパーでも売ってないよ。
彫刻刀一本で作る。これでも美術の成績は結構良かったほうだ。BGMは、もちろんドイツのメタルバンド"Helloween"の"Keeper of the Seven Keys part I "で。これは、名盤だ。
今日の「やさしいビジネス英語」(杉田敏/クリス・松下、NHKラジオ第二でPM11:15~11:30)のフレーズから、印象に残ったもの。