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2006年07月01日

OL蔡桃桂2006/06/28

死魚

「汽車旅館」といっても、鉄道で旅をしたわけではない、、、「汽車」の意味は「自動車」のことで、鉄道のことは「火車」だ。中国語の初歩中の初歩。だから、「汽車旅館」といえば、"モーテル"のことだな。つまり「妹妹」を連れてゆっくり鉄道の旅をしたわけではないんだな、これが。
そんな話題に乗らない課長。「算了!」は「結構!」だね。「私の老婆(奥さん)はベッドの上で『死魚』みたいたもんだから、ムダに金使ってそんな種類のとこに行く気がしないねえ、、」
推測するに、おそらく「死魚」とは「マグロ」の意味だろう。それで元人面魚(笑)の小恵ちゃんが言葉を真に受けて、、、ギャグとしてはもう一つだな。

2006年07月04日

OL蔡桃桂2006/07/03

資源回収

定期的に出る、朱課長へのお茶出しネタ。しかし台北ではあまり緑茶を見かけなかったなあ。よく見たのは奶茶(ミルクティー)。生フルーツジュースと並んで、ミルクで割った飲料が非常に多かった。だけど、私あんまりミルクを受け付けない体質なんですよ。だから有名な牛乳大王も素通りしてしまった。思い切って試してもよかったかもしれない。ちょっと惜しかったかな。

2006年07月05日

OL蔡桃桂2006/07/05

虚張聲勢

張「この黒猫のぬいぐるみ、すごく紮實(丈夫)にできてるな。私の練習用サンドバッグにちょうどいい。」
貓「不行(だめ)ー!!!」

暴力女の張瑜梢が貓(マオ)のぬいぐるみのコレクションに目を付けてしまった!冗談が冗談にならないのが暴力女のゆえん。阻止するために怒りを示すための示威行動は、、、、やはり猫娘流儀であった。どうも人外疑惑がある貓(マオ)ちゃんだが、今回の示威行動はヘアクリームとドライヤーを使った人間にでもできる範囲のものであったとさ。

2006年07月07日

OL蔡桃桂2006/07/07

共享←漫畫(まんが)ページへ

區域網路(LAN)で工作資料(仕事の資料)は共享(共有)しても、現実世界で皮莢(財布)の中身は共享できない、いやしたくない。管仲と鮑叔牙ならばするだろうが、あいにく羅伯斯(窮迫男)と竇輔(豆腐男)の間柄は、「管鮑の交」(損得を抜きにした固い朋友関係のたとえ)とはいかないようだ。伝統的中国社会では互いに血をすすり合って「生まれた日は違っても、死する日は同じ」義兄弟となる関係がよく見られたというが、今の台湾ではそんな濃い関係もたぶん昔の人の話なのでしょうなあ。

2006年07月12日

OL蔡桃桂2006/07/12

服裝建議←漫畫(まんが)ページへ

うーん、コスプレねえ、、、

背景説明なしでも日本人に理解できる、わかりやす「すぎる」ネタだねえ、、、

台北・西門町のオタ系ショップの溜まり場、『萬年百貨』に行ったら、日本製フィギュアが日本語のパッケージのまま山積みだからねえ、、、

そして日本の漫画では、この手のネタが氾濫しすぎているねえ、、、

ちょっとゲンナリするねえ、、、正直。

2006年07月17日

OL蔡桃桂2006/07/17

入侵←漫畫(まんが)ページへ

羅伯斯「竇輔ー!!!僕のPCが他人に入侵(侵入)されてしまったよ!」

侵入が「入侵」となったり、紹介が「介紹」となったりと、漢語ではときどき日本語とひっくり返った表現を目にすることがある。入侵の犯人は、張瑜梢でした。正真正銘のハンド・パワーで。張は「電腦高手」(PCの達人)と表現しているが、調べてみるとハッカーは「黑客」(hēi kè)と字をあてているようだ。なかなかうまい。網路世界の進歩に裏手から貢献していると自負している「黑客」のみなさんにとっては、神経を逆なでするような当て字だろうが。

最近愛玉冰じゃなかった艾鈺冰を見ないな、、、キャラの電池が切れかけているのかな?

2006年07月20日

OL蔡桃桂2006/07/20

選美投票結果←漫畫(まんが)ページへ

言及されているようにRiverの本サイトで辦公室(オフィス)選美投票をやっていたわけなんですよ。結果は神秘女性・愛玉冰の圧勝。次点は今年登場したばかりの、猫娘の貓ちゃん。まあこの結果は、キャラ造型から見ていたしかたないだろうな。とにかく主役の人気が二番手三番手にあるのは、健全な証拠だ(本当か?)。

2006年07月26日

OL蔡桃桂2006/07/26

座位←漫畫(まんが)ページへ

貓ちゃんも、業務課へ転任。段ボール箱が好きっていえば、AAキャラのしぃちゃんみたいだな。しかしあんまり人材を実働部隊に集中しすぎるというのも、経営的にどうだろうか?アウトソーシングしているのだろうか。以前課員を南の島で遭難させてサバイバルドキュメントを撮ったりしていたから、対外的にウけそうな目立つ人材は意図的に業務課に投入して、タレント社員に仕立てているに違いない。經理(支店長)はきっとそれを考えているのだろう。


なんてね。

2006年07月28日

OL蔡桃桂2006/07/28

鬼月的阿公←漫畫(まんが)ページへ

今回の話あたりなると台湾の習俗の話になるので、外国人にはニュアンスがほとんどわからない。
ただ少し調べたところでは、旧暦七月が冥府の門が開いて鬼(幽霊)が地上にやって来る季節、すなわち「鬼月」である。七月初日が「開鬼門」で七月末日が「関鬼門」。中間の七月十五日が「中元節」となる。実は、この中国文化圏の行事は日本では仏教行事にすりかわって、「盂蘭盆会」すなわち「盆」となっている。「鬼月」と「盆」の違いは、「盆」がほとんど中元の十五日前後(本来日本でも旧暦で行なうのだが、現在「盆休み」は新暦八月半ばに移行してしまっている)に行事が集中しているのに対して、台湾では一ヶ月間行なわれることが一つ。それと、日本の盆は都会人が帰省して田舎で過ごし、盆踊りを開いて浮かれ騒ぐような、むしろほのぼのとした田舎の行事であるが、台湾ではもっとおどろおどろしい意味合いが付いていること、この二点であろうか。

それはともかく、久しぶりに登場した阿公、やっぱりちょっとご無沙汰だった艾鈺冰により恒例の封印をされて、御名御璽(古い言い回しを使ってしまった、、、)。しかし今回は封印されてどうやらラッキーでした。だが、日本支社から来たということにされている、実体は草人(わら人形)の女の子の名前が、「鹹蛋破布子」、、、?これ自体は何か食べ物らしいが、よくわからない。そしてどうして日本と関わらせているのかも、わからん。今回はちょっとお手上げだ。

2006年08月02日

OL蔡桃桂2006/08/02

判決←漫畫(まんが)ページへ

「舒壓系」は、「壓力(圧力)を解舒(ゆるめる)する」で、「癒し系」で間違いないだろう。そのような舒壓系の寵物(ペット)として水槽に飼う小エビといえば、昔シーモンキーがあった。(今でもあるのかも。)エサも水を替えることもいらない、手間いらずのペット。しかし、入れられた動物は、終身刑の判決を受けたようなものだ、、、小惠の最後の言葉がふるっている。「わけもなく誰かを死ぬまで監禁するなんて、やり過ぎよ!いっそパクッと食べちゃって、おいしく頂いたほうがましよ。」

欧米には、動物の痛みによってできた製品を楽しむのに耐えられないと考えて、動物や卵を殺して作る製品を一切消費しないヴィーガンveganが大勢いる。果たしてヴィーガンの方が慈悲なのであろうか、今回の小惠の方が人間という生物として合理的なやさしさなのだろうか?少なくともペットの場合は、プログラムで映像が動くバーチャル3D水族館が、もう代替品としてあるね。

2006年08月04日

OL蔡桃桂2006/08/04

湿的或乾的←漫畫(まんが)ページへ

今回のタイトル、正確に表現できないので、代替字「湿」で表現しています。

さて、今回はまた日本人にも分かりやすい。泡麺(インスタントラーメン)は作った後食わずに放置しておくと、悲惨な姿になる。まさに漂流屍体だ。インスタントラーメンをバキバキに砕いて食べる裏技も、日台共通なようだ(以前も張がやっていたな)。だがもう一つ別のウルトラスペシャル殺人技がある。麺を湯で煮て、煮立ったら湯を捨てる。そこに粉スープをまぶして、食う。昔アホのように流行った。だが正直言って、本当にうまかったのかどうか?それに、この技はチキンラーメンのような粉スープいらずの製品では使えない。

蔡桃桂は不衛生ブランド(『RIVER'S543』の不衛生店おやじがオリジナル。おやじの店の品を食べるとたいていは致命的ダメージを受ける)の泡麺を食っているが、大丈夫かね?

2006年08月11日

OL蔡桃桂2006/08/11

硬碟DV←漫畫(まんが)ページへ

羅伯斯、こりもせずに硬碟DV(ハードディスクDV)を購入。確かに、昔の秘密戦隊シリーズとかならばカメラマンが隠れて撮った戦闘映像を、カメラのフィルムをシュルシュルーッと取り出して抹消してしまうシーンなどもできたけれど、デジカメ時代の今ではカメラをぶっこわすしかない。

映像も音声も急速にデジタル化されて、GB(ギガバイト)の価値がここまで暴落するとは、10年前は思いもよらなかった。DOS時代に640キロバイトの壁を何とかやりくりするために、あーでもないこーでもないとconfig.sysとautoexec.batを改造した時代が懐かしいぜ、、、?なに?貴様、エ○ゲーやってたんだろって?な、何を言うか!やってない!、、、、そんなに多くは。niftyのBBSとかで狂ったように熱い会話を交わしていた当時のオタたちとは、私は違う!違うんだ、、、、単にネットやり始めるのが遅すぎただけなんだ、、、、同○生2と闘○都市IIは、確かに当時の作品の中でも名作だと思う。素直に。

2006年08月16日

OL蔡桃桂2006/08/16

單位←漫畫(まんが)ページへ

業務課に移った貓(まお)ちゃんと歐雷恩、初顔合わせ。手槍(ピストル)の重量や発射音を形容する彼女の言葉は、やっぱり彼女独特のCAT計量単位だったとさ。

ところで、漢語で「槍」と書けば、これは"gun"を意味する。「槍」の本義は「離れた敵を殺傷する武器」という意味だから、日本語の「ヤリ」もまた「槍」の字で表現され、漢語ではやがて飛び道具の"gun"の意味に転化した。ところが日本語の「銃」の字の本義は「斧の刃に柄を差し込む穴」のことである。つまり、鉄で囲まれた穴のことが、「銃」の本義なのだ。その証拠に、「銃」は「つつ」とも読みがなを打つ。「銃」を"gun"の意味で用いるのは日本の戦国時代に発展した用法で、漢字の本義からは離れた用法なのだ。

だが私はガンマニアではないから、歐雷恩の使っている「槍」の名前はよくわからん。戦国時代の火縄銃ならば、種子島銃(たねがしまづつ)か堺銃(さかいづつ)か国友銃(くにともづつ)か外見で分かるのだが。

2006年08月23日

OL蔡桃桂2006/08/23

美白後遺症←漫畫(まんが)ページへ

「サロンパス」(沙龍巴司)は、もう台湾でも一般名詞になっているのだろうか?日本ではほとんど類似商品も「サロンパス」っていうのがおばはん語として慣例となっているが。他におばはん語では痛み止めのことは全て「バファリン」と言ったり、透明ラップは何社の製品でも「サランラップ」と称したり、また電子レンジにかけることを「チンする」という動詞を使ったり、あるいはPSでもゲームキューブでももれなく「ファミコン」と言うのが、正しい用法である。

眠気を覚ます方法の一つとして、サロンパスを小さく切って目の下に貼るというものがある。三時間も顔にサロンパスを貼り続けていたということは、張はあのままでずっと仕事していたということなのか?さぞかし目が冴えただろうな。しかし爽快になって目が冴える効果よりも、あまりの薬臭さに気が散ってしまう逆効果のほうが大きいだろう。

2006年08月26日

OL蔡桃桂2006/08/25

討債乎?←漫畫(まんが)ページへ

歐雷恩、貓ちゃんに介紹(紹介)された玩偶(人形)専売店に行ったものの、老闆(店長)や店員に討債(借金取り)と間違われてしまったの巻。「みんな可愛い、、、どれを買おうかな?」(都好可愛、、、要賈哪一隻好呢?)とつぶやく歐雷恩は、何とも可愛い、いや気持ち悪い。しかし業務課に入ったばかりなのに、歐雷恩と貓ちゃんがここまで仲良くなるとは予想外であった。

蔡桃桂と竇輔がくっついてしまったらそれは漫画の終わりを意味するし、羅伯斯は小惠とくっついてしまって不幸キャラとしてのエネルギーがほとんど熱的死状態になってしまっているし(かといってこれで二人を再び不幸にしたら、ギャグ漫画にならなくなるし、、、)、張瑜梢は女三枚目キャラだからロマンスはちょっと向きそうにないし、また愛玉冰は内面のない近代小説以前の類型に属するキャラだから、彼女のロマンスはもっと考えにくいし。結論。やっぱり貓ちゃんと歐雷恩の今後の進展に期待するべきであろう。


冗談ですよ。

2006年08月30日

OL蔡桃桂2006/08/30

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歐雷恩、貓ちゃんに介紹(紹介)された玩偶(人形)専売店で、可愛的ぬいぐるみを購入。だが猫ちゃんを射撃の練習の的にしたのーーーッ!?いや、傷ものだったから「九折」(9割引)だったんだよ。、、、「原來如此」(そうだったのか)。歐雷恩と貓ちゃんシリーズ、これからの定番になりそうな気配。何か私の予想通りの展開になってきたな。

猫のぬいぐるみの表情が千変万化して、妙にかわいい。

2006年09月01日

OL蔡桃桂2006/09/01

成長的瞬間←漫畫(まんが)ページへ

久方ぶりに小馬が登場。彼の女殺しのチャームは、35歳以上だけに通用する。だから、35歳の誕生日が来た瞬間に、女性は小馬の魅力に突如開眼するのだ、、、人はそれを「你終於成為了歐巴桑!(あんたもとうとう歐巴桑になったね!)」と表現する。普通女性の前で「今35歳になりませんでした?」などと言うのはセールストークとしてタブー中のタブーだが、歐巴桑はすでに小馬の上級魔法にかかっているから、沒問題。

しかし、今回出てきた歐巴桑は、35歳でも大変若い。今や「現代の60歳は昔の45歳」と言われる時代だから、今の35歳など、まだまだ十分通用する。いけるぞ小馬、彼にもついに春が訪れそうな予感。そうかそうか、すっかり影が薄いんで忘れていたが、彼のロマンス篇がありうるか。

2006年09月05日

OL蔡桃桂2006/09/05

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はははは。BL(Boys' Love)か。そいでもって腐女子か。たまたま漢語でも「婦」(fù)と「腐」()とは声調違いの類似音になっているので、当地でもギャグとして成立するのだろうか。BL(やおい or 801ともいう)にハマる「婦女子」のことを「腐女子」というのは2ちゃん由来だったっけ?

かつて、少年漫画が脳ミソまで筋肉であることをよしとする熱血・友情・勝利路線に狂っていた時代、少女漫画は高度の知性とガラス細工のように繊細な人間関係を描いていた。当時の少女漫画を読み解くために必要な精神年齢は、少年漫画よりも10歳高かった。私も八十年代中期の『花とゆめ』『ララ』の高踏さを、あきれ返りながらも読んでいたものだ。だがその一方で婦女子たちはやおい創作に目覚め始めて、腐女子となっていった。『キャプテン翼』、『聖闘士星矢』、『鎧伝サムライトルーパー』などの本来少年向けに描かれた漫画やアニメをBL化する二次創作に、腐女子たちは熱中したものだ。当時、『星矢』のアニメで、明らかに腐女子たちの受けを狙った「アンドロメダ瞬がキグナス氷河を抱きしめて暖めるシーン」が挿入されたことを思い出す。腐女子の世界は、この頃から高度な物語を求める時代から転換して、意味も筋もはっきり存在しない性的ファンタジーを楽しむ方向に進化(あるいは退行?)していったのだ。その腐女子の変化を、十年遅れで男のヲタクたちが追っかけていった。作品の中から「萌え」要素だけを抽出して「ヤマなし、オチなし、イミなし」の男女のからみだけを熱中して描く二次創作が、ヲタたちの興味の中心となったのであった。男のヲタたちが周回遅れで物語を求めるゲームに熱中したのが『エヴァンゲリオン』であったが、当の作品自体がそれを自己否定していった後には、物語が倒壊した廃墟の上に「萌え」の燃えかすだけが残っていた。その焼けただれた土壌に、以降「腐男子」どもの「萌え路線」だけが繁栄するようになったのであった。一番「やおい」的創作が作りやすいギャルゲーが腐男子どもの愛好するテーマの首座に踊り出たのが、ちょうど『エヴァ』が終了した直後であった。それは、時代を非常に象徴的に表していた。

(以上、講義終わり)

2006年09月07日

OL蔡桃桂2006/09/06

營養←漫畫(まんが)ページへ

田支店長の天才は特製の奶粉(粉ミルク)のおかげだというのは、以前にも書かれていた。そしてその奶粉は五歳児にしか効果がないことも(この話以降を参照)。してみると、支店長の能力はただのドーピング効果にすぎないということなのであろうか。歳を取れば一切の効果が尽きて、ただのガキに戻るということなのか。もしそうだとしたら、それはひどいなあ。

西洋諸国を漢字で書いたときの表現は、国によって日本語と漢語で若干違う。下は、前が日本語、後ろが漢語。

アメリカ 米国/美國
フランス 仏国/法國
ドイツ  独国/徳國
イタリア 伊国/義國
ロシア 露国/俄國

漢語では、アメリカやドイツ・イタリアに対して、日本語よりももっとよい字を当てている。アメリカは「美しい国」、ドイツは「徳のある国」、イタリアは「義(ただ)しい国」。イギリスは日本語・漢語共通で「英国(英國)」つまり「かしこい国」である。だがロシアだけは、漢語の当て字はよい字とは言えない。「俄」は「にわかに」あるいは「かたむく」という意味がある。日本語の当て字の方がずっとましだ。ロシア=ソ連を敵国視していた中華民国(台湾)のみならず、中共でも同じ字を使っている。まあ中共も結局、同様に途中から反ソに方針転換したのであるが。こうして見ると、ロシアを除けば少なくとも西洋諸国に対しては、昔の伝統であった「外国には汚い字を当てる」習慣が解消されているようだ。しかしモンゴルはいまだに「蒙古」である。「蒙古」は昔の中華帝国が付けた、思いっきり悪い字だ。これは全然変えていない。長年の伝統となってしまったから、モンゴル人も受け入れてているというわけなのだろうか。

2006年09月09日

OL蔡桃桂2006/09/08

睡相←漫畫(まんが)ページへ

蔡桃桂は子供好き。きっとよい主婦になれるでしょう。久しぶりに牛舞花も登場、、、小さく。結構好きなキャラなんだけれどナー。しかし「拍馬屁」(ご機嫌を取る、へつらう)とはすごい表現だな。お尻のことは「屁股」と言うし。この辺の漢語は、実にあかぬけない下卑た口語だ。古典の「漢文」と違って、「漢語」は美的表現の洗練を十分に受けていない。

ところで、最近RIVERの塗りが少し変わったな。以前は髪にグラデーションを使っていたが、今は二色塗りをしている。肌の塗りも明るい色の面積が大きくなった。そのため全体的に明るくなった印象を受ける。奇摩高校の頃と比べると、絵柄も相当に変化した。長期連載で絵が変わるのは、漫画家ならばよくあることだが。『魔方陣グルグル』の衛藤ヒロユキなどは、連載中に何度も大幅に絵柄が変わったものだ。『北斗の拳』の原哲夫も、コミックスの1巻と最終巻とではケンシロウの表情が全然違う。彼らに比べれば、RIVERの絵の変化はまだまだ大したことない。

2006年09月12日

OL蔡桃桂2006/09/11

備份←漫畫(まんが)ページへ

備份(バックアップ)はきちんと複数の媒体で取ろう、というお話。同じ硬碟(ハードディスク)にいくつもバックアップを取ってもダメ。地震災害などによるリスクを回避するためには、他の地域にあるサーバーにバックアップを置いたほうがベターなのでしょうな。

文章のみならず、音声も画像も全て記録されてアーカイブとして残っていくのが、デジタル時代だ。昨日はアメリカ同時多発テロの5周年記念日で、当局はテロとの戦いの意義を強調するのに躍起になっていた。あの事件は、出来事 event が時代を表すシンボルとして語られる最後のものとなるかもしれない。あの事件のあった2001年あたりを分水嶺として、ブログが爆発的に発達してネット社会の情報発信の密度が質的に変化した。"Web2.0"と宣伝フレーズのように大袈裟に呼ばれる現象とは、あらゆる人間がネット上にひょいひょい情報を発信し始めて、権威ある情報の編集者 editor が自明の理として特定できなくなった状態のことを指すのであろう。現在残っている半世紀前のナチスや第二次大戦の映像は、全てがカメラマンと編集者の手によって都合よく構成された「やらせ」映像である。何かのメッセージを伝えるために、撮り手が操作をしているのだ。そしてほんの少し前の時代まで、人間に与えられる情報環境は、このような撮り手の「やらせ」によって操作されたバーチャルリアリティでしかなかった。ところが2001年あたりからブログとデジカメの普及によって文章も映像も無数にネットに上せられる時代となり、撮り手が無数に現れてあっちこっちにバーチャルリアリティのコンテンツが乱立するようになった。この時代に至って、もはや権威ある編集者が構成して消費者に与える「物語」は消えたのではないだろうか。たとえ今後関東大震災級の大災害が起っても、シンボリックな事件として後世に物語られることはなくなるような気がする。各人が撮り手となり編集者となって、無数の物語となって拡散していくのではないだろうか。

なんだか、硬いこと書いてしまった。ギャグ漫画のコメントなのに。

2006年09月13日

OL蔡桃桂2006/09/13

長假←漫畫(まんが)ページへ

張瑜梢、長期休暇を申請。父の仇を討つために南太平洋の島に行く?彼の父親は娘と同じ拳法家で、かつてLATTEに拳法技を伝授したことがある。しかし張の言葉の中にしか出てこず、謎の人物だった(この話参照)。久しぶりに長編シリーズが始まるようであるな。

あんまり書くことがないので、漢民族の姓の話題でも。張瑜梢の姓は、他の登場人物と同様に食べ物の「章魚焼」(チャンユゥシャオ、たこ焼き)をもじったものだ。しかし、こういった物語の中で名前を作る場合、漢民族の姓の数(2006年の調査で4100個見つかったという。漢語版Wikipediaより)は極めて限られていることが、意外と制約になってしまうだろう。つまり、日本ならばほとんど無数に姓が存在しているので、マンガや小説で突拍子もない姓を作者が思いついて付けても、「ひょっとしたらありうるかもしれない」として読み手に受け入れられて自然と通ってしまう。しかし姓の数が明確に限定されている漢民族では、突拍子もない姓が作品中に現れたら、おそらく読み手は外国人かニックネームのどちらかと受け止めるに違いない。「無限数」という感覚を前提に持っているか、「有限数」という感覚を前提に持っているかの違いがそこにある。

この漢民族と日本との差は、家系を維持していくことが文化の中心に圧倒的に存在し続けてきた漢民族と、歴史の途中で家系の維持の意義が薄れてしまった日本との差である。日本では古代の「藤原」氏や「源」氏の子孫たちは、鎌倉時代ごろから住み着いた土地の名を苗字(みょうじ)として付け始め、以降この苗字が社会で一般に使われるようになった。「足利」家は下野国足利荘に住んだ源氏の一族であるし、「一條」家は京都の一條通りに邸宅を構えた藤原氏の一族である。こうして、地名だけでなくいろんな由来から家の苗字が付けられるようになった結果、その数は現在無数となったのだ。漢民族はそうではない。台湾では「陳・林はどこにでもいる」ということわざがあるらしい。実際、この陳さん・林さんの二姓を合わせると、台湾の約二割に達するという。漢民族全体の平均値では、その五大姓は「李・王・張・劉・陳」となる。このうち漢帝国の国姓であって漢代以降に爆発的に増えた劉姓を除く四姓は、戦国時代にはすでに歴史文献に無数に登場してくる最もよくある姓となっていた。漢民族はその時代から、社会の骨格の伝統を変えずにしぶとく持ち続けていたというわけなのであろう。(そして異民族が漢化すると、たいてい漢民族のよくある姓を名乗ってしまうので、姓が多様化しない。昔の匈奴人は多くが「劉」姓を名乗っているはずだし、鮮卑人は「元」姓などを名乗るようになった。台湾の原住民たちは、「潘」姓を名乗ることが多かったという。)

2006年09月16日

OL蔡桃桂2006/09/15

老爸的島←漫畫(まんが)ページへ

うーむ、張瑜梢の父は殺されたのであろうか?真相を突き止めに彼女は「章魚島」に向う。島を占領している「花枝派」とは?謎は深まるばかりだ。張の帽子にはしっかり「TAKOYAKI」のロゴがある。

たこ焼きも章魚(タコ)の値段が上がって、チープな食べ物とは言えなくなってしまったなあ。昔は8個で100円の店なんかザラにあったもんだが。海産物を文字通り食い物にしていた日本人は、今しだいにそのツケを払わされようとしているようだ。ま、サンマとアジは豊漁が続いているようだから、これからの秋はサンマを食うことにしよう。

2006年09月22日

OL蔡桃桂2006/09/22

對象←漫畫(まんが)ページへ

「花枝」って、漢語で烏賊(イカ)の別称なのですな。私はタコ焼きよりもイカ焼きのほうが、どちらかといえばちょっと好きだったりする。姿焼きではなくて、溶いたメリケン粉にイカを入れて、卵といっしょに鉄板の上で押し焼きする方のヤツね。梅田阪神百貨店地下街の店が有名だ。イカと数の子を和えた「いか黄金」も、なかなか美味い正月料理だ。イカのくんせいも美味いのだが、あれは食べ過ぎるとたぶん体に悪い。それほどに添加物の味が強烈なジャンクフードだ。

続き物だから、あまり書くことがない、、、最近更新スピードが遅いし、、、、

2006年09月26日

OL蔡桃桂2006/09/25

真相←漫畫(まんが)ページへ

ありゃりゃりゃりゃー!

こんなオチで終わりなのか。
あっけなかった、、、もっと長編になると思っていたのに。果たしてイカ派のご子息とタコヤキ娘との恋愛話がこれから進行するのであろうか?だが張には実は死んだと思っていた元恋人のウナギ派の男がいて、彼は結婚の話が進んでいる所に、記憶を失って登場するのであった、、、、これじゃ、冬ソナだな。

張のお相手(?)の花支完お兄さん(27)だが、なんと「花」姓って百家姓にあるんだな。ディズニー映画にもなった木蘭(ムーラン)のフルネームが、「花木蘭」だ。彼女は京劇の中では「花小将軍」と呼ばれている。

2006年09月28日

OL蔡桃桂2006/09/27

退婚的條件←漫畫(まんが)ページへ

ちょっとずつ、張瑜梢の過去が明らかにされてきた。彼女はキン肉アタルだったわけか。家業を継承することを嫌い、修行場の島から逃げて、OLになった。しかしやはり、彼女は拳法を捨てることはできなかったのだ。そのため父は一計を案じて、殺されたという知らせを彼女に渡しておびき寄せ、いいなずけと婚儀を、、、、

張と花支完とは、「指腹為婚」(チーフーウェイフン、母親のお腹の中にいる時に、親同士が婚約させてしまう)の間柄であった。「指腹為婚」は、中国独特の風習で中国では古来からあったものだという。親の家どうしが近しい間柄の際に両家の結婚を予約してしまうものであって、子供たちが幼い頃から婚約させる「奉子成婚」とは別のものである。まあどっちにしろ、子供にとってはたまんない迷惑であることにはまちがいない。いいなずけなんざあ、ラブコメやギャルゲーでは最もおいしい設定だとはいうものの、、、。世の中そんなにうまく相性が会うとは、限らない。それが合っちまうのが、ラブコメのご都合主義なのだが。あまりにも例が多すぎて、それらをいちいち挙げる気にもなりません。

2006年09月30日

OL蔡桃桂2006/09/29

關鍵←漫畫(まんが)ページへ

ニュースによると、昨日の晩行政院(台湾中央政府の総称。行政院長は総統が任命する首相)が、突然今年10月9日(月)を休暇にして代わりに10月14日(土)を出勤日とする宣言をしたという。これは今年のカレンダーで中秋節(10月6日)と国慶節(10月10日。いずれも国民の休日)とが接近してしかも間に土日が挟まれているために、10月9日だけが平日となっていることを鑑みて、国民の便宜を考えて(?)宣言したらしい。五連休になるから喜ばしいことだが、一週間前の今になっていきなりとは、日本では絶対やらないようなことだなあ。小さい国だからテキパキできるということなのだろうか。そのもうすぐ来る二つの国民の休日が、中秋節と国慶節。中秋節は旧暦八月十五日なので、年によって9月と10月の間を行ったり来たりする移動祝祭日である。日本では芋煮会やったりする程度で国民レベルで祝う日ではないが、中国文化圏では伝統的に大々的に祝う。月餅(ユェピン)の贈答を行なうのも、この日が目当てだ。家族で夜にお菓子を食べて月見をするのが、本来の祝い方だという。もう一つの国慶節は、辛亥革命が始まったとされる日(1912年、湖北省武昌)。つまり中華民国の建国記念日である。といってもこの革命の意義は清朝が倒れたことであって、後にはトップが清朝最大実力者の袁世凱に代わっただけのほとんど中身は同じ政府が成立した。孫文や蒋介石の中華民国国民政府が覇権を握るのは、これから十五年後のことなのだ。


漫画については、続き物だから特に書くことがない、、、、

2006年10月03日

OL蔡桃桂2006/10/03

防禦←漫畫(まんが)ページへ

結局、張瑜梢は花支完に破れ、逃げ帰ってきたと。両者の勝負を決めたのは防御力の差だった、、、南太平洋から泳いで帰ってきたのか?

台湾の星、ヤンキースの王建民の防御率(Earned Run Average、ERA)は、今日現在で3.63。先発もやっていることを考えれば悪い数字ではない。勝ち数は現在19勝(6敗)。20勝いってもしヤンキースがワールドシリーズ制覇でもすれば、アジア人初のサイヤング賞も視野に入ってくる。野茂もできなかった快挙だ。それにしても、150km出る高速シンカーを持ちながら、打たせて取るタイプとは、、、もはやメジャーリーグは、一昔前の日本プロ野球とは次元が違う世界なのだな。ヤンキースでは石川県の青年もようやく復帰したし、日本の阪神ともども秋のシーズンを盛り上げてほしいものですな。

2006年10月04日

OL蔡桃桂2006/10/04

花枝來襲←漫畫(まんが)ページへ

張が休暇を取っていた間に、彼女が契約間近にまで取り付けていたクライアントが、全部他社に流れてしまっていた!なぜだ、と確認の電話をしようとするタコヤキ娘の後ろから、「不用打了」(電話をする必要はない!)の声。

というわけで、花支完初めてのセリフ。「我が花家企業グループの巨大な財力と原価割れ覚悟のリベートの誘惑によって、いかなる会社もお前と取引しようなどと思わなくなるのだよ。どうやら、お前は武術で俺に負けただけでなく、ビジネスの手腕ですら圧倒的な格差があるようだな、、、俺の言っていることは間違ってないだろ?逃げた新婦さんよ!」

「落跑新娘」(逃げた新婦さん)と花に言われていきり立つ張瑜梢、、、しかし、こういうやり方を使うのが、お前個人のビジネスの手腕と言えるのか?

2006年10月10日

OL蔡桃桂2006/10/09

決鬥地點←漫畫(まんが)ページへ

両者が戦えば、ビル一棟も破壊することができるとは。TNT何トン分の破壊力だろうか。放射能が残留しない分だけクリーンだ。しかしビルにアスベストが使われている場合には、やるべきでないだろう。

「啊噠噠噠!」という掛け声は、「あたたた!」だろう。ケンシロウだなあ。ケンシロウの奇声はブルース・リーの「怪鳥音」(アチョアー!!!!!)から来たものだ。昔はあほ中学生どもが、どいつもこいつもブルース・リーとジャッキー・チェンの真似をしていたもんだ。ある奴が、「隙あり、ホアチャー!!」とクラスメートのケツの穴に電撃の突きを入れて、逆に指の骨を折ったことがある。まさにドアホウだ。

2006年10月16日

OL蔡桃桂2006/10/16

頭足綱←漫畫(まんが)ページへ

タコやイカは頭と胴の配置が他の動物と逆さまになっていて、頭から足が生えている形となっている。この特徴を持った軟体動物が、「頭足綱」に分類されている。イカ(漢語名:章魚)、タコ(同:花枝)、オウムガイ(同:鸚鵡螺)の他に、すでに絶滅したアンモナイトも含まれる。だから「頭(の下に)足(がある)」という意味なのだが、「頭(を)足(とする)」とも漢語で読めるわけで、今回のオチとなるのだ。

タコといえば、そろそろおでんの季節ですなあ。面白いことに台湾ではおでんのことを関西の呼び方である「関東煮」(クァンドンチュー)と言う。関西で「関東煮」(「かんとだき」と読むのが正しいネイティブ発音)と呼び習わしているのは、この鍋料理が江戸由来のものだからだ。いっぽう「おでん」とは、「お田楽」(おでんがく)の略である。本来の田楽とは豆腐に味噌を塗って串焼きする料理のことだが、次第に豆腐や他の種を鍋で煮込んだ「煮込み田楽」も現れた。この煮込み田楽がおでんにつながっていくのだ。江戸の本式のおでんには、特徴ある種としてシラタキ・ハンペン・チクワ麩(小麦粉を練り固めた固い麩。チクワというより薄切りする前のナルトに近い)・ツミレ・ガンモドキ・スジ(鮫の肉の固い部分を練ったもの)が入っている。一方関西の一般的な関東煮には、板コンニャク・牛スジ・コロ(鯨の皮)・牛蒡天(ごぼてん。ゴボウを中に通した関西式「テンプラ」。つまり薩摩揚げのこと)・餅袋などが入っている。江戸式は練り物中心で軽快、関西式はボリュームがある。その中間には、名古屋式の味噌おでんもある。これは言うならば本来の味噌を使った「田楽」の精神を生かしている形と位置付けられるだろうか。

タコは関西の関東煮では普通に入れる種。大阪にあるその名も『たこ梅』のタコが有名だ。これは他の種が鍋の中で煮られるのとは違って、分けて作られている。京都の祇園にも有名な店、『蛸長』がある。でも関東煮で私が一番うまいと思うのは、タコでも卵でも大根でもなくて、長時間煮込んで中までダシの味がしみこんだジャガイモの丸ごと煮だ。

、、、ところで、ブレイクダンスしている兄ちゃんたちのTシャツに、信長の家紋の五ツ木瓜(いつもっこう)がプリントされているな。これは俗説に「木瓜(キュウリ)の輪切り」をデザインしたものだと言われているが、本当のところは古代中国の吉祥文様である「窠」(か)の変形で、鳥の巣をデザインしたものだ。著名な神社の御簾(みす)などには、しばしばこの「窠」の図柄が描かれている。


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この暖簾に描かれているデザインが、四ツ木瓜(よつもっこう)。「窠」の文様から直接派生したバリエーションだ。

2006年10月25日

OL蔡桃桂2006/10/25

文書錯誤←漫畫(まんが)ページへ

9日ぶりに更新。10月は更新ペースがガクッと落ちてしまったな。大きな声では言いたくないけれど、この作品の連載もそろそろまとめる時期にさしかかっているのかもしれない。息の長いほのぼの系漫画というよりは、ハイテンションのドタバタ系漫画だからね。まあつまらん岡目八目的な茶々は置いといて、今後の創作を見守ることにしよう。

イカとタコが戦っていた戦場は、蔡桃桂の租屋(アパート)だったわけか!こりゃ確かに「可不得了了」(えらいこっちゃ)!だが、当然会社から弁済があるだろうから、口八丁で申し立てをすれば法外な補償金を得ることができるぞ。ただし自分の会社だから、特別損失で赤を出して今年のボーナスは激減するかもしれないけれど、、、死傷者が万一出ていたりしたらね、、、

2006年10月27日

OL蔡桃桂2006/10/27

租屋←漫畫(まんが)ページへ

租屋(アパート)がぶっつぶれてしまった蔡桃桂、とりあえずは部屋を探さなくてはならないことに。、、、会社はどうして手配しないのだ!ひょっとして親方日の丸の国営企業か?社会にかけた迷惑よりも面子をつぶさないことの方が大事で、もみ消しでもしたのか!

、、、などと、どうでもいいことを詮索するのはやめにして、部屋探しの内容。言舒姫さん(久しぶりだなあ、、、娘さんは元気だろうか?)が提案した物件は、当然超高級物件。三百五十坪で月四十七万元(約160万円強)か、、、価格以前に、三百五十坪も一人で何に使うというんだ。ちなみに、「坪」という単位は日本統治時代に台湾に持ち込まれたものだ。現在、政府の公式単位としては廃止されているが、民間では便宜的にまだ使われているようだ。

いっぽう、艾鈺冰の提案した物件は、、、例によって霊がらみの場所でした。「南無阿弥陀仏」だが、台北では宿泊したホテルのエレベーターの扉の上に「南無阿弥陀仏」のお札が貼ってあって、ちょっとびっくりした。


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2006年11月01日

OL蔡桃桂2006/11/01

真的討厭嗎←漫畫(まんが)ページへ

張瑜梢と花支完、引き続いて勝負を行なっているが、防御力の差によって張は連敗。可惡!花枝混蛋!(おのれ!イカのバカヤロー!)だが、強い男しか友達にしたくないと日頃言っている張。こいつまで嫌っていては、男友達など一生できないだろう。「いやよいやよも好きのうち」で、戦っているうちに相手を気にする感情がいつのまにかできてしまい、やがてもっと強い敵が現れて敗れた男のことを、女は今度はかばうようになり、、、なんていうのが黄金パターンなのだが。欲望は私とあなたの一対一で起こるのではなくて、異質な第三者が介入することによって初めて燃え上がる。ラブコメは三角関係がなくては結ばれる結果を生まないし、友情物語はより強い敵がいなくては団結する結果を作れない。人の神への信仰ですら、おそらく信仰の敵を必要とする。そして、ナショナリストは民族の敵を必ず求めるのだ。

2006年11月06日

OL蔡桃桂2006/11/06

隱藏已久的告白←漫畫(まんが)ページへ

おおっと!これは想像の斜め上を行く展開に!そういえば、張瑜梢が沙小馬に脈がありそうなシーンがあったな、、、、ずーっと前に。張っていた伏線をここで発動させたか、、、結局張は普通の男でもよかったわけなのだね。「胸板鉄板のごとくの強い男としか付き合わない」と言っていたのは、ただのポーズかまたは自分を無理にしばるための自己暗示だったのか。まあこういう展開もまた、悪くはない。

ところで台湾政界は最終局面に入っているな、、、阿扁ももうだめだな。次は、たぶん馬英九氏か。彼は国民党主流だから、日本よりも大陸を重視しそうであるな。

2006年11月09日

OL蔡桃桂2006/11/08

身與心←漫畫(まんが)ページへ

うーむ、ということは、張は前々から小馬の35歳Over限定の魅力にノックアウトされていたということなのか?何やら強引であるな。まあギャグマンガだから設定はあまり重きをなさないのであるが。

張は見かけは25歳でも精神年齢は50歳だということであるが、見かけは35歳以上でも精神年齢がもっと低い人間はいるぞ。いや、余りにも多いぞ。そうなると小馬のパワーが通用する対象は非常に限定されることになるが?これも、ギャグマンガだからツッコミも味のうちなのではあるが。

2006年11月13日

OL蔡桃桂2006/11/13

揮向小馬的一拳←漫畫(まんが)ページへ

今回は純然とした見せ場であって、次回へのブリッジ。だから、ストーリーについては特に付け加えて言うことはありません。

拳が相手に当たるまでの瞬間に色々なことが起こるのは、マンガのお約束の文法というもの。野球のボールがピッチャーからミットに収まるまでの時間はおろか、ピストルの弾が自分に当たるまでの瞬間においてすら、登場人物が何コマ(いや、場合によっては一話を費やすこともある)にもわたっていろんなことを考えるのと同様の「マンガ的時間」だ。

2006年11月17日

OL蔡桃桂2006/11/17

金剛不壞←漫畫(まんが)ページへ

奥義『金剛不壊』、、、、沙小馬は、張瑜梢に殴られ続けているうちに、いつのまにか不死身の防御力を体に会得していたのであった。、、、これじゃ、ほとんど浦島景太郎じゃないか!すると、張瑜梢はツンツンしていながら最後は主人公に転ぶ、「ツンデレ」(この言葉はどうも好かん)ヒロインなのか?ただ張はツンデレにつきものの不器用さが、あるかどうか?


力一辺倒で生きてきた女の子の張瑜梢が、恋を自覚してしまって自分の女の子らしさの足りなさに悩むようになる。そしてある休日、料理なんかを親友の蔡桃桂に頼んで特訓してもらうのであった、、、、

次の曰の朝。

「ど、どうしたんだよ、その手?バンソーコーだらけじゃん?」

「い、、いや、何でもないんだ!拳法の特訓してケガしただけだよ!それよりも、、、これ、うちの母さんが昨日作りすぎちゃってさー!どうせだから、あんたにあげるよ。余ってるんだし!」

「、、、お前の母さん、炭焼きの趣味があったのか。備長炭か?」

「クッキーだよ、バカヤローーーー!!!」(ドカッ!)


、、、くだらないのでこのへんにしとこう。

老百姓といっても、田舎の農作業じいさんのことではない。「老百姓」(ラオバイシン)は日本語の「一般人」「庶民」と同意義。政治家もしばしば使う言葉で、差別的な意味合いはない。

2006年11月25日

OL蔡桃桂2006/11/25

特訓←漫畫(まんが)ページへ

思いを寄せる不死身の彼氏を修行の相手に連れ込むなど、ますます某マンガの某キャラに似てきたじゃないか、、、そういえば、以前にも二人で酔った後の夜に「一晩つきあって」と言って酔拳の練習をしていたな。実は張瑜梢の思いはあのときからだったのか。何たる伏線!、、、、後付け?それを言っちゃあおしめえよ。

三コマ目のバックは、エヴァンゲリオンですなあ。事務的文書のためのフォントである明朝体がアニメに使われると、ちょっとギョッとする。その効果を狙ったものだった。明朝体は読みやすいが、MSOfficeで繁体字用のフォントとしてインストールされるMS Song(宋朝体)は、ブラウザで表示されると極めて読みづらい!中文WikipediaもIEではこの宋朝体で表示されるので、読むのに一苦労することがある。宋朝体は明朝体よりもよりスタイリッシュなフォントで、独特の味わいがあるのだが。フォント話を続けると、台湾では屋台の値札や広告などで、例の少女丸文字体をどういうわけか非常によく見かけた。流行っているのだろうか。日本では今やとんと見かけなくなったので、ちょっと変な感じがした。

2006年11月29日

OL蔡桃桂2006/11/29

房子←漫畫(まんが)ページへ

張瑜梢と小馬の話は置いといて、そういや竇輔が蔡桃桂に自分のマンションの空部屋を紹介していたんだっけ。それは、普通に立派なマンションだった。竇輔「もしかして、君はずっと僕が豆腐のパッケージの中に住んでいるとでも思っていたわけ?」、、、同じ棟の中に住むことで、竇輔と蔡桃桂の仲も以降進展してしまうのだろうか?

間もなく十二月だが、台湾の今週の予報ではまだ最高最低気温が共に二十℃前後。登場人物が半袖でも、別に違和感のない気温だ。日本は今週から恐ろしく寒くなるという予報。京都の来週の予想最低気温は、二℃と発表されている。底冷えするだろうなあ。

2006年12月04日

OL蔡桃桂2006/12/04

歸屬感←漫畫(まんが)ページへ

豪華なお部屋!明るい室内!壁にテレビが作りつけ!そしてN・S・M三社のゲーム機ももれなくプレゼント!というわけで、直ちに帰属感を得る蔡桃桂であった。

次世代ゲーム機戦争では、Nが現在世界中で大きくリードしているようだな。Sは巻き返しのために赤字覚悟の販売をしている。もしこれで失敗して、さらにDVDの次世代規格でも敗れたら、いよいよ悩める巨象はおかしい。たとえホラとはいえ、堀江が買収しようと考えたというのは、視点としてはよい。

壁にかけられている絵には、菜頭粿(大根餅)が。台湾の屋台で食べてみたのは、はっきり言って安かろうまずかろうだったな、、、大根の食感など全くありゃしない。みそはビンに入った豆板醤そのまんま。丁寧に作れば、もっと美味しい点心なのだが。


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2006年12月06日

OL蔡桃桂2006/12/06

同居人←漫畫(まんが)ページへ

蔡桃桂と竇輔、同じ棟のマンションの中でますます親密な近所づきあいを、、、と思ったら、やっぱりダメだった。女友達を二人の近所に乱入させるのは、ラブ米で話を引き伸ばすための定石。帰ってきた張瑜梢は、まさか小馬と共に移り住むのだろうか?

「莎呦那啦」は当然「サヨナラ」のこと。しかしこの言葉、当の日本人ですら語源を知らずに使っている。語源は「左様(さよう)なら」すなわち現代語で言えば「それならば」であって、「左様ならば、お暇(いとま)致します」というニュアンスが背後に隠されている。すなわち「さよなら!」は、くだけた別れ言葉の「それじゃ!」「それでは!」「そんじゃね!」と、似た意味の言葉なのだ。

2006年12月12日

OL蔡桃桂2006/12/12

竇輔的長處←漫畫(まんが)ページへ

この言い方からすると、、、同じ棟の中どころか同じ部屋を四人で分け借りするというのか?それは日本語で言う「同棲」ではありませんか。アメリカで学生がアパートを複数の人間で分け借りするというのは聞いたことあるが、それでも同棲じゃなかった同性でするのが普通だ。確かに(もし貸主が許可するならば、の話だが)ばらばらに借りるよりは保証金や管理費などを節約できる利点があるとはいうものの、、、、うーむ、ちょっと感覚がよくわからない。

三人の言っている内容は、表の意味としては、

張「竇輔の蔡桃桂への思いはとっても長続きしているんだよ」(持久)

艾「部屋のサイズはとても大きいわよ」(賽斯 = サイズ)

蔡「(ゲーム)プレーが楽しいしね!」(遊戲 = プレー)

だが、、、真の意味は、もはや明々白々。

2006年12月16日

OL蔡桃桂2006/12/16

多少吋←漫畫(まんが)ページへ

モバイルに、披薩(ピザ)を落として、12インチ。モバイル用のOSとして、昔WindowsCEっていうのがあったな。(いや、、、今でもある。)CEはドリキャスを動かすOSでもあった。(こちらは正真正銘の、懐かしゲーム機。)Vistaはどうなったんだろうか?といっても、二世代前のWinMeを使っている私には、当面関係ない話題なのであるが。

オフィスの背景には、クリスマスツリーが。最近の京都はエルニーニョの影響で暖冬気味。木枯らしも吹かず、梅雨時のように雨続き。野菜の値段はずっと超安値だ。消費者にとってはありがたいが、生産者にとってはたまったものじゃない。スキー場も雪が全くない状態。冬らしさが到来するのは、当分先のようだ。

2006年12月28日

OL蔡桃桂2006/12/28

成親最終戰←漫畫(まんが)ページへ

二日前台湾東部で、死者の出る地震があった。日本と台湾は同じく地震の頻発国、人ごとではなく心配してしまう。二年前のちょうど年末には、スマトラ沖で巨大津波があった。東海地震も南海地震も、そのうち必ず起る。こればっかりは、環太平洋造山帯の住民の宿命だ。

内容は、再び花支完との戦いの場に立ったタコヤキ娘。前面に、小馬を装着して。正月の余興の二人羽織か?それとも、女性上位系の新手の体位でプレ、、、ドカ、バキ、ヒィィィィッ!

2006年12月30日

OL蔡桃桂2006/12/29

輕敵←漫畫(まんが)ページへ

装甲は強化したが、段取り悪くて機動力皆無。まさにケーニヒスティーゲルのようだな。攻守に最強のナチスドイツ軍戦車も、かんじんの石油がなくては突っ立った砲台に過ぎない。それでは反転攻勢など、夢のまた夢であった。その意味でヒトラーが資源地帯の掌握を戦争の最重点課題としたのは、ある意味で理解できる判断であった。しかしナポレオン時代の戦争ならば兵隊にパンを食べさせるための穀物を調達すればよかったが、近代戦が拠って立つ重化学工業はたとえ一時的に占領したとしても行政組織全体を乗っ取らなければ鋼板一枚作ることができない。結局ヒトラーは戦争を外交の延長とするのではなしに、戦争で外交に代えたことが、時代錯誤であった、、、なんだか全然漫画の内容と関係なくなってしまった。

2007年01月03日

OL蔡桃桂2007/01/03

弱點←漫畫(まんが)ページへ

前回から立ち直って、コンビネーションを回復させた小馬と張瑜梢であった。しかし、、、(つづく)

さて新年となったが、Yahoo!JAPANでは画面にイノシシが歩き回っているように、日本では電車の中吊り広告でもテレビのCMでも猪(いのしし)一色だ。しかし、単に「猪」(繁体字では、「豬」)と書けば、漢語ではイノシシではなくてブタのこと。イノシシは「野豬」である。そして干支の動物もイノシシではなくて、「ブタ年」なのだ。もともとは家畜のブタであったのだが、日本ではブタを飼う習慣が輸入されなかったので、そのへんの里山にいるイノシシに干支の動物が置き変わったのであろう。

日中文化の比較をここまで書いたが、実は台湾ではまだ干支が新年に変わっていない。台湾・中国大陸・シンガポールなどの中国文化圏では、昔ながらに旧正月を祝うからだ。今年の旧正月は遅くて、二月十八日。正しく梅の咲く新春だ。

2007年01月08日

OL蔡桃桂2007/01/08

互擊←漫畫(まんが)ページへ

超高速回転する最高の狗公腰の持ち主、小馬ですか。夜の動きもさぞかし豪快そうですな、、、などとオヤジ的発言を一発。相撃ちだが、二対一で張瑜梢は健在。どうやら勝負あったか?

一月五日に、長年延びに延びていた台湾新幹線が、ついに開通した。喜ばしいことだ。しかし、伝え聞くニュースによると、乗客を規制する規則がやたらと多いようだ。出発時刻に遅刻したら切符は即無効、新幹線の駅構内に留まれる時間は三時間限り、持ち込む食べ物にまで規制があるとか(臭豆腐はダメらしい)。法家思想そのものの発想だな。法家思想の前提として、人民には自発的にマナーを守ってルールを作る能力が欠けているというものがある。だからお上が強権を用いて規則で縛らなければならないということになるのだ。ずいぶん人民を馬鹿にした考えだが、ある意味ではそうでもしなければ無法無天の人民は制御できないという事情もあったのであろう。しかし、台湾新幹線の規則づくめは、当局の列車運営の自信のなさの現れであるに違いない。その辺、サービス産業のノウハウはまだまだなのかもしれないな。台湾でこれだから、大陸はもっともっと遅れているに違いない。

2007年01月13日

OL蔡桃桂2007/01/13

結局←漫畫(まんが)ページへ

拳を交わすほどにつのる、この思い、、、倒すことこそが、愛!なんてね。結局、三角関係になるのだろうか?それにしても、これから張瑜梢は竇輔と同棲することになるのだが、小馬はそれを許すのか?

2007年01月16日

OL蔡桃桂2007/01/16

逆轉←漫畫(まんが)ページへ

朱課長の言っているフレーズ「ずいぶん長いこと、スルメを焼かせることはなかったが、、、」(好久沒炒人家魷魚了、、、)というのは、どうやらイディオムであるようだ。「炒魷魚」というのは、直訳すれば「スルメを焼く」であるが、これは「失業する」という意味があるらしい。どうしてなのかは、よく知らない。

花支完のはからいにより、クビの宣告状態から今期業績ダントツ一位となった、張瑜梢。こら小馬、喜んでるんじゃないよ。敵に1ポイント取られたんだぞ。

2007年01月20日

OL蔡桃桂2007/01/19

影像中的人←漫畫(まんが)ページへ

羅伯斯に衝撃的影像を見せられた、蔡桃桂。「こ、これは、、、っ!」崩れる高層マンションに這い登って彼女を助けるという、ダイハードばりの活躍をしたこの師哥(イケメン)は!「あなた、鬥虎と同じシャツしてる!」鬥虎というのは、南海の孤島で一行が遭難したときに、素顔を見せた竇輔が自分の名前を名乗ったのだけれども蔡桃桂に聴き間違えられた名前。この回参照。鬥虎(dòuhü)と竇輔(dòufü)では確かに普通話ならば発音記号がわずかに違うが、これが台語での発音ならば取り間違えられるということなのであろう。ネイティブでないので、詳しくはわからん。ただ日本語で読めば、それぞれ「とうこ」と「とうほ」になって全く違う発音になる。台語の源流である福建地方の閩南語は、発音が普通話よりもよほど日本語に近い。つまり、古い層の漢語の読みを保存しているのである(日本語の漢字の読みは、ほとんどが魏晋南北朝時代か、あるいは唐代の発音)。だから、台語ならば、「鬥虎」と「竇輔」は読みがぜんぜん違うのかもしれない。

これで蔡桃桂も、竇輔の正体に気づくのだろうか?もし気づいたら、もう話はラストスパートになってしまうだろうな。だが気づかなかったら、、、彼女はよほどに分厚い生臭豆腐嫌いのフィルターが目にかかっているのだろう。

2007年01月27日

OL蔡桃桂2007/01/27

比薩←漫畫(まんが)ページへ

これは面白い。何が面白いかと言うと、今回のギャグはハイブロウであるが、日本語では通用しない。というのは、食べ物の"pizza"とイタリアの都市名の"pisa"は、漢語では等しく「比薩」と書かれる。しかし、日本語では前者は「ピザ」であって、後者は「ピサ」だからだ。外来語のザ行とサ行は、漢語では同一視される傾向にあるのかもしれない(例:スイス=瑞士、スエズ=蘇伊士)。しかし食べ物の方の本来の読み方は、あえてカタカナで表記すれば「ピッツァ」だ。どこからこの日本語の読み方が出たのだろう?単にローマ字を棒読みしただけか?
(、、、と思ったら、日本語版ウィキペディアに一応の説明があった。やはり、初めて日本に紹介されたときに「ツァ」の表記がまだ存在しなかったために、あえて「ザ」と読んだということだ。ところがその日本語の変化させた読みが、漢語の読み(あえてカタカナで書けば、「ピィサァ」)とも対応している。漢語も「ツァ」は表記できないということか。ちなみに「フィレンツェ」「ヴェネツィア」の漢語表記は「佛羅倫薩」(フルォルンサァ)「威尼斯」(ウェィニィスィ)でそれぞれ英語の言い方を採用している。)

ピサはダンテ(但丁)の時代にはイタリアの強国の一つ。かつて西海岸の雄であったが、ジェノバとの戦いに破れて覇権を失った。今は斜塔で有名なだけの小都市だが、かつては大艦隊を繰り出してアラブやジェノバと戦い、ダンテの生きた十三世紀に凋落するまではティレニア海の女王というべき存在であった。この頃の戦国イタリアの歴史は、まことに面白い。

昔に比べて何となく丸っこくなったRIVERの絵だが、蔡桃桂は相変わらずいいね。艾玉冰は久々のご登場。

2007年01月30日

OL蔡桃桂2007/01/30

貼紙←漫畫(まんが)ページへ

残念ながら今回のエピソードは、内容がよくわからないです。私は猫を飼ったことがないので。迷い犬探しの張り紙は滅多に見たことがないけれど、迷い猫探しの張り紙はしょっちゅう出ている。猫は塀を乗り越える能力があるから、外に簡単に出ることができる。その上、犬よりも迷う習性があるのだろう。

2007年02月03日

OL蔡桃桂2007/02/02

家事分工←漫畫(まんが)ページへ

ざわ、、、、
ざわ、、、、
ついに同棲時代に突入っ、、、。
「分工」とは分業、分担のこと、漢語で「工作」と言えば、仕事のことっ、、、、。
だから、お前ら、家事分担とか言っている以前に男女1対3で同棲していることの異様さに、気付けっ、、、。

2007年02月10日

OL蔡桃桂2007/02/09

貓脚印←漫畫(まんが)ページへ

例のスタンプを取られてしまって、貓ちゃんは迷ってしまった。どこに、、、芝加哥(シカゴ)に。良牙くん並の方向オンチの才能であるな。
漢語では、外国の国名や地名もまた、当然漢字表記になる。美國(アメリカ)の地名の漢字表記で面白いのは、「舊金山」と「檀香山」。「舊金山」はサンフランシスコのこと。これは、この都市の東郊のシェラネバダ山でかつて金鉱が発見されて、大発展が始まったところに由来する。そのとき華僑の労働者もまたこの都市に多数詰め掛けて、彼らはこの都市を「金山」と呼んだ。だがその後オーストラリアのメルボルンの金山がより華僑労働者の行き先となって、サンフランシスコは「舊(旧)金山」と呼ばれるようになったのであった。ゆえにメルボルンは、「新金山」と漢語で書かれる。
いっぽう「檀香山」はホノルルのこと。この都市からかつて檀香木(白檀)が積み出されたところから、華僑たちが名付けたものだ。このように、インテリが常に外国の事情を率先して学んできた日本とは違って、中国ではインテリは概して伝統の中に沈み、むしろ労働者たちの方が先に外国を動き回ってその事情をよく知っていた。だが、苦力(クーリー)と呼ばれた彼らの歴史は、また地獄の歴史でもあったのだ。

2007年02月16日

OL蔡桃桂2007/02/14

訣竅←漫畫(まんが)ページへ

貓ちゃんとは違って、、、こっちの方は乳首当てですかよ!ボディーコンシャスですな。気持ち悪いとも言うが。
ペインティングと言えば、大陸の雲南省で岩肌の数千平方メートルに緑のペンキを塗ったくった馬鹿者がいたとか。何でも風水師に言われて、元の岩肌の色が不吉だから塗り替えたという。それに対して県の林野当局は、「岩肌は木がないから、管轄外」だと言って、止めなかったとも伝えられている。巨大な中央集権国家では、必然的に地方政府というものは腐敗と無能の極みにある。上意下達の中央集権だから地方の自発性の価値が評価されることもなく、その上良質の人間が全部中央にいってしまうからだ。そのため地方の住民が地方政府を信用できずに、列車に乗って北京の中南海に続々直訴に行くという笑えない現状が今だに存在しているのだ。いくら北京や上海が栄えていても、巨大な中央集権国家の点でしかないこともまた、事実なのだ。十三億人の社会を限られた点に集中させれば、そりゃあ少しは見栄えがするだろう、、、

2007年02月17日

OL蔡桃桂2007/02/16

好人←漫畫(まんが)ページへ

「可以請你當好人嗎?」
今回は、蔡桃桂のこの言葉がダブルミーニングであることを理解できなければ、何が何だかわからない。
「好人」というのはそのまま訳せば、「いい人」である。だがもう少しつっこんだ意味では、二つある。一つは、いわゆる「恋人じゃなくて、友達の関係でね!」というニュアンスが付けられる場合。最近、「好人卡」(いい人カード)という言葉がよく使われているらしい。要は、女性がこのカードを切れば、男は「お友達」として扱われる、つまりフられる、という意味。だから、蔡桃桂の上の言葉は、

― あなたをお友達(扱い)にしていいですか?

という意味となる。だから、竇輔はあせったのだ。いっぽう「好人」のもう一つの意味は、、、「善玉」「ベビーフェース」のこと。それが今回のオチであった。

2007年02月22日

OL蔡桃桂2007/02/21

回家的路←漫畫(まんが)ページへ

貓ちゃんの新兵器は、蝙蝠侠(バットマン)ばりのサーチライトによる空中サインだったとさ。しかし夜ならばいいが、昼間に帰るときにはどうするのだろうか?

今日は、春節五日目。台湾では、今日が仕事始めになる。日本より一日正月休みが多いというわけか。この後一ヶ月半したら、今度は四月上旬の清明節になる。清明節は、日本のお彼岸に対応する祖先の墓参りの行事。同姓の親戚で集まって、夜通し飲んで食って騒ぐのが慣例となっている。日本のお彼岸は、田舎とか旧家とかでなければ、もはやそこまでやらないね。

2007年02月24日

OL蔡桃桂2007/02/23

貓叫聲←漫畫(まんが)ページへ

ニャン公の発情期ですか。もうすぐ夜になると至る所から聞こえてくる、例の鳴き声。すさまじくやかましい。まあ、私のマンションでは夜になると時々人間の鳴き声も聞こえて来るのだが、、、こちらは季節関係なし。

2007年02月27日

OL蔡桃桂2007/02/27

喉糖←漫畫(まんが)ページへ

喉糖(のど飴)は、午後の眠気覚ましにも使える。だが私はコーヒーにする。私は薄荷のドロップとかガムとかが嫌いだ。
薄荷ではないが、中華料理でしばしば使われる香草に、香菜(シャンツァイ)がある。コリアンダーのことだ。あれも、噛むと薄荷系統の味がする。日本人には、あの味が食物の味として不適切だと感じる人が多いらしい。確かに歯磨き粉のような風味がする。しかし私は中華料理やタイカレーに添えられていれば、違和感なく食べられる。和食に添えられると、ちょっとイヤだが。
スパイスついでに、このまえ八角を使って肉を煮込んでみた。立ち昇ってくる香りは、、、まさしく台湾の屋台料理屋の匂いだった。屋台から匂ってくるあの独特の香りは、八角のものだったんだな。

2007年03月03日

OL蔡桃桂2007/03/03

中箭←漫畫(まんが)ページへ

あれあれ。牛舞花は、本気で歐雷恩に惚れてしまったのか。厚い胸板が気になっていた程度だと思っていたのだが、、、しかし、彼女は彼がぬいぐるみ愛好家であることなど、知らないであろう。

今日の奇摩新聞。今年二月十二日に中華郵政から改称した臺灣郵政の頼理事長が、とつぜん更迭された。理由は明らかでないが、この改称にからむいざこざが背景にあるらしい。最近、陳総統は急に改称政策を進めている。すでに私が去年使った中正国際空港も、現在は空港がある県の名前を取って台湾桃園国際空港に名前が変わっている。空港の他にも、全国の都市に必ずある蒋介石の号の「中正」を付けた通りの名前も変更するなどの「脱蒋介石」キャンペーンが、総統の与党民進党から打ち出されている(参照記事)。自らの身内のスキャンダルで大きく威信を落している陳政権が、大陸寄りの国民党との政策の違いを明らかにして台湾独立派にアピールしようとして行なっているのは、間違いない。気負うのはよいが、大陸との紛争に巻き込まれないような、賢明な舵取りを望む。

2007年03月09日

OL蔡桃桂2007/03/09

浪漫←漫畫(まんが)ページへ

言舒姫さんもひっさしぶりやなー。今回は貓ちゃんに猫目石(キャッツアイ)を渡す役目。キャッツアイというのは、正確には特定の宝石ではない。むしろ、宝石の模様のことだ。縦に猫の目のような筋の構造が入っていると、一般にキャッツアイと呼ばれる。一番有名なのはクリソべリルのキャッツアイだ。これがキャッツアイと言われることが多い。
今回のタイトル、、、「浪漫」、、、これを漢語で読むと、「ランマン」になってしまう。「浪漫」はたぶん日本人の当て字だろう。それが、輸入されて使われているのだろうか。"roman"の"o"は英語ならば「オウ」、フランス語ならば「オ」と発音する。向こうの人が「浪漫」の当て字を使うことによって、元の発音を誤解してしまわないことを、望む。

2007年03月13日

OL蔡桃桂2007/03/13

密室殺人←漫畫(まんが)ページへ

田支店長、相変わらずの名探偵コナンごっこか。あのマンガも、長々と連載しているなあ。こち亀よりかは、マシだが?
Canned fishと言えば、シュールストレミング。置きっぱなしの下着よりも、臭い(たぶん)。オフィス内で開けたら、おそらくクビだろうな。

2007年03月14日

OL蔡桃桂2007/03/14

企劃書←漫畫(まんが)ページへ

企画書は、量ではない。質だ!、、、とはいうものの、TPOを損なえば、上司に読んでもらえるものも、読んでもらえない。おい、男子トイレにOLが入るな!課長も、呼びつけるな!

奇摩新聞によると、鉄人アスリートの林義傑(ケヴィン・リン)が、今度はカナダの北極圏横断挑戦に出発したとか。これまでにもサハラ横断を敢行した男だ。冷夏じゃなかった零下二十度か、、、ううっ、寒い!それにしても、漢語版Wikipediaの林義傑の記事が、小学校時代からの彼の獲獎記録(タイトル獲得記録)を列挙しているのは、なかなかに笑えてナイスだ。

2007年03月27日

OL蔡桃桂2007/03/27

體重←漫畫(まんが)ページへ

今回は、何やら『あずまんが大王』の一話を思い起こさせるな。
こういうの(キャラは、水原暦)。


P3250004.JPG

マラソン大会の後で、体重計でダイエットの成果を確認。
だが、、、服を脱いでも、、、メガネを外しても、、、という話。
鬼(幽霊)の阿公にも、重量があったんだな。エクトプラズムで、出来ているのだろうか?

2007年03月29日

OL蔡桃桂2007/03/28

名人愛用←漫畫(まんが)ページへ

wiiは世界的ブームを巻き起こしているようだ。任天堂の逆襲は強烈。エンターテイメントメーカーの基本を見失っていなかったということであろうな。ソニーは、企業を一社に統合したのは少なくともエンタメ部門にとっては誤りであったのかもしれない。遊びの世界とビジネスの世界を同一地平に置いてしまったのは、前CEOの出井氏の直感のミスといえるのであろうか。今は亡きドラッカー氏も絶賛していた人なのだが。彼も、子供たちや大人の子供心というものを、洞察することはできなかったということか、、、

今回の名人は、ブルース・リーである。決してブルー・スリーでは、ない。

2007年03月31日

OL蔡桃桂2007/03/31

針孔←漫畫(まんが)ページへ

わたし、蔡桃桂といいます。
OLです。
実は、わたし、見られちゃったんです。
同棲している竇輔さんに。○○○を。そっと。
だって、同棲してるのに、のぞくのは男の甲斐性というものですわね。
あーっ、あんなところに穴まで開けられて。
あーっ、ほんとに色狼なのね、竇輔さんったら。

、、、だから、同棲しているのに、のぞかれて怒るほうがどうかしていると思うのだが、、、

2007年04月03日

OL蔡桃桂2007/04/03

地産大亨←漫畫(まんが)ページへ

自宅の前に止まれば、プレーヤーから料金を徴収!、、、できたら、みんな土地を持つだろうな。モノポリーは、日本の人生ゲームよりえげつない。人生ゲームではいろいろトラップがあって勝者が勝ち逃げできないようになっている。日本的といえば、日本的だ。

台湾では選挙のシーズンはもう少し先になりそうだが、日本ではこの日曜日に統一地方選がある。私の大学の後輩も、県議選に立候補している。すでに一度落選していて、これが最後の選挙となるであろう。末席でもよいから、当選してほしいものだ。まことに、有為の後輩であるゆえ、、、といいながら、おそらくどんなによくても、得る得票は現在ネット上を騒がせている某都知事候補が得る票を、ダブルスコアで下回るのであろうなあ。有権者の人口が違うから一概に両者を比べられないが、これで得票率でも下回れば、まさしく「やってられないわ」と言いたくなるものだ。某氏の主張など私は全く賛成できないが、それでもネットで祭りになっている以上はたぶん相当数の票を得るであろう(万一当選したら、日本は国際社会から白い目で見られるだろうが、、?)。真面目な努力は見向きもされず、大衆の気分が人気をかっさらう。選挙とはそういうものだ。悲しきことかな。

2007年04月06日

OL蔡桃桂2007/04/05

←漫畫(まんが)ページへ

三人とも、人の家なのにやりたい放題しているな。
― ああ、これはわかった。『魔太郎がくる!』の話であった、人の好意につけ込んで他人の家に居座った人間が、仲間をどんどん呼び込んで最終的に家を乗っ取る計画なんだな。蔡桃桂、腹黒い女よ、、、マンガでは最後に、実家を乗っ取られる寸前となった魔太郎の

うらみはらさでおくべきかーっ!

が炸裂して、侵入者全員に催眠術をかけて、大金持ちの家に引っ越させることで解決した。魔太郎いわく、「あの家は広いから、大丈夫だろう、、、」
あ、竇輔は金持ちなんだったな。だったら、このまま乗っ取られるがよいさ。

2007年04月08日

OL蔡桃桂2007/04/07

祖先←漫畫(まんが)ページへ

千年前に黒魔術師だったということは、愛玉冰の祖先は西洋人だったということか?
アラブあたりから中国に流れて来たのかもしれないな。宋代にはすでに中国にユダヤ人集落があったぐらいだし(今でも継続している)、、、
中国と西洋(とりわけ中東)とは、昔から相当に交流が深かった。そこが、日本と違うところだ。日本文化にとってイスラムは全く絶縁体の世界であるが、中国文化はそうでもない。「回族」と呼ばれるイスラム教を奉じる人々が多数いるし、イスラム式のメニューである清真料理は中華料理の一大ジャンルとなっている。イスラムを感覚で受け入れられるかどうかは、日本と中国とを決定的に分ける一つの面なのかもしれない。真面目にイスラム教を奉じる人ならば、日本はとても住める国ではないであろう。

ただのギャグマンガなのに、真面目に考察してしまったりする。

2007年04月10日

OL蔡桃桂2007/04/07

粉絲←漫畫(まんが)ページへ

艾鈺冰の祖先の位牌には「カトリーナ」(凱特莉哪)とある。やっぱり祖先は西洋人であったか。
それはいいとして、今回の題、、、粉絲(フェンスー、ハルサメ)?
ハルサメが、今回の話と何の関係があるのだ?
日本のインチキなハルサメと違って、本物の粉絲は麺としても十分に食べられる。実際、麺のように食べている。熊本ではハルサメを麺のように食べているが、あれは日本では例外だ。日本のハルサメは鍋の増量剤でしかない。私は、好きでない。

、、、と思ったら、どうやら「粉絲」とは、ファンの当て字であるようだ。「我是松坂大輔的粉絲。」と言えば、「私は松坂のファンだ」となるようだ。笑いの効果を出すために、わざとこんな当て字が流行っているようですな。

2007年04月12日

OL蔡桃桂2007/04/11

結婚←漫畫(まんが)ページへ

もうそろそろこの二人も結婚させる段階に来ているだろうな。そうしてハイブリッドの孫悟飯を誕生させて、いきなり田支店長の後釜に据えてみたりして、、、いっぽう田支店長は成長してしまったために、ついに普通の幼稚園児に戻ってしまったとさ。

なんていう展開になったら、まさにジャンプチックなキャラを使い捨てながら進行する連載っぽいな。

2007年04月24日

OL蔡桃桂2007/04/23

謝禮←漫畫(まんが)ページへ

Mother's Dayだねえ。欧米でもそのようだけれども、日本でもプレゼントされる対象は母親ばかりで、Father's Dayはたいてい無視される。中国文化圏では、どうなんでしょう。面白いことに、台湾ではFather's Dayは八月八日らしい。「八八」は「爸爸」(パパ)に通じるからだとか。八は中国文化圏では最高のラッキーナンバーだから、数の上だけではパパの方が尊重されているのだろうか?

2007年04月25日

OL蔡桃桂2007/04/25

真實感←漫畫(まんが)ページへ

「統一發票」(Uniform-invoice)とは、台湾での統一様式レシートのこと。コンビニなどでは、このレシートで発行される。
こういうのね。


invoice.jpg


これが裏。


invoice_r.JPG


年六回、レシートに記入されているくじの、抽選がある。統一發票中獎とよばれる。特獎(特等)が200万元、頭獎(一等)が20万元。めったに当らないが(WIKI漢語版の記述では、トータルでの当選率1000分の3ぐらいだとか)、当ればうれしいというものか。六獎(六等)でも200元(約700円)ならば、これはレシートの集め甲斐があるというものだ。レシートには明白に課税額が書かれていないので、おそらく財源は日本の消費税と同じ商品の値段に込みの内税なのだろうが、、、心配なのは、レシート目当てのために少量買いを繰り返す奴が出て来ないだろうか?
何せ、中国は世界で最初に宝くじを開発した国だ。前漢時代初期に、おそらく長城の補修や河川の治水などの公共事業の費用を捻出するために、発行されたと言われる。宝くじへの情熱は、文化的伝統といえないこともない(?)。

2007年04月27日

OL蔡桃桂2007/04/27

感動←漫畫(まんが)ページへ

Heyhey、当てられるねえ。ビルが水浸しになるなんて、タワーリング・インフェルノを思い出すな、、、(ふ、古い!)。羅伯斯のようなしみったれのGEEKがプレゼントをするから、感動も倍増というものだ。プレゼントの有り難味は、希少性にあり。

ところで台湾は聖火リレー問題で、また大騒ぎになっている。この問題については、元から双方が納得できる道はなかったのかもしれない。少々北京の側が、配慮不足であったかな。初めから台湾を聖火リレーから外しておけば、後味の悪い結果にならなくても済んだのかもしれない。それはそれで釈然としないものが残ったとしても、、、

2007年05月01日

OL蔡桃桂2007/04/30

第一名←漫畫(まんが)ページへ

うーん、、、あっち系のネタには、あんまり言うことがないな。
受精しただけで第一名(第一位)の冠軍(チャンピオン)だというが、もともと精子は単独では生きていけない。どんなに精巧に出来ていても、単細胞生物と決定的に違うところは、自分で新陳代謝を行なう能力が欠落しているところだ。だからあくまでも上位の生命体のための使い捨ての道具に過ぎず、単体で生きていく力を本来備えているもろもろの生物と安易に類比するのは、生存競争の意味を取り違えさせる結果につながって、ミスリーディングなのかもしれない。
言うことがないので、こんな真面目なことを書いてしまった。

2007年05月03日

OL蔡桃桂2007/05/03

不太熟的客戸←漫畫(まんが)ページへ

今回の題は、訳すと「あまりなれてない顧客」。この「なれる」(原語:熟)というのにダブルミーニングがあって、「(事情に)なれる」という意味と「(食物が)なれる」という意味とを掛けたのが今回のギャグのポイントというわけだ。日本語では、同じ「なれる」でも当てる漢字が違ってくる。前者は「慣れる」で後者は「熟れる」を使う。しかも後者は漬物とか鮒鮨に対して使う用語であって、果物(漢語では、「水果(シュイクァ)」)には使わない。果物にはふつう「熟(う)れる」を使う。だから、微妙なところで今回も日本語では通用しないギャグであった。長い解説だ、、、

奇摩新聞を読んでいたら、こんな見出しが。

日本首例 熊本市教會醫院設棄嬰收容箱

棄嬰收容箱!、、、嬰児を棄てる収容箱。うーん、そのものズバリの表現で、きわめてわかりやすい。
「赤ちゃんポスト」なんて言うから、ごまかされている。本質は、漢訳のことだ。棄てられた子の将来と日本人の倫理観をいかに評価すべきかを判断すべき日本文化の急所を突くような重大な問題だから、ムードで判断したりせずにきちんと論議してほしいものだ。本当に日本人は「親がなくても子は育つ」と考えているのだろうか?それほどまでに、日本社会には完全な個人主義が徹底しているのだろうか?私は、極めて疑問である。マージナルなケースとしてはやむをえないと思うが、これが大都市で設置ブームにでもなれば、重大な結果を招く予感がする。

2007年05月05日

OL蔡桃桂2007/05/05

吃生肉←漫畫(まんが)ページへ

吃生肉(生肉食い)の習慣は、実は中国では長い間ふつうにあった。膾(クァイ)は、古典の文献でしばしばご馳走として言及される。膾は日本語では「なます」と読まれる。意味は、そのものズバリ生肉のことだ。孔子も、肉や魚の膾を醤(シャン)につけて食べるのを好んだと言う。醤とは、肉や魚、あるいは豆を醗酵させて作った調味料のことだ。魚醤や肉醤、それに大豆で作った豆豉(ドウチィ)や醤油などがある。
それが中国ではどういうわけか、すたれてしまった。だが中国文化を古くから輸入した韓国では、生肉食いの習慣が残ったようである。牛肉の膾のユッケが、現在も食されている。
現在の中国人が日本食の影響で刺身を食べ始めているのは、昔の習慣が復活したと言えようか。もともと醤油文化圏だから、味覚が連続しているのである。魚食の需要は、中国で今後間違いなく増えるだろう。これからはビジネスチャンスなのに、日本の農漁業は壊滅的に病み衰えている。所得が上がれば農漁業を蔑視するのも、我らの文化の遺伝子なのであろうか?

2007年05月08日

OL蔡桃桂2007/05/08

訓練←漫畫(まんが)ページへ

手書きの訓練のために、文具店で賣筆的試冩區(要は試筆用にぶら下げてある、例の白紙)が真っ黒になるまで書きまくった蔡桃桂。笑い話というよりは、今どきの時代には感心もののOLだ。
日本の小学校では、小2生の三割が「ひとつ」を「一つ」と書けないという衝撃的な調査結果があった(ニュース)。小6生では「支持」の「支」の字の正答率が7%だったという。PCとケータイ漬けで、漢字を書く訓練をしていないから、こんな結果になるのだ。かく言う私もワープロばっかり使っているので、漢字を手で書くことが滅多にない。それでも、書こうと思ったら書ける。それは、ワープロなどなくて手で文字を書かざるをえない時期が青年期まで続いたためだ。しかし、下の世代は違う。そのうち、漢字が書ける人間が少数派となる時代が来るに違いない。しかし、日本では韓国のように漢字が衰退する可能性は、まずない。日本語は漢字なしでは表現できないシステムとなっているからだ。日本人は、自分たちの言葉が字で書き下ろせない、困った民族となってしまうのであろう。

2007年05月10日

OL蔡桃桂2007/05/10

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雌が子を産む栄養源にするために雄を食べるのは、人面蜘蛛(Nephila maculata、ジョロウグモの仲間)ならずとも昆虫の世界ではよく見られることだ。艾鈺冰はデブをまずそうだと言ってすげなく拒否したが、人間の世界に当てはめるならば、雌が食す雄の栄養源はむしろ金力なのではないだろうか?見たところ、このデブは金だけはありそうだが、、、しかし艾鈺冰は占いで百発百中なのだから、その気になればギャンブルや株でいくらでも儲けられるのだろう。

このRIVER氏の作品は著作権に慎重に気を使っているのが見て取れるが、最近日米でヒットニュースとなっている話題に、北京の石景山遊楽園のパクリ問題がある(英語版WIKI)。ディズニー、ハローキティー、ドラえもんなどがそのまんまパクられていて、当局が何と言おうが、まあ現行の国際標準から見れば弁解の余地はない。とにかく日本の中国叩き屋が泣いて喜ぶ話題で、実際日本から頻繁に取材が行っているようだ。だが昔の日本もディズニーなんかを無断でパクっていたケースが無数にあったわけで、今の中国は数十年前の日本と同様の社会通念であると言ってよいのであろう。昔の自分たちを忘れて途上国を一方的に叩くのは、果たしてフェアなのであろうか?こういった話題にいきり立っている取材者のほうが、愚かなのである(ウマをシマウマと言うことのどこがパクリ問題と関係があるのか?どうしてユーモアとして受け止められないのであろうか?)。
この遊園地の将来がどうなるかは分からないが、全体的に見て中国が知的財産権の保護に積極的になることは、おそらくありえないであろう。なぜならば中国は知的財産権を保護して得られるものは何もないわけであって、財産権を独占している先進国の懐を富ませるだけの結果となるからだ。日米がいくらいきり立っても、彼らはたぶん適当に受け流すであろう。
通商問題が外交で解決できなくなれば、十九世紀などでは武力で戦争になった。しかし、この二十一世紀において、通商問題で武力行使が行なわれる見通しは、全くない。テロに対する戦争ならば正当化もできようが、誰がディズニーや任天堂の株価を上げるために死者を出すことに同意するであろうか?よって、知的財産権の違反の問題は、中国社会が発展して自分自身が守るべき財産を積み上げるようになるまで、先進国の泣き寝入りとなるに違いない。
私も先進国民として例の遊園地などに多少は眉を顰(ひそ)めざるをえないが、先進国は高度の知識を集積している社会として現在進行形で発展させている先端技術や文化によって、富を稼ぐべきなのだと私は思う。なのに現在の知的財産権の保護は、あまりにも過去の国民が成し遂げた業績まで過分に保護しすぎていると考える。それは、過去の偉人が稼いだ遺産の利子で現在の人間を搾取しようとする、寄生資本家の道ではないか。ディズニーや藤子不二夫Fのようにすでに死んだ人の遺産から富を巻き上げる構造のおかしさに、早く人は気付くべきだ。

2007年05月15日

OL蔡桃桂2007/05/15

今日運勢←漫畫(まんが)ページへ

言われているラッキーカラーの指定は、Pantone社のCMYKカラーのことだな。CG描きにはおなじみの色指定だ。だが、ラッキーグッズの「脂肪醇聚氧乙、、、」は、正体がよくわからなかった。化学製品であることは確かなのだが。

朱課長が、今日の運勢のために星座と共に血液型を言っているが、実は血液型占いが流行っているのは、日本だけではない。韓国と、中国・台湾でもかなり普及している。なぜか?― 答えは簡単。北東アジア諸国は、A・O・B・ABの四種類の血液型がわりかし均等に分布しているために、占いの功能が出やすいためなのだ。日本はよく知られているように、上の四つの血液型が全国平均で4:3:2:1の分布となっている(東北地方ではよりB型が多く、西日本ではよりA型が多い)。中国では、香港の例を取ればそれぞれ26%:40%:27%:7%という結果が得られているようだ(WIKI英語版参照)。
B型は中央アジアとインドで最もよく見られて、おおむねそこから東西に行くほど少なくなる。ロシアではB型は比較的多いが、西ヨーロッパではB型は非常に少ない。西ヨーロッパからの移民が大勢を占めるアメリカ合衆国でも、B型は少ない。AB型は統計的に必ずB型よりも少なくなるはずだから、多くの西洋諸国ではAB型は極めてまれである。ゆえに西洋諸国では血液型に偏りがあるので、占いが受け入れられる基盤に乏しい。血液型占いは姓名判断と同じく、北東アジア諸国の人民に独特の性質から来る迷信なのであった。前者は生物学的特質、後者は文化的特質という違いがあるが。
日本では、ある一定の世代の困った悪癖として、初対面の人に対して(1)「血液型は何型?」(2)「何人きょうだいの何人目?」(3)「(男性限定で)プロ野球はどこのチームのファン?」と聞いて話の種にする傾向が強かった。(2)は少子化のために話題の広がりが限定され、(3)は趣味の多様化のために最近では聞かれなくなった。しかし、(1)を聞く風習はいまだに残っているようだ。mixiでも、入会者に血液型を記入させるようになっている。おそらく今後とも根強く残るであろう。

2007年05月24日

OL蔡桃桂2007/05/23

地中海←漫畫(まんが)ページへ

「地中海」、、、なるほど、ハゲのスタイルを指して、こういう言い方があるのか。初めて聞いたが、大変分かりやすい。
ハゲ隠しの方法としては、カツラを被ったりバーコードにしてごまかしたり、いっそスキンヘッドにしたりと様々ある。いずれも一長一短があって、どれがよいとは言いかねない(バーコードは、正直言ってみっともないが、、、)。だが、東洋の伝統的な方法としては、チョンマゲと弁髪もある。昔の日本人は、みんな月代(さかやき)といって頭の前からてっぺんまでを剃る習慣があったから、男はハゲに悩むことがなかった。ハゲの人たちを全員が剃ることによって目立たなくさせる、ハンデを負った人たちに優しい素晴らしいヘアスタイルであった、、、ん?

2007年05月25日

OL蔡桃桂2007/05/25

冠軍茶←漫畫(まんが)ページへ

台湾では毎年、政府によって全國冠軍茶競賽が開かれていて、台湾全土での茶葉の冠軍(トップ)を選出している。政府も、品質向上に努力しているというわけだ。高山烏龍茶は嘉義縣から南投縣にかけての中部高山地帯で生産されている、台湾十大名茶のひとつ。高山で栽培される烏龍茶では同じ南投縣の凍頂烏龍茶のほうが有名だが、冠軍茶ともなればそれはもうさぞかし美味なのであろう、、、優勝カップなんかで飲みたくは、ないな。

ところで、「烏龍」と書けば、面白いことに別の意味がある。だいたい「デタラメ」とか「無茶苦茶」とかいう意味で、日本のマンガ『こち亀』の漢語訳は、『烏龍派出所』だったりする。これは、おそらく口語であろう。日本語には、禅の用語として宋代以降に入ってきた言葉に、「胡乱(うろん)」という単語がある。意味は、やはり「乱雑」「デタラメ」という意味である。宋代以降に輸入された言葉なので、漢字の読み方が後世の発音の変化をこうむっている(つまり、唐音)。おそらく、この「胡乱」は、現代漢語の「烏龍」と同語源であろう。
さらに言えば、日本のウドンは漢語では「烏龍麺」と書く。すなわち、「デタラメ麺」、、、

2007年05月29日

OL蔡桃桂2007/05/28

理由←漫畫(まんが)ページへ

「塞車」と書けば、これは現代の熟語で交通渋滞のことだ。だが、「塞」の字の原義は「詰め込む」という意味である。そこから「(コルクなどの)せん」という意味もある。そこで、「塞車」を文字通り解釈すれば、「車を詰め込む」という意味にも取れてしまう。今回のオチは、そこから来ている。

日本語ではダジャレが頻発されるが、それは日本語を構成する音素が世界の複雑な言語の中ではかなり少ない部類に入るために、同音異義語が爆発的に多いためである。だから、容易にダジャレが作られる。いっぽう漢語は日本語よりも複雑な音素を持っているうえに声調があるため、完全な同音異義語はもっと少ない。例えば日本語では「トウ」さんと書くと、「唐」さんなのか「董」さんなのか「鄧」さんなのか、全く区別がつかない(いずれもポピュラーな姓である)。だが、漢語だとそれぞれ"Tang"、"Dong"、"Deng"で別の発音になっている。それで音の上での区別はよりたやすいが、逆に日本語にはない特徴として、名詞と動詞(あるいは、形容詞)がはっきり区別できないという面がある。全てが漢字で表現されて、しかも一切活用することがない。だから、文中で名詞とも取れるし動詞とも取れる場合が頻出する。それは、古典の漢文にも共通した特徴だ。だから、今回のオチのようなケースが漢語ではいくらでも作れることになる。それは、日本語ではほとんど試みることができないオチだ。

英語を母語とする人にとって最も学習しにくい言語とは、アラビア語、韓国語、中国語(漢語)、そして日本語だという(英語版WIKIの記事による)。自分たちですら難しいと思っているのだから、漢字に慣れていない西洋の人たちでは、なおさらであろう、、、

2007年05月31日

OL蔡桃桂2007/05/30

筷子←漫畫(まんが)ページへ

免洗筷(割り箸)を折って教える教訓は、毛利元就の「三本の矢」。ただし、三本の矢の故事は、もっと昔にあった説話の焼き直しなのだが。毛利氏は確かに元就の死後も、毛利輝元・吉川元春・小早川隆景の三巨頭体制で、強勢を保ちつづけた。しかし、東の信長・秀吉に対して常に行動は保守的で後手後手であり、じりじりと追い詰められていった。結局信長の急死によって一度救われ、関が原では西軍の総帥として滅びるべきであったのが、東軍に寝返った吉川家の当主広家が自分の恩賞と引き換えに家康に宗家継続を懇願したので、何とか生き残った。守成の術としては三本の矢もよかったかもしれないが、互いに助け合うというその教訓のおかげで、突出した指導者を出せなかった点も無きしにしもあらず。、、、戦国与太話になってしまった。

2007年06月02日

OL蔡桃桂2007/06/01

便當←漫畫(まんが)ページへ

はははは。旗だけ替えて各国弁当か。義大利(イタリア)便當ぐらいは、工夫すれば作れそうであるが。真ん中の白はただのご飯で、右の赤は紅しょうがを散らして左の緑はグリーンチリペッパー。日本便當は、もっと簡単。ご飯の上に、梅干し一個置く、、、そりゃ、日の丸弁当だよ。

2007年06月05日

OL蔡桃桂2007/06/05

奢侈←漫畫(まんが)ページへ

魚子醤(キャビア)に法國料理(フランス料理)に松露(トリュフ)、寿司に蟹、、、握り寿司というのは本当は魚を安く手軽に食べるための庶民料理だったのだが、もはや時代は変わって寿司はフランス料理と併称される高級料理に格付けられるようになってしまった。『ド根性ガエル』の寿司屋の梅さんがキャラになる時代は、遠くに去ったようだ。
蟹といえば、ロシアがタラバガニの原則禁輸措置を取ったために、現在価格が暴騰している。蟹も、マグロも、ウナギも全て、日常の食卓では上せられない高級品に変わろうとしている。ウナ丼を高級料理として有り難く食べるなんざあ、てんでサマにもならねえ。へっ。

2007年06月08日

OL蔡桃桂2007/06/08

摸摸茶←漫畫(まんが)ページへ

「摸摸茶」(モーモーチャ)、、、または「摸摸茶店」、、、「摸摸」とは、ちょっとおさわりすること、、、要は、アレですな。子猫ちゃんをおさわりしながら、可愛がる喫茶店だな。わーイカガワしい。
少々絵の雰囲気が変わったと思ったら、擬音が手書きになったのだな。

2007年06月13日

OL蔡桃桂2007/06/13

疑問←漫畫(まんが)ページへ

背丈も服装も全く同じで、しかも同棲までしているのに、蔡桃桂は竇輔の正体に気付かない。これほどまでに気付かないのは、逆に超能力かもしれない。気付きたくないという気持ちは、分からんでもないが、、、

有機豆腐といっても、有機水銀を添加している豆腐のことではない、、、当たり前か。大陸中国からは、戦慄すべき食の汚染の実態が次々に報告されているが、あれは法の適用が生ぬるい結果であろう。省とか市の政府が一部を除いて衛生政策に熱心でないために、多くが野放しとなっている。数百万から数千万の人口を抱える巨大な地方政府でありながら、どれだけの量と質のスタッフを揃えられているのであろうか?非常に、心配である。

2007年06月15日

OL蔡桃桂2007/06/15

救生員←漫畫(まんが)ページへ

ん?このキャラは?、、、RIVER'S543にも出ているな。新キャラなのか。「敗家救生員」だから、いたいけな市民を敗家(破産)から救うライフセーバーというわけであるな。しかし、溺れる者と道連れに、二次災害となるのであった、、、

「女僕」(ヌープー)、、、女の下僕か。見事な漢語だな。日本語では、当然「冥途」。本来の日本語である「女中」は、どういうわけか差別語として指定されているようだ。

2007年06月28日

OL蔡桃桂2007/06/28

阿嬤的智慧←漫畫(まんが)ページへ

しゃっくりは、柿のへたを煎じて飲めばよいのだよ。水を飲んで、しばらく息を止めるのもよい。鼻をこよりで刺激して、くしゃみを出すのもよい。胡椒を使うのは、目を刺激するから薦められない。しかし今回の話中の方法は、知らなかった。ビニール袋の中で呼吸を続けて、吸気の二酸化炭素が増えると直る。横隔膜に刺激を与えるためには、これも有効な方法であるというわけか。

2007年06月30日

OL蔡桃桂2007/06/30

公仔←漫畫(まんが)ページへ

残念ながら今回のオチは、、、よくわからない。「公仔公仔」とは、何かの擬態語なのであろうか?

羅伯斯の主張も、よくわからない。公仔(人形、この場合はフィギュア)をおおっぴらに愛玩するのが変だと課長に指摘されて、「なんでわからない?」と真剣に言い返すのは、、、変だ。わからねーよ、普通の人には。フィギュアの愛玩は、マージナルなヲタク趣味としてならよいが、一般人に理解してもらおうなどと思うなよ。はっきり言うが、あれはアニメなどよりももっとストレートな、変態すれすれの趣味なのであるから。カルトの教義を一般人にわからせようとするのと、同じようなものですよ。わからないほうが、正しい。それで憤るのは、ヲタクの風上にもおけねえ。そんな変態趣味をさも世界に誇れる日本文化であるかのように持ち上げる、最近の大新聞どもも根性が腐れ果てている。あるいは、何もわかっていない。

- ヲタク道とは、犯すことと見つけたり。(『葉隠』)

なんてね。

2007年07月03日

OL蔡桃桂2007/07/02

替代方案←漫畫(まんが)ページへ

勤務時間中にキャンディー食べてはいけないとは、、、高校の授業中みたいなことをいう課長であるな。勤務時間中にしてよいこととしてはいけないことの線引きをするのは、難しいことなのであるが。他人の能率を下げる行為と、会社に不利益をもたらすことは、少なくとも禁止であろう。例えば前者は音声を上げてiPodを聞いたりすることで、後者は接客業で勤務時間中にお菓子頬張ったりすることだ。かといって会社のPCでこっそりネトゲーするのは、許されることではない。蔡桃桂は、しょっちゅうやっているようであるが。

2007年07月07日

OL蔡桃桂2007/07/06

新機能←漫畫(まんが)ページへ

3C(Computer,Communication,Consumer electronics)。あんまり聞きなれない、用語であるな。「情報家電」などと言ったりするが。台湾ではこの用語が、一般的なのであろうか。アメリカではiPhoneを買いにわざわざヨーロッパから渡航した人がいたらしいが、、、本当に革命的なのだろうか?YouTubeをケータイ感覚で閲覧できる利便性は、大きいのかもしれないな。YouTubeがどこまで革命的なのかも、私はいまだに懐疑的なのであるが、、、著作権のある画像の無断放映を差し引いたら、今の時点では何が残るのであろうか?それほど人間の画像クリエイティビティが飛躍的に伸びて、草の根レベルのコンテンツが質的に充実するようには、とても思えないのであるが、、、私は、古いのであるかなあ。

2007年07月10日

OL蔡桃桂2007/07/09

不可能的奇蹟←漫畫(まんが)ページへ

最初、オチの意味がよくわからなかった。つまり、三コマ目の演出のセット(?)の費用が、四コマ目に請求されて来た、というわけだね。だから、「不可能的奇蹟」なのか。

、、、それを言っちゃあ、おしめえよ、、、

セットではないが、わが清水寺の舞台は、見事に新世界七不思議の選考から、落ちてしまった。万里の長城やチチェンイッツァのピラミッドに較べればどうしても衝撃的なインパクトに乏しいから、致し方ないな。私も、たぶん落ちると思っていた。北東アジアで一つ選ぶとなれば、どうしても万里の長城になるわさ。だが自由の女神が落選してリオのキリスト像が当選したっていうのも、何だかなあ。アルハンブラやアンコールワットすら、落ちているというのに、、、

2007年07月11日

OL蔡桃桂2007/07/11

化石←漫畫(まんが)ページへ

ははは。化石化するまで年季の入ったごみの山か。いったい何億年積み重なっていたのであろうか?恐るべし、羅伯斯のデスク周辺の亜空間。

注音字母が出てくると、私はお手上げだな。えーと、「ㄋㄟ」は、"ロヘ"じゃなくて、"nei"と読むんだっけな。ㄋㄟㄋㄟで、ちょっとHな意味のスラングとなる。今回のマンガの場合は、えっちな意味合いはないと思うが、、、「不好意思」で「すいません」だから、「不好意思ㄋㄟ」で、(桂枝雀流に)「ずびばせんねぃ~!」っていう感じだろうか?

2007年07月26日

OL蔡桃桂2007/07/26

話不多的艾鈺冰←漫畫(まんが)ページへ

オフライン上での生活では無口でおとなしい人が、ネットの上で全く別のペルソナ(人格)を持っているという話は、よく聞くことだ。社会人というよりも、むしろ中高生に多いのかもしれない。彼らは外界から何かと抑圧されているし、他人に対して自分の人格を示す訓練ができていないから、匿名の世界で陽気になったりあるいは攻撃性をあらわに出したりする傾向が、ありがちなのかもしれない。ネットは人間の心の隠されていた部分を放出する道を開く、毒にも薬にもなる諸刃の剣であると言えよう。、、、しかし、愛玉冰はオンライン/オフラインで全然表裏がないのであった。極めて健全な性格の人だ(笑)。

最近の話題として、台湾が"Taiwan"名で国連に加入申請をして、事務局に門前払いを食らった。予想された結果ではあるが、大陸側の抗議がよく聞こえてこないのは、オリンピックを控えて波風を立たせたくないとの思惑からなのであろうか。いっぽう台湾側の狙いは、大方総統選挙をにらんだ民進党のアピールであろう。日本では今週末に参院選があって、場合によっては首相が降板する事態となりかねないほどに痛烈な結果となるかもしれないという予想が出ている。あちらの総統選挙は、どうであろうか?― 国民党の馬英九氏優勢かと思っていたが、傍目から見ると民進党のフランク謝氏が巻き返しているようでもあるが、、、?

2007年07月28日

OL蔡桃桂2007/07/28

油切←漫畫(まんが)ページへ

今や洋の東西を問わず、減肥ブーム。だが東洋人は、アメリカ人に較べれば肥満症の深刻さはそれほどでもない。あちらではすでに、肥満は社会を大きく覆う大病となっている。どうやったらそんなに食えるのであるか、小食の私にとっては不思議の限りだ、、、マクドなんて、二年前に香港で食って以来、行ったことのない私であった。健全すぎて、怖い。

2007年07月31日

OL蔡桃桂2007/07/30

蘋果←漫畫(まんが)ページへ

蘋果(ピンクォ、ひんか)という漢語は歴史の古いものであるが、日本には別称の「林檎」だけがもっぱら輸入されて広まった。つまり、「蘋果公司」といえば、Apple Inc.のこと。

昔、Windowsがまだ一般的でなかった頃に、大学の学友が100万円でMacを購入したことがあった。ディスプレイ上に現れるカラフルな画像を、マウスで操作する大掛かりなデスクトップの計算機であった。それを見せてもらった時の私は、当時(15年前)はまだ見慣れなかったGUI操作のマシーンに対して、感動したというよりは異様な印象を持ったものだ。その後社会人となった私はWin3.1に先にハマッてしまい、以降残念ながらMacはスルーしっぱなしである。蘋果公司はデザインが卓越しているのと、それから商品の売り方の上手さとあくどさで一流企業であるな。私はiPhoneを、現在の使い方にプラスアルファの新用途が出てこない限り、購入することはないだろうが、、、

2007年08月02日

OL蔡桃桂2007/08/02

貓纜←漫畫(まんが)ページへ

貓空空中纜車、略して貓纜。今年七月にオープンした、台北市の纜車(ロープウェー)だ。木柵動物園から貓空(マォコン)地区までを結ぶロープウェーである。日本の山岳ロープウェーと違って、途中にいくつも駅があって本格的な観光交通機関として設計されている。すると、蔡桃桂たちは台北に出張しているのであろうか?(彼女たちは、台中在住である。)

しかし、開業から一ヶ月は、トラブル続きであるようだ。猛暑の中に乗客が貨車の中に閉じ込めらて立ち往生するような、間違えれば致命的となりかねない事故まで発生しているもよう。まず動かしてみてから後でおいおい修正していくというのは、何ともおおらかと言えばおおらかであるが、、、漫画の中で二人がやりとりしている内容は、そのような貓纜の事情が下敷きとなっている。ちなみに貓空という地名は台語の読みが転化したものであって、地区に猫が多いわけではないそうだ。貓空は、かつて鉄観音茶の名産地として有名であった、歴史ある地区である。

2007年08月04日

OL蔡桃桂2007/08/04

油切圖片←漫畫(まんが)ページへ

小馬と張瑜梢、一緒に食事をして(小馬が全払い)、食後は一緒にダイエットのための運動か(たぶん小馬が一方的に殴られている)。仲が良いではないか、、、というよりも、尻に敷かれているではないか。それにしても、彼女が他の男と同棲しているのを黙って見過ごしているのは、いただけない。M男にも、程があるぞ。

2007年08月07日

OL蔡桃桂2007/08/07

MP5←漫畫(まんが)ページへ

朱課長の買った携帯プレーヤーの企画は、、、MP5?ヘッケラー&コッホ社のサブマシンガンが、このような一般人すら買えるコンパクトな製品となったのか?、、、実は、MP4であった。竇輔は、MP5と言われてすぐに武器を連想したあたり、IT関係だけでなくて銃器にも詳しいのか。底知れぬ奴だ。MP5は現代兵器に詳しくない私でも知っているぐらい、わりかし有名な武器だけれどね。

2007年08月09日

OL蔡桃桂2007/08/09

該救誰←漫畫(まんが)ページへ

張瑜梢も小惠も、はっきり言ってパートナーよりもHP、MPともにはるかに高い、、、男が救出する必要など、ないわさ。それでも、自分を助けて欲しいと思うものだ。男も愛しているならば、助けたいと願うものだ。それが、人の道。情けは人のためならず。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、、、お盆だから、坊さんの説教臭く書いてしまった。

2007年08月14日

OL蔡桃桂2007/08/13

秘訣←漫畫(まんが)ページへ

成功の秘訣とは、鮭のごとき上昇への意欲と、ほんのちょっとだけの運気。竇輔は、正統的な戦士の言葉を言う。蔡桃桂の人生は、おそらく九割方運気であろうが、、、もし今後彼女が竇輔と結ばれることになるのならば、これはもはや運気のたまもの以外の何ものでもないと言えるだろう。

戦士にとって努力も向上心も、もちろん大事。しかし天下を取るほどの超一流の戦士となるためには、運気がなくてはおそらくだめだ。項羽と明智光秀は才能と向上心はあったが、運気がなかった。劉邦と豊臣秀吉にあったのは、彼らに欠けていた運気であった。運のない奴は、超一流にはなれない。天とは、残酷なものだ。

2007年08月16日

OL蔡桃桂2007/08/15

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福袋ならぬ、凶袋であるか。「凶箱」といえば、Xboxのことであるが。昔は福袋の中にXboxが入っていれば本当に「凶袋」であったが、最近はそうでもない。というか、Wiiでなければ福ではなくなってしまっているようだ。この業界一年で風向きが変わるから、来年はどうなっているかわからないが、、、

台風八号セーパット(聖帕)が、台湾に接近している。24時間中に「猛烈な」台風に成長すると予想されている。太平洋の高温でエネルギーを存分に補給された、巨大台風だ。被害が大きくならないことを、祈る。

2007年08月25日

OL蔡桃桂2007/08/25

備胎←漫畫(まんが)ページへ

吉普(ジープ)の備胎(スペアタイヤ)は、後部に備え付け。こういうシチュの彼氏彼女のことを、台湾では「スペアタイヤ」と称しているのか。なるほどね。

今年の日本の夏は、台湾以上に暑かった、、、フェーン現象なしで40℃続出なんて、どうかしている。ラニーニャ現象だけで、理解できる範囲の暑さではないぞ。こんな夏が、これからも続出するのであろうか。

2007年08月30日

OL蔡桃桂2007/08/30

菜市場←漫畫(まんが)ページへ

西門(シーメン)。珍しい、二字姓というわけか。水滸伝に、西門慶というキャラクターが登場するな。悪役だが。金瓶梅では、悪の主役にまでなる。現在中国文化圏でニ字以上の姓はほとんどいないが、大陸では今後父母の姓を重ねた複姓が、許されるようになるとか。つまり「蔡張」とか、「朱王」とかの姓が、出現することになる。こうなれば中国の姓は、ぐっと増えることになるだろう。

2007年09月03日

OL蔡桃桂2007/09/03

喜歡←漫畫(まんが)ページへ

ついつい忘れてしまいがちだが、蔡桃桂(つぁい・たぉくぃ)は、「菜頭粿」をもじって付けた名前だ。しかし「菜頭粿」は普通話で読むと「つぁいとぅくぉ」みたいな発音になって、蔡桃桂とぜんぜん違う。おそらく、台語での発音が似ているのだと思うが。


turnipcake.JPG


「菜頭」とは、大根のこと。だから「菜頭粿」(あるいは、「蘿蔔糕」ともいう)は、日本でいう大根餅のことだ。台湾のどこにでも売っているチープな点心だが、干しエビや火腿(ハム)などを入れて豪華に作ったものもある。写真は、英語版Wikipediaの"Turnip Cake"の項目から。

2007年09月05日

OL蔡桃桂2007/09/05

湮滅←漫畫(まんが)ページへ

ヤバイ文書は羊に食わせる。二十世紀から綿々と受け継がれる、ギャグのクリシェ(紋切り型)ですな。バナナの皮で滑って転んだ、トンボの目を回して捕ろうと思ったら自分の目が回った、料理下手のママがケーキに砂糖の変わりに塩を入れた、メガネの委員長はメガネを取ると巨乳美人だった、メインヒロインは血液型A型で一回目のプレイでは攻略できない、、、

うーん、何か違う方向に走ってしまったか。

2007年09月11日

OL蔡桃桂2007/09/11

環保←漫畫(まんが)ページへ

「三媽臭臭鍋」という店が、話題になっているようですな。台中の南の彰化に、本店があるらしい。臭豆腐、大腸、米血(血で米を固めた食品)、蛤、キノコ、魚丸(つみれ)などをスープに入れて煮た鍋だとか。強烈な臭いが鍋から昇って来そうであるな。

犬の落し物を飼い主が持って帰るのは、、、当たり前のことだ。やらない奴は、現代を生きる資格がない。誰かが始末してくれるなどと甘える発想が、都市や観光地を無残に汚し、地球環境を悪化させ、国や自治体の財政を破綻させるのだ。(去年私が行った時点では)お世辞にも、台北の西門町は綺麗な街路であるとは言えなかった。日本の大都市の盛り場も、しかり。

2007年09月15日

OL蔡桃桂2007/09/15

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電動按摩椅子って、世界レベルではどの程度まで認識されているのであろうか?英語版WIKIPEDIAでは"robotic massage chair"という項目で書かれている。日本の銭湯などでは、70年代初頭の頃からもう存在していた。それ以来、温泉や銭湯を描写するときにはつきもののマシーンとなっている。実は私は子供のときに冗談で使ってみたきりで、大人になってからは一回も試したことがない。最近はプログラムも高度になっているようで、さぞかし昔のものに較べると快楽安楽新感覚なのであろうなあ。

だが、今の季節は秋になっているのに、毎日不快でしようがない。もう昼と夜との長さが逆転する季節であるのに、この暑さ、、、しかも、九月は真夏のまま終わってしまう可能性が大であると予報が出ている。おかげで秋の虫が鳴かずに、聞こえてくるのは残り蝉のうなり声ばかりだ。古き良き地球の季節は、もう去ってしまったのであろうか。これも人類の、悪業のなせるわざだというのであろうか、、、

2007年09月18日

OL蔡桃桂2007/09/17

女人味←漫畫(まんが)ページへ

大閘蟹とは、日本で上海蟹として名前が通っている淡水産の蟹のことであるな。チュウゴクモクズガニが正式名称だ。「九月圓臍十月尖、持蟹賞菊菊花天。」という言葉があるという。「九月には甲羅の丸い雌蟹、十月には甲羅の尖った雄蟹がよい。蟹を手に持て菊を愛でる、菊花天(九月九日、重陽節)なり」というわけだ。だから母大閘蟹の旬は、農暦九月。つまり、新暦で言えばだいたい十月から十一月ごろだ。
私も三年前香港に旅行したときが十一月で、酒に漬けた例の酔蟹を食べてみたが、、、高かった。あまりにも、高かった。確かに、結構なお味はするのであるが、、、コストパフォーマンスが、、、上海蟹は、日本で食べたほうが絶対に安上がりであるな。

そうか。もう季節は秋なのだなあ。もうすぐ、中秋節だし。結局今年の鬼月(農暦七月)は、蔡桃桂の阿公が登場しなかったなあ。連載が煮詰まって、すっかり忘れられたキャラになってしまった。
そんなに季節が進んだことを、すっかり忘れていたよ。今の日本列島は、はっきり言って真夏だ。どうして、毎日こんなに暑いのか、、、まことに、信じられない。マスコミはこの暑さに、「残暑」という言葉を使っている。だが、「残暑」というのは八月の暑さについて本来用いる言葉だ。お彼岸に近い今のこの暑さを「残暑」と形容するのは、マスコミのミスリーディングというものだ。九月下旬の猛暑を表現する言葉は、「異常気象」だよ。

2007年09月26日

OL蔡桃桂2007/09/26

防颱準備←漫畫(まんが)ページへ

おっと。蔡桃桂の阿公、部分的に出演。だが、すでに仲秋節も過ぎてしまい、鬼月には間に合わなかった、、、
そして、台風シーズンですな。今週に入ってようやく暑さがましになって来た、、、これでも平年よりずっと気温が高いのであるが。太平洋高気圧の勢いが弱まれば、台風の通り道が日本列島に開く。たとえ今後来襲しても、農作物への被害はなるたけあってほしくないものだよ。また数年前みたいにキャベツ1玉500円以上なんてことになったら、生活者はたまらんよ。

ところでAhoo!じゃなかったYahoo!で読んだ記事なのだが(アメリカYahoo!)、台湾では"coser"と呼ばれるコスプレーヤーが毎週のようにイベントに集結しているとか。台湾のある世代より下では、日本のマンガやアニメが共有する体験の土台となっている。それで、彼らは憧れのヒーローやヒロインになりきるために、日本のマンガやアニメのコスプレを堂々と楽しんでいるのだとか。十年前には眉を顰められる文化であったこういった"coser"が、今や大手を振ってブレイクしているというのだ。
記事では、伝統的に体制順応を強いる台湾文化が、より自由に自分を表現するように変化して来た徴候として、この"coser"の現象を捉えているようだ。だがこの記事の評価を受け取るならば、台湾でのコスプレ文化の位置付けは、本場日本のそれとはちょっと違うような印象を受けるなあ。日本のコスプレはもっと"tongue in cheek"というか、ヲタクたちのやる一種の真剣な冗談として遊ばれているのが本質だ(と思う)。誰も憧れのヒーローヒロインに扮して子供の頃の夢をかなえようなんて、思っちゃいない。一方台湾の"coser"は、記事を読む限り結構真摯に遊んでいるようであるなあ。輸入された外国文化だから、本場よりも熱くまじめに受け取られているということなのであろうか?かつての日本人が英米のロックンロールを、まるで人生を左右する文化であるように熱く熱く受け止めて(つまり、本場での認識から見れば多少勘違いして)いたのと、同じように、、、

2007年09月28日

OL蔡桃桂2007/09/28

娃娃←漫畫(まんが)ページへ

ははははは。愛玉冰、今回はヒットだ。クールで不器用な女の子、萌え筋の王道であるなあ。榊さんとか。さすがに、人気No1なだけのことはある。だがいい加減男との同居は、再考したほうがよいと思うが、、、いつになったら、豆腐男を叩き出して間借人たちで家を乗っ取るのであろうか?

2007年10月03日

OL蔡桃桂2007/10/03

聯想←漫畫(まんが)ページへ

奇しくも、OL蔡桃桂と毛球寶兒で同時に日本絡みの話題であるな、、、

不衛生店のおやじは、ついに日本にまで進出したのか。だが、日本人は今極端に大陸中国の食品を警戒しているから、願わくは不衛生店のおやじが台湾の食品の評判まで落とさないことを望むよ。

2007年10月05日

OL蔡桃桂2007/10/05

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今回のマンガの、四コマ目の背景。

「囧囧囧囧囧囧囧」、、、

こりゃ、何だ?

― 答えは、おなじみ"orz"の漢語版バリエーション(正確には、その一部)だったりする。漢語のネット環境では"orz"は「失意體前屈」という通り名が付いていて、「ガックリした」という日本での原意から発展して、「すみません」「参りました」、さらには「おねがいします」といった意味を現す記号にもなっている。そこに、注意。

"囧rz"

ほら、よく見ると眉を下げて口開けて、「スミマセソ~」と言っているように、見えるでしょ?見えない?そうだろうなあ。私も、最初は見えなかった。
この"囧"という文字、Shift-JISに存在しない。したがって、日本語環境で使われることは、ありえない。だから、日本で見かけることがありえないのも、当然だったりする。

2007年10月09日

OL蔡桃桂2007/10/09

海神←漫畫(まんが)ページへ

ん?新シリーズか?ついに、艾鈺冰にも彼氏ができてしまうのであろうか?、、、おそらく、できても人外系であろうが。

海神といえば、ポセイドンかネプチューンであるか。我がスサノヲノミコトも、海神である。中国文化圏では、古代神に海神らしきものが見当たらない。内陸の中原地方(現在の河南省)から発達した文明だからであろう。現代中国文化圏の神々の体系では、媽祖(マースー)がなんと言っても海神の筆頭であろう。だがこれは、明代以降に華僑が海外進出を始めた頃から信仰が広まった神だ。

2007年10月12日

OL蔡桃桂2007/10/12

一點點的...←漫畫(まんが)ページへ

トリトンが出現したなあ。ポセイドンの背に乗って出現したなあ。ちなみに、『海のトリトン』は台湾でも通じる。『海王子』という現地題となっているようだ。

それを見た艾鈺冰は、なんだか萌えシーンだなあ。このエピソード、今のところマジ路線の臭いがするなあ。ギャグ漫画でマジ路線の連載は、あまり見たくないなあ。単に、私の希望だけれどなあ。

2007年10月17日

OL蔡桃桂2007/10/17

憂鬱←漫畫(まんが)ページへ

いきなり、海王子を想って憂鬱になってしまった、、、艾鈺冰の祖先は、海底人か何かだったのか?それとも、アトランティス人の末裔か?

ところで小惠が読んでいる水母日報は、漢語版なのであろうか?あるいは、東西シナ海のローカル新聞か何かなのであろうか?やはり地中海では、イタリア語かスペイン語の新聞なのであろうか?日本海では、日本語新聞に対して韓国語で社名を表記しろと、執拗な要求が新聞社に続けられているのであろうか?いや、そもそも海底世界では、何語が話されているのであろうか?謎は、深まるばかりであった、、、

ははは。

2007年10月26日

OL蔡桃桂2007/10/26

老爸的眼光←漫畫(まんが)ページへ

うーむ、マジ話が続くなあ、、、しかも、話の展開がよく読めないな、、、トリトンはどうして愛玉冰と恋に落ちたのであろうか。イルカはやっぱりルカーなのであろうか、、、そうだ。愛玉冰なんかにうつつを抜かして、ピピは一体どうなったんだよ!原作の漫画では、確か結婚して子供まで作っていなかったっけ?原作は、さすがに台湾では知られていないのであろうか。手塚治虫なんだけれども。

2007年10月31日

OL蔡桃桂2007/10/31

告白←漫畫(まんが)ページへ

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そういや、今日はハロウィーンであるな。Yahoo!奇摩(台湾Yahoo!)でも、今日はトップのフラッシュが変わっている。日本のYahoo!はだがしかし通常のまんまだ。まだ現在のところ、今ひとつ流行っていないようであるな。ちょっとバタ臭いところが、メインストリームの父ちゃん母ちゃん坊ちゃんお嬢ちゃんたちに、アピールするところが少ないのだろうか。それとも行楽シーズンの真っ最中だから、ハロウィーンにまで手が回らないのが本当のところなのだろうか。とりあえずこのサイトでは、去年私が手彫りで作った怪奇カボチャの写真を、再現しておく。

奇摩新聞でも。今年の第二期作米、台風の影響で中部五縣では前年度比で三割の収量にしかならず、、、小麦や石油の価格が急騰しているところに、米の値段まで上がってはたまらんな。幸いにして、今年の日本の米は平年並みであるが。台湾は亜熱帯なので、二期作をやっている。だがそのうち日本も、二期作ができる気候になってしまうのかもしれない。気温が上がったからからといって、収量が必ずしも増えるわけではないのだが。米はあまりに気温が高いと、むしろ成長が阻害されてしまう穀物なのだ。


漫画の内容?
この展開で、何を言えばよいのだろうか、、、

2007年11月05日

OL蔡桃桂2007/11/05

告白←漫畫(まんが)ページへ

台湾は来年總統選であるな。これまでの選挙も離合集散やハプニングが起って直前まで結果が分からないのが、常であった。今回も果たして国民党が政権を奪い返すのか、それとも民進党が政権を死守するのか、現在の時点でもはっきりとわからない。
だが日本は、二大政党など名ばかりであったことが、どうやら現実だったようだ。旧自民党の政治家しか民主党内で政治を知っている者はおらず、そしてその政治家は自民党の別働隊であった。いくら大連立で政権の一角を占めようと策略したとはいえ、自分の党の首脳部も無視して独断専行したのではないか?それは、党のために働いているとは見えない。小泉は自民党をぶっつぶすと言って本音では自民を再生させるつもりであったが、小沢は本当に民主をぶっつぶした。李登輝のような政治の天才が現れない限り、民主党が政権を取ることはもう難しいだろうなあ。

漫画の、内容?
、、、さあ?

2007年11月07日

OL蔡桃桂2007/11/07

等待←漫畫(まんが)ページへ

今年の課内旅行は、墾丁(ケンティン)なのか。台湾最南端。台北あたりでは、今の季節さすがに三十℃を越えることはなくなっている。台湾の中北部には、短いながら冬も来る。台湾に住んでいても、冬に南に向かう意味はあるというものだ。

だが、国内旅行なのか。以前の課内旅行では、飛行機までチャーターして海外に行っていたものだが、、、燃料費高騰のあおりであろうか?言舒姫さんも、細かいところでケチるものだ。いや、今回は前回旅行のビデオ撮影みたいな儲けのネタがないから、彼女はパスか?

愛玉冰は、単独行動。
いまだに、異種族間恋愛の背景が、よくわからない。

2007年11月10日

OL蔡桃桂2007/11/10

海豹出撃←漫畫(まんが)ページへ

とつぜんだが、この部落格漫畫(ブログまんが)は、ちょっと面白い。絵は、サイパラ式。しかしムードは、癒し系。『宣誓主権』か。ははは。これから、この『牛家大宅』(訳せば、『牛さん一家』ぐらいかな?)の追っかけでもしようかなあ。

本筋の内容は、コメントのしようがない展開が続くので、、、

2007年11月16日

OL蔡桃桂2007/11/16

交鋒←漫畫(まんが)ページへ

いつの間にか、Google Mapで台湾の地図が追加されているな。去年の時点ではまだEU、北米、オセアニア、日本しか地図が置かれていなかったのに、今やタイやメキシコの地図まである。台北や高雄の地図も、きれいに完備している。めでたいことだ。
なのに、大陸の地図がまだ出来ていない。インドやブラジルといった広大な途上国ですらGoogle Mapにデビューしているのに、である。軍事機密上の理由かも、しれない。(ちなみに、今日現在のところイスラエルと韓国も地図がない。)あるいは、 - たぶんこちらの理由が本当だと思うが - 役に立てられる全国レベルの地図がまだ作られていないのかも、しれない。いったい、これはどういうことなのだろうか。オリンピックの会場である北京も、国際都市だと吹聴している上海も、Google Mapを見てもYahoo!Mapを開いても、いまだに何もない。それとも、来年にはできるのであろうか?
大陸では、WIKIPEDIAも検閲によって人民が閲覧できないようになっているという。現在の人類知の最前線を担っているサイトに、アクセスできないとはどうしたことだろうか?来年オリンピックも開催する国であるのに、人民に対する情報開示のあり方に疑問を懐かずにはいられない。各人が自分で判断する環境を整えるのが、この情報化時代の二十一世紀では結局のところ国力増進につながるはずではないか。かの政府は、目先の安定を求めて結局のところ国を損なう政策を、取ってはいないだろうか?

こんなことを書くのも、肝心の漫画について相変わらず書くことがないゆえに、、、

2007年11月26日

OL蔡桃桂2007/11/26

樂勝←漫畫(まんが)ページへ

今日の奇摩新聞は、と、、、

阿彌陀佛!又見素製品摻」。素食(スーシー)つまり豆腐などで作った精進料理の食材の何点かに、鶏や豚などが混入していたことが判明。精進のつもりでこれらの素製品を口にしたら、知らずに破戒している破目になるだろう、、、南無阿彌陀佛!写真に出ている食品はみな台湾製だということであるが、何やらパッケージに日本語が書いてあるものが、散見されるな。日本人が包装に変てこな英語を使うのと同じく、台湾では食材のパッケージなどに日本語を使うのがファッションなのだろう。商売人が考えることは、どの国でも同じ。
だがこんな風に隣国でもファッションとして流行しているほどの日本文化であるが、日本の国はすでに人口減少に入っていて、その将来は暗い。いま私のいる関西圏は急速に人口が減少しているが、この姿がやがて全国に広まる時もそれほど遠くないであろう。一億二千万人の小文明に安住しているうちに、国は年を追うごとに根元から朽ち果てているのだ。
日本が今後活力を維持していくためにはEUのように隣国と密接な関係を作ることを目指すべきであるが、日本と大陸中国との関係は、EUとロシアとの関係に類比すべきものであって、相互の不信の溝は大きい。海峡を隔てた韓国との関係ですら、まるで第一次大戦直後のフランスとドイツ並に互いに憎しみあっているのが、現状だ。日本が隣国と一体化できる未来図は、現状のままでは描きにくい。政治のイノベーションがからきし下手な、北東アジアの諸国民に将来はあるのだろうか?

― などと、年末が近づくにつれて、ちょっと真面目に考えてしまった。それにしても、漫画の内容について書くことがない、、、

2007年11月28日

OL蔡桃桂2007/11/28

秘密兵器←漫畫(まんが)ページへ

、、、もう少し無意味なぐらいに細かい設定を作ってくれたならば、ツッコミのしようもあるのだが、、、この展開の世界観が、よく見えない。シリアス長編漫画を続けたいならば、背景となる世界観が大事だよ。『JOJO』でも『エヴァ』でも『DEATH NOTE』でも、すさまじく込み入った設定が作られている。しっかりした設定は、バットマンとかカムイ外伝のような古典的作品から続いている、長編漫画の骨格なんだがなあ。設定のないシリアス漫画などは、ただのやおい本にすぎない。内容がやおいでも絵で萌えたいならば、それはそれでよいのかもしれないが、、、

2008年01月03日

OL蔡桃桂2008/01/03

保護鍵盤←漫畫(まんが)ページへ

あー。これは、鍵盤保護模(キーボード保護ケース)と鍵盤保護魔とをひっかけたシャレなんだな。たぶん。「模」と「魔」とは同音同声調だから。"mó"すなわち、「ㄇ´ㄛ」。だが日本語だと、「モ」(あるいは、「ボ」)と「マ」(あるいは、「バ」)となって、全く共通していない。日本語は古い時代の中国語の発音を輸入した読みが圧倒的多数を占めているから(この二字も、呉音と漢音でしか読めない)、本来二つの字は中国でも違う読みであったはずなのだ。このように漢語圏の人にとってダシャレとなっても日本人には全く意味不明となる例は、数多い。「八」の字が「發」(=發財。大儲け)に通じてラッキーナンバーと見なされたり、2007年の干支であったブタさんの鳴き声が、「福」に通じると見なされたり。もちろん、その逆も非常に多かったりする。

とりあえず、今回はトリトンシリーズからちょっと外れた、、、といっても続くだろうが、、、