背水の章 アーカイブ

一 策士の策(1) --->2008年02月19日

一 策士の策(2) --->2008年02月20日

二 離間策第一(1) --->2008年02月21日

二 離間策第一(2) --->2008年02月22日

三 伝説の始まり(1) --->2008年02月23日

三 伝説の始まり(2) --->2008年02月25日

四 罌缶(おうふ)の計(1) --->2008年02月27日

四 罌缶(おうふ)の計(2) --->2008年03月02日

四 罌缶(おうふ)の計(3) --->2008年03月04日

四 罌缶(おうふ)の計(4) --->2008年03月06日

五 龍虎の本領(1) --->2008年03月08日

五 龍虎の本領(2) --->2008年03月10日

六 虚実の攻防(1) --->2008年03月12日

六 虚実の攻防(2) --->2008年03月14日

六 虚実の攻防(3) --->2008年03月18日

七 大樹は枯らす(1) --->2008年03月20日

七 大樹は枯らす(2) --->2008年03月21日

八 新たなる戦い(1) --->2008年03月25日

八 新たなる戦い(2) --->2008年03月26日

九 李左車(1) --->2008年03月27日

九 李左車(2) --->2008年03月28日

十 知と意地と(1) --->2008年03月31日

十 知と意地と(2) --->2008年04月01日

十一 九地九変(1) --->2008年04月02日

十一 九地九変(2) --->2008年04月03日

十二 韓信水ニ背キテ陣ス(1) --->2008年04月04日

十二 韓信水ニ背キテ陣ス(2) --->2008年04月05日

十三 兵法の真髄(1) --->2008年04月07日

十三 兵法の真髄(2) --->2008年04月08日

十三 兵法の真髄(3) --->2008年04月09日

十三 兵法の真髄(4) --->2008年04月10日

十四 戦いの後に(1) --->2008年04月11日

十四 戦いの後に(2) --->2008年04月12日

十五 夢は儚(はかな)し(1) --->2008年04月14日

十五 夢は儚(はかな)し(2) --->2008年04月15日

十六 この男、宝貝(バオベイ)(1) --->2008年04月16日

十六 この男、宝貝(バオベイ)(2) --->2008年04月17日

十七 万歳遊戯(1) --->2008年04月18日

十七 万歳遊戯(2) --->2008年04月19日

十八 功過ぎた者(1) --->2008年04月21日

十八 功過ぎた者(2) --->2008年04月22日

十九 将は迷いて、、、(1) --->2008年04月23日

十九 将は迷いて、、、(2) --->2008年04月24日

二十 、、、再び、離間策。(1) --->2008年04月25日

二十 、、、再び、離間策。(2) --->2008年04月26日

二十一 二重の姦策(1) --->2008年04月28日

二十一 二重の姦策(2) --->2008年04月29日

二十二 骸骨は帰る(1) --->2008年04月30日

二十二 骸骨は帰る(2) --->2008年05月01日

二十三 俺だけが生きろ(1) --->2008年05月02日

二十三 俺だけが生きろ(2) --->2008年05月03日

二十四 勝たなければ(1) --->2008年05月05日

二十四 勝たなければ(2) --->2008年05月06日

二十五 夢と欲望(1) --->2008年05月07日

二十五 夢と欲望(2) --->2008年05月08日

二十五 夢と欲望(3) --->2008年05月09日

二十六 勝つのは俺だ(1) --->2008年05月10日

二十六 勝つのは俺だ(2) --->2008年05月12日



2008年02月19日

一 策士の策(1)

漢二年、東西の戦線はしばらく膠着した。

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2008年02月20日

一 策士の策(2)

黥布は、真の姓名を英布という。

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2008年02月21日

二 離間策第一(1)

項王の使者が、六に到着した。
九江王は、項王の使者を宮城で盛大に歓待した。

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2008年02月22日

二 離間策第一(2)

陳平らが滎陽に戻った後を追って、漢にとっての朗報が舞い込んだ。

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2008年02月23日

三 伝説の始まり(1)

酈生は西魏王に使いして、持ち前の弁論術で説きに説いた。

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2008年02月25日

三 伝説の始まり(2)

韓信は、関中に入って左丞相に任じられた。兵権と共に、自らの計画で物資を動員する権限が漢王より与えられたのであった。

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2008年02月27日

四 罌缶(おうふ)の計(1)

陣営の動きは、一挙に慌しくなった。

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2008年03月02日

四 罌缶(おうふ)の計(2)

西魏王の征討が、始まった。

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2008年03月04日

四 罌缶(おうふ)の計(3)

漢軍の渡る河関の対岸には、韓信の得た情報のとおり西魏王軍が陣を張っていた。

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2008年03月06日

四 罌缶(おうふ)の計(4)

夜は明けて、河水(黄河)の水は晨(あした)の空を映し始めた。

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2008年03月08日

五 龍虎の本領(1)

漢王から韓信に下された下命は、以下のごときであった。

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2008年03月10日

五 龍虎の本領(2)

河水(黄河)中流の地域は、古来より中州(ちゅうしゅう)または中原(ちゅうげん)と呼ばれている。

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2008年03月12日

六 虚実の攻防(1)

一人の群雄が、滎陽を守る漢王のもとに落ち延びて来た。

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2008年03月14日

六 虚実の攻防(2)

漢と盟約関係に入った黥布は、自領を取り戻すために動き始めた。

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2008年03月18日

六 虚実の攻防(3)

漢王は、滎陽の要塞の中ですこぶる上機嫌であった。

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2008年03月20日

七 大樹は枯らす(1)

項王の雷鳴のごとき咆哮に打たれて、兵卒たちは声も発さず彼の命に応じて動いた。

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2008年03月21日

七 大樹は枯らす(2)

項王は、待ち構えていた。

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2008年03月25日

八 新たなる戦い(1)

一つだけ、断っておかなければならない。

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2008年03月26日

八 新たなる戦い(2)

韓信は、張耳・張敖の父子を伴って素早く兵を起こした。

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2008年03月27日

九 李左車(1)

代軍を一蹴することに成功して、次の韓信の狙いは趙本国であった。

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2008年03月28日

九 李左車(2)

このころ趙王歇は、鉅鹿の南にある襄國(じょうこく)に都を置いていた。しかし、趙国の政治の権を握っているのは誰かと言えば、それはまぎれもなく陳餘であった。陳餘は歇を担ぎ挙げて張耳を趙より追い出し、歇を後の王に据え付けた。自らは代王を名乗りながら、趙王のもとに留まって国の行く末を一手に左右していたのである。

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2008年03月31日

十 知と意地と(1)

趙軍は、韓信を迎え撃つ体制に入った。

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2008年04月01日

十 知と意地と(2)

陣営に戻った李左車は、一人楽しまなかった。

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2008年04月02日

十一 九地九変(1)

井陘の隘路は、長くて狭い。

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2008年04月03日

十一 九地九変(2)

漢軍は、太行の山道を進みに進んだ。

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2008年04月04日

十二 韓信水ニ背キテ陣ス(1)

夜半、漢軍の陣営から密かに出立の用意をする、一団の兵馬があった。

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2008年04月05日

十二 韓信水ニ背キテ陣ス(2)

夜は、いまだ明けなかった。

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2008年04月07日

十三 兵法の真髄(1)

朝の空気は、ますます明るさを増していった。間もなく、戦場に陽が射し始める。

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2008年04月08日

十三 兵法の真髄(2)

怒涛のように押し寄せる趙軍の軍靴の下に、韓信の軍はひとたまりもなく踏みしだかれた。

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2008年04月09日

十三 兵法の真髄(3)

一揉みに潰さんと気構えた趙軍であったが、戦況は陳餘の甘い予想通りにはいかなかった。

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2008年04月10日

十三 兵法の真髄(4)

背水の陣を敷く漢軍は、あと一刻を持ち応えることが、果たして出来たかどうか。

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2008年04月11日

十四 戦いの後に(1)

韓信は、彼の配下からしきりに問われた。

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2008年04月12日

十四 戦いの後に(2)

韓信は、漢軍を率いて趙平定の仕上げに取り掛かった。

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2008年04月14日

十五 夢は儚(はかな)し(1)

もと趙の広武君、李左車が韓信のもとに連れられて来た。

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2008年04月15日

十五 夢は儚(はかな)し(2)

韓信が趙国に入ってから、しばらく経ったある日。
彼は、李左車を伴って趙の領内の視察に出かけた。

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2008年04月16日

十六 この男、宝貝(バオベイ)(1)

趙の戦は終わったが、中国の天下全てを見渡せば、その勝敗はいまだに定まることがない。

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2008年04月17日

十六 この男、宝貝(バオベイ)(2)

韓信は新たに趙王に昇った張耳を連れ立って、修武に向けて陣を動かした。

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2008年04月18日

十七 万歳遊戯(1)

最近の韓信は、怪しい。

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2008年04月19日

十七 万歳遊戯(2)

荀子、曰く。

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2008年04月21日

十八 功過ぎた者(1)

修武での滞陣は、一月(ひとつき)を越えた。

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2008年04月22日

十八 功過ぎた者(2)

黒燕は、韓信に言った。

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2008年04月23日

十九 将は迷いて、、、(1)

ここまで、韓信について書いてきた。

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2008年04月24日

十九 将は迷いて、、、(2)

張良は、漢王に言った。

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2008年04月25日

二十 、、、再び、離間策。(1)

滎陽を攻める、項王軍の陣営。

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2008年04月26日

二十 、、、再び、離間策。(2)

和睦の提案が付き返された漢軍は、いよいよ重大な局面に陥った。

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2008年04月28日

二十一 二重の姦策(1)

やがて、項軍の中に奇っ怪な噂が、流れ始めた。

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2008年04月29日

二十一 二重の姦策(2)

項王軍の、激烈な攻撃が始まった。

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2008年04月30日

二十二 骸骨は帰る(1)

姦策などに、惑わされまいと、亜父は思った。

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2008年05月01日

二十二 骸骨は帰る(2)

もう、亜父は前線に立つことは、できなかった。

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2008年05月02日

二十三 俺だけが生きろ(1)

亜父范増は去ったが、楚軍の滎陽城への攻撃は、いささかも衰えない。

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2008年05月03日

二十三 俺だけが生きろ(2)

今夜の作戦の内容は、以下のごとくであった。

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2008年05月05日

二十四 勝たなければ(1)

日が落ちて、遠くの情景がよく見渡せなくなった頃に、滎陽城の東門が開いた。

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2008年05月06日

二十四 勝たなければ(2)

河水(黄河)の南では、にわかに戦線が動き出した。

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2008年05月07日

二十五 夢と欲望(1)

漢王は、関中に戻ったのもつかの間、再び兵を集めて繰り出した。

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2008年05月08日

二十五 夢と欲望(2)

最近の戦線の動きは、河北の趙でも、当然のごとく話題となった。

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2008年05月09日

二十五 夢と欲望(3)

夜。
韓信は、自室で独りであった。

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2008年05月10日

二十六 勝つのは俺だ(1)

漢王は、項王を侮っていたのであろうか。

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2008年05月12日

二十六 勝つのは俺だ(2)

兵という凶器を操って、戦という殺し合いの場で結果を出せるかどうかという、武将としての才能について、漢王は項王に遠く及ばなかった。

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各章アーカイブ

           
第一章 開巻の章


           
第二章 伏龍の章


           
第三章 皇帝の章


           
第四章 動乱の章


           
第五章 楚滅秦の章


           
第六章 死生の章


           
第七章 楚漢の章


           
第八章 背水の章


           
第九章 国士無双の章


           
第十章 垓下の章



終章~太平の章