毛球寶兒2006/06/28
毛球寶兒、最近影が薄いのを気にして阿甘と特訓中。「啊~ロ査!」は「ア~チャ!」(または「ア~チョア!」)だろうな。
毛球寶兒、最近影が薄いのを気にして阿甘と特訓中。「啊~ロ査!」は「ア~チャ!」(または「ア~チョア!」)だろうな。
「相片」が写真で「相機」がカメラ。「相」は「像」に通じて「かお、すがた」という意味がある。貧窮の超文藝青年、小隊長が月底(月末)に何を食べて生きていけるだろうかと心配する阿甘であった。
おおっと!「足八」の字がUnicodeにないので表現できない!で、「足八足八熊」とは何ぞやと台湾Yahooで調べてみたら、、、
たれぱんだ
のことでした。何とまあ。小渕首相が生きておられた頃に流行りましたね、そういえば。
レギュラーメンバー総出で海へ。しかし仙人掌(サボテン)の毛球寶兒は塩水が苦手なのであった、、、
ところで、「サボテン」という言葉の語原はいまひとつよくわからない。「サボン」(石鹸の古称)から来ているという説や、「サポチラ」という果物の実と混同したという説、あるいは「三布袋」から来ているという説とか。英語では"cactus"で、英語圏の人に「サボテン」などと言っても全く通じない。漢語では「仙人掌」となる。
とかなんとか言いながら、今回のハイライトは何といっても、愛莉森(alison)の泳装(水着)だ。
太陽威能←漫畫(まんが)ページへ
前回に続いて海。
愛莉森(allison)「ああ、、日焼け止め使ってもやっぱり焼けちゃう、、ほんとに悩むなあ、、」
蠢花(silly flower)「ほんとね、、」
「傷脳筋」は「悩ましい、困った」と言う意味。「脳の筋肉」で、ズバリ脳髄のこと。いっぽう頭蓋骨は「脳袋」。漢語(中国語)では、このような露骨な表現を目にすることがある。古文でも「断腸」という表現があるぐらいだしね。「断腸」とはすなわち、「張り裂けるほどの悲しみの声を出したあまり、腸がひきちぎれる」といった意味。
人間とは違って、毛球寶兒や洋蔥男孩(Onion Boy)ら植物たちの太陽光線を受けた反応はまた違ったものであった。甘味が出るほど玉ネギがあったまったというのは、それは「火が通った」と言うんじゃないのか?
海邊最美的風景←漫畫(まんが)ページへ
海に入れないで一人いる毛球寶兒に気付いて、横に行って可樂(コーラ)でも勧めてやる阿茲。やっぱり阿茲はナイスガイだなあ。たとえ下心は別のところにあったとしても。
誠實的海上戰士←漫畫(まんが)ページへ
普通にONE PIECE(海賊王)ネタやドラえもん(哆啦A夢)を出して通ってしまうのが、台湾の実情。日本語は英語よりも通じないことが多かったが、文化的影響はむしろ日本の方が大きいように思われる。乱暴なイメージでは、ポップカルチャーでの外国の影響度の割合は日本6、アメリカ・西洋3、香港・韓国1、大陸中国ほとんど0といった感じだろうか。朝番組の「名店紹介」みたいなコーナーでは大陸の店を取り上げたりしていたけれど、豊かさから発散される遊びのセンスが必要なポップカルチャーのような領域では、まだまだウけていないように感じた。
阿茲は結局毛球寶兒に殴り倒されてしまった。殴ることないだろーが!
歐巴桑之路←漫畫(まんが)ページへ
小隊長、「殺價模式」(ねぎりモード)に入って、騙人布(ウソップ)じゃなくて騙人「歩」と乗船料の値切り交渉。スーパーの特売日を漏らさずチェックする超貧窮文藝青年だからこそ、歐巴桑(おばさん)の特殊能力をすでにしっかと手に入れたようだ。こうして彼はますます青年から歐吉桑(おじさん)に近づいたとさ。
「歐巴桑」、「歐吉桑」は当然ながら日本語。日本統治時代に定着してしまった言葉の二つ。
好像小朋友←漫畫(まんが)ページへ
ゴーイングメリー号の正式訳は、どうやら「黄金梅莉號」のようだ。しかし今回に出てきた「黄金沒力號」で検索しても若干数出てくるから、この当て字を使ってしまう人も結構いるのかもしれない。というわけで、艦長は誰だ?
「好像小朋友」(子供みたい)という今回の題だが、「小朋友(シャオポンヨウ)!」と呼びかければ「ボク」とか「お壤ちゃん」みたいなニュアンスで軟らかい言い方だが、これが「このクソガキが!」という感じならば、「死小孩!(シーシャオハイ!)」となるだろう。漢語のののしり言葉もまた、日本語同様相当にえげつない。古典では決して出てこない単語だ。
海底世界←漫畫(まんが)ページへ
半時間の協議の末、毛球寶兒が艦長で蠢花(silly flower)が副艦長に。はじめて見る超級美的な海底世界に、毛球寶兒は驚嘆するのであった、、、
カッパがいるな。河童と書くぐらいで、本当は川のモンスターなんだが。まあ細かいことは言いっこなし。マスだってウナギだってタマちゃんだって、海と川とを横断するんだから。
番外篇‧鐵錚錚漢子沒有飯還是不行!←漫畫(まんが)ページへ
今回の題は、あえて和訳すれば「大丈夫たる者、飯を食わねば戦が出来ぬ」ぐらいかな?
友人のdadabodaにすすめられて、台北・桃源街の牛肉麺に行った。確かに香港で食べた奴よりは「あー麺を食った!」という食後感を得られた。だがそれよりもうれしかったのは、店がどこにあるのかわからなくて単車に乗って帰宅しようとしていた兄ちゃんに道を聞いたら、単車の後ろに乗せて店前まで連れて行ってくれたことだった。この親切のほうが、吃飽的(お腹いっぱい)だったよ。
念...太...慢←漫畫(まんが)ページへ
うははははは。ほとんどタイムボカンシリーズのノリになってきたな。ひみつのボタンがあれば押してしまうのは、男のロマンなんだよ。だから、核ミサイル持っている国の大統領は、本当は女性のほうがいいのだ。デンジャラスなひみつボタンをあえて作り込んでいるのは、設計の不手際というよりは高度なアトラクション機能というべきだろう。さあ、どうなるんだろうか?
(以下に、今回の内容を日本文でお送りします、、、)
還是蠢花冷靜←漫畫(まんが)ページへ
うーん、このシリーズ、「ひと夏のスイートな体験」モードではなかったのか?これでは「蠢花の奇妙な冒険」(Silly Flower's bizzare adventure)ではないか。ワープまで発動させたにせ「ゴーイングメリー」号、どこにワープしていくのであろうか?蠢花のキャラが、ますます光ってきた。いいぞ。
(以下に、今回の内容を日本文でお送りします、、、)
荒島篇展開!←漫畫(まんが)ページへ
かくして(にせ)「ゴーイングメリー」号は大破して、海の藻屑と消えたのであった。
ここはどこだ?
気付いたら、愛莉森(allison)と小隊長だけ。よく生きていたな。
RPGならば、二人ともレベル1、装備なんにもなしからのスタートだ。あんまりうろつき回ると、ザコにやられてゲームオーバーになるから気を付けたほうがいい。だから、まず状況を把握して適当な装備を周りで見つける、これ基本。(そしてどういうわけか、最低限の装備が周りに漂着していたりする。)
「威爾森的排球」がわからなかった。ネットで調べたところ、トム・ハンクス主演の『キャスト・アウェイ』という映画に出てくる、このバイプレーヤー(?)のことなんだな。その方面のジャンルを知らなくてもこうして調べればすぐに分かるから、ネット時代はありがたい。なるほど、小隊長が探したい初期装備は、間違っている。しかし間違っていないかもしれない。人間の孤独を癒すことをまず考えるのは、さすが文藝青年と誉めておこうか?
(以下に、今回の内容を日本文でお送りします、、、)
遊刃有餘←漫畫(まんが)ページへ
今回のタイトルは、イディオムのようだ。だいたい「慣れているから余裕!」みたいな意味だろう。
結局初期装備は手元に持っていたものだけか。「仙女棒」はネットで検索すればズラズラ出てきた。花火の一ジャンルだろう。夏の海に花火はつきものだしね。だが小隊長の言う「黄金伝説」の実体は、よくわからん。
小隊長、椰子の樹にもするする登るとはなかなか体力があるな。だからサバイバルに自信があるのか?椰子があるんだったら実があるだろう、などとも思ってしまうが、檳椰(ビンロウ)だったらちょっと嫌だな。(ビンロウは椰子の一種で、この実を噛むと軽い麻薬効果が出る。台湾でよく売ってます。)
(以下に、今回の内容を日本文でお送りします、、、)
金錢新用法←漫畫(まんが)ページへ
小隊長、金でシンカーを投げて魚を仕留めるとは、芸があるな。練習すればマイナーリーグ2Aぐらいならば通用するんではないか?
コイン一個と札一枚で石班魚(ハタ、またはクエ)一匹か。クエは高級魚だから、安いといえば安い。ただ惜しむらくは、塩焼きで美味い魚ではない。今の季節、塩焼きで美味いのはシマアジですよ。綺麗に焼いてしょうゆと大根おろしをそえるとまことにうまい。ついでに冷酒を添えるとさらに(゚ д ゚)ウマー。いったい何言ってんだ、私は。
人間オンリー篇が続くが、水が苦手な毛球寶兒は大丈夫なのかね?
(以下に、今回の内容を日本文でお送りします、、、)
偏心的英雄←漫畫(まんが)ページへ
とりあえず阿甘は無事であったか。栄養価満点の紅心甘藷・台農66號(台湾産のサツマイモの品種)だから、サバイバルにも結構耐えられるのかもしれないな。ちなみに台湾の形は、サツマイモにたとえられる。彼が台語(台湾語)を操るのも、たぶん地元民魂からなのだろう(この回参照)。
神秘兔、自分のヒロインのことしか眼中になし。何はともあれ姫を助けることを最優先するとは、騎士道の鏡だ(日本の武士道ではない。武士は基本的にホモだから、主君を助けることを最優先する)。男は自分で判断して自活して、しばらくは生きていりゃいいんだよ!わかったか!まあ、そういうことだな。たぶん?
(以下、今回の訳を日本文でお届けします(暫定訳)。ただし、阿甘の台語は、私がよく知っている関西弁を流用することにします、、、)
食物!(上卷)←漫畫(まんが)ページへ
(はっきりとは断言できないが、阿甘は神秘兔に合わせたのか、漢語に切り替えたようだ。)
たいていのRPGでは、パーティーが空腹のために動けなくなることはない。食事はどうせ毎日毎日必ずやらなければならないルーチンワークだから、パワーアップするとか気力体力マジックポイントが回復するとかの特殊な食糧でない限り、プレイヤーがウザくなるから省略されている。しかし「毛球寶兒」の世界では、そうはいかねえ。神秘兔がサツマイモも食べられることを気付かせてしまった阿甘の運命やいかに?
トリビアな話題。大根は漢語で「蘿蔔」、ニンジンは「紅蘿蔔」という。「蘿蔔」(らふ)という言葉は現在では使われなくなったが、昔の日本では使われていた。文献などに出てくる。いっぽう、この漢語の「蘿蔔」という言葉は、西洋語の「ラファナス」Raphanusから来ているに違いない(この語は、ギリシャ語に由来)。つまり、大根は西洋起源なのである。もっとも、西洋の大根はハツカダイコンのような小さい種であって、それを巨大な品種に改良したのは東洋であるのだが。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
食物!(下卷)←漫畫(まんが)ページへ
鼠のミッキーマウスがペットの犬のプルートを飼っているご時世だから、兔がサバイバルで狼の肉を食っても驚きはしない。しかしサツマイモの阿甘が肉を食うのは、、、有機系肥料栽培というやつか?たしかに、人造肥料よりも肉食ったほうが作物の生育にはいいのかもしれない。こうしてうまいもの食っているサツマイモだから、やはりさぞかしウマくなっているのだろうな。あんまり健康な食生活をしていると、いずれ小隊長に食われるぞ。いやそのときは、カンフーで撃退すればいいのか。
最後の神秘兔の「偶爾」は「たまには」という意味でまちがいない。しかし中日辞書には載っていないのだが、どうも台語で「偶」と書くと、漢語の「我」に相当するようだ。日本の中日辞書はぜんぶ漢語の表現だけしか載せていないので、台湾地元の表現は分からないものが多い。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
番外篇‧這篇是用麥克筆畫的喔~←漫畫(まんが)ページへ
神秘兔は"MISTERY RRABIT"(笑)なんだな。
「麥克筆」とは?マック(麥金塔電腦)を使って描いたのか?それともマクド(麥當勞)と何か関係あるのか?と思って調べたら、「マーカーペン」のようだ。
来週には惑星の数が増えるかもしれないな。しかも3つ以上(最有力候補は、最大の小惑星セレス、冥王星の衛星だが二重惑星とも定義できるカロン、それと新天体の通称「ゼナ」)。覚えにくくなるし、星占い屋も大変だ。私は冥王星を惑星からすっぱり外してしまう意見を支持する。ホルストの名曲『惑星』も、水金火木土天海の七曲しかないしね。(少なくともオリジナルは。二十世紀末に別の人が「冥王星」を作って追加している。)
惑星と今回の話が何の関係があるのかって?いや、2コマ目の上の方に、、、
越幫越受傷←漫畫(まんが)ページへ
蠢花と毛球寶兒、満を持して登場。なにせヒロインと、ヒーローのライバルキャラだからね。あれ?違ったっけ?
受け止めなかったほうが傷が浅かったって、、、空中爆発で、、、ひょっとして蠢花は飛行石かブルーウォーターでも持っているのか?実はその力で、愛莉森と小隊長もソフトランディングさせたとか?うーん、蠢花は古代人だったのか、、、そんなわけないって(たぶん)。
まあたとえラピュタのパワーがあろうがアトランティスの超科学が介入していようが、阿茲は対象外だろう。おそらく人型のクレーターを残して、見事に地中にめりこんで見せる芸を、きっと披露してくれるでしょう。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
番外篇‧工商服務三連擊之一<蠢花出筆記書>←漫畫(まんが)ページへ
今回は、現実世界の蠢花(Silly Flower)が出した本について。現実世界の蠢花さんについては、彼らの作っている創作集団「台北不來梅」(TAIPEI BREMEN)のブログに行けば会うことができます。
台湾の金石堂書店では取り扱っているようだ。買える人はGo!、、、残念ながら、今のところアマゾンでは買えないようです。
番外篇‧工商服務三連擊之二<蠢花出書付録漫畫>←漫畫(まんが)ページへ
蠢花さんが今回出した本には、別名の版もある。心ある人は両方買え!ってか。
「娘」と書くと、日本語と漢語では意味がぜんぜん違う。漢語ではいい年したおばさんでも「娘」だったりする。逆に中高生のギャロを「娘」とはふつう言わない。向こうの人は「モーニング娘。」を始めて見たときは変な感じがしたのだろうな。「娘」(ニャン)は「お母さん」という意味だから、「モーニング母さん。」となってしまうのだ。じゃあ日本語のギャロを呼ぶ呼称の「娘」に当たるものはといえば、年下の女の子を呼ぶ通称の「妹」(メィ)あたりになるのではないか。
番外篇‧工商服務三連擊之三<蠢花出書附録漫畫>←漫畫(まんが)ページへ
泡麺(インスタントラーメン)の重しになる「隱藏功能」か。だが豆腐の水抜きの重しには少々重さが足りないだろうな。
ところでとうとう冥王星が惑星から外されることが決定した。私はこの案を支持していたのだが、いざ決まってしまうと、やはり一抹の寂しさを感じてしまうのであった。セラムンのセーラー戦死戦士のラインナップは、もう過去の時代の定義になってしまったのね。さようなら、セーラープルート、、、といっても、あのアニメは一年目が一番面白かったのであって、二年目以降ははっきり言って蛇足に過ぎないと私は評価しているのであるが。
射歪了←漫畫(まんが)ページへ
うむ、こんな隠し能力がいろいろあるみたいだから、蠢花は神秘兔が助けるまでもないだろう。彼女は隠された特殊能力があるのに加えて、たぶん運がMAX値だろうから、、、
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
蠢花飾品之謎←漫畫(まんが)ページへ
地球外生命体からのご加護を受けている蠢花、すごいぞ!神秘兔と力を合わせれば、世界征服も夢ではない、、、?だがこの後のストーリーが、実は毛球寶兒や神秘兔たちの力はETの介入によるバイオ実験の結果作り出されたミュータントであった、、、、みたいな方向に万一向ったら、かなりイヤだな。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
一樣的月光←漫畫(まんが)ページへ
ようやく忘れ去られかけていた阿茲と洋蔥男孩も再登場して、全員の無事が確認されました。阿茲・OnionBoyのコンビは地味だからね、、、だが彼らは一ヶ月近くの間、どうやってサバイバルしていたのであろうか?
こうやって登場キャラの2×4の組合せが作られると、それぞれが地・水・火・風のコンビになっているような気がする。
ところで下の訳の阿甘の言葉だが、「唄」(漢語の読みはbài)の意味が実はよくわかりません。「陪」(同伴する。漢語の読みはpéi)のことだろうか。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
番外篇‧四格漫畫的奧義←漫畫(まんが)ページへ
そうか、一周年か。私が見始めたのは3ヶ月前からなのだが。mickeymanさん、おめでとうございます。キャラも増えてきて、ますます"Furry Bow"(『毛球寶兒』の英訳)ワールドが拡がってきましたね。
四格漫畫(四コマまんが)の奥義は、それはそれは奥が深いものなんだ、、、全くそうだ。しかし、台湾の四コマ漫画では、日本でよく使われる「一コマ何もしゃべらない、全く動かない」というシーンを見かけないような印象がある。日本では吉田戦車あたりが使い始めて、あずまきよひこの『あずまんが大王』によって芸術の域まで到達した手法であるが。「間」を使った描き方というのは、日本文化に特有の現象なのだろうか?確かにたった四コマしかないのに、何もセリフも動きもないコマを一つ(あるいはそれ以上)入れるのは、描きたい情報を削ってしまうことだ。本当に言いたいことをわざと言わない日本の文化と、それは密接につながっている描き方なのかもしれない。
女生説話要注意聽!←漫畫(まんが)ページへ
Liebesliedのお時間。
多くを付け加える必要など、ないでしょう。
男の子と女の子が思うような結果が得られずに、思いもよらなかったところから素晴らしい結果が得られるのは、男性と女性が本来的にはわかりあえない異邦人どうしであって、すれ違うのが当たり前だからだ。だからこそ、偶然に当たって放たれた火花は、誰にも予想がつかないクリエイティヴなものとなる。世界に何事かを付け加える原動力は、それだけなのだ、、、、
なんちゃって。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
嘴硬←漫畫(まんが)ページへ
正面切って追えば、それは野暮となって情も冷めてしまう。しかし、本心を隠せば、伝わらずにすれ違うかもしれない。男女の「粋」の心は本当に難しい。相手が相手のことを想う、イマジネーションが必要だ。互いが結果を出すのを恐れて、壊れて離れてしまうその一歩手前の間合いで作られる関係が、最も純粋で美しい世界なのでありましょう。饐える直前のフルーツが一番甘く、腐る直前の肉が一番美味いのと同じなのです。(なんつー比喩だ!)
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
沒有麵包哪有愛情←漫畫(まんが)ページへ
ああ、、、やっぱりこうなるのね。まあこの後も話は続いていくんだから、このぐらいで寸止めしておいたほうが、物語としてはいい。だが超貧窮文芸青年の小隊長が誰かに飯をおごるなどと言い出すのは、これは驚天動地の出来事。TAIPEI101から飛び降りるぐらいの大事業だ。やるじゃねーか。
小吃(シャオチー、軽食)の話が出てくる。日本では香港式の飲茶(ヤムチャ)という言葉の方がよく通っている。軽い食事ならば何でも小吃なので、フライドチキンとかサンドイッチとかも入るのだ。雞排(フライドチキン)は、台北のいろんなところで売っていた。
ところで「甜死人紅茶」は、少し迷ったあげく「思いっきり甘い紅茶」と訳しておいた。"死人"という言葉が出てきてギョッとするが、"死"という語は漢語では強調の字として普通に使われるもので、深刻な意味はないはずだ。「氣死我了!」(腹が立つなあ!)「嚇死我了!」(あーびっくりした!)など。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
番外篇‧只是在參考←漫畫(まんが)ページへ
今回はmickeyman先生の、学校での奮闘記。遊びと創作の境界とはあってなきがごとしのものよ、、、って、悟りの境地に入ってしまったら、きっと全部遊びになってしまって上達しないだろう。難しいもんだ。
かな文字やアルファベットのような表音文字が本来ない漢字であるが、コミックスの世界では「クチへん」をつけることによって表音文字とみなすお約束がいつのまにかできあがっている(音を表す方法として注音字母(注音符號)もあるが、コミックスでは見たところマージナルにしか使われていないようだ)。「哈哈哈」は「ハハハ」だし、「吼喔喔喔喔」は「うおーーーーっ」だろう。そして「嘎啊啊啊」と書けばおそらく「キャーーーッ!」(女性の叫び声)だろう。だが、「嘿嘿嘿嘿」は?おそらく「ヘヘヘヘ」だろうが、漢和字典では「嘿」の字は「mò」と読むとなっている。伝統的な読み方から外れて、「クチヘンは表音文字」として右側の「黑」(hèまたはhēi)に引きずられた読みとなっていると思われる。面白い現象だ。
集合吧!←漫畫(まんが)ページへ
愛莉森と小隊長のラブラブ(未遂)話はひとまず置いといて、熱い二人の男たちが再登場。絶招(必殺技、奥義)を空に向けて打って、みんなに知らせよやないか、、、阿甘の言葉が、また台語に戻ったようだ。ゆえに、今回の訳もこれまで同様阿甘の言葉は関西弁にしています。(今後はいちいち色を変えたりしません)
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
全員到齊?←漫畫(まんが)ページへ
あら一気に見つかってしまった。意外と狭い島だったんだな。つまり神秘兔と阿甘以外は、真剣に探そうとしていなかったということか。結構サバイバルを楽しんでいたようだな。特に小隊長・愛莉森組は、、、
やっぱり忘れられている一人。めぞん一刻の二階堂くんみたいだな。忘れられていることがネタになる分、こっちの人にはまだ救いがある?
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
大事不妙←漫畫(まんが)ページへ
阿茲、、、忘れられることを芸にして生きる男、、、ヒゲ生やして若ハゲなんて、往年の谷村新司のようだな。しかしヒゲがなかったときの顔は、さだまさしであった。まあ彼はベーシストではあるが。
洋蔥男孩が綁架(誘拐、アブダクション)されてしまった!阿茲の言う、「他們」(奴ら)の正体とは?
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
番外篇‧創作的動力←漫畫(まんが)ページへ
「沒想到作者自己竟然是最忠實的讀者」
― 意外にも、作者自身がいちばん忠実な読者だったりして。
むかし読んだ赤塚不二夫先生の『漫画の描き方』の本にも、同じことが書いてあった。いわく、
― 自分が読んで面白いと思わないもので、他人に面白いと思わせることができるか!
と。全く、そのとおりだ。漫画だけでなくて、どんな創作でも当てはまる金言だろう。
今日の台北の予想気温は24~27℃か、、、まだまだ暑いなあ。今朝の京都はさわやかな秋晴れで、早朝の最低気温は19℃。扇風機もクーラーもいらない。お彼岸を過ぎれば、やがて夜は寒くなってくる。
一個都不能少←漫畫(まんが)ページへ
洋蔥男孩(Onion Boy)は、未知の異星人にさらわれてしまった!奪回しなければならない!物語は宇宙的スケールになるのだろうか?しかし異星人の目から見れば、植物同盟国のみなさんたちは、知性を持った植物体として格好の研究対象であるだろうな。自力で生命活動のエネルギー源である炭水化物を合成できる彼らのメカニズムを解明すれば、大宇宙の長期航海にも大いに役立つであろう。
「一臂(いっぴ)を仮(か)す」という表現が日本語にも存在しているので、今回の訳は助かった、、、あまり使われない表現だが。神秘兔が漫画のコマ枠にもたれかかっている(そして、外部からそれをツッ込む)表現は、メタフィクションの構造として70年代ぐらいの日本漫画からおなじみのものですね。これも手塚治虫が開拓者なのだろうな。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
宇宙遇同郷?←漫畫(まんが)ページへ
洋蔥男孩(Onion Boy)をさらった異星人は、白タマネギ人だった、、、ああ、やっぱり植物人たちは宇宙からの使者だったのだな。そして蠢花に力を授けたのも、全ては地球上でサンプルを使って行なわれたシミュレーション実験だったのか。
、、、などという、ちゃぶ台をひっくり返すような設定まではいかずに、異星人は蒜頭(ニンニク)人であった。匂いは「辛香味」で、タマネギとは違うものだという。この辺、日本語の匂いの表現には、実はあまり幅がない。ニンニクの匂いは日本語では「刺激臭」とか「ツンとくる匂い」とか表現されるが、これらは食べ物の匂いをズバリ言い当てた言葉ではない。洋蔥男孩が間違えた「辛辣」(シンラー)という匂い(味)もまた、日本語で表現できない。日本語で「辛辣」(しんらつ)といえば単に「批判が厳しくて、容赦しない」という意味を現す語句であって、「辛辣な味」などという表現はない。日本語には「からい」という言葉しかなくて、「辣」(舌を焼く感覚)と「麻」(唇をしびれさせる感覚)と「香」(鼻をつく感覚)の区別がないのだ。料理用語は、さすがに漢語のほうが日本語よりも鋭い表現を持っている。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
盛情難卻←漫畫(まんが)ページへ
異星人は、意外にも洋蔥男孩(Onion Boy)に友好的であった。タマネギも肉を食えるのだろうか?肉にタマネギといえば、まさしくバーベキューだな。カルビーのサッポロポテトバーベキュー味は、私が幼児の頃から大好きなスナックだ。昔は私がこれを食っていると、周りの家族が「臭い!」と言って嫌がった。学校でもそうで、これをおおっぴらに食べるのはなぜかどうも気が引けたものだ。これまでにない新しい風味だったから、みんな異様さを感じたのであろうか?しかし、四半世紀を越えた(ははは、私はそういう年だ)現在でもそのままの味で生き残っているということが、私の舌の好みが正しかったことを証明している。庵野秀明もこれが好物で、『ふしぎの海のナディア』でこのスナックが缶詰入りの非常食として登場した。もちろんNHKだから、商品名など絶対出てこなかったけれど。
漫画本来の話に戻ると、最後のコマで洋蔥男孩が口をつかまれてうまくしゃべれないで発した言葉を、違う漢字で表していますな。結局こうするしかないのか。日本語ならば(下の訳のように)かなを使えば一発で表現できるのだが。注音字母(漢語の発音を表記する特殊文字)でも表現できるのかもしれないが、文全体を注音字母にしたらネイティブでもやはり意味が通じなくなるのだろうなあ。私はもちろん全く読めないが。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
回地球的方法←漫畫(まんが)ページへ
何と、ここは地球ではなかったのか!そういやワープしていたもんな。だがヤマトですら14万8000光年先のイスカンダル星に行って帰ってくるのに足かけ一年かかったのを考えれば、一瞬で数百万光年先の蒜頭(ニンニク)星にたどり着いた「にせ」ゴーイングメリー号のワープ能力は驚異的なものだった。それにしても、全ての風景が地球と寸分違わない蒜頭(ニンニク)星とは、、、ドーキンスも言っていたが、自然には「ブラインド・ウォッチメーカー」が隠されていて、空間を隔てていても生物の進化は似たような経路をたどるということなのであろうか?アフリカ大陸にもサボテンそっくりのユーフォルビアがあったり、オーストラリア大陸にもイヌそっくりのフクロオオカミ(絶滅)がいたりするように、、、なんて、わざと真剣に考察したりしてね。
空間を隔てて類似のものが存在する別の例として、西洋のソーセージと中国の香腸(シャンチャン)がある。もっともこれはどっちかがどっちかに伝播したものかもしれないが。肉食を行なう地域では動物の腸が大量に余るから、これで料理を作ろうと考えるのはしごく当然のなりゆきだったであろう。だから肉食をしない日本には、ソーセージは発達しなかった。
台北で私が買い食いした香腸は、ちょっと脂っこすぎたな、、、
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
星球土産←漫畫(まんが)ページへ
はははは。蒜頭(ニンニク)星の料理は当然ながらみんなニンニク入り料理か。そりゃあたまらんな。私もニンニク料理は大好きで、大阪ミナミのラーメン屋『金龍』でトッピングのおろしニンニクを一すくいドッサリ入れたりする傾向があるんだけれども。
蠢花が飲みたがっている「冰淇淋汽水」の訳は、迷った末に「クリームソーダ」とした。汽水(ソーダ水)と冰淇淋(アイスクリーム)とが混ざった飲み物で、英語で"ice cream soda"といわれるやつであろう。しかし、日本独特の用法で「クリームソーダ」と言えば、例のメロンジュースの上にアイスクリームが載ったやつのことが直ちに思い浮かぶ(この飲み物は、ワールドワイドな用語で言えば「アイスクリームフロート」 ice cream float と言うべきであろう)。だから少しずれがある訳なのだが、これ以外に適当な訳が思いつかないので仕様がない。日本でも沖縄では「クリームソーダ」と言えば、クリーム風味がして濁ったこのアメリカンな飲み物を指すという。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
詭異四鬥神←漫畫(まんが)ページへ
毛球寶兒も、あんまり好きな料理でなくてもおもてなしの席であるからには何も言わずに一応いただくのは、大人の態度がわかっている。これは、もてなす側の方が悪い。たとえ自分たちの好物であっても、誰でもそれを好むとは限らないのだから。ましてや異星人だよ、異星人。
というわけで宝物を探しに出かける一行であった。長老も恐れる「四闘神」の正体とは?、、、ずいぶんファンシーだな、おい。
うーん、訳ではわざと最近流行り(今さら?)の小文字を使って「ぁゃιぃ」にしてみたんだが、、、、「ι」(ギリシャ文字のイオタの小文字)がうまいこと表現されていないな。MSPゴシックだと、いいぐあいにカーブがしなっているんだが。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
第三類接觸←漫畫(まんが)ページへ
とうとうかの国が核実験を行なってしまった。国として存続できる根拠のリアリティーが次々に剥ぎ取られたとき、核装備ができるという最後のリアリティーに飛びついてしまった。これはもう冷静な政治判断力を失っている証拠だが、それにつられて日本まで核武装は絶対しないほうがいいと私は考える。なぜならば日本がやれば、韓国・台湾までが必ず追随してやる。その科学力を持っているのだ。そして、科学力に不相応に、残念ながらこの北東アジア諸国の政治家たちは必ずしも賢明でない。その危険をよくよく考えるべきだ。北東アジアの長い歴史において、韓半島をめぐるゴタゴタは常に日中戦争になってきた。韓半島は奇妙にも常に日本と中国の思惑がすれ違う場であって、温度差の違いと双方の勘違いが暴発する場所であり続けてきた。だが今回はそれを繰り返しては絶対ならないのだ。日本人は中国人よりもずっと浮世離れした宣伝に興奮して突っ走る民族的傾向がある。だからこそ、いちばん意識して自重しなければならないのだ、、、
漫画本編の話は?四闘神たちは、キモカワイさ爆発だな。「可愛」(クーアイ)は、もちろん日本語からの輸入語。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
特寫與大叫無用!←漫畫(まんが)ページへ
困った困った。私のPCで突然IEが繁体字(つまり、繁体字のための標準文字セットであるBig5)を判読しなくなった。インストールし直したほうがいいのかもしれない。面倒なこった。漫画は画像ファイルで貼付されているから、文字化けしていても読めるんだけれどね。(2006/10/12にIEの「繁体字中国語表示」をインストールしなおして、修復完了)
今回はアーケードゲームのノリだが、これだけ圧倒的な基本能力の差があっては、名人が操作しても勝てそうにないな。これまでにゲーセンを一番沸かせたゲームといえば?と質問されて「スト2」と答えるか、「インベーダー」と答えるかで、年齢が一発でわかる。スト2にハマッた世代はおそらくインベーダーの狂気のようなブームなど知らないだろうし、インベーダーに狂った世代はスト2の影響の大きさがピンとこないだろう。インベーダーが流行っていた頃は、知り合いの経営していた喫茶店では百円玉が毎日のように袋一杯回収されていたもんだ。、、、なんだ、私はインベーダー世代か。だけどスト2のブームも知っているぞ。ゲーム音痴なんで、自分ではやらなかったけれど。インベーダーも。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
非戰之罪←漫畫(まんが)ページへ
というわけで武闘派三人の登場。こいつらと互角に戦っている四闘神に挑みかっかった阿茲は、言うなれば「匹夫之勇」(ひっぷのゆう。一人で大敵に気勢を上げているような、何の効果もない無意味な勇気)というものだ。
「非戦」は戦国時代の中国で「墨家」と呼ばれた思想集団が唱えた理想だ。彼らは「非戦」と共に「兼愛」を主張して、えこひいきなく全ての他人を愛することによって、人どうしが敵味方に分かれて対立することをなくすことを提唱した。だが話が通じない相手から挑みかかられる場合というものがあるわけで、その場合にはどうすればよいのか。そのとき墨家の信奉者たちは集団で防衛技術を磨いて、敵の攻撃からの専守防衛に徹する道を選択した。個人と個人との殴り合いではなくて、国と国との戦いは「勝てばそれで終わり」ではない。戦いの後も人々のなりわいが続いていくことを考えて、賢明に慎重にことを進めなければ、それは「勇」でなくて「暴」というものだ。
「惱羞成怒」はイディオムのようだ。出典は清朝後期の小説『兒女英雄傅』(作:文康)だとか。意味は「内心で感じた恥ずかしさのあまり、それがねじれて外に向けた怒りとなる」ということ。今日は成語解説でまとめてみました。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
一定要的合體術←漫畫(まんが)ページへ
合体しましたか、、、紫は誰が倒したんだ?ひょっとして紫が実体で、後の三人は奴の幽波紋(スタンド)だったりして。
複数のモンスターが合体して超強力なモンスターとなるのはRPGのお約束の一つだが、もう一つのお約束として「ラスボスは一度倒しても次に『正体』を表して復活する」というものがある。このお約束をどのように演出するかが名作とクソゲーの評価を分けるポイントの一つというものだ。演出が下手だと『正体』のラスボス(あるいはラスボスを操っていた真のラスボスだったり、仲間の一人が悪に感染して敵となったり、、、)を倒すためだけに長大な作業が必要になってしまい、竜頭蛇尾となってしまう。RPGは『水滸伝』のように仲間がだんだん増えていくことにストーリーの面白さの核があるのであって、仲間のラインナップが固定してしまった後はどうしてもストーリーが単調になってしまい、作業の側面が多くなってしまうのだ。くだんの『水滸伝』も、一〇八人が集結した後の話は蛇足だしね。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
轉吧!七彩剃頭燈←漫畫(まんが)ページへ
三段ブチ抜きの「彩虹光束(レインボービーム)」!強い!ケバい!セリフが少ない!
床屋の前で回っている看板は、「バーバーポール」 barber pole と言うのが正しい。日本では明治初年にはもう導入されて、世の中の注目を受けていた。あの赤・白・青の意味するものは、青が床屋のシンボルとしての握り棒、白が包帯、そして赤が血の色らしい。これは中世ヨーロッパの床屋が医者を兼ねていたためで、彼らがよく行なった治療術としての「瀉血」(しゃけつ)療法をシンボライズしたものだという。中世ヨーロッパでは体から血を抜く瀉血によって病気が治ると信じられていたので、これを行なう専門職が必要だったのだ。まあ何となく、悪い澱んだ血を抜いて入れ替えれば、悪い病気も治るような気もするし、ひょっとしたら腐った頭の中身も一新されるような気もしないでもない。中世の人はそういった素朴なイメージを真面目に信じていたに違いない。もちろん瀉血の病気に対する効果など、特別なケースを除いて全くない。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
意外的微小希望←漫畫(まんが)ページへ
仙人掌仙人、、こんなキャラいたっけ、、ああ、いたいた、この回から登場。以前、バスケットボールの試合で毛球寶兒を助けたり、RIVERのキャラ小白との対戦で無駄なアドバイスをしたりしてたな。神じゃなくて仙人だから、宇宙空間を越えるのに費用がかかるのか。エホバやアラーの神ならば宇宙の創造神だから、空間などあってなきがごとしなんだけれどな。前にも触れたがサボテンは漢語で、「仙人掌」と書く。いっぽう日本語の「サボテン」の語源は不明だ。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
真的一人一種耶←漫畫(まんが)ページへ
サボテンのトゲトゲは「葉」。サツマイモは「根」。タマネギは「鱗茎」。なるほど、それぞれ植物の別々の部位が発達したものだ。サボテンのトゲは(たぶん)食べられないが、ウチワサボテンならばトゲが生えている根元の部分(あれは「茎」だ)を若芽のときに食べることができる。"Nopal"と言って、メキシコでは野菜として扱われている。
それぞれ、花も咲かせる。サボテンの花が美しいのはよく知られている。華麗な花の月下美人も、サボテンの仲間だ。サツマイモは実はヒルガオ科であって、その白紫色の花はアサガオのような形をしている。もっとも日本の温帯地方では、まず花を咲かせることがない。だが台湾ならば亜熱帯地方だから、咲くのかも知れない。タマネギも葱坊主が花となる。あまり綺麗ではないが、、、
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
以卵擊宇宙石←漫畫(まんが)ページへ
合体前は互角以上に戦っていたのに、合体闘神となれば神秘兔の攻撃を全く寄せ付けないほどに強かった。残る三人で時間稼ぎをしなければならない破目に。でも蠢花がいるから大丈夫だろう。強運だし、それにいざとなれば宇宙人が助けてくれるだろう。ちょうどうまいぐあいに、ここは宇宙だしね。
気分転換に、今日の奇摩新聞でも。柳丁(ミカン)が過剰豊作で、主産地の雲林縣の市場では、ついに一個一元(約3.5円)、、、生産者はたまったものじゃないな。昔日本でもミカンを作りすぎて、「豊作貧乏」と呼ばれたものだ。『ポンジュース』は、愛媛農協が過剰生産のミカンを捌けさせるための苦肉の策だった。だが先進国市場では、オレンジジュースへの嗜好が減退気味にあるという。レモンやシトラスのジュースに消費者の好みが変化しているとか。まあそうだろうな。暑い夏には、オレンジジュースよりもレモンジュースのほうが爽快でいい。地球温暖化が好みの変化の一要因なのかもしれない。
mickeymanさんと同じく奇摩漫画で連載中のRIVERが、一週間以上も更新なしだな、、、ブログ漫画も更新されていないし。手の炎症が悪化したのだろうか(以前、炎症が理由で漫画の更新スピードを一旦落としたことがある)。それならばゆっくり療養して治してほしいものだ。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
瞬間移動的致命缺點←漫畫(まんが)ページへ
し、瞬間移動って、宇宙でモンスターと闘うときにも有効なほどの大技だったのか、、、以前バスケの試合で使っていたが、まあその辺のストリートのにいちゃんならばごまかせる程度だろうと、高をくくっていた。スラダンの面々には当然鼻であしらわれるレベルと考えていたが、、、実はサイボーグ009の加速装置か宇宙刑事ギャバンの「蒸着」クラスだったとは。「説明しよう!Mr.阿茲は、自らの存在感のなさを用いて三次元空間から消滅することによって、亜空間を自在に動き回ることができるのであった!」というやつだな。あなどれん。
だが、合体闘神には通用しないのであった。瞬間移動していても空間のどこかには存在しているわけだから、適当に拳を出せばまぐれ当たりでいつかは当たり、しかも高速で移動しているから当たる頻度も高いというわけか。弾幕射撃のようなものだな。日本軍やドイツ軍が敵に正確に砲を当てる訓練ばかりしていたのに対して、アメリカ軍は大量の砲を集めて砲撃することによって精度が低くても当たる確率を高める策を取った。結果、熟練の軍人を急速にすり減らして日本軍のやり方が破綻したのに対して、物量にものを言わせて圧勝したのであった。
つまり、瞬間移動をしても、考えるスピードは速くならないというわけか。009とは違うんだな。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
小隊長的決心←漫畫(まんが)ページへ
阿茲の必殺技「ハゲ拳」じゃなかった「太陽拳」を応用した、小隊長の必殺技「偽・太陽拳」!だが、わずかな時間稼ぎにしかならなかった、、、、子供が物投げて駄々こねるのと、同じ効果しかないわさ。かくして宇宙の彼方に霧消した小隊長のカメラ、、、私の持ってるやつより高性能じゃないか。小隊長のくせに、生意気だ。
小隊長の言う證嚴法師さんは、台湾では非常に有名な女性の僧侶だ。瀬戸内寂聴などとはスケールが違い、国内・国外で慈善活動を積極的に指導展開している活動家で、ノーベル平和賞候補になったこともある。中国大陸での慈善活動も盛んに取り組んでいる。著作『靜思語』もまたよく読まれているようで、小学校においても取り上げられているとか。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
番外篇‧我真的不記仇心機也不重←漫畫(まんが)ページへ
そうか。mickeymanさんは本日が誕生日なわけか。この場を借りて、生日快樂、恭喜恭喜!(お誕生日おめでとうございます!)、、、いや、年を取るというのは、大人になってしまえばそんなにめでたくもないか。天蠍宮は、人に誤解される星。良くも悪くも強力な星の不動宮の一つだからねえ。その守護星は火星と、最近惑星でなくなった冥王星。ちなみに私は巨蟹宮だ。女性的な星で、守護星は月。女性にとっては吉だが、男性は軟弱で軽薄であるとされる。、、、うるせーよ。当たってるよ。
行有行規←漫畫(まんが)ページへ
変身している最中は相手に攻撃してはならない。あまりにも有名なマンガや特撮のお約束で、当然これに対するパロディーも枚挙にいとまがない。だがこれと同じようなお約束が、昔の時代の戦場では実際にあった。古代中国では「布陣が完了するまで敵を襲撃しない」という戦場のルールがあった。春秋時代の宋の襄公(じょうこう)は超大国の楚との闘いに際してもこれを大真面目に守って家臣が進言した不意打ちを斥け、堂々と布陣して惨敗した。日本でも鎌倉武士の戦場でのルールはたくさんあった。例えば合戦に突入する前にはまず武将が互いに名乗りを挙げ合って、「矢合わせ」という代表者による矢の応酬を行なわなければならない。モンゴルとの戦争で同じ儀式を相手に行なっていたら、その途中で相手から爆弾を投げられたエピソードはよく取り上げられる。中世ヨーロッパでも同じ。騎士道というのはとかく体面を重んじるもので、不意打ちなどもってのほか、大国と小国とのいざこざであっても領主どうしの一対一の決闘で決着をつけるのをいさぎよしとした。こういった昔の時代のルールは、「とにかく戦いで勝てばいい」というのではなくて、「よい形で勝たなければ後で非難を受ける」という意識が働いていたために存在していたのだ。だからエイリアンとの戦いにヒーローがお約束を使うのは確かにツッコミを受けるべきポイントとなるが、実際の戦いではそう単純にあざ笑ってよいものではない。ルール無用で相手を完膚無きまでにやっつけようとする全面戦争は、戦争が終わった後のことを考えない戦い方でもある。例え戦争で勝ったとしても敵を物理的に亡き者にでもしなければ、後で恨みを残して必ず逆襲される。今も敵のトップを牢獄にぶちこむことに成功したが、民衆をそのままにしているので結局ひどい目に逢っている国があるようだ。勝っても相手を恨ませるような戦争は、結局損をする策なのだ。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
強的令人擔心←漫畫(まんが)ページへ
かくして三つの植物が合体した姿は、、、司令部の脳は毛球寶兒が担当しているようだ。これがゲッターロボ1号で、別に後の二人がそれぞれ司令部となるゲッターロボ2号、3号形態があるに違いない。ゲッターロボはアニメならではの卓越したアイディアであるな。合体前の3体マシーンと合体後のロボの形態は、色と大まかなイメージだけ残して大きく変形している。実写特撮では思いつかないメカニックだ。超合金やプラモで再現することも(たぶん)不可能だろう。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
難得帥一回←漫畫(まんが)ページへ
「星雲連鏈」!これはおそらく「ネビュラ・チェーン!」のことだな。アンドロメダ瞬の必殺技だ。だがこれだけでザコ以外の敵を倒せたことは、めったにない。
しかし「綠海膽殺」(「膽」はウニのこと)の日本名は、、、調べ切れなかった。ワンピの誰かの技なのだろうか?すぐにピンとくるほどこのマンガに詳しくないもんで、、、すみませんねえ、いい年で。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
無妄之災←漫畫(まんが)ページへ
阿茲と小隊長を分けるものは何なんだろうか、、、?メガネか?髪の毛の量か?すくなくとも阿茲には「こいつは放っておいても無問題!」というキャラが出来上がってしまっていることは確かなようだ。言い換えれば小隊長には異性がつけ込むスキがあるが、阿茲にはない。小隊長は阿茲と違って、同性でつるむことをそれほど好んでいない。だから逆に異性にとっては仲間であって、フォローしてやりたいという気を起こさせるのだろう。これはなかなかに難しい男女の機微だ。なんてね。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
一招就夠用←漫畫(まんが)ページへ
今回のタイトルに使われている「夠」(gòu、多+句)は「じゅうぶん」とか「あまりにも」という漢語の基本的な副詞だが、どういうわけか日本語基本のMSゴシックなどのフォントに登録されていない。今使っているWinMe特有の不備で、XPでは解消されているのかもしれないが。よって、 繁體字を表示できるフォントセットのMS Songで表現せざるをえない。たぶん日本語環境の人の圧倒的多数は、この文字が表示されていないと思います。
「金剛槍破」(ダイヤモンドの飛び道具で敵を破壊)は、名付けて「ダイヤモンド・ランチャー」ぐらいかな。(失礼!犬夜叉の「金剛槍破」でした。)戦闘シーン続きで、ほのぼのマンガからだんだん遠ざかっていく、、、これが、「サルまん」でいう「キャラが勝手に動いてしまう」現象なのだろうか。キン肉マンみたいに、強くなりすぎてギャグの入る余地が全くなくなってしまう状態に突入しないことを祈る、、、って、そんなわけないか。ジャンプじゃないんだから。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
三十六計... ←漫畫(まんが)ページへ
なるほど、体の中で分担があるんだな。タマネギは傷の回復で、サツマイモは戦闘パワーの供給を受け持つと。タマネギは古代エジプトでピラミッドの労働者に支給されたという記録があるぐらいで、栄養価は申し分ない。
逃げるのも兵法のうち。孫子も「用兵の法は、、、少なきは則ち能(よ)く之を逃れ、若(し)かざるは則ち能く之を避ける。」(兵法の規則として、味方の方が少数なばあいは逃げるべきであって、また味方に勝ち目がなければ戦いを避けるべきである)と言っている(謀攻篇)。逃げる主人公といえば、、、JOJO(二代目ジョセフ・ジョースター)がいるぞ。「逃げるんだよォォォォー!!!」と勝ち目のない場合にはひとまず逃げるのが、彼の常套手段であった。そうやって有利な地形に走っていって、地の利を生かしたワナを考え出して戦う戦法を得意とした。これで圧倒的に強い吸血人種たちを葬ったものだ。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
關鍵人物?←漫畫(まんが)ページへ
えーと、今何をしてたんだっけ。夏に海水浴していて、潜水艦に乗ったらワープして、ワープした先が無人島で、その無人島は実は数百万光年先の宇宙の彼方で、そして地球に戻るために闘神と戦っているのか。いつのまにか秋ももうすぐ終わりで、木枯らしの季節になってしまった。台湾ではまだ日中は25度を超えているみたいだが。
NHKラジオのレポートで、台湾では最近納豆がブームだとか。健康食品として宣伝されて店頭にもかなり出回っていると言っていた。やはり日本同様好き嫌いははっきり分かれるようだが。私は嫌いだ。
マンガの内容については、、、「次回をお楽しみに」だな。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
曖曖内含光!←漫畫(まんが)ページへ
強運はやはり全てを解決する!宇宙の彼方だろうが未知の闘神が相手でもそうだ!古代の稚拙な演劇において、物語の最後のどんづまりでいきなり登場して全てをハッピーエンドに解決する神樣が使われることが多かった。この劇中の神樣は機械仕掛けで舞台上に降臨する手法が多く、したがって「機械仕掛けの神」すなわちラテン語で「デウス・エクス・マキーナ」 Deus ex machina と呼ばれた。「デウス・エクス・マキーナ」の手法は、形を変えていまどきの物語にもやっぱり使われている。どうしても勝てないほど強く設定してしまった敵や、どうしても抜け出せない人間関係の修羅場にはまった登場人物を、伏線なしに唐突に救済するようなラッキーなアイテムや物分りのよい仲裁者を割り込ませて抜け出させる手法だ。車田正美のマンガがその典型。『風魔の小次郎』で唐突にスーパーアイテム「風林火山」を主人公の小次郎に持たせていきなりパワーアップさせたり、『聖闘士☆星矢』で星矢にゴールドクロスを装着させて勝てるはずのない黄金聖闘士と対等の力を与えさせたりした。クロスの力で光速のパワーを身に付けることができるのならば、黄金聖闘士の力量は彼らの実力でないことになってしまって、物語の根本がおかしくなってしまうのに、、、話に勢いがあったからごまかされたものの、あまりシリアスな物語でこういったことを濫用するのは、読者から袋叩きにされる元となる。「毛球寶兒」はシリアスじゃないから、かまわないんだけれどね。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
斬!←漫畫(まんが)ページへ
四闘神、ついに倒れる!実は蠢花のヘアピンさえあれば、一発で倒せたのだったりして。壮絶なバトルも最後はあっけないものよ、、、ついにウルトラマンを倒したゼットンを、科学特捜隊のにわか兵器が破壊してしまったり、、、、そんな科学力があるんだったら、これまでの苦労は何だったんだ!答え。実は科学特捜隊は国連の財政事情で兵器の開発予算が不足していたために、怪獣に即応できなかった。都合よくウルトラマンとかいう無給の傭兵がやってきてくれたので、地球人は予算内で適当に戦って、後は助っ人宇宙人さんに任せていたのであった。ゆえに助っ人が負けてしまったために、しようがないから隠していた兵器を実戦投入したのであった。ムラマツ隊長「ああ、、、これで来年度の予算折衝では、もっと増額を要求せねばならんな。」アラシ隊員「なにせこれまでは『無給の助っ人がいるだろーが!』とか言われて、ウチの予算要求はことごとく却下されてきましたからね、、、まあ彼にはこれまで戦ってくれてご苦労さん、と言っておきましょう」イデ隊員「よーし、これで予算枠増大で、思いっきり開発を進められるぞー!ウォォォォォォ怪獣ども、待ってろよーーー!」(以上、全部ウソ)
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
讓專業的來!←漫畫(まんが)ページへ
今回のタイトルは、「餅は餅屋に」としておいた。直訳すると、「プロに任せろ!」だけどね。ちなみに日本の「餅」(もち)と、漢語の「餅」(ピン)とは微妙に違う。「餅」(ピン)は、一般に小麦粉のドウをこねてあんを入れた点心類のことを指す。つまり日本の(中華まんではない)饅頭と同類のお菓子だ。代表的なものが、中秋節で食べられる「月餅」(ユェピン)。いっぽう日本の「餅」(もち)のようにモチ米から作る点心類を指す言葉としては、「糕」(カオ)という語がある。こちらの例としては、大根の千切りとモチ米で作られる「蘿蔔糕」(ルォボカォ)、すなわち大根餅がある。ただし、日本の「餅」(もち)のようにモチ米を臼で搗(つ)く料理法は、少なくとも主流の料理としては存在しないようだ。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
Yahoo!奇摩(台湾のYahoo!)のオンライン漫画「毛球寶兒」の今日更新分が、朝から変なことになっている。
一覧に貼り付けるべきダイジェスト画像と漫画全体のための画像とを貼り付け間違っている、単純なミスだ。
夜の現在(日本時間八時)になっても、修正されていない。
どうやら奇摩のスタッフは、オンラインで情報を発信していることの意義が今一つよく分かっていないようだ。リアルタイムで消費者に公開される情報のミスを、昼間中放置するとは、、、、
IT(Information Technology)で必要なのは、「ハード」だけではないよ。運営者の「ハート」の柔軟さと敏感さと繊細さもまた、もっともっと必要なんですよ。
遠古遺蹟登場!←漫畫(まんが)ページへ
一夜明けてやっと修正されたか、、、何だか二~三人で経営しているガレージ規模のソフト会社みたいな対応だな。台湾最大手のポータルなんだからもそっと大人になりなさいよ、奇摩!
まあそれは置いといて、今回の内容。石のテーブルが登場。さあどうなるんだろうか?、、、結局何も言うことがないな。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
貓神竟然是...! ←漫畫(まんが)ページへ
貓神(猫神さま)の正体は、、、!例の青狸でした。ははは。
青狸のコミックスは今やワールドワイドで読まれていて、世界的キャラとなっているのは周知のとおり。しかしあのマンガは70年代当時の日本の子供社会の事情が色濃く描かれていて、今の時代の外国人に100%理解されているのか、多少疑問がある。まあディテールが理解なんかされなくても、核心の部分で面白がられれば受け入れられるのだが。あのマンガで描かれているように、70年代の日本の男の子たちにとっては、「空き地で草野球」が最もベーシックな放課後の遊びだった。だからのび太くんのような運動音痴でも、参加しないわけにはクラスの仲間の輪に入ることができない。その辺の悲哀が、のけ者にされる子供たちに痛切なメッセージとして伝わっていた。今や「空き地で草野球」など、日本の都会でほとんど全く見ることができない。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
神秘兔的決定←漫畫(まんが)ページへ
蒜頭奶茶(ニンニクミルクティー)か、、、桂皮(シナモン)や肉豆蒄(ナツメグ)を入れるのは聞いたことあるが。しかし、お茶に香辛料を入れて飲むのは、実は古代の正統的な飲み方なのだ。中国の唐代以前には、お茶といえばいろいろな香辛料を混ぜ込んで煮込み、スープみたいにして飲むのが一般的だった。つまり、お茶の葉はダシの素の一種のような扱いを受けていたのだ。それを唐代の陸羽(ルゥユゥ、りくう)という人が有名な『茶経』を著して、「お茶に入れるのは塩だけにしとけ」と推奨してから、現在のような飲み方が定着したのであった。だからチベットやモンゴルでお茶にバターと塩を入れてスープのように飲むのは、古代の飲み方に通じるものがあるのだ。
「881」と書いて"Bye-bye"に通じさせるのは、ちょっと面白いな。これで「バァバイ」と読めるから、むしろ英語の発音に近い。だが日本でならば「バイバイ」をもじって「8181」と書かなければ、理解されないだろう。しかし「バイバイ」という読みは、英語の発音から遠い。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
兩個人都該打!←漫畫(まんが)ページへ
うはははは。そういうわけか。そういうわけだよなあ。愛莉森、思わず久しぶりのスーパーサイヤ人に!
今回の訳のタイトルは、なんなんだろうか、、、?オールナイトニッポン?
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
番外篇‧比上不足←漫畫(まんが)ページへ
ポスターの「凍蒜!」(ドンシュアン!)というのは別に凍ったニンニクのことではなくて、「当選!」をふざけて書き換えたもじりだ。先の総統選で流行った用語らしい。支持者(と、たぶんサクラたち)が声を合わせて「当選!当選!」と叫んでヨイショ合戦をする。日本では立候補者が絶叫して有権者は知らんぷりな風景がふつうだが、台湾のデモクラシーはむしろアメリカっぽい。
ところで、大陸では香取慎吾主演の映画『西遊記』が原作を侮辱していると言ってブロガーたちが大憤激しているとか(記事)。一番彼らを怒らせているのは、三蔵法師を女性が演じているところが中国文化への挑発に解釈されているようだ。まあ彼らが怒るのは、わからなくもない。しかし、それで日本の作り手書き手の側が現地に理解されるように気を使う必要は、特にないと考える。
たとえば『ドン・キホーテ』のミュージカルやドラマの脚本に対してスペイン人が「スペイン社会の実情から外れている!」と言って憤激するのは、理解できることだ。しかし、『ドン・キホーテ』は民族を超えた古典だからこそ、色々な解釈が付け加えられて当然の運命にある作品なのだ。優れたエンターテイメント小説であり人類共有の古典である『西遊記』もまた、同じことだ。日本流の『西遊記』の解釈がよりエンターテイメントとして優れているならば、それは生き残っていくはずだろう。留保しておかなければならない点は、宗教的な崇敬の対象に対してパロディ化したり奇抜な解釈をすることは、他文化の者としても一定は控えなければならない重大な侮辱となりうる。しかし、『西遊記』はそれに当たるであろうか。判断の問題、線引きの問題であるが、私は『ドン・キホーテ』と同様それに当たらない、自由な解釈が許されてよい文学作品だと考える。裏返して日本の例で言えば、外国の作り手が『源氏物語』をエロ小説としてポルノ的に脚色したり(実際あれはエロ小説だ)しても、それは許されなくてはならない。
私も古代中国の歴史小説を書こうと準備している最中だが、原作の国での歴史上の人物たちの評価などは無視して書くつもりだ。歴史についても現代史は別として、他文化の者による批判的な解釈は許されるものだと判断する。
番外篇‧比下有餘←漫畫(まんが)ページへ
捕蝿紙(ハエ捕り紙)なんて、今やすっかり見かけなくなったな、、、ずーっと昔には、商店街の魚屋などで吊るされていたのを見かけたこともあったが。夏の蚊帳(かや)も、部屋に吊るしたハエ捕り紙も、冬の火鉢も、もはやイメージできる人すら少数派になろうとしている。だがこれらは明らかにもっと便利なものが出現しているのだから、別に懐かしがって復活させる意義も大してないのであるが。しかし正月の餅つきぐらいは、もう少しご近所レベルで再び盛んにしたほうが、正月らしくてよいのではなかろうか?日本のクリスマスは、西洋と違って宗教的な裏づけがないためにカップルや核家族のお祝い中心にならざるをえない。コミュニティーを挙げて年末年始を祝う機会が、今の日本には少なすぎる。
宇宙荒島篇‧完←漫畫(まんが)ページへ
ということで、海水浴篇~漂流篇~宇宙篇は、おしまい。神秘兔も、二百万光年をワープする。オチもついて、大団円。えーとこのキャラの名前は、、、、名前は、、、、ノドまで出かかっているんだが、思い出せない、、、、
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
狙擊之王的由來←漫畫(まんが)ページへ
ということで、ワンピのキャラのそっくりさんは、そのままワンピのキャラそのものに昇格したとさ。あんまりこのマンガよく読んでいないんで、キャラの話し方がよく掴めないんですよ。というわけで、訳はいまひとつイケてません。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
小隊長復活!←漫畫(まんが)ページへ
小隊長、新しき目標に向って、ついに復活。だが物欲に捉われすぎだと、愛莉森に嫌われるぞ。モノよりも人との無形のつながりを得るほうが、金を使うための価値があるのだから。
阿甘のしゃべる言葉の訳は、推測です。たぶんこんなところだと思うんだけれど、、、
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
令人散盡家財的資訊月←漫畫(まんが)ページへ
台湾の大都市で行なわれる「資訊展」は、各メーカーがブースを出して最新機器を紹介する。台湾のヲタ(と、一般人)たちにとって、散財する祭りとなっているようだ。今が年末、、、というわけではないのだな。台湾の年末年始は、旧正月を採用しているからもっと後だ。だから台湾や他の中国文化圏では、クリスマスと正月が1ヶ月以上離れている。アメリカでもまた年末はハロウィーン(10月末)~サンクスギビング(11月末)~クリスマス(12月末)と、1ヶ月ごとに小出しに祭りを盛り上げている。日本のように12月末~1月初めが集中して祭りとなるのと、どちらが祭りとして楽しめるのだろうか?熱しやすく冷めやすい日本人には、集中した祭りのスケジュールのほうが、体に合っているのかもしれない。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
番外篇‧毛球寶兒單行本即將發售!←漫畫(まんが)ページへ
出たか!単行本!恭喜恭喜!Congratulations! ¡Felicidades! Glückwünsche! Félicitations! おめでとうございます!
私も、アマゾンで買うことにします。
不能舉一反三的時候←漫畫(まんが)ページへ
ヤンキースの本当の漢語訳は、「洋基隊」だな。バスケやボクシングなんて、まだましさ。シンクロナイズドスイミングや、新体操なんかでコーチが男だったらどうなっちゃうんだろう。相撲の審判員が全員ふんどし姿だったら、相当見苦しいだろう。アイスホッケーで監督がマスクつけっぱなしだったら、試合後はジェイソンへの勝利監督インタビューだな。
今回のタイトルは、日本では使われないイディオム。「一つの例から、その他の例を類推する」という意味だ。日本語の「一を聴いて十を知る」という成語(実はこれも『論語』の中の言葉)とは、少しニュアンスが違う。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
曬痕的啓示←漫畫(まんが)ページへ
何だかすごく久しぶりの更新だな。年をまたいでしまった。
宇宙から自宅に帰ってきた蠢花・神秘兔のコンビ。「宇宙の」孤島にいたために、マスクの跡が日に焼けて残ってしまっていた。秘密がバレる!、、、バレない。やっぱり蠢花だったから。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
新聞的啓示←漫畫(まんが)ページへ
今日は番外編。台湾では、環保筷(環境保護箸、つまり外食時に持ち込むマイ箸)がかなり普及しているようだ。コンビニのビニール袋も有料だった。この辺は、日本も見習ったほうがいい。面白いことに、レシートに「くじ」の番号が印刷されてあった。ギャンブルが好きな国民性なんだな。樂透彩(ロトくじ)が数年前導入されたときも、大騒ぎだったというし。
新聞的啓示(下)←漫畫(まんが)ページへ
あー、そうだそうだ。テレタビーズだ。四闘神の正体は。しかし日本ではテレ東系列でやっていたそうで、だからたいていの地方では見ることができなかった。私も、見たことがない。だが何かの情報誌でこういう番組があることだけを知っていた。だから、思い出せなかったんだ。
「總統」(総統)って書かれると、日本人はドキッとする。日本語では、総統=ヒトラーだからだ。しかし、漢語では現代のドイツ大統領も、「徳國總統」だったりする。そのうえアメリカ大統領は、「美國總統」だ。要は日本語の「大統領」と同意義であって、日本語のようにヒトラーに限定して使われる用語ではない。
SHOW GIRL的反擊!←漫畫(まんが)ページへ
いるところには、いるんだね。この手の連中が。昔は、「カメラ小僧」などと称していた。昔のカメラ小僧は雑誌への投稿に熱を上げるマニアだったが、今のデジカメ時代には撮って仲間や掲示板にさらすのが主なのかもしれない。まあ、展示会などは、こういうことも折込済みということで、、、しかし愛莉森は反撃した。これがまた突発イベントとなって受ける。何と申しますか、、、
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
人好,看臉就知道。←漫畫(まんが)ページへ
いい人はえてしてデジタル関係に詳しいことが多い。いい人はたいていマメだからねえ。そういうのにハマッちまうんですよ。私とか。
今回は訳が難しかった。文中の「三星葱」は、サムスン製の青ネギ、、、じゃなくて、台湾宜蘭(イーラン)縣三星(サンシン)郷で特産のネギのこと。また「七七四十九天」とは、要するに7×7=49日=7週間に対する言い回し、、、だと思う。仏教用語で、喪の期間だな。日本でも「四十九日」と言うし。「千手牆」は、アレだろ。ジャッキー・チェンの『少林寺木人拳』に出てくる、二列に並んだ組み手の列間をくぐり抜ける少林寺の修行法のことだろう。たぶん。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
眼神騙不了人!←漫畫(まんが)ページへ
男の購買意欲をくすぐるには?― それはズバリ、エロ!、、、まあ、間違いないですな。
こういうところが、男は女より買い物が下手だと評されるところなのだろう。
「東瀛貨」なんて、しゃれた言い方じゃないか。漢語で日本の美称として、「瀛洲」(えいしゅう、インチョウ)というものがある。その東海の瀛洲から来た商品だから、「東瀛貨」。すなわち、日本製品ということだ。だが、台湾人にとって日本製品で有名なものといえば、AVにヌード写真集だったりする、、、もちろんこれだけじゃないんだけれど、これが絶賛されてかつネタにされていることは現実なのだなあ。エロ王国日本!日本再生のために、これを大々的に宣伝したらどうですか、安倍総理?
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
到底是什麼?←漫畫(まんが)ページへ
まあサド公爵以来、この手の道には色々なジャンルがあるというわけで。"naughty snow white"(本題の訳は下参照)の右横には、『金瓶梅』もある。
日本もエロ大国だから、遊郭文学や衆道(男色)関係では分厚い伝統が昔からあるわけで。しか西洋と違ってSMはあまり発達しなかった。西洋のSMは、神聖不可侵の個人というものが存在していて、それを侵犯するところに倒錯的快楽が求められる(と、私は思う)。しかし、日本社会にはそのような神聖不可侵の個人という概念が存在しなかったので、結果としてSMも発達しなかった(のだと、私は個人的に考えている)。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
網路購物的魔力←漫畫(まんが)ページへ
思わぬものが色々出展されているのが、ネットオークション。家の倉庫の奥から出したガラクタから、ある人にとってはお宝なものが、いろいろ出てきたりするもんだ。私も、何かないもんか?―『ブラック・ジャック』のチャンピオンコミックス初版ぐらいしかないな、、、現行の版では内容が危険なので削除されているエピソードが入っていたりする、、、でも、読み古されてボロボロだし、、、友人の家に置いてあるし、、、
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
還是太嫩了←漫畫(まんが)ページへ
大阪のおばはんは値切ってなんぼだとよく言われるが、店員のセールストークに一発で翻弄されるようでは、小隊長もまだまだ。
しかし、今日の夜は妙に暖かい、、、暖冬にも程があるというものだ。これじゃ台湾と大して気温が変わらん。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
兩個人都有笨到!←漫畫(まんが)ページへ
うはははは。蠢花は、今日も絶好調だな。ナイスなキャラだ。
洋蔥男孩の故郷の屏東(ピンドン)は、南台湾、高雄の東の城市。台湾西部に広がる平野の南裾近くにある。日本ではいま暖冬で過剰豊作となって、農家は困っている。台湾でも去年豊作貧乏現象が起きていた。天候だけは、どうにもならない。こんな暖冬は、今年限りで終わってくれればいいが、、、
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
好久不見!←漫畫(まんが)ページへ
トウモロコシまで登場。中にいたのは毛球寶兒。ぬいぐるみを取ると「毛」が上に付いて、毛玉米(毛付きトウモロコシ)に。サボテンの針も漢語では「毛」なので、こうなるのだ。
不景気というが、台湾では日本同様貧富の差が近年拡大しているという報告を聞いた。同じ言葉をしゃべっていて、しかも経済格差が圧倒的にある大陸がすぐ向こうあるから、中間的な所得のための雇用がごっそり逃げてしまった結果であるという。日本よりも、産業空洞化のための厳しい条件がかの地にはある。福建省だけで、3500万人。台湾の人口よりも多い。もっと高品質の製品に特化するより、台湾が進む道はないのであろう。工業製品も、農産物も。これから国民の知力の底力を出す必要が、あるだろう。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
好事多磨←漫畫(まんが)ページへ
宇宙で言った約束は、まだ有効だったんだな。今年の台湾はバレンタインデーと正月がいっぺんに来て、めでたいことしきり。
、、、しかし、小隊長は○秘映像入りハードディスクを買った帰りではないか。愛莉森にばれたらデートの約束なんか、無期延期どころか『あるある大辞典』みたいに永久に打ち切りになるぞ。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
番外篇‧豬年快樂,明天起就是新年賀圖囉!←漫畫(まんが)ページへ
新年增刊賀圖→大家豬年快樂喔!←漫畫(まんが)ページへ
というわけで、中国文化圏では正月おめでとうさん。今年は「豬年」。つまり、ブタ年。だが日本では、イノシシ年。
中国文化圏の正月月間は、"Lunar New Year"とも呼ばれる。Lunar year(太陰暦)の暦で正月を祝うからだ。日本も昔はそうだったが、明治維新以降太陽暦に変更されてしまった。だが中国文化圏では伝統を保持していて、"Lunar New Year"に大騒ぎする。大騒ぎして、結果"Lunatic New Year"(狂気の新年)に、、、いや、正月に酔ってバカ騒ぎするのは、むしろ日本人の方であるか。
番外篇‧看完牙醫的心情←漫畫(まんが)ページへ
牙醫(歯医者)に看てもらいにいくときの心情は、まさに金を払って痛い目に会いにいくようなものだ。私も歯が健康ではない。いずれ痛い目に会うであろう。しかし、昔東京にいた頃のたうち回るぐらいに歯が痛くて、普段医者に行かない私はやむなく歯医者に行った。そこの医者は名医だった。まず患部に薬を塗って、一瞬で私の痛みを治した。モルヒネか何かだったのだろうか。その日はそれで終わって、翌日改めて治療に行った。先生はドリルと小針で、慎重に歯を削っていった。驚くべきことに、ほとんど痛みがなかった。あれは名医だったな。
愛莉森的早晨時光←漫畫(まんが)ページへ
日本も昨日今日と突然寒くなったが、台湾でも低温なようですな。まあ、十度ほど気温が違うが。気温は慣れのようなものだから、台湾の人は夜の気温が十度を切るようならば、暖房機のお出ましとなるのであろう。私などは夜の気温が十度あったら「この季節にしては、妙に温かい」と思ってしまうが、、、
知ってのとおり、今年は「ブタ年」。中国文化圏では、今年の動物はイノシシではない。イノシシだと、のんびりしているイメージは全然ないな。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
兩個都是笨蛋←漫畫(まんが)ページへ
TAIPEI101、、、はははははは。私は登るのを断念した。私は高いビルは嫌いだ、、、ブルジ・ドバイなんか、一番上の階に登ることを想像しただけで、足がすくんでしまう。高いところに登るのは、やっぱり山登りですよ、ん?
このビルがあるのは、、、信義區。マンガで「東區」と呼ばれているけれど、これが愛称なのでしょうか?いずれ、今断行されている改称政策が進めば、本当に名称が変わってしまうかもしれないな。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
感覺會越幫越忙←漫畫(まんが)ページへ
愛莉森、アセッって相談相手に丸分かり、の図。「他人の不幸は蜜の味」と言って、しかも異性が持ちかけてきた他人とのラブラブ話などは、格好のおちょくりの元。なぜかって?そりゃあ、悔しいからさ。うはははは。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
表情裝不來!←漫畫(まんが)ページへ
二人のストーリーは、どうやらマンガの本筋に入り込んできたようであるな。これからの展開、いかに?
三月ならば、もうセブンイレブンでも冷房の季節なのか。日本本土は、まだ寒い!
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
即時通的可怕... ←漫畫(まんが)ページへ
今の時代、ネットのチャットの内容が覗かれるリスクぐらいは、ある程度織り込んでおかないとならないわけで、、、とはいうものの、今回のやり方は、セキュリティー技術とは関係がないな。
Vistaがさっぱり売れず、mixiやYouTubeが流行る。PCの世界もネットが完全に主導するようになった。後は役所がネットに介入して、公的なバーチャル・コミュニティを作る道だな。自治体も、住民に向けて双方向サービスを提供するポータルを作って配布すればいいのではないだろうか。役所のホームページは、どこも余りにも古くさい。そんなものよりも、もっと住民が見てくれると思うのだが。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
相由心生←漫畫(まんが)ページへ
今回のタイトルの「相(かお)は心生に由(よ)る」とは故事成語なのだが、日本で使われることはない。故事成語の意味としては、「心の内は、表情に表れる」というものだ。しかし、別に仏教用語としても「相由心生」は使われるようだ。この場合、「相」は「外界の様相」という意味で解釈される。つまり、「外界の様子は心の持ちようによって変わるものなのだ(だから、よい心を持ちなさい)」という教えとなる。日本語のことわざで、言えば、、、
「心頭滅却すれば、火もまた涼し」
「卦は卦面にあらず、卦心にあり」
あるいは、、、
「あばたもえくぼ」。愛莉森の心境は、これかな?だが決して、アバターの図柄を江久保さんにしているのでは、ない。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
公告‧作者上海取材去(會去四行倉庫..)! ←漫畫(まんが)ページへ
mickeyman先生、上海取材ですか。
私は以前香港には行ったが、上海には行ったことがない。
大体日本本土と同じ気候だから、今からが一番いい季節でしょうな。
だが上海と日本との関わりは、あまりよい歴史であったとはいえない。戦前は、暗い話ばかりだ。近年も、一騒動起っている。日本は、周辺諸国との関係を二十一世紀の今に至るまで、当たり前の付き合いにできないでいる。不幸なことだ。
豁出去了!←漫畫(まんが)ページへ
デジカメに簡単に大枚をはたくのに、身だしなみ品には100円でも金を払うのが惜しい、、、男心は複雑ですなあ。
逆に言えば、有名な高級レストランならば目の玉が飛び出るような料金でも喜んで払うのに、いったん家庭の夕食ともなれば、1円の差でも安く販売している卵や白菜を求めて各地の店を奔走する女心もまた、男性には不可解である。
雑誌で紹介している高級料亭やブランド品のアクセなど、男どもは(本音では)鼻にもひっかけない。しかし、女性がどういうわけか好きでしようがないので仕方なく、はやる下心を押さえて購入する。女性は、間違っても男性もまたこのようなものを好んでいるなどと、思ってはならないよ。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
狗頭軍師是也←漫畫(まんが)ページへ
軍師の指示がひどいと、勝てるはずの戦もおじゃん。ゲームの世界で狗頭軍師(能ナシ軍師)といえば、、、
郭図?(袁紹が敗れる原因を作った)
馬謖?(言わずと知れている)
朶歯王?(南蛮一の知恵者、、、マイナーだな)
それとも、直江山城?(切れすぎるために、かえって大局観を失った)
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
公車綺夢←漫畫(まんが)ページへ
電車男ならぬ、バス男の阿茲。小隊長に今や数歩リードされている阿茲、巻き返しは遠い日なのであろうか、、、?
今回のような話が作れるのは、台湾ならではなのかもしれませんな。香港の地下鉄では、危なくて居眠りはたぶん無謀だ。公共交通で居眠りが許される国は、世界でもそう多くはない。日本はその数少ない国の一つなのだが、、、最近は電車で音楽を聞いている輩が多い。私の知り合いは、それが耳障りでしようがないと、憤っていたりする。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
番外篇‧萊爾富也買的到了....唉←漫畫(まんが)ページへ
萊爾富とは、、、Hi-Life。台湾系の連鎖便利商店(コンビニチェーン)のこと。全台湾に一〇〇〇店舗もあるんだな。去年台北に行ったときにもコンビニは多用したが、書棚に置いてあった漫畫は、日本のものばっかりだった。毛球寶兒もようやく置かれるようになったか、、、とにかく、加油(がんばれ)!
蠢花的邏輯←漫畫(まんが)ページへ
バカボンのパパ式のロジックを用いる、それが蠢花であった。
日本語では、雨が降る状態を表す擬音語は段階がある。
「ポツポツ」(降り始め。肩に当って気付いた段階)
「パラパラ」(ほんのわずか。濡れもしない)
「シトシト」(勢いの弱い雨。特に梅雨の雨)
「ザーザー」(勢いの強い雨。たとえば夕立の雨)
「ドザーーーッ」「ドシャーーーッ」など(豪雨。台風の雨)
今回の漫画の「嘩啦、、嘩啦、、」は、そのまんま「パラ、、パラ、、」だろう。だが雨足が強くなってもやっぱり使っている。微妙な擬音語の感覚の違いなのかもしれない。訳では変えておいた。
今回のタイトルの「邏輯」(ルォジィ)は、ロジック(ギリシャλόγος、ラテンLogica)の当て字。それで、訳にはラテン語など使ってみた。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
小隊長請客?! ←漫畫(まんが)ページへ
自然体がよいとはいうものの、少しは相手のために気取って見せたという姿勢を見せないと、異性も振り向いてくれないと思うのだが、、、
野郎ごときに誠意(のように受け取られただけだが、、、)を見せている場合ではないぞ、小隊長!
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
為了誰的健康? ←漫畫(まんが)ページへ
宇宙で闘神と互角に闘ったほどの拳法使いの毛球寶兒を尻込みさせるとは、愛莉森の拳力あなどれん。きっと眠りを邪魔されたときには、人間の潜在能力を100%開花させているのであろう。
しかしデートの約束の日に寝過ごしてしまうとは、その理由は、、、
一、興奮して昨日寝られなかったから(可能性5%)
ニ、少々寝過ごしても許してくれるだろうと、相手の好意に甘えているから。あるいはわざと遅刻して、相手を思いっきり焦らしてやろうというイタズラ心が出たから(可能性55%)
三、実はデートなんかどうでもいいと潜在意識で思っているから(可能性40%)
さあ、どれだろうか?(数値は、推定値です。)
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
開始約會囉! ←漫畫(まんが)ページへ
デートにわざと遅れることによって相手に貸しを作らせて、初心な男の子の緊張をときほぐそうとするとは、、、愛莉森は知能犯だねえ。えっ?違うって?、、、どっちもリードする状況にないこの二人のようなカップルならば、貸し借りの関係となって気の使い合いごっこを演じるほうが、スムーズに関係がいくのかもしれない。
ところで、毛球寶兒はやはり今半殺しになって寝込んでいるのであろうか?
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
地點很重要! ←漫畫(まんが)ページへ
捷運(MRT、台北地下鉄)には、私も台北でずいぶんお世話になった。清潔で静かな駅構内は、日本の地下鉄に乗ったような錯覚さえ覚えさせる。
マンガの中で言及されているのは、以下の三路線。
淡水線。シンボルカラーは、赤。市内から北郊の淡水まで。
新店線。シンボルカラーは、緑。市内から南郊の新店まで。
木柵線。シンボルカラーは、棕(茶)。市内から、木柵動物園(台北市立動物園)まで。
淡水は、淡水河の河口に開けた、夕日の見えるデートスポット。私も行ったが、ここは素晴らしいところだ。できれば遊覧船に乗ってほしいものだが、、、ちょっとだけ金がかかる。
碧潭は、新店線の終点のそばにある、淡水河畔の名勝。見ているだけならば、金はかからん。
そして木柵動物園は、日本統治時代以来の歴史を持つ、市立動物園。ここには、有名な無尾熊(コアラ)がいる。動物園なので、入場料がちょっとだけかかるが、、、
確かに、映画とか遊園地に行くよりははるかに安上がりだ。大事なのは、場を盛り上げる器量ですよ、器量!、、、ところで、食事はどうするのであろうか?
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
甜美回憶中沒有的東西 ←漫畫(まんが)ページへ
というわけで木柵動物園に来た、二人。小さい頃にウ○コの臭いに気付かなかったのは、子供はそれだけウ○コと自然に向き合っていたということだ。大人になって清潔の味を覚えたとき、ウ○コが意識の脇に置かれるようになった。ウ○コじたいは変わらないのに、ウ○コに向き合う人間が変わったのだ。だが大人たちに関わりなく、ウ○コは今日も生産され続けている、、、(しつこいな。)
このような卑猥語は、どこの言語でも存在する。日本語は、いまだに相当に保守的である。多くの卑猥・野蛮とされる言葉が、公共放送や出版はおろか、大人の会話の上でもほぼ追放されたままになっている。英語ではすでに"damn"は普通人のくだけた会話で許されるようになっており、"f**k"すらロックミュージシャンなどはインタビューなどで平気で乱発している。さすがに"c**t"はまだ厳禁なようだが。大陸中国では、若い連中どもがサッカーの試合などで「SB」という卑猥語を敵や審判に連呼する状況が見られるそうだ。意味は、書きたくない。卑猥語の使い方・受け止め方は文化によって様々なのは、私は十分に理解しているつもりなのだが、、、
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
第一個危機!←漫畫(まんが)ページへ
夏の台北は、、暑い!
私が去年行ったのは六月末だったが、その暑さは太陽光線に重圧を感じるほどであった。沖縄よりも南にあってしかも盆地だから、当然のことなのであるが、、、
台湾はもう梅雨に入っているが、日本本土はまだまだ。今日は、雨であるが。ここのところずっと雨も降らずに快適そのものの日々が続いてきたが、そのおかげで水不足の予感がちらついてきた。これからの梅雨にはせいぜい雨が降ってほしいものだ。その後には日本でも地獄の太陽の季節となるだろう。この夏は「反聖嬰現象」(アンチ・エルニーニョ、すなわちラニャーニャ。漢訳ではこのように書く)が起ると予測されているから、猛暑が待っているかもしれない、、、あああ。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
番外篇‧什麼都漲!什麼都不奇怪!←漫畫(まんが)ページへ
石油価格が上昇している根本原因はBRICSの工業化であり、乳製品価格が上昇している原因の多くは中国やASEAN諸国が乳製品の味を知り始めて消費量を伸ばしているからだ。全て、これまで先進国だけが味わっていた消費の快楽を、周回遅れで知り始めている結果なのだ。十九世紀のイギリスで、マルサスは工業化による人口増大が食糧不足をもたらして貧困化に行き着くと主張した。彼は、ゆえに人口を抑制するために産児制限を主張した。しかし当時の社会は、アメリカ大陸やオーストラリアの開拓によって新たな耕作地を得たために、いつしかマルサスの論議は時代遅れのものとなっていった。しかし二十一世紀の現在は、新たに耕すべき土地もなく、魚のいる海はもともと限りがある。マルサスの予測が、二世紀ぶりに復活しようとしているのであろうか。
企鵝君的OS←漫畫(まんが)ページへ
今回のタイトル、、、『ペンギンくんのOS』、、、???
ペンギンくんは、仕事にMacOSかWindowsVistaでも使っているのか?、、、なんだこりゃ?
、、、と思ったら、OSとは"offscreen"の略なんだそうだ。映画俳優が、「画面の外」でやっていること。つまり、スターたちの内幕のことだ。日本では、少なくとも一般レベルではなじみのない略称だ。和製英語ならぬ、台製英語だな、、、
國王企鵝(キングペンギン)たちは、木柵動物園の人気者。彼らは比較的低緯度に住んでいる種族で、南極のコウテイペンギンと違って暑い台湾でも飼うことができる。台湾では五月は本来梅雨のシーズンなのだが、今年は雨が降らずに猛暑が続いているようだ。おかげで熱中症で人がバタバタ倒れているし、農家では野菜が取れすぎて豊作貧乏に、、、ラニャーニャのせいなのだろうか。また今年も、異常気象なのか、、、
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
好像有道理又怪怪的推論... ←漫畫(まんが)ページへ
ペンギンのつぶやく「看三小、、」は、台語のようだ。「三小」は、普通話の「什麼」に当る。よって、例のごとく方言流に訳しておいた。
マンガの中に出てくる「基測會考」というのは、日本の高校入試に当る「基本學力測驗」のことであろう。「會考」とは入学試験のことだ。台湾の初等教育の基本コースは、日本と同じく國小(6年)→國中(3年)となる。基測は、その後の高等教育の選抜のための試験に当る。高等教育のコースはおおむね日本と類似しているが、軍官学校が教育コースとして存在しているところが、大きく違う。徴兵制と同じく、その点はむしろ戦前日本と共通した点を残していると言える。
人間がヘビやゴキブリに恐怖するのは、彼らが地上の生物のきわめて古い姿を残しているからなのかも、しれないな。地球上でもっとも洗練された生物である人類にとっては、生命存在の最古層を覗かされる気がして恐ろしいのかもしれないと、思ったりする。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
好像有道理又怪怪的推論...<2>←漫畫(まんが)ページへ
ははは。しかし、この推論は間違いだろう。コンゴウインコは知能が高いぞ。確かに、目が正面に付いている哺乳類は、両目で対象を見つめて遠近感をキャッチすることによって、素早く適確な行動を行なえるように進化していった。目が両脇についている魚類、両生類、爬虫類、鳥類は、周囲を広く見渡せる利点がある。始終敵や獲物を警戒するために取られた、生物の戦略だ。しかし哺乳類はそれよりも、目的を絞って計画的に行動する戦略を選んだ。結果的にそれが脳を発達させて、知能を向上させていったのであるが、、、
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
番外篇‧基測後的課本對話←漫畫(まんが)ページへ
基測(基本學力測驗、台湾の高校入試に相当)が終わった後に課本(教科書)が捨てて顧みられなくなるのは、どこの国でも同じ現象であるなあ。国文の課本の嘆きの言葉、「飛鳥尽きて良弓蔵され、狡兔死して走狗烹らる」は、日本でもおなじみの故事成語。意味は、「目的を成し遂げるために役に立つものは、その目的が達成されたら捨てられる」というもの。歴史にはこのような例が数多い。源頼朝に捨てられた、義経。徳川家康に捨てられた、豊臣大名たち。清朝に捨てられた、呉三桂。アメリカに捨てられた、アフガンゲリラ。
上の言葉は、漢の功臣であるかの韓信の嘆きの言葉だ。彼は、むざんにも劉邦に捨てられた。私が今書いている物語は、このシーンまで行き着くのはまだまだ先のことだが、、、
相當尷尬... ←漫畫(まんが)ページへ
林旺爺爺(リンワンイェイェ、意味は「林旺じいさん」)とは、波乱万丈の生涯を辿った、その生涯そのものが台湾史を象徴する老象であった。以下、英語版WIKIと中文版WIKIを参考にしながら、記事を紹介したい。
林旺(1917 - 2003.2.26)は、日中戦争時代に中國遠征軍(後述)のために働き、後に国民党勢力と共に台湾に移された、有名な象であった。林旺は、その生涯の大部分を台湾市立動物園で過ごし、疑いもなく台湾で最も人気のある動物であった。多くの大人や子供たちは、この勇猛な象のことを親しみを込めて「林旺爺爺」と呼んでいた。
1941年に日本が真珠湾を攻撃した後、37年から続いていた日中戦争はより大規模な太平洋戦争へと発展した。日本は、英国植民地のビルマ攻撃のために、進撃した。蒋介石総統は、中國遠征軍を孫立人将軍の指揮下に結成させて、ビルマ戦線での戦闘に従事させた。1943年にあった日本軍設営地での戦闘において、林旺は他の十二頭の象たちと共に、中国軍に接収された。これらの象たちは、日本軍によって物資の運搬と大砲の部品の牽引のために用いられていたのであった。連合軍もまた、これらの象たちを同様の仕事のために使用した。この時点において、林旺は「阿美」(アーメィ)という名前が付けられていた。
1945年、中國遠征軍は中国に召喚された。象たちは乗り手に伴われてビルマロードを通って行進していったが、六頭がその困難な道程で命を落とした。彼らが広東省に着いたとき、戦争は終結した。だが、象たちの軍隊での役務はこれで終わったわけではなかった。彼らは抗戰烈士紀念碑の建設に使役され、さらに1946年には馬戯団(サーカス)に加わって演戯をした。これは、湖南省での飢饉救援のための募金活動として行なわれたものであった。後に、うち四匹がそれぞれ北京、上海、南京、長沙の動物園に移送された。残った三匹の中に林旺が含まれていたが、彼らは、広州の公園に移された。
1947年、孫立人は台湾に派遣され、新しい部隊を訓練することとなった。彼は、三匹の象を共に連れて行った。しかし、一匹は病気で、台湾海峡を渡る船旅の途中で死んだ。残った二匹の象は、高雄の鳳山の軍事基地の周辺において、木材の運搬などの単純作業のために使役された。1951年、さらに一匹の象が死んだ。林旺は、ビルマ時代の十三匹の象の中で、唯一の生き残りとなった。
1952年、孫立人は林旺を圓山の台北市立動物園に寄贈することを決めた。この動物園において、林旺は彼の生涯の連れ添いの馬蘭(マァラン)と会うことになった。この頃林旺はいまだに「阿美」と呼ばれていたが、動物園側はこの名前は女性的すぎると考えた。そこで、彼の名前は「森林之王」の意を略して、「林王」(Lín Wáng)と改められることとなった。しかしながら、ある記者が彼の名前を聞き間違えて、その名前を林旺(Lín Wàng、すなわち声調が「林王」と違っている)として刊行してしまった。この名前は、結局定着することとなった。
林旺は、台湾で最も有名で人気のある動物となった。1983年には、動物園は初めて彼の六十六歳の誕生会を挙行した。それ以来、彼の誕生日は動物園において毎年十月の最終日曜日に祝われることとなり、多くの観衆が訪れるようになった。その中には、歴代の台北市長もいた。1986年、動物園は圓山から木柵に移動することとなった。このとき多数の台北市民たちが、通りに集まって動物たちが移動するのを見物した。とりわけ、林旺の「搬家」(バンジャ、引越し)は見ものであった。
2003年の初頭、林旺は左の後足に関節炎を患った。彼は食欲を失い始め、他の症状も併発することとなった。彼の容態は急速に悪化し、2月26日に、林旺は死んだ。
彼の追悼式は数週間続き、数多くの人が訪れて林旺のために花とカードを添えた。林旺は死後に台北市長の馬英九より台北市栄誉市民の称号を贈られた。陳水扁総統は、「給我們永遠的朋友,林旺」(我らの永遠の友人へ、林旺)のカードを添えて、献花を贈った。
日本軍と国民党との間に深い因縁を持ち、激動の台湾の戦後史半世紀を生き抜いてきた象であった。享年86歳の、偉大な生涯であった。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
小隊長的菜←漫畫(まんが)ページへ
孤島篇から、もう一年近く経っているんだな。それで、ようやく初デート中。アメリカではセレブが彼氏との実演ビデオを流出されても平気で居直るほどの時代だが、こちらは何とものどかなもんだ。まだまだこの二人は亀のペースで続くのであろう。それにしても、最近植物たちがとんとご無沙汰してしまっているな?
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
番外篇‧你煩我也煩.... ←漫畫(まんが)ページへ
台湾は一頃の空梅雨から一転して、豪雨に見舞われている。被害は、すでに各地で拡大している。この梅雨前線が北上すれば、これから先日本や韓国も豪雨となるかもしれない。梅雨の雨は、豪雨となる時代が来てしまったのであろうか。
夜行館的心跳瞬間!←漫畫(まんが)ページへ
君に触れれば心の中はハッピー。その感覚はとても、隠せない、隠せない、隠せない。"Komm,gib mir deine Hand"の世界ですなあ。あるいは知り合った日から半年過ぎても、あなたって手も握れない、、、『赤いスイートピー』の世界というべきであろうか。揺れる思いの二人の行方は、いかに?まあ、このままスンナリとYou're born to be my babyとなるまでは、いかないだろうなあ。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
真害羞的句點... ←漫畫(まんが)ページへ
ということで、小学生ステージでおしまい。結局、毛球寶兒の出番はなかった。これから後は、主角(主役)として出番を回復するであろうか?
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
番外篇‧正義的一方要守法不要迷信喔 ←漫畫(まんが)ページへ
トランスフォーマー(漢名:變形金剛)って、今さらながらに調べてみると、タカラのミクロマンシリーズから発展継承されたものであるとか。ある世代の男子にとっては、ミクロマンはメカモと並んでどうしても欲しくてたまらない玩具売り場の魅惑の商品であった。ガンプラと並んで、まことに息の長い商品だ。いつの間にかGIジョーなどと片を並べるほどに、世界の定番おもちゃに列を並べるようになってしまった。
「四」(sì)が死(sï)を連想させて嫌われるのは、漢語文化圏でも同じ。ただし日本では「九」(く)も「苦」(く)に通じるから嫌われるが、漢語文化圏では発音が異なるため嫌われることがない。
一葉知秋 ←漫畫(まんが)ページへ
予想通り、台湾で大雨を降らせた梅雨前線が、いま日本に北上して各地で大暴れしている。鹿児島などは、この二週間ほどずっと雨だ。列島全体で見れば水不足だったから、ずいぶんリリーフとなっているのだが、、、最近の梅雨は、大雨がパターンとなってしまった。
漫画の中では、デート明けの気候は穏やかであったようだ。愛莉森に、小隊長の病気が伝染したか。なかなかに、うま味のあるエピソードではないか。自助餐店(ジーチューチャンディアン)とは、台湾でよくあるセルフサービスの料理屋のこと。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
男人的脆弱友情 ←漫畫(まんが)ページへ
彼女が絡むと、もはや男同士の友情関係など終わりだ。一緒にAV買い漁った時代が、懐かしいぜ。こうして阿茲は、女性不要論者の道を一人歩むことになるのであった、、、って、わけないか。
星があるビールは、台湾ビールか。飲み物の味を相当に感じる、ビールのブランドであるな。日本のビールほどにキレがないので、人によっては物足りなく感じるかもしれない。
、、、などと書いたが、よく調べると台湾ビールには星マークなどなかった。勘違いであったか。だったら、オリオンビール?それとも、サッポロビールか?
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
紓壓妙...招?←漫畫(まんが)ページへ
小隊長に置いてけぼりにされた阿茲、ついにフォースの暗黒面に取り付かれつつあるのか、、、フォースはそのままでは善でも悪でもない。ただ邪悪な想念が心を支配するようになれば、フォースは悪への道を開くであろう。彼の表面的な善人面の裏には、巨大な邪悪がひそんでいたのであるか、、、ははは。
「電蚊拍」なんていう家電製品が、あるんだなあ。初めて知った。殺虫剤を使うよりは、健康によいのかもしれない。運動にもなるし、、、子供は大人よりも蚊の羽音のようなかすかな高音を聞き分ける能力があるから、台湾の家庭では電蚊拍を振るのは子供たちの役目だったりして。それで、間違えて阿爸(父ちゃん)のハゲ頭をぶっ叩いて「Ouch!」と怒られる。そのような風景が、目に浮かんでしまう。日本の夏は、まだか?
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
意外的過癮?←漫畫(まんが)ページへ
本日は、台風に地震と災害が重なったので、軽口を叩くのはどうかと思うため、訳だけにしておきます。あしからず。
タイトルの訳は、「不思議なことに、病み付きになるなあ。」という意味(徒然草)。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
颱風君的内心戲←漫畫(まんが)ページへ
うーん、空想科学読本ではないが、台風の目が巨大になるということは、それはすなわち勢力が超強力となるということだ。だから、目の中はいいけれど、その周辺は殺人的な突風が吹き荒れると推測する。通り道は、おそらく映画「ツイスター」もかくやと思わせるほどの破壊となるであろう。目が大きいからといって、全ての人に優しいとは限らない、、、台風君よ。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
所以小千跟阿順是....? ←漫畫(まんが)ページへ
おっと、仙人掌仙人(笑)お久しぶり。すっかり忘れていましたよ。
媽祖(マースー。本名:林默娘)とは、台湾でおなじみの女神。台湾のみならず、香港や東南アジアの華僑たちの間でも、広く信仰されている。海上の安全を守る女神さまで、命賭けで海を渡った華僑たちによって篤く信仰されるようになった。道教の女神で、観音菩薩などとは違って日本に導入されることがなかったために、日本ではほとんどこの女神さまの人気は知られていない。上の写真は、台北郊外の淡水にある、天上聖母廟。台湾各地の媽祖廟では、遶境進香という儀式が祭りの際に行なわれているという。漫画の中の彼女の会話は、そのことについて言っているのだと思うが、、、詳細はよく分からない。
天上界の媽祖の他にも、中国の女神さまと言えば、月に住む嫦娥(じょうが。チャンエー)がいる。また西方の崑崙山には、有名な西王母(せいおうぼ。シーワンムー)がいる。いずれも、神仙界では大スターなのであろうか?
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
番外篇‧不願面對的真相... ←漫畫(まんが)ページへ
昔ゴキブリは、草むらなどに住み着いている、目立たない昆虫であった。明治時代の文学には、ゴキブリは出現しない。その当時の人家は冬寒く、南洋産のゴキブリが越冬して生き残ることはできなかった。だから昭和戦前まで、忌まわしい家庭害虫といえば、ノミにシラミに南京虫であった。
それが、昭和戦後になって人家の暖房設備が整った途端に、ゴキブリは他の家庭害虫を脇に押しのけて、活動範囲を爆発的に拡大させた。だから日本のゴキブリの記録には、歴史がない。昔の人は、ゴキブリなど知らずに一生を終えたはずだ。うらやましい。
去年など、私の部屋にはワモンゴキブリが出て来た。こいつは二十年ほど前までは本州で滅多に見かけなかったが、最近温暖化の影響で都市部を中心に出現するようになった。普通のクロゴキブリよりも一回りでかくて、恐怖を覚えた。その後で隙間を厳重に目張りして、この夏は何とか侵入を防いでいるが、、、これ以上言うと、再び出現しそうだ。今日は、これでおしまい。
番外篇‧好吧真的很像... ←漫畫(まんが)ページへ
夏場にラフな恰好していると、宅配便の人そっくりになってしまいましたか。ははは、そうでしょうな。
明日の台北の天気予報は、最高気温三十五℃、、、暑い!
日本は、あんまり暑くない。いや、暑いのであるが、例年のような暑「苦」しい段階までには、七月二十七日現在のところ至っていない(京都近辺)。日中は気温が高いが湿度が低くて我慢できる程度であるし、夜になるとかなり涼しい。こんな調子が続けば、夏も楽なのであるが、、、そうもいかんだろうなあ。
白色的謊言←漫畫(まんが)ページへ
歐噴(Open)?歐噴蔣?
なんだろうか、、、ちょっとわからん。失礼。
それは置いといて、分かるところについて書こう。
会話の中に出てくる「吃醋」(チーツー、意味は「酢を飲む」)は、実は故事成語なのであるが、日本では使われることがない。そのいわれは、こうである(以下、中文WIKI参照)。
唐の太宗李世民が人心を取るために、宰相の房玄齢に二人の妾を下賜した。しかし、房玄齢夫人は命じて、この二人を絶対に家に入れさせようとしなかった。太宗がこれを聞いて、房夫人を宮廷に呼び付けた。帝は、怒って言った。
「どうして、お前は朕の意に背くのか!お前に、二つの道を選ばせてやろう。一つは、このまま二人の女を家に連れて帰り、なごやかに過せ。もう一つは、この『毒酒』をあおるがよい。それで、嫉妬の心ごとどこかに行ってしまえ!」
だが、房夫人の性格は苛烈であった。彼女は「毒酒」を手に持って、飲み干したのであった。飲んでみて、実はそれが醋(す)であったことを知った。
太宗は、嘆息して言った。
「房夫人よ。朕が、このような仕方でお前に強要したことを、恨むでない。何とお前の嫉妬心は、大きいのであるか。だがお前の頑固であるものの、これほどに夫を想う心に免じて、朕は命を取り消すことにしよう。」
これより、「吃醋」とは、女性が嫉妬することを示す言葉となったのであった。
妾のやり取りというあまりに露骨なエピソードであるために、日本人の好みに合わず輸入されることがなかったのであろうか。少なくとも、このエピソードが前提としているような、よき家の太太(おくさん)とは夫の妾の管理までよくこなすものだという前近代の中国の家庭道徳は、日本人の想像の範囲を越えるものであった。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
星星背後的意義←漫畫(まんが)ページへ
はははは。しかし、今回の台風では本当にテントが吹き飛ばされちまった。
昨日の晩は、台風の風で異様に暑かった、、、今年は台風の当たり年なのだろうか。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
可憐的蠢花與更可憐的阿茲←漫畫(まんが)ページへ
夏。お化けの季節であるなあ。闇夜に懐中電灯で下から顔を照らして、怖い話。小学生の、夏の定番であるなあ。
中国文化圏でも、農暦(旧暦)七月は鬼月(クィユェ)と言って、死霊が地上に出てきて徘徊する、恐ろしい季節である。今年の鬼月は、新暦八月十三日より始まる。おそろしおそろし。
「可憐(コーリァン)」という言葉は、読んで字のごとく「憐れむ可(べ)し」、すなわち「かわいそうだ」という意味が本来だ。しかし、日本語の「可憐」(かれん)は、「憐れむ可し」→「憐れみを覚えるほどに、たおやかだ」→「守ってあげたいほどに、可愛い」と、意味が変化している。だから、今回の阿茲は、カワイソウなのである。決してカワイイわけではない。残念ながら。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
網路行銷不是這樣搞的.... ←漫畫(まんが)ページへ
ははは。鬼月が近づいて、お化けたちも何かと努力しているようだ(?)。しかし、WIKIの"Etiquette in Europe"(ヨーロッパでのエチケット)の記述によると、ルーマニアのトランシルヴァニア地方をドラキュラの一言で片付けてしまうのは、現地人に対する侮辱と取られてしまうと言うことだ。ドラキュラだけがあまりに有名で、しかしルーマニアはもっと多民族で多様な文化を持った集団が存在しているために、かえって現地人は他国人にイメージを単純化されることを嫌うという感情だ。話はよく分かる。
林投姐というのは、中文WIKIによれば台湾では有名な怪談の女性ということだ。歌仔戲(コージーシー、台語発音ではコァアヒ。台湾発祥の伝統オペラ)やテレビドラマにも翻案されているという。話にはいろいろなバリエーションがあるそうだが、おおむねは「望夫伝説」のパターンであるという。すなわち、台南に住むある女性(李招娘という名が伝えられている)が海の向こうに渡って帰らない夫のことを悲観して、「林投樹」の下で自ら命を断った。それから以降、彼女の鬼(亡霊)が樹の下に現れるようになったというもの。彼の夫は伝説のバリエーションによって、海難に遭って死んだとも、大陸で別に妻子を持って女性を捨てたとも言われている。どっちにしても、華僑が開いた国の台湾では、かつてよくある話の一つであったに違いない。
「林投樹」とは、大鳳梨とも言われる樹のことで、鳳梨(パイナップル)に似た実を付けるとか(ただし、食べられないらしい)。台湾の海岸部で見られるという。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
沒啥人記得的歷史 ←漫畫(まんが)ページへ
ぶはははは。新シリーズか。日本人の朋友が来台して、さあどうなるのでしょうか?
日本人だから、言っておこう。
尖閣諸島は、日本領だ。
釣魚台という名前では、ない。
、、、などと、つまらぬ紛争はやりたくないものであるが、、、日本はEU諸国などと違って、周辺諸国との関係が安定していない。竹島(独島)や北方四島もそうであるが、相互の信頼関係がないから、岩礁ごとき小さな土地ですら、譲歩することができない。中国が軍事作戦などちらつかせたりせず、まっとうなビジネスパートナーとして誠実さを示してくれるのならば、私は釣魚台でもいっこうに構わないと思うのであるが。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
國仇家恨之兒女情長!←漫畫(まんが)ページへ
はははは。櫻子か。台湾では繁體字を使っているから、本当は「桜子」かもしれないな。しかし、本当に登記簿名が「櫻子」なのかもしれない。新字体でも旧字体でも名前を付けることが許される日本とは、何とややこしいのだろうか。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
阿茲新戀情再会?←漫畫(まんが)ページへ
阿茲、櫻子に猛然ダッシュか。やるじゃねーか。台湾の文物は日本人にたいていのことは通るが、豬血糕(チューシェーカォ)だけは、無理に薦めるのはやめたほうがいいかもしれないな。あれには、臭豆腐以上に戦慄を覚えるという日本人のレポートが(当社調査範囲で)多い。たいていの日本人は、ケダモノの血は食べられないんですよ。
マンガの中の注音字母は、、、chi - wu - yun。調べて、やっと判読できた。台湾では携帯電話に使われているようであるから必ず覚えておかなければならない記号だが、日本人への認知度は限りなくゼロに近い。「蠢」(chün、漢語では「愚か」という意味。日本語では「うごめく」と読む)の声調は三声だということであるが、声調も日本人にとって一番やっかいなものだ。たいていの日本人にとって漢語(中文)の初歩的な読み書きをマスターするのは、さほど困難ではない。しかし、しゃべるのはおそろしく難しい。現に私も、しゃべることができない。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
平常還真的不會去這些地方耶←漫畫(まんが)ページへ
ははは。私は、きっちり恩主公(行天宮)に行っちまったよ。まあ、観光客ならばその他の有名スポットにも行くだろうな。東京ならば東京タワー。大阪ならば、通天閣か?、、、どちらも、行ったことないな、、、
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
原來台灣這麼好玩!←漫畫(まんが)ページへ
確かに、あの通勤時間の機車(バイク)軍団には仰天するな。二人乗りは当り前、大通りにズラリと並んで、信号が青になるや否や爆走する。慣れというものなんだろうけれど、その車を操る器用さに感心してしまいますよ。だが外国人から見たら、日本人が普通にやっている牛丼の一気食いなんかも、器用な技に見えるのかもしれない。丼飯を掻っ込む習慣は、台湾にもあるんだが。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
只是口頭禪...←漫畫(まんが)ページへ
そりゃあこんな珍しいUMA、かわいーとか言って写真撮りまくるのは当たり前で、それどころか手つなぎラッコなんか目じゃないほどにYouTubeでさらされて、ど根性野菜どころではないほどにTVで連日放映されることになって、そのうち某国あたりが遺伝子的資源の領有権を主張して国際紛争の火種に、、、ゲフンゲフン。
とにかく、日本の女の子の「かわいー!」は、向うの人の「可愛ー!」よりもずっと感動の意味合いが薄い口癖程度のものであることは、間違いありません。だが万一日本の男が「かわいー!」などと口走ったならば、それは精神が歪んでいる証拠なので、張り倒してもかまいません。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
無法解釋的運動←漫畫(まんが)ページへ
櫻子、一點點どころか、ネイティブと普通に会話しているじゃないか。それは、上級者というんだ。
マンガの中で言及されているように、中正紀念堂は、改称してしまっている。中正国際空港も。だが、国民党が政権を取り返せば、また元に戻るような予感がするな、、、
台湾でも香港でも、早朝にはおじさんおばさんたちが公園に集まって何かしら体操している。起き掛けに軽い運動で腹を空かして朝飯を美味しく頂こう、といった感じであろうか。まことに、健康的だ。一方日本人は、朝はのそのそと起きて半分眠ったまま通勤するだけだ。昼間は狂ったように働くくせに、妙なところで面倒くさがるのが、我が国民性だ。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
隨便看看就好←漫畫(まんが)ページへ
台湾の報道は、現代の日本の基準よりずっとエンターテイメント過剰なものだ。外国人の目から見れば、ある意味で面白い。しかし、国内では相当に批判も存在する。イエロージャーナリズムという用語があるが、昔の日本でも大部数の新聞の報道は、それはもう売らんかなの興味本位でひどいものであった。今でも大新聞として残っている新聞社の、恥ずかしい過去だ。今でも、治っているかどうか時々あやしい。資本の論理がまかり通って、どうしても報道はセンセーショナリズムに傾きやすい。真面目に受け取らないというのも国民の智恵であるが、そこまで成熟していない国民だと、報道の野放しは煽動のもとになるだろう。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
不夠台!←漫畫(まんが)ページへ
ずいぶん久しぶりの更新に、なってしまいましたな、、、
そう。台湾にも、テンプラがある。「天婦羅」(ティエンフールォ)あるいは「甜不辣」(ティエンプーラー)と書く。明らかに前者は日本語の直輸入で、後者は日本語の読みに当て字したものだ。日本では、関東と関西でテンプラの定義が違う。関東のテンプラは、魚介類やイモ、レンコンなどに衣を付けて揚げたもの。だしじょうゆで頂くのが本式の、本格的日本料理だ。一方関西の伝統的なテンプラは、いろいろ混ぜ込んだ魚のすり身を、そのまま揚げたものだ。ゴボウ天とかショウガ天なんかは、昼飯のおそうざいに好適。関東式のそれよりも、食品としての位置付けはどちらかといえばチープなものである。関西式のおでんである関東煮には、こういった関西式のテンプラが欠かせない具となる。台湾のテンプラは、一般に関西式に近いものを指して言う。つまり、すり身の揚げ物だ。たぶん日本統治時代に、台湾に近い西日本から流入した食文化なのであろう。
「天婦羅」(ティエンフールォ)は日本料理だと阿茲は恥ずかしがるが、、、そんなことはないさ。現地に溶け込めば、それはもう立派な台湾料理だ。カレーだってラーメンだって、同じことじゃないの。両者とも外国起源だが、もうすっかり日本化した料理ではないか、、、「天婦羅」(てんぷら)と「天婦羅」(ティエンフールォ)は、もう別の料理だよ。それを、現地の人が楽しんで食べていれば。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
台灣歐巴桑是無敵的!←漫畫(まんが)ページへ
というわけで、櫻子を連れて士林夜市に来た一行。
櫻子は、どうやらクーラーの効き過ぎで風邪ひいたようですな、、、
日本語が鼻声になっている、、、
いや、じょうだん、冗談ですよ。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
只要有愛,夜市也是沙灘!←漫畫(まんが)ページへ
夜市篇が、まだ続いている。
日本本土では、もう夜店の季節は終わった。石焼きイモと、天津甘栗の季節だ。今年の冬は、寒くなるのであろうか?、、、まだ、今の時点では分からないな。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
這篇沒笑點,只是想說台灣水果真的很好吃!←漫畫(まんが)ページへ
あー。そうだね。
台湾は、フルーツ天国だ。夜市の生ジュースは、最高にうまい。私個人の感覚から言えば、他の料理を圧倒してうまいと思う。しかも、安い。何せ、島の中で作っているから。自然の恵みだ。ビールもかなり安いが、これはきっと税金があまりかかっていないからであろう。こちらは、政府のせい。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
阿茲的内心戲←漫畫(まんが)ページへ
こういうエピソードを見ると、携帯で時代は変わってしまったなあと今さらながらに感じてしまう。
今の時代、人ごみに紛れて離れ離れになって困る、というシチュエーションが、少なくとも小学校高学年以上ぐらいならば、ありえない。携帯で連絡すればすむことだ。
昔学生時代、年末のコンパの二次会になだれ込む際に、遅れて参加する奴に連絡する方法に苦労した。それで高田馬場駅の狭っ苦しい掲示板に酔って震えた手で書き込んで、後続の連中に伝えたものだ。
今や、携帯があれば二次会の連絡はおろか、待ち合わせ場所の指定すら必要なくなった。これは進歩なのであろうか。それともすれ違いの悲喜劇が消えてしまったことを、哀しむべきなのであろうか、、、
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
走散的不同命運!←漫畫(まんが)ページへ
こっちの二人はもう、確定カップルであろうか?人間世界の話がどんどん進行して、最近植物たちが取り残されがちだ。毛球寶兒が真に怒っている原因は、そこにあるに違いない。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
不想玩的原因... ←漫畫(まんが)ページへ
十一月の、一回目。夜市が、まだ続いている。
だが日本の街中は、、、寒い!というか、今の季節らしい。このぐらいでも、平年と大して変わらないのだ。最近の温暖化で、季節感がすっかり狂ってしまっていた。ラニ―ニャの影響で、今年はまともに雪が降りそうだ。私のところでも、雪が見られるかもしれない。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
大人的飲料世界←漫畫(まんが)ページへ
酒か。だが、あまり台湾の酒と言われても、すぐにピンと来ないものがあるなあ。啤酒(ピィチュウ、おビール)は、すぐに思い付くが。紹興酒は浙江省の地酒で、福建省由来の文化を持つ台湾の酒ではない。米酒(ビィチュウ)という、米から作った白酒(パイチュウ、蒸留酒)が地酒としてあると聞いたことがある。沖縄の泡盛を飲めば台湾の米酒を思い出すと、陳舜臣氏が書いている。肉料理主体なので、口の油を「乾かす」ような強い酒が好まれてきたのであろう。
だが、酔わせて×××しようと企むのは、良いことではないぞ、、、阿茲は鼻血ブーであるが、じつは劣情を催すと鼻血ブーになる表現は、日本の漫画が発祥だったりする。だから、漫画の文法に慣れていない西洋人たちには、どうして漫画で男性が鼻血を出すのかよくわからないであろう。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
人性本惡←漫畫(まんが)ページへ
阿茲もしだいに内に暗黒を秘めていることが、明らかになってきたな。まあ男という生き物は、一皮むけばたいていがこのようなものなのであるが、、、だがもしそれを外に出せば、必ず人生が終わることもまた、保証されているのであるが、、、
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
境隨心轉!←漫畫(まんが)ページへ
今回は、タイトル訳に日本語のことわざを使ってみた。
昔の夜は照明もなくて暗かったから、夜目に遠くから見れば誰でも美女に見えた、というわけだ。さらに正体を隠すアイテムがあれば、さらに妄想も膨らんで良し。言うまでもなく、元のことわざは「夜目遠目、傘の内」なり。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
一杯就收工!←漫畫(まんが)ページへ
ははは。お約束だね。阿茲が飲んでいるのは、ブラッディマリーだろうか?ウオッカベースのカクテルは、後でひどい目に合う。こういう時には、自分はノンアルコールにしておけばよいのに、、、修行が足りんのう。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
不該做的事... ←漫畫(まんが)ページへ
阿茲、未遂以前でノーサイド。ボケを取った分、自分のキャラとしての得点を稼いだと、今回の戦いを評価するべきであろう。
それにしても、酒から醒めたら途端にしてはいけない事をしたのであろうかと、おろおろするとは。結局、酒は気を大きくするために飲んだのであったか、、、そんな奴は、酔いつぶれて正解だ。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
番外篇‧如果是你,你會怎麼回答?←漫畫(まんが)ページへ
まあ四コマ目のような奴は、いないな。いないと、信じたいな。本当に悪い奴ならば、掛けても出ずに情報を盗み取るだけだろうから、な。有名人の携帯(漢語:手機)ならば、ヤフオクに出品だろうな。愉快犯で終わらせるならば、2ちゃんでメモリー全部晒しだろうな。
怎麼能忘記?! ←漫畫(まんが)ページへ
鳳凰幻魔拳は、ありえない幻影を相手に見させるんじゃなかったっけ?ということは、これは記憶ではなくて、ただの幻想、、、阿茲本人が映されているので、再構成されていることは間違いがなかろう。もしかしたら、櫻子から聞くに堪えない悪口雑言を、浴びせ掛けられていたのかもしれない?それで、記憶を中断し、、、
―てなことは、まあなかっただろうよ、、、
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
悔恨的瞬間!←漫畫(まんが)ページへ
というわけで、のび犬くんになって無駄な願いをせがむ阿茲であった。
今やアジア各国で知られているドラえもんであるが、連載が始まった頃はただのドタバタギャグまんがでしかなかったことは、もはやほとんど忘れ去られようとしている。テレビアニメに、短期間しか続かなかった第一作があったことも。私は、かすかに観た記憶が残っている。現在標準となっているほのぼの路線などクソくらえの、悪い子が観るべき単純なギャグアニメであった。主題歌が強烈で、今でも覚えている。「♪ハァ、ヤッショマカショ、ホイキタッサッサの、ドラえ~も~ん~♪」ってね。現在、このアニメ第一作は封印されて、なかったことにされているらしい。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)