毛球寶兒2006/06/28
毛球寶兒、最近影が薄いのを気にして阿甘と特訓中。「啊~ロ査!」は「ア~チャ!」(または「ア~チョア!」)だろうな。
中国歴史小説「知兵之将」
今、鈴元仁は歴史小説をブログで連載しています。 内容は、二千二百年前(!)の古代中国です。 始皇帝・項羽・劉邦・韓信・張良・虞美人・呂太后、、、 これらの名前にピンと来た方、あるいは、 郡県制・儒教・陰陽思想・法家思想・孫子兵法、、、 こういったことどもにちょっと興味をそそられる方、 よろしければ読んでやってください。 もしお気に入れば、ついでにランキング投票も。 |
毛球寶兒、最近影が薄いのを気にして阿甘と特訓中。「啊~ロ査!」は「ア~チャ!」(または「ア~チョア!」)だろうな。
「汽車旅館」といっても、鉄道で旅をしたわけではない、、、「汽車」の意味は「自動車」のことで、鉄道のことは「火車」だ。中国語の初歩中の初歩。だから、「汽車旅館」といえば、"モーテル"のことだな。つまり「妹妹」を連れてゆっくり鉄道の旅をしたわけではないんだな、これが。
そんな話題に乗らない課長。「算了!」は「結構!」だね。「私の老婆(奥さん)はベッドの上で『死魚』みたいたもんだから、ムダに金使ってそんな種類のとこに行く気がしないねえ、、」
推測するに、おそらく「死魚」とは「マグロ」の意味だろう。それで元人面魚(笑)の小恵ちゃんが言葉を真に受けて、、、ギャグとしてはもう一つだな。
定期的に出る、朱課長へのお茶出しネタ。しかし台北ではあまり緑茶を見かけなかったなあ。よく見たのは奶茶(ミルクティー)。生フルーツジュースと並んで、ミルクで割った飲料が非常に多かった。だけど、私あんまりミルクを受け付けない体質なんですよ。だから有名な牛乳大王も素通りしてしまった。思い切って試してもよかったかもしれない。ちょっと惜しかったかな。
「相片」が写真で「相機」がカメラ。「相」は「像」に通じて「かお、すがた」という意味がある。貧窮の超文藝青年、小隊長が月底(月末)に何を食べて生きていけるだろうかと心配する阿甘であった。
おおっと!「足八」の字がUnicodeにないので表現できない!で、「足八足八熊」とは何ぞやと台湾Yahooで調べてみたら、、、
たれぱんだ
のことでした。何とまあ。小渕首相が生きておられた頃に流行りましたね、そういえば。
張「この黒猫のぬいぐるみ、すごく紮實(丈夫)にできてるな。私の練習用サンドバッグにちょうどいい。」
貓「不行(だめ)ー!!!」
暴力女の張瑜梢が貓(マオ)のぬいぐるみのコレクションに目を付けてしまった!冗談が冗談にならないのが暴力女のゆえん。阻止するために怒りを示すための示威行動は、、、、やはり猫娘流儀であった。どうも人外疑惑がある貓(マオ)ちゃんだが、今回の示威行動はヘアクリームとドライヤーを使った人間にでもできる範囲のものであったとさ。
レギュラーメンバー総出で海へ。しかし仙人掌(サボテン)の毛球寶兒は塩水が苦手なのであった、、、
ところで、「サボテン」という言葉の語原はいまひとつよくわからない。「サボン」(石鹸の古称)から来ているという説や、「サポチラ」という果物の実と混同したという説、あるいは「三布袋」から来ているという説とか。英語では"cactus"で、英語圏の人に「サボテン」などと言っても全く通じない。漢語では「仙人掌」となる。
とかなんとか言いながら、今回のハイライトは何といっても、愛莉森(alison)の泳装(水着)だ。
共享←漫畫(まんが)ページへ
區域網路(LAN)で工作資料(仕事の資料)は共享(共有)しても、現実世界で皮莢(財布)の中身は共享できない、いやしたくない。管仲と鮑叔牙ならばするだろうが、あいにく羅伯斯(窮迫男)と竇輔(豆腐男)の間柄は、「管鮑の交」(損得を抜きにした固い朋友関係のたとえ)とはいかないようだ。伝統的中国社会では互いに血をすすり合って「生まれた日は違っても、死する日は同じ」義兄弟となる関係がよく見られたというが、今の台湾ではそんな濃い関係もたぶん昔の人の話なのでしょうなあ。
太陽威能←漫畫(まんが)ページへ
前回に続いて海。
愛莉森(allison)「ああ、、日焼け止め使ってもやっぱり焼けちゃう、、ほんとに悩むなあ、、」
蠢花(silly flower)「ほんとね、、」
「傷脳筋」は「悩ましい、困った」と言う意味。「脳の筋肉」で、ズバリ脳髄のこと。いっぽう頭蓋骨は「脳袋」。漢語(中国語)では、このような露骨な表現を目にすることがある。古文でも「断腸」という表現があるぐらいだしね。「断腸」とはすなわち、「張り裂けるほどの悲しみの声を出したあまり、腸がひきちぎれる」といった意味。
人間とは違って、毛球寶兒や洋蔥男孩(Onion Boy)ら植物たちの太陽光線を受けた反応はまた違ったものであった。甘味が出るほど玉ネギがあったまったというのは、それは「火が通った」と言うんじゃないのか?
服裝建議←漫畫(まんが)ページへ
うーん、コスプレねえ、、、
背景説明なしでも日本人に理解できる、わかりやす「すぎる」ネタだねえ、、、
台北・西門町のオタ系ショップの溜まり場、『萬年百貨』に行ったら、日本製フィギュアが日本語のパッケージのまま山積みだからねえ、、、
そして日本の漫画では、この手のネタが氾濫しすぎているねえ、、、
ちょっとゲンナリするねえ、、、正直。
海邊最美的風景←漫畫(まんが)ページへ
海に入れないで一人いる毛球寶兒に気付いて、横に行って可樂(コーラ)でも勧めてやる阿茲。やっぱり阿茲はナイスガイだなあ。たとえ下心は別のところにあったとしても。
入侵←漫畫(まんが)ページへ
羅伯斯「竇輔ー!!!僕のPCが他人に入侵(侵入)されてしまったよ!」
侵入が「入侵」となったり、紹介が「介紹」となったりと、漢語ではときどき日本語とひっくり返った表現を目にすることがある。入侵の犯人は、張瑜梢でした。正真正銘のハンド・パワーで。張は「電腦高手」(PCの達人)と表現しているが、調べてみるとハッカーは「黑客」(hēi kè)と字をあてているようだ。なかなかうまい。網路世界の進歩に裏手から貢献していると自負している「黑客」のみなさんにとっては、神経を逆なでするような当て字だろうが。
最近愛玉冰じゃなかった艾鈺冰を見ないな、、、キャラの電池が切れかけているのかな?
誠實的海上戰士←漫畫(まんが)ページへ
普通にONE PIECE(海賊王)ネタやドラえもん(哆啦A夢)を出して通ってしまうのが、台湾の実情。日本語は英語よりも通じないことが多かったが、文化的影響はむしろ日本の方が大きいように思われる。乱暴なイメージでは、ポップカルチャーでの外国の影響度の割合は日本6、アメリカ・西洋3、香港・韓国1、大陸中国ほとんど0といった感じだろうか。朝番組の「名店紹介」みたいなコーナーでは大陸の店を取り上げたりしていたけれど、豊かさから発散される遊びのセンスが必要なポップカルチャーのような領域では、まだまだウけていないように感じた。
阿茲は結局毛球寶兒に殴り倒されてしまった。殴ることないだろーが!
歐巴桑之路←漫畫(まんが)ページへ
小隊長、「殺價模式」(ねぎりモード)に入って、騙人布(ウソップ)じゃなくて騙人「歩」と乗船料の値切り交渉。スーパーの特売日を漏らさずチェックする超貧窮文藝青年だからこそ、歐巴桑(おばさん)の特殊能力をすでにしっかと手に入れたようだ。こうして彼はますます青年から歐吉桑(おじさん)に近づいたとさ。
「歐巴桑」、「歐吉桑」は当然ながら日本語。日本統治時代に定着してしまった言葉の二つ。
選美投票結果←漫畫(まんが)ページへ
言及されているようにRiverの本サイトで辦公室(オフィス)選美投票をやっていたわけなんですよ。結果は神秘女性・愛玉冰の圧勝。次点は今年登場したばかりの、猫娘の貓ちゃん。まあこの結果は、キャラ造型から見ていたしかたないだろうな。とにかく主役の人気が二番手三番手にあるのは、健全な証拠だ(本当か?)。
好像小朋友←漫畫(まんが)ページへ
ゴーイングメリー号の正式訳は、どうやら「黄金梅莉號」のようだ。しかし今回に出てきた「黄金沒力號」で検索しても若干数出てくるから、この当て字を使ってしまう人も結構いるのかもしれない。というわけで、艦長は誰だ?
「好像小朋友」(子供みたい)という今回の題だが、「小朋友(シャオポンヨウ)!」と呼びかければ「ボク」とか「お壤ちゃん」みたいなニュアンスで軟らかい言い方だが、これが「このクソガキが!」という感じならば、「死小孩!(シーシャオハイ!)」となるだろう。漢語のののしり言葉もまた、日本語同様相当にえげつない。古典では決して出てこない単語だ。
海底世界←漫畫(まんが)ページへ
半時間の協議の末、毛球寶兒が艦長で蠢花(silly flower)が副艦長に。はじめて見る超級美的な海底世界に、毛球寶兒は驚嘆するのであった、、、
カッパがいるな。河童と書くぐらいで、本当は川のモンスターなんだが。まあ細かいことは言いっこなし。マスだってウナギだってタマちゃんだって、海と川とを横断するんだから。
番外篇‧鐵錚錚漢子沒有飯還是不行!←漫畫(まんが)ページへ
今回の題は、あえて和訳すれば「大丈夫たる者、飯を食わねば戦が出来ぬ」ぐらいかな?
友人のdadabodaにすすめられて、台北・桃源街の牛肉麺に行った。確かに香港で食べた奴よりは「あー麺を食った!」という食後感を得られた。だがそれよりもうれしかったのは、店がどこにあるのかわからなくて単車に乗って帰宅しようとしていた兄ちゃんに道を聞いたら、単車の後ろに乗せて店前まで連れて行ってくれたことだった。この親切のほうが、吃飽的(お腹いっぱい)だったよ。
座位←漫畫(まんが)ページへ
貓ちゃんも、業務課へ転任。段ボール箱が好きっていえば、AAキャラのしぃちゃんみたいだな。しかしあんまり人材を実働部隊に集中しすぎるというのも、経営的にどうだろうか?アウトソーシングしているのだろうか。以前課員を南の島で遭難させてサバイバルドキュメントを撮ったりしていたから、対外的にウけそうな目立つ人材は意図的に業務課に投入して、タレント社員に仕立てているに違いない。經理(支店長)はきっとそれを考えているのだろう。
なんてね。
念...太...慢←漫畫(まんが)ページへ
うははははは。ほとんどタイムボカンシリーズのノリになってきたな。ひみつのボタンがあれば押してしまうのは、男のロマンなんだよ。だから、核ミサイル持っている国の大統領は、本当は女性のほうがいいのだ。デンジャラスなひみつボタンをあえて作り込んでいるのは、設計の不手際というよりは高度なアトラクション機能というべきだろう。さあ、どうなるんだろうか?
(以下に、今回の内容を日本文でお送りします、、、)
鬼月的阿公←漫畫(まんが)ページへ
今回の話あたりなると台湾の習俗の話になるので、外国人にはニュアンスがほとんどわからない。
ただ少し調べたところでは、旧暦七月が冥府の門が開いて鬼(幽霊)が地上にやって来る季節、すなわち「鬼月」である。七月初日が「開鬼門」で七月末日が「関鬼門」。中間の七月十五日が「中元節」となる。実は、この中国文化圏の行事は日本では仏教行事にすりかわって、「盂蘭盆会」すなわち「盆」となっている。「鬼月」と「盆」の違いは、「盆」がほとんど中元の十五日前後(本来日本でも旧暦で行なうのだが、現在「盆休み」は新暦八月半ばに移行してしまっている)に行事が集中しているのに対して、台湾では一ヶ月間行なわれることが一つ。それと、日本の盆は都会人が帰省して田舎で過ごし、盆踊りを開いて浮かれ騒ぐような、むしろほのぼのとした田舎の行事であるが、台湾ではもっとおどろおどろしい意味合いが付いていること、この二点であろうか。
それはともかく、久しぶりに登場した阿公、やっぱりちょっとご無沙汰だった艾鈺冰により恒例の封印をされて、御名御璽(古い言い回しを使ってしまった、、、)。しかし今回は封印されてどうやらラッキーでした。だが、日本支社から来たということにされている、実体は草人(わら人形)の女の子の名前が、「鹹蛋破布子」、、、?これ自体は何か食べ物らしいが、よくわからない。そしてどうして日本と関わらせているのかも、わからん。今回はちょっとお手上げだ。
還是蠢花冷靜←漫畫(まんが)ページへ
うーん、このシリーズ、「ひと夏のスイートな体験」モードではなかったのか?これでは「蠢花の奇妙な冒険」(Silly Flower's bizzare adventure)ではないか。ワープまで発動させたにせ「ゴーイングメリー」号、どこにワープしていくのであろうか?蠢花のキャラが、ますます光ってきた。いいぞ。
(以下に、今回の内容を日本文でお送りします、、、)
判決←漫畫(まんが)ページへ
「舒壓系」は、「壓力(圧力)を解舒(ゆるめる)する」で、「癒し系」で間違いないだろう。そのような舒壓系の寵物(ペット)として水槽に飼う小エビといえば、昔シーモンキーがあった。(今でもあるのかも。)エサも水を替えることもいらない、手間いらずのペット。しかし、入れられた動物は、終身刑の判決を受けたようなものだ、、、小惠の最後の言葉がふるっている。「わけもなく誰かを死ぬまで監禁するなんて、やり過ぎよ!いっそパクッと食べちゃって、おいしく頂いたほうがましよ。」
欧米には、動物の痛みによってできた製品を楽しむのに耐えられないと考えて、動物や卵を殺して作る製品を一切消費しないヴィーガンveganが大勢いる。果たしてヴィーガンの方が慈悲なのであろうか、今回の小惠の方が人間という生物として合理的なやさしさなのだろうか?少なくともペットの場合は、プログラムで映像が動くバーチャル3D水族館が、もう代替品としてあるね。
湿的或乾的←漫畫(まんが)ページへ
今回のタイトル、正確に表現できないので、代替字「湿」で表現しています。
さて、今回はまた日本人にも分かりやすい。泡麺(インスタントラーメン)は作った後食わずに放置しておくと、悲惨な姿になる。まさに漂流屍体だ。インスタントラーメンをバキバキに砕いて食べる裏技も、日台共通なようだ(以前も張がやっていたな)。だがもう一つ別のウルトラスペシャル殺人技がある。麺を湯で煮て、煮立ったら湯を捨てる。そこに粉スープをまぶして、食う。昔アホのように流行った。だが正直言って、本当にうまかったのかどうか?それに、この技はチキンラーメンのような粉スープいらずの製品では使えない。
蔡桃桂は不衛生ブランド(『RIVER'S543』の不衛生店おやじがオリジナル。おやじの店の品を食べるとたいていは致命的ダメージを受ける)の泡麺を食っているが、大丈夫かね?
荒島篇展開!←漫畫(まんが)ページへ
かくして(にせ)「ゴーイングメリー」号は大破して、海の藻屑と消えたのであった。
ここはどこだ?
気付いたら、愛莉森(allison)と小隊長だけ。よく生きていたな。
RPGならば、二人ともレベル1、装備なんにもなしからのスタートだ。あんまりうろつき回ると、ザコにやられてゲームオーバーになるから気を付けたほうがいい。だから、まず状況を把握して適当な装備を周りで見つける、これ基本。(そしてどういうわけか、最低限の装備が周りに漂着していたりする。)
「威爾森的排球」がわからなかった。ネットで調べたところ、トム・ハンクス主演の『キャスト・アウェイ』という映画に出てくる、このバイプレーヤー(?)のことなんだな。その方面のジャンルを知らなくてもこうして調べればすぐに分かるから、ネット時代はありがたい。なるほど、小隊長が探したい初期装備は、間違っている。しかし間違っていないかもしれない。人間の孤独を癒すことをまず考えるのは、さすが文藝青年と誉めておこうか?
(以下に、今回の内容を日本文でお送りします、、、)
遊刃有餘←漫畫(まんが)ページへ
今回のタイトルは、イディオムのようだ。だいたい「慣れているから余裕!」みたいな意味だろう。
結局初期装備は手元に持っていたものだけか。「仙女棒」はネットで検索すればズラズラ出てきた。花火の一ジャンルだろう。夏の海に花火はつきものだしね。だが小隊長の言う「黄金伝説」の実体は、よくわからん。
小隊長、椰子の樹にもするする登るとはなかなか体力があるな。だからサバイバルに自信があるのか?椰子があるんだったら実があるだろう、などとも思ってしまうが、檳椰(ビンロウ)だったらちょっと嫌だな。(ビンロウは椰子の一種で、この実を噛むと軽い麻薬効果が出る。台湾でよく売ってます。)
(以下に、今回の内容を日本文でお送りします、、、)
金錢新用法←漫畫(まんが)ページへ
小隊長、金でシンカーを投げて魚を仕留めるとは、芸があるな。練習すればマイナーリーグ2Aぐらいならば通用するんではないか?
コイン一個と札一枚で石班魚(ハタ、またはクエ)一匹か。クエは高級魚だから、安いといえば安い。ただ惜しむらくは、塩焼きで美味い魚ではない。今の季節、塩焼きで美味いのはシマアジですよ。綺麗に焼いてしょうゆと大根おろしをそえるとまことにうまい。ついでに冷酒を添えるとさらに(゚ д ゚)ウマー。いったい何言ってんだ、私は。
人間オンリー篇が続くが、水が苦手な毛球寶兒は大丈夫なのかね?
(以下に、今回の内容を日本文でお送りします、、、)
偏心的英雄←漫畫(まんが)ページへ
とりあえず阿甘は無事であったか。栄養価満点の紅心甘藷・台農66號(台湾産のサツマイモの品種)だから、サバイバルにも結構耐えられるのかもしれないな。ちなみに台湾の形は、サツマイモにたとえられる。彼が台語(台湾語)を操るのも、たぶん地元民魂からなのだろう(この回参照)。
神秘兔、自分のヒロインのことしか眼中になし。何はともあれ姫を助けることを最優先するとは、騎士道の鏡だ(日本の武士道ではない。武士は基本的にホモだから、主君を助けることを最優先する)。男は自分で判断して自活して、しばらくは生きていりゃいいんだよ!わかったか!まあ、そういうことだな。たぶん?
(以下、今回の訳を日本文でお届けします(暫定訳)。ただし、阿甘の台語は、私がよく知っている関西弁を流用することにします、、、)
硬碟DV←漫畫(まんが)ページへ
羅伯斯、こりもせずに硬碟DV(ハードディスクDV)を購入。確かに、昔の秘密戦隊シリーズとかならばカメラマンが隠れて撮った戦闘映像を、カメラのフィルムをシュルシュルーッと取り出して抹消してしまうシーンなどもできたけれど、デジカメ時代の今ではカメラをぶっこわすしかない。
映像も音声も急速にデジタル化されて、GB(ギガバイト)の価値がここまで暴落するとは、10年前は思いもよらなかった。DOS時代に640キロバイトの壁を何とかやりくりするために、あーでもないこーでもないとconfig.sysとautoexec.batを改造した時代が懐かしいぜ、、、?なに?貴様、エ○ゲーやってたんだろって?な、何を言うか!やってない!、、、、そんなに多くは。niftyのBBSとかで狂ったように熱い会話を交わしていた当時のオタたちとは、私は違う!違うんだ、、、、単にネットやり始めるのが遅すぎただけなんだ、、、、同○生2と闘○都市IIは、確かに当時の作品の中でも名作だと思う。素直に。
食物!(上卷)←漫畫(まんが)ページへ
(はっきりとは断言できないが、阿甘は神秘兔に合わせたのか、漢語に切り替えたようだ。)
たいていのRPGでは、パーティーが空腹のために動けなくなることはない。食事はどうせ毎日毎日必ずやらなければならないルーチンワークだから、パワーアップするとか気力体力マジックポイントが回復するとかの特殊な食糧でない限り、プレイヤーがウザくなるから省略されている。しかし「毛球寶兒」の世界では、そうはいかねえ。神秘兔がサツマイモも食べられることを気付かせてしまった阿甘の運命やいかに?
トリビアな話題。大根は漢語で「蘿蔔」、ニンジンは「紅蘿蔔」という。「蘿蔔」(らふ)という言葉は現在では使われなくなったが、昔の日本では使われていた。文献などに出てくる。いっぽう、この漢語の「蘿蔔」という言葉は、西洋語の「ラファナス」Raphanusから来ているに違いない(この語は、ギリシャ語に由来)。つまり、大根は西洋起源なのである。もっとも、西洋の大根はハツカダイコンのような小さい種であって、それを巨大な品種に改良したのは東洋であるのだが。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
食物!(下卷)←漫畫(まんが)ページへ
鼠のミッキーマウスがペットの犬のプルートを飼っているご時世だから、兔がサバイバルで狼の肉を食っても驚きはしない。しかしサツマイモの阿甘が肉を食うのは、、、有機系肥料栽培というやつか?たしかに、人造肥料よりも肉食ったほうが作物の生育にはいいのかもしれない。こうしてうまいもの食っているサツマイモだから、やはりさぞかしウマくなっているのだろうな。あんまり健康な食生活をしていると、いずれ小隊長に食われるぞ。いやそのときは、カンフーで撃退すればいいのか。
最後の神秘兔の「偶爾」は「たまには」という意味でまちがいない。しかし中日辞書には載っていないのだが、どうも台語で「偶」と書くと、漢語の「我」に相当するようだ。日本の中日辞書はぜんぶ漢語の表現だけしか載せていないので、台湾地元の表現は分からないものが多い。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
單位←漫畫(まんが)ページへ
業務課に移った貓(まお)ちゃんと歐雷恩、初顔合わせ。手槍(ピストル)の重量や発射音を形容する彼女の言葉は、やっぱり彼女独特のCAT計量単位だったとさ。
ところで、漢語で「槍」と書けば、これは"gun"を意味する。「槍」の本義は「離れた敵を殺傷する武器」という意味だから、日本語の「ヤリ」もまた「槍」の字で表現され、漢語ではやがて飛び道具の"gun"の意味に転化した。ところが日本語の「銃」の字の本義は「斧の刃に柄を差し込む穴」のことである。つまり、鉄で囲まれた穴のことが、「銃」の本義なのだ。その証拠に、「銃」は「つつ」とも読みがなを打つ。「銃」を"gun"の意味で用いるのは日本の戦国時代に発展した用法で、漢字の本義からは離れた用法なのだ。
だが私はガンマニアではないから、歐雷恩の使っている「槍」の名前はよくわからん。戦国時代の火縄銃ならば、種子島銃(たねがしまづつ)か堺銃(さかいづつ)か国友銃(くにともづつ)か外見で分かるのだが。
番外篇‧這篇是用麥克筆畫的喔~←漫畫(まんが)ページへ
神秘兔は"MISTERY RRABIT"(笑)なんだな。
「麥克筆」とは?マック(麥金塔電腦)を使って描いたのか?それともマクド(麥當勞)と何か関係あるのか?と思って調べたら、「マーカーペン」のようだ。
来週には惑星の数が増えるかもしれないな。しかも3つ以上(最有力候補は、最大の小惑星セレス、冥王星の衛星だが二重惑星とも定義できるカロン、それと新天体の通称「ゼナ」)。覚えにくくなるし、星占い屋も大変だ。私は冥王星を惑星からすっぱり外してしまう意見を支持する。ホルストの名曲『惑星』も、水金火木土天海の七曲しかないしね。(少なくともオリジナルは。二十世紀末に別の人が「冥王星」を作って追加している。)
惑星と今回の話が何の関係があるのかって?いや、2コマ目の上の方に、、、
越幫越受傷←漫畫(まんが)ページへ
蠢花と毛球寶兒、満を持して登場。なにせヒロインと、ヒーローのライバルキャラだからね。あれ?違ったっけ?
受け止めなかったほうが傷が浅かったって、、、空中爆発で、、、ひょっとして蠢花は飛行石かブルーウォーターでも持っているのか?実はその力で、愛莉森と小隊長もソフトランディングさせたとか?うーん、蠢花は古代人だったのか、、、そんなわけないって(たぶん)。
まあたとえラピュタのパワーがあろうがアトランティスの超科学が介入していようが、阿茲は対象外だろう。おそらく人型のクレーターを残して、見事に地中にめりこんで見せる芸を、きっと披露してくれるでしょう。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
番外篇‧工商服務三連擊之一<蠢花出筆記書>←漫畫(まんが)ページへ
今回は、現実世界の蠢花(Silly Flower)が出した本について。現実世界の蠢花さんについては、彼らの作っている創作集団「台北不來梅」(TAIPEI BREMEN)のブログに行けば会うことができます。
台湾の金石堂書店では取り扱っているようだ。買える人はGo!、、、残念ながら、今のところアマゾンでは買えないようです。
美白後遺症←漫畫(まんが)ページへ
「サロンパス」(沙龍巴司)は、もう台湾でも一般名詞になっているのだろうか?日本ではほとんど類似商品も「サロンパス」っていうのがおばはん語として慣例となっているが。他におばはん語では痛み止めのことは全て「バファリン」と言ったり、透明ラップは何社の製品でも「サランラップ」と称したり、また電子レンジにかけることを「チンする」という動詞を使ったり、あるいはPSでもゲームキューブでももれなく「ファミコン」と言うのが、正しい用法である。
眠気を覚ます方法の一つとして、サロンパスを小さく切って目の下に貼るというものがある。三時間も顔にサロンパスを貼り続けていたということは、張はあのままでずっと仕事していたということなのか?さぞかし目が冴えただろうな。しかし爽快になって目が冴える効果よりも、あまりの薬臭さに気が散ってしまう逆効果のほうが大きいだろう。
番外篇‧工商服務三連擊之二<蠢花出書付録漫畫>←漫畫(まんが)ページへ
蠢花さんが今回出した本には、別名の版もある。心ある人は両方買え!ってか。
「娘」と書くと、日本語と漢語では意味がぜんぜん違う。漢語ではいい年したおばさんでも「娘」だったりする。逆に中高生のギャロを「娘」とはふつう言わない。向こうの人は「モーニング娘。」を始めて見たときは変な感じがしたのだろうな。「娘」(ニャン)は「お母さん」という意味だから、「モーニング母さん。」となってしまうのだ。じゃあ日本語のギャロを呼ぶ呼称の「娘」に当たるものはといえば、年下の女の子を呼ぶ通称の「妹」(メィ)あたりになるのではないか。
番外篇‧工商服務三連擊之三<蠢花出書附録漫畫>←漫畫(まんが)ページへ
泡麺(インスタントラーメン)の重しになる「隱藏功能」か。だが豆腐の水抜きの重しには少々重さが足りないだろうな。
ところでとうとう冥王星が惑星から外されることが決定した。私はこの案を支持していたのだが、いざ決まってしまうと、やはり一抹の寂しさを感じてしまうのであった。セラムンのセーラー戦死戦士のラインナップは、もう過去の時代の定義になってしまったのね。さようなら、セーラープルート、、、といっても、あのアニメは一年目が一番面白かったのであって、二年目以降ははっきり言って蛇足に過ぎないと私は評価しているのであるが。
討債乎?←漫畫(まんが)ページへ
歐雷恩、貓ちゃんに介紹(紹介)された玩偶(人形)専売店に行ったものの、老闆(店長)や店員に討債(借金取り)と間違われてしまったの巻。「みんな可愛い、、、どれを買おうかな?」(都好可愛、、、要賈哪一隻好呢?)とつぶやく歐雷恩は、何とも可愛い、いや気持ち悪い。しかし業務課に入ったばかりなのに、歐雷恩と貓ちゃんがここまで仲良くなるとは予想外であった。
蔡桃桂と竇輔がくっついてしまったらそれは漫画の終わりを意味するし、羅伯斯は小惠とくっついてしまって不幸キャラとしてのエネルギーがほとんど熱的死状態になってしまっているし(かといってこれで二人を再び不幸にしたら、ギャグ漫画にならなくなるし、、、)、張瑜梢は女三枚目キャラだからロマンスはちょっと向きそうにないし、また愛玉冰は内面のない近代小説以前の類型に属するキャラだから、彼女のロマンスはもっと考えにくいし。結論。やっぱり貓ちゃんと歐雷恩の今後の進展に期待するべきであろう。
冗談ですよ。
射歪了←漫畫(まんが)ページへ
うむ、こんな隠し能力がいろいろあるみたいだから、蠢花は神秘兔が助けるまでもないだろう。彼女は隠された特殊能力があるのに加えて、たぶん運がMAX値だろうから、、、
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
洞←漫畫(まんが)ページへ
歐雷恩、貓ちゃんに介紹(紹介)された玩偶(人形)専売店で、可愛的ぬいぐるみを購入。だが猫ちゃんを射撃の練習の的にしたのーーーッ!?いや、傷ものだったから「九折」(9割引)だったんだよ。、、、「原來如此」(そうだったのか)。歐雷恩と貓ちゃんシリーズ、これからの定番になりそうな気配。何か私の予想通りの展開になってきたな。
猫のぬいぐるみの表情が千変万化して、妙にかわいい。
蠢花飾品之謎←漫畫(まんが)ページへ
地球外生命体からのご加護を受けている蠢花、すごいぞ!神秘兔と力を合わせれば、世界征服も夢ではない、、、?だがこの後のストーリーが、実は毛球寶兒や神秘兔たちの力はETの介入によるバイオ実験の結果作り出されたミュータントであった、、、、みたいな方向に万一向ったら、かなりイヤだな。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
成長的瞬間←漫畫(まんが)ページへ
久方ぶりに小馬が登場。彼の女殺しのチャームは、35歳以上だけに通用する。だから、35歳の誕生日が来た瞬間に、女性は小馬の魅力に突如開眼するのだ、、、人はそれを「你終於成為了歐巴桑!(あんたもとうとう歐巴桑になったね!)」と表現する。普通女性の前で「今35歳になりませんでした?」などと言うのはセールストークとしてタブー中のタブーだが、歐巴桑はすでに小馬の上級魔法にかかっているから、沒問題。
しかし、今回出てきた歐巴桑は、35歳でも大変若い。今や「現代の60歳は昔の45歳」と言われる時代だから、今の35歳など、まだまだ十分通用する。いけるぞ小馬、彼にもついに春が訪れそうな予感。そうかそうか、すっかり影が薄いんで忘れていたが、彼のロマンス篇がありうるか。
一樣的月光←漫畫(まんが)ページへ
ようやく忘れ去られかけていた阿茲と洋蔥男孩も再登場して、全員の無事が確認されました。阿茲・OnionBoyのコンビは地味だからね、、、だが彼らは一ヶ月近くの間、どうやってサバイバルしていたのであろうか?
こうやって登場キャラの2×4の組合せが作られると、それぞれが地・水・火・風のコンビになっているような気がする。
ところで下の訳の阿甘の言葉だが、「唄」(漢語の読みはbài)の意味が実はよくわかりません。「陪」(同伴する。漢語の読みはpéi)のことだろうか。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
番外篇‧四格漫畫的奧義←漫畫(まんが)ページへ
そうか、一周年か。私が見始めたのは3ヶ月前からなのだが。mickeymanさん、おめでとうございます。キャラも増えてきて、ますます"Furry Bow"(『毛球寶兒』の英訳)ワールドが拡がってきましたね。
四格漫畫(四コマまんが)の奥義は、それはそれは奥が深いものなんだ、、、全くそうだ。しかし、台湾の四コマ漫画では、日本でよく使われる「一コマ何もしゃべらない、全く動かない」というシーンを見かけないような印象がある。日本では吉田戦車あたりが使い始めて、あずまきよひこの『あずまんが大王』によって芸術の域まで到達した手法であるが。「間」を使った描き方というのは、日本文化に特有の現象なのだろうか?確かにたった四コマしかないのに、何もセリフも動きもないコマを一つ(あるいはそれ以上)入れるのは、描きたい情報を削ってしまうことだ。本当に言いたいことをわざと言わない日本の文化と、それは密接につながっている描き方なのかもしれない。
腐←漫畫(まんが)ページへ
はははは。BL(Boys' Love)か。そいでもって腐女子か。たまたま漢語でも「婦」(fù)と「腐」(fŭ)とは声調違いの類似音になっているので、当地でもギャグとして成立するのだろうか。BL(やおい or 801ともいう)にハマる「婦女子」のことを「腐女子」というのは2ちゃん由来だったっけ?
かつて、少年漫画が脳ミソまで筋肉であることをよしとする熱血・友情・勝利路線に狂っていた時代、少女漫画は高度の知性とガラス細工のように繊細な人間関係を描いていた。当時の少女漫画を読み解くために必要な精神年齢は、少年漫画よりも10歳高かった。私も八十年代中期の『花とゆめ』『ララ』の高踏さを、あきれ返りながらも読んでいたものだ。だがその一方で婦女子たちはやおい創作に目覚め始めて、腐女子となっていった。『キャプテン翼』、『聖闘士星矢』、『鎧伝サムライトルーパー』などの本来少年向けに描かれた漫画やアニメをBL化する二次創作に、腐女子たちは熱中したものだ。当時、『星矢』のアニメで、明らかに腐女子たちの受けを狙った「アンドロメダ瞬がキグナス氷河を抱きしめて暖めるシーン」が挿入されたことを思い出す。腐女子の世界は、この頃から高度な物語を求める時代から転換して、意味も筋もはっきり存在しない性的ファンタジーを楽しむ方向に進化(あるいは退行?)していったのだ。その腐女子の変化を、十年遅れで男のヲタクたちが追っかけていった。作品の中から「萌え」要素だけを抽出して「ヤマなし、オチなし、イミなし」の男女のからみだけを熱中して描く二次創作が、ヲタたちの興味の中心となったのであった。男のヲタたちが周回遅れで物語を求めるゲームに熱中したのが『エヴァンゲリオン』であったが、当の作品自体がそれを自己否定していった後には、物語が倒壊した廃墟の上に「萌え」の燃えかすだけが残っていた。その焼けただれた土壌に、以降「腐男子」どもの「萌え路線」だけが繁栄するようになったのであった。一番「やおい」的創作が作りやすいギャルゲーが腐男子どもの愛好するテーマの首座に踊り出たのが、ちょうど『エヴァ』が終了した直後であった。それは、時代を非常に象徴的に表していた。
(以上、講義終わり)
女生説話要注意聽!←漫畫(まんが)ページへ
Liebesliedのお時間。
多くを付け加える必要など、ないでしょう。
男の子と女の子が思うような結果が得られずに、思いもよらなかったところから素晴らしい結果が得られるのは、男性と女性が本来的にはわかりあえない異邦人どうしであって、すれ違うのが当たり前だからだ。だからこそ、偶然に当たって放たれた火花は、誰にも予想がつかないクリエイティヴなものとなる。世界に何事かを付け加える原動力は、それだけなのだ、、、、
なんちゃって。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
營養←漫畫(まんが)ページへ
田支店長の天才は特製の奶粉(粉ミルク)のおかげだというのは、以前にも書かれていた。そしてその奶粉は五歳児にしか効果がないことも(この話以降を参照)。してみると、支店長の能力はただのドーピング効果にすぎないということなのであろうか。歳を取れば一切の効果が尽きて、ただのガキに戻るということなのか。もしそうだとしたら、それはひどいなあ。
西洋諸国を漢字で書いたときの表現は、国によって日本語と漢語で若干違う。下は、前が日本語、後ろが漢語。
アメリカ 米国/美國
フランス 仏国/法國
ドイツ 独国/徳國
イタリア 伊国/義國
ロシア 露国/俄國
漢語では、アメリカやドイツ・イタリアに対して、日本語よりももっとよい字を当てている。アメリカは「美しい国」、ドイツは「徳のある国」、イタリアは「義(ただ)しい国」。イギリスは日本語・漢語共通で「英国(英國)」つまり「かしこい国」である。だがロシアだけは、漢語の当て字はよい字とは言えない。「俄」は「にわかに」あるいは「かたむく」という意味がある。日本語の当て字の方がずっとましだ。ロシア=ソ連を敵国視していた中華民国(台湾)のみならず、中共でも同じ字を使っている。まあ中共も結局、同様に途中から反ソに方針転換したのであるが。こうして見ると、ロシアを除けば少なくとも西洋諸国に対しては、昔の伝統であった「外国には汚い字を当てる」習慣が解消されているようだ。しかしモンゴルはいまだに「蒙古」である。「蒙古」は昔の中華帝国が付けた、思いっきり悪い字だ。これは全然変えていない。長年の伝統となってしまったから、モンゴル人も受け入れてているというわけなのだろうか。
嘴硬←漫畫(まんが)ページへ
正面切って追えば、それは野暮となって情も冷めてしまう。しかし、本心を隠せば、伝わらずにすれ違うかもしれない。男女の「粋」の心は本当に難しい。相手が相手のことを想う、イマジネーションが必要だ。互いが結果を出すのを恐れて、壊れて離れてしまうその一歩手前の間合いで作られる関係が、最も純粋で美しい世界なのでありましょう。饐える直前のフルーツが一番甘く、腐る直前の肉が一番美味いのと同じなのです。(なんつー比喩だ!)
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
睡相←漫畫(まんが)ページへ
蔡桃桂は子供好き。きっとよい主婦になれるでしょう。久しぶりに牛舞花も登場、、、小さく。結構好きなキャラなんだけれどナー。しかし「拍馬屁」(ご機嫌を取る、へつらう)とはすごい表現だな。お尻のことは「屁股」と言うし。この辺の漢語は、実にあかぬけない下卑た口語だ。古典の「漢文」と違って、「漢語」は美的表現の洗練を十分に受けていない。
ところで、最近RIVERの塗りが少し変わったな。以前は髪にグラデーションを使っていたが、今は二色塗りをしている。肌の塗りも明るい色の面積が大きくなった。そのため全体的に明るくなった印象を受ける。奇摩高校の頃と比べると、絵柄も相当に変化した。長期連載で絵が変わるのは、漫画家ならばよくあることだが。『魔方陣グルグル』の衛藤ヒロユキなどは、連載中に何度も大幅に絵柄が変わったものだ。『北斗の拳』の原哲夫も、コミックスの1巻と最終巻とではケンシロウの表情が全然違う。彼らに比べれば、RIVERの絵の変化はまだまだ大したことない。
沒有麵包哪有愛情←漫畫(まんが)ページへ
ああ、、、やっぱりこうなるのね。まあこの後も話は続いていくんだから、このぐらいで寸止めしておいたほうが、物語としてはいい。だが超貧窮文芸青年の小隊長が誰かに飯をおごるなどと言い出すのは、これは驚天動地の出来事。TAIPEI101から飛び降りるぐらいの大事業だ。やるじゃねーか。
小吃(シャオチー、軽食)の話が出てくる。日本では香港式の飲茶(ヤムチャ)という言葉の方がよく通っている。軽い食事ならば何でも小吃なので、フライドチキンとかサンドイッチとかも入るのだ。雞排(フライドチキン)は、台北のいろんなところで売っていた。
ところで「甜死人紅茶」は、少し迷ったあげく「思いっきり甘い紅茶」と訳しておいた。"死人"という言葉が出てきてギョッとするが、"死"という語は漢語では強調の字として普通に使われるもので、深刻な意味はないはずだ。「氣死我了!」(腹が立つなあ!)「嚇死我了!」(あーびっくりした!)など。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
備份←漫畫(まんが)ページへ
備份(バックアップ)はきちんと複数の媒体で取ろう、というお話。同じ硬碟(ハードディスク)にいくつもバックアップを取ってもダメ。地震災害などによるリスクを回避するためには、他の地域にあるサーバーにバックアップを置いたほうがベターなのでしょうな。
文章のみならず、音声も画像も全て記録されてアーカイブとして残っていくのが、デジタル時代だ。昨日はアメリカ同時多発テロの5周年記念日で、当局はテロとの戦いの意義を強調するのに躍起になっていた。あの事件は、出来事 event が時代を表すシンボルとして語られる最後のものとなるかもしれない。あの事件のあった2001年あたりを分水嶺として、ブログが爆発的に発達してネット社会の情報発信の密度が質的に変化した。"Web2.0"と宣伝フレーズのように大袈裟に呼ばれる現象とは、あらゆる人間がネット上にひょいひょい情報を発信し始めて、権威ある情報の編集者 editor が自明の理として特定できなくなった状態のことを指すのであろう。現在残っている半世紀前のナチスや第二次大戦の映像は、全てがカメラマンと編集者の手によって都合よく構成された「やらせ」映像である。何かのメッセージを伝えるために、撮り手が操作をしているのだ。そしてほんの少し前の時代まで、人間に与えられる情報環境は、このような撮り手の「やらせ」によって操作されたバーチャルリアリティでしかなかった。ところが2001年あたりからブログとデジカメの普及によって文章も映像も無数にネットに上せられる時代となり、撮り手が無数に現れてあっちこっちにバーチャルリアリティのコンテンツが乱立するようになった。この時代に至って、もはや権威ある編集者が構成して消費者に与える「物語」は消えたのではないだろうか。たとえ今後関東大震災級の大災害が起っても、シンボリックな事件として後世に物語られることはなくなるような気がする。各人が撮り手となり編集者となって、無数の物語となって拡散していくのではないだろうか。
なんだか、硬いこと書いてしまった。ギャグ漫画のコメントなのに。
長假←漫畫(まんが)ページへ
張瑜梢、長期休暇を申請。父の仇を討つために南太平洋の島に行く?彼の父親は娘と同じ拳法家で、かつてLATTEに拳法技を伝授したことがある。しかし張の言葉の中にしか出てこず、謎の人物だった(この話参照)。久しぶりに長編シリーズが始まるようであるな。
あんまり書くことがないので、漢民族の姓の話題でも。張瑜梢の姓は、他の登場人物と同様に食べ物の「章魚焼」(チャンユゥシャオ、たこ焼き)をもじったものだ。しかし、こういった物語の中で名前を作る場合、漢民族の姓の数(2006年の調査で4100個見つかったという。漢語版Wikipediaより)は極めて限られていることが、意外と制約になってしまうだろう。つまり、日本ならばほとんど無数に姓が存在しているので、マンガや小説で突拍子もない姓を作者が思いついて付けても、「ひょっとしたらありうるかもしれない」として読み手に受け入れられて自然と通ってしまう。しかし姓の数が明確に限定されている漢民族では、突拍子もない姓が作品中に現れたら、おそらく読み手は外国人かニックネームのどちらかと受け止めるに違いない。「無限数」という感覚を前提に持っているか、「有限数」という感覚を前提に持っているかの違いがそこにある。
この漢民族と日本との差は、家系を維持していくことが文化の中心に圧倒的に存在し続けてきた漢民族と、歴史の途中で家系の維持の意義が薄れてしまった日本との差である。日本では古代の「藤原」氏や「源」氏の子孫たちは、鎌倉時代ごろから住み着いた土地の名を苗字(みょうじ)として付け始め、以降この苗字が社会で一般に使われるようになった。「足利」家は下野国足利荘に住んだ源氏の一族であるし、「一條」家は京都の一條通りに邸宅を構えた藤原氏の一族である。こうして、地名だけでなくいろんな由来から家の苗字が付けられるようになった結果、その数は現在無数となったのだ。漢民族はそうではない。台湾では「陳・林はどこにでもいる」ということわざがあるらしい。実際、この陳さん・林さんの二姓を合わせると、台湾の約二割に達するという。漢民族全体の平均値では、その五大姓は「李・王・張・劉・陳」となる。このうち漢帝国の国姓であって漢代以降に爆発的に増えた劉姓を除く四姓は、戦国時代にはすでに歴史文献に無数に登場してくる最もよくある姓となっていた。漢民族はその時代から、社会の骨格の伝統を変えずにしぶとく持ち続けていたというわけなのであろう。(そして異民族が漢化すると、たいてい漢民族のよくある姓を名乗ってしまうので、姓が多様化しない。昔の匈奴人は多くが「劉」姓を名乗っているはずだし、鮮卑人は「元」姓などを名乗るようになった。台湾の原住民たちは、「潘」姓を名乗ることが多かったという。)
番外篇‧只是在參考←漫畫(まんが)ページへ
今回はmickeyman先生の、学校での奮闘記。遊びと創作の境界とはあってなきがごとしのものよ、、、って、悟りの境地に入ってしまったら、きっと全部遊びになってしまって上達しないだろう。難しいもんだ。
かな文字やアルファベットのような表音文字が本来ない漢字であるが、コミックスの世界では「クチへん」をつけることによって表音文字とみなすお約束がいつのまにかできあがっている(音を表す方法として注音字母(注音符號)もあるが、コミックスでは見たところマージナルにしか使われていないようだ)。「哈哈哈」は「ハハハ」だし、「吼喔喔喔喔」は「うおーーーーっ」だろう。そして「嘎啊啊啊」と書けばおそらく「キャーーーッ!」(女性の叫び声)だろう。だが、「嘿嘿嘿嘿」は?おそらく「ヘヘヘヘ」だろうが、漢和字典では「嘿」の字は「mò」と読むとなっている。伝統的な読み方から外れて、「クチヘンは表音文字」として右側の「黑」(hèまたはhēi)に引きずられた読みとなっていると思われる。面白い現象だ。
集合吧!←漫畫(まんが)ページへ
愛莉森と小隊長のラブラブ(未遂)話はひとまず置いといて、熱い二人の男たちが再登場。絶招(必殺技、奥義)を空に向けて打って、みんなに知らせよやないか、、、阿甘の言葉が、また台語に戻ったようだ。ゆえに、今回の訳もこれまで同様阿甘の言葉は関西弁にしています。(今後はいちいち色を変えたりしません)
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
老爸的島←漫畫(まんが)ページへ
うーむ、張瑜梢の父は殺されたのであろうか?真相を突き止めに彼女は「章魚島」に向う。島を占領している「花枝派」とは?謎は深まるばかりだ。張の帽子にはしっかり「TAKOYAKI」のロゴがある。
たこ焼きも章魚(タコ)の値段が上がって、チープな食べ物とは言えなくなってしまったなあ。昔は8個で100円の店なんかザラにあったもんだが。海産物を文字通り食い物にしていた日本人は、今しだいにそのツケを払わされようとしているようだ。ま、サンマとアジは豊漁が続いているようだから、これからの秋はサンマを食うことにしよう。
全員到齊?←漫畫(まんが)ページへ
あら一気に見つかってしまった。意外と狭い島だったんだな。つまり神秘兔と阿甘以外は、真剣に探そうとしていなかったということか。結構サバイバルを楽しんでいたようだな。特に小隊長・愛莉森組は、、、
やっぱり忘れられている一人。めぞん一刻の二階堂くんみたいだな。忘れられていることがネタになる分、こっちの人にはまだ救いがある?
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
大事不妙←漫畫(まんが)ページへ
阿茲、、、忘れられることを芸にして生きる男、、、ヒゲ生やして若ハゲなんて、往年の谷村新司のようだな。しかしヒゲがなかったときの顔は、さだまさしであった。まあ彼はベーシストではあるが。
洋蔥男孩が綁架(誘拐、アブダクション)されてしまった!阿茲の言う、「他們」(奴ら)の正体とは?
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
番外篇‧創作的動力←漫畫(まんが)ページへ
「沒想到作者自己竟然是最忠實的讀者」
― 意外にも、作者自身がいちばん忠実な読者だったりして。
むかし読んだ赤塚不二夫先生の『漫画の描き方』の本にも、同じことが書いてあった。いわく、
― 自分が読んで面白いと思わないもので、他人に面白いと思わせることができるか!
と。全く、そのとおりだ。漫画だけでなくて、どんな創作でも当てはまる金言だろう。
今日の台北の予想気温は24~27℃か、、、まだまだ暑いなあ。今朝の京都はさわやかな秋晴れで、早朝の最低気温は19℃。扇風機もクーラーもいらない。お彼岸を過ぎれば、やがて夜は寒くなってくる。
對象←漫畫(まんが)ページへ
「花枝」って、漢語で烏賊(イカ)の別称なのですな。私はタコ焼きよりもイカ焼きのほうが、どちらかといえばちょっと好きだったりする。姿焼きではなくて、溶いたメリケン粉にイカを入れて、卵といっしょに鉄板の上で押し焼きする方のヤツね。梅田阪神百貨店地下街の店が有名だ。イカと数の子を和えた「いか黄金」も、なかなか美味い正月料理だ。イカのくんせいも美味いのだが、あれは食べ過ぎるとたぶん体に悪い。それほどに添加物の味が強烈なジャンクフードだ。
続き物だから、あまり書くことがない、、、最近更新スピードが遅いし、、、、
一個都不能少←漫畫(まんが)ページへ
洋蔥男孩(Onion Boy)は、未知の異星人にさらわれてしまった!奪回しなければならない!物語は宇宙的スケールになるのだろうか?しかし異星人の目から見れば、植物同盟国のみなさんたちは、知性を持った植物体として格好の研究対象であるだろうな。自力で生命活動のエネルギー源である炭水化物を合成できる彼らのメカニズムを解明すれば、大宇宙の長期航海にも大いに役立つであろう。
「一臂(いっぴ)を仮(か)す」という表現が日本語にも存在しているので、今回の訳は助かった、、、あまり使われない表現だが。神秘兔が漫画のコマ枠にもたれかかっている(そして、外部からそれをツッ込む)表現は、メタフィクションの構造として70年代ぐらいの日本漫画からおなじみのものですね。これも手塚治虫が開拓者なのだろうな。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
真相←漫畫(まんが)ページへ
ありゃりゃりゃりゃー!
こんなオチで終わりなのか。
あっけなかった、、、もっと長編になると思っていたのに。果たしてイカ派のご子息とタコヤキ娘との恋愛話がこれから進行するのであろうか?だが張には実は死んだと思っていた元恋人のウナギ派の男がいて、彼は結婚の話が進んでいる所に、記憶を失って登場するのであった、、、、これじゃ、冬ソナだな。
張のお相手(?)の花支完お兄さん(27)だが、なんと「花」姓って百家姓にあるんだな。ディズニー映画にもなった木蘭(ムーラン)のフルネームが、「花木蘭」だ。彼女は京劇の中では「花小将軍」と呼ばれている。
宇宙遇同郷?←漫畫(まんが)ページへ
洋蔥男孩(Onion Boy)をさらった異星人は、白タマネギ人だった、、、ああ、やっぱり植物人たちは宇宙からの使者だったのだな。そして蠢花に力を授けたのも、全ては地球上でサンプルを使って行なわれたシミュレーション実験だったのか。
、、、などという、ちゃぶ台をひっくり返すような設定まではいかずに、異星人は蒜頭(ニンニク)人であった。匂いは「辛香味」で、タマネギとは違うものだという。この辺、日本語の匂いの表現には、実はあまり幅がない。ニンニクの匂いは日本語では「刺激臭」とか「ツンとくる匂い」とか表現されるが、これらは食べ物の匂いをズバリ言い当てた言葉ではない。洋蔥男孩が間違えた「辛辣」(シンラー)という匂い(味)もまた、日本語で表現できない。日本語で「辛辣」(しんらつ)といえば単に「批判が厳しくて、容赦しない」という意味を現す語句であって、「辛辣な味」などという表現はない。日本語には「からい」という言葉しかなくて、「辣」(舌を焼く感覚)と「麻」(唇をしびれさせる感覚)と「香」(鼻をつく感覚)の区別がないのだ。料理用語は、さすがに漢語のほうが日本語よりも鋭い表現を持っている。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
退婚的條件←漫畫(まんが)ページへ
ちょっとずつ、張瑜梢の過去が明らかにされてきた。彼女はキン肉アタルだったわけか。家業を継承することを嫌い、修行場の島から逃げて、OLになった。しかしやはり、彼女は拳法を捨てることはできなかったのだ。そのため父は一計を案じて、殺されたという知らせを彼女に渡しておびき寄せ、いいなずけと婚儀を、、、、
張と花支完とは、「指腹為婚」(チーフーウェイフン、母親のお腹の中にいる時に、親同士が婚約させてしまう)の間柄であった。「指腹為婚」は、中国独特の風習で中国では古来からあったものだという。親の家どうしが近しい間柄の際に両家の結婚を予約してしまうものであって、子供たちが幼い頃から婚約させる「奉子成婚」とは別のものである。まあどっちにしろ、子供にとってはたまんない迷惑であることにはまちがいない。いいなずけなんざあ、ラブコメやギャルゲーでは最もおいしい設定だとはいうものの、、、。世の中そんなにうまく相性が会うとは、限らない。それが合っちまうのが、ラブコメのご都合主義なのだが。あまりにも例が多すぎて、それらをいちいち挙げる気にもなりません。
盛情難卻←漫畫(まんが)ページへ
異星人は、意外にも洋蔥男孩(Onion Boy)に友好的であった。タマネギも肉を食えるのだろうか?肉にタマネギといえば、まさしくバーベキューだな。カルビーのサッポロポテトバーベキュー味は、私が幼児の頃から大好きなスナックだ。昔は私がこれを食っていると、周りの家族が「臭い!」と言って嫌がった。学校でもそうで、これをおおっぴらに食べるのはなぜかどうも気が引けたものだ。これまでにない新しい風味だったから、みんな異様さを感じたのであろうか?しかし、四半世紀を越えた(ははは、私はそういう年だ)現在でもそのままの味で生き残っているということが、私の舌の好みが正しかったことを証明している。庵野秀明もこれが好物で、『ふしぎの海のナディア』でこのスナックが缶詰入りの非常食として登場した。もちろんNHKだから、商品名など絶対出てこなかったけれど。
漫画本来の話に戻ると、最後のコマで洋蔥男孩が口をつかまれてうまくしゃべれないで発した言葉を、違う漢字で表していますな。結局こうするしかないのか。日本語ならば(下の訳のように)かなを使えば一発で表現できるのだが。注音字母(漢語の発音を表記する特殊文字)でも表現できるのかもしれないが、文全体を注音字母にしたらネイティブでもやはり意味が通じなくなるのだろうなあ。私はもちろん全く読めないが。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
關鍵←漫畫(まんが)ページへ
ニュースによると、昨日の晩行政院(台湾中央政府の総称。行政院長は総統が任命する首相)が、突然今年10月9日(月)を休暇にして代わりに10月14日(土)を出勤日とする宣言をしたという。これは今年のカレンダーで中秋節(10月6日)と国慶節(10月10日。いずれも国民の休日)とが接近してしかも間に土日が挟まれているために、10月9日だけが平日となっていることを鑑みて、国民の便宜を考えて(?)宣言したらしい。五連休になるから喜ばしいことだが、一週間前の今になっていきなりとは、日本では絶対やらないようなことだなあ。小さい国だからテキパキできるということなのだろうか。そのもうすぐ来る二つの国民の休日が、中秋節と国慶節。中秋節は旧暦八月十五日なので、年によって9月と10月の間を行ったり来たりする移動祝祭日である。日本では芋煮会やったりする程度で国民レベルで祝う日ではないが、中国文化圏では伝統的に大々的に祝う。月餅(ユェピン)の贈答を行なうのも、この日が目当てだ。家族で夜にお菓子を食べて月見をするのが、本来の祝い方だという。もう一つの国慶節は、辛亥革命が始まったとされる日(1912年、湖北省武昌)。つまり中華民国の建国記念日である。といってもこの革命の意義は清朝が倒れたことであって、後にはトップが清朝最大実力者の袁世凱に代わっただけのほとんど中身は同じ政府が成立した。孫文や蒋介石の中華民国国民政府が覇権を握るのは、これから十五年後のことなのだ。
漫画については、続き物だから特に書くことがない、、、、
回地球的方法←漫畫(まんが)ページへ
何と、ここは地球ではなかったのか!そういやワープしていたもんな。だがヤマトですら14万8000光年先のイスカンダル星に行って帰ってくるのに足かけ一年かかったのを考えれば、一瞬で数百万光年先の蒜頭(ニンニク)星にたどり着いた「にせ」ゴーイングメリー号のワープ能力は驚異的なものだった。それにしても、全ての風景が地球と寸分違わない蒜頭(ニンニク)星とは、、、ドーキンスも言っていたが、自然には「ブラインド・ウォッチメーカー」が隠されていて、空間を隔てていても生物の進化は似たような経路をたどるということなのであろうか?アフリカ大陸にもサボテンそっくりのユーフォルビアがあったり、オーストラリア大陸にもイヌそっくりのフクロオオカミ(絶滅)がいたりするように、、、なんて、わざと真剣に考察したりしてね。
空間を隔てて類似のものが存在する別の例として、西洋のソーセージと中国の香腸(シャンチャン)がある。もっともこれはどっちかがどっちかに伝播したものかもしれないが。肉食を行なう地域では動物の腸が大量に余るから、これで料理を作ろうと考えるのはしごく当然のなりゆきだったであろう。だから肉食をしない日本には、ソーセージは発達しなかった。
台北で私が買い食いした香腸は、ちょっと脂っこすぎたな、、、
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
防禦←漫畫(まんが)ページへ
結局、張瑜梢は花支完に破れ、逃げ帰ってきたと。両者の勝負を決めたのは防御力の差だった、、、南太平洋から泳いで帰ってきたのか?
台湾の星、ヤンキースの王建民の防御率(Earned Run Average、ERA)は、今日現在で3.63。先発もやっていることを考えれば悪い数字ではない。勝ち数は現在19勝(6敗)。20勝いってもしヤンキースがワールドシリーズ制覇でもすれば、アジア人初のサイヤング賞も視野に入ってくる。野茂もできなかった快挙だ。それにしても、150km出る高速シンカーを持ちながら、打たせて取るタイプとは、、、もはやメジャーリーグは、一昔前の日本プロ野球とは次元が違う世界なのだな。ヤンキースでは石川県の青年もようやく復帰したし、日本の阪神ともども秋のシーズンを盛り上げてほしいものですな。
星球土産←漫畫(まんが)ページへ
はははは。蒜頭(ニンニク)星の料理は当然ながらみんなニンニク入り料理か。そりゃあたまらんな。私もニンニク料理は大好きで、大阪ミナミのラーメン屋『金龍』でトッピングのおろしニンニクを一すくいドッサリ入れたりする傾向があるんだけれども。
蠢花が飲みたがっている「冰淇淋汽水」の訳は、迷った末に「クリームソーダ」とした。汽水(ソーダ水)と冰淇淋(アイスクリーム)とが混ざった飲み物で、英語で"ice cream soda"といわれるやつであろう。しかし、日本独特の用法で「クリームソーダ」と言えば、例のメロンジュースの上にアイスクリームが載ったやつのことが直ちに思い浮かぶ(この飲み物は、ワールドワイドな用語で言えば「アイスクリームフロート」 ice cream float と言うべきであろう)。だから少しずれがある訳なのだが、これ以外に適当な訳が思いつかないので仕様がない。日本でも沖縄では「クリームソーダ」と言えば、クリーム風味がして濁ったこのアメリカンな飲み物を指すという。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
花枝來襲←漫畫(まんが)ページへ
張が休暇を取っていた間に、彼女が契約間近にまで取り付けていたクライアントが、全部他社に流れてしまっていた!なぜだ、と確認の電話をしようとするタコヤキ娘の後ろから、「不用打了」(電話をする必要はない!)の声。
というわけで、花支完初めてのセリフ。「我が花家企業グループの巨大な財力と原価割れ覚悟のリベートの誘惑によって、いかなる会社もお前と取引しようなどと思わなくなるのだよ。どうやら、お前は武術で俺に負けただけでなく、ビジネスの手腕ですら圧倒的な格差があるようだな、、、俺の言っていることは間違ってないだろ?逃げた新婦さんよ!」
「落跑新娘」(逃げた新婦さん)と花に言われていきり立つ張瑜梢、、、しかし、こういうやり方を使うのが、お前個人のビジネスの手腕と言えるのか?
詭異四鬥神←漫畫(まんが)ページへ
毛球寶兒も、あんまり好きな料理でなくてもおもてなしの席であるからには何も言わずに一応いただくのは、大人の態度がわかっている。これは、もてなす側の方が悪い。たとえ自分たちの好物であっても、誰でもそれを好むとは限らないのだから。ましてや異星人だよ、異星人。
というわけで宝物を探しに出かける一行であった。長老も恐れる「四闘神」の正体とは?、、、ずいぶんファンシーだな、おい。
うーん、訳ではわざと最近流行り(今さら?)の小文字を使って「ぁゃιぃ」にしてみたんだが、、、、「ι」(ギリシャ文字のイオタの小文字)がうまいこと表現されていないな。MSPゴシックだと、いいぐあいにカーブがしなっているんだが。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
第三類接觸←漫畫(まんが)ページへ
とうとうかの国が核実験を行なってしまった。国として存続できる根拠のリアリティーが次々に剥ぎ取られたとき、核装備ができるという最後のリアリティーに飛びついてしまった。これはもう冷静な政治判断力を失っている証拠だが、それにつられて日本まで核武装は絶対しないほうがいいと私は考える。なぜならば日本がやれば、韓国・台湾までが必ず追随してやる。その科学力を持っているのだ。そして、科学力に不相応に、残念ながらこの北東アジア諸国の政治家たちは必ずしも賢明でない。その危険をよくよく考えるべきだ。北東アジアの長い歴史において、韓半島をめぐるゴタゴタは常に日中戦争になってきた。韓半島は奇妙にも常に日本と中国の思惑がすれ違う場であって、温度差の違いと双方の勘違いが暴発する場所であり続けてきた。だが今回はそれを繰り返しては絶対ならないのだ。日本人は中国人よりもずっと浮世離れした宣伝に興奮して突っ走る民族的傾向がある。だからこそ、いちばん意識して自重しなければならないのだ、、、
漫画本編の話は?四闘神たちは、キモカワイさ爆発だな。「可愛」(クーアイ)は、もちろん日本語からの輸入語。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
決鬥地點←漫畫(まんが)ページへ
両者が戦えば、ビル一棟も破壊することができるとは。TNT何トン分の破壊力だろうか。放射能が残留しない分だけクリーンだ。しかしビルにアスベストが使われている場合には、やるべきでないだろう。
「啊噠噠噠!」という掛け声は、「あたたた!」だろう。ケンシロウだなあ。ケンシロウの奇声はブルース・リーの「怪鳥音」(アチョアー!!!!!)から来たものだ。昔はあほ中学生どもが、どいつもこいつもブルース・リーとジャッキー・チェンの真似をしていたもんだ。ある奴が、「隙あり、ホアチャー!!」とクラスメートのケツの穴に電撃の突きを入れて、逆に指の骨を折ったことがある。まさにドアホウだ。
特寫與大叫無用!←漫畫(まんが)ページへ
困った困った。私のPCで突然IEが繁体字(つまり、繁体字のための標準文字セットであるBig5)を判読しなくなった。インストールし直したほうがいいのかもしれない。面倒なこった。漫画は画像ファイルで貼付されているから、文字化けしていても読めるんだけれどね。(2006/10/12にIEの「繁体字中国語表示」をインストールしなおして、修復完了)
今回はアーケードゲームのノリだが、これだけ圧倒的な基本能力の差があっては、名人が操作しても勝てそうにないな。これまでにゲーセンを一番沸かせたゲームといえば?と質問されて「スト2」と答えるか、「インベーダー」と答えるかで、年齢が一発でわかる。スト2にハマッた世代はおそらくインベーダーの狂気のようなブームなど知らないだろうし、インベーダーに狂った世代はスト2の影響の大きさがピンとこないだろう。インベーダーが流行っていた頃は、知り合いの経営していた喫茶店では百円玉が毎日のように袋一杯回収されていたもんだ。、、、なんだ、私はインベーダー世代か。だけどスト2のブームも知っているぞ。ゲーム音痴なんで、自分ではやらなかったけれど。インベーダーも。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
非戰之罪←漫畫(まんが)ページへ
というわけで武闘派三人の登場。こいつらと互角に戦っている四闘神に挑みかっかった阿茲は、言うなれば「匹夫之勇」(ひっぷのゆう。一人で大敵に気勢を上げているような、何の効果もない無意味な勇気)というものだ。
「非戦」は戦国時代の中国で「墨家」と呼ばれた思想集団が唱えた理想だ。彼らは「非戦」と共に「兼愛」を主張して、えこひいきなく全ての他人を愛することによって、人どうしが敵味方に分かれて対立することをなくすことを提唱した。だが話が通じない相手から挑みかかられる場合というものがあるわけで、その場合にはどうすればよいのか。そのとき墨家の信奉者たちは集団で防衛技術を磨いて、敵の攻撃からの専守防衛に徹する道を選択した。個人と個人との殴り合いではなくて、国と国との戦いは「勝てばそれで終わり」ではない。戦いの後も人々のなりわいが続いていくことを考えて、賢明に慎重にことを進めなければ、それは「勇」でなくて「暴」というものだ。
「惱羞成怒」はイディオムのようだ。出典は清朝後期の小説『兒女英雄傅』(作:文康)だとか。意味は「内心で感じた恥ずかしさのあまり、それがねじれて外に向けた怒りとなる」ということ。今日は成語解説でまとめてみました。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
一定要的合體術←漫畫(まんが)ページへ
合体しましたか、、、紫は誰が倒したんだ?ひょっとして紫が実体で、後の三人は奴の幽波紋(スタンド)だったりして。
複数のモンスターが合体して超強力なモンスターとなるのはRPGのお約束の一つだが、もう一つのお約束として「ラスボスは一度倒しても次に『正体』を表して復活する」というものがある。このお約束をどのように演出するかが名作とクソゲーの評価を分けるポイントの一つというものだ。演出が下手だと『正体』のラスボス(あるいはラスボスを操っていた真のラスボスだったり、仲間の一人が悪に感染して敵となったり、、、)を倒すためだけに長大な作業が必要になってしまい、竜頭蛇尾となってしまう。RPGは『水滸伝』のように仲間がだんだん増えていくことにストーリーの面白さの核があるのであって、仲間のラインナップが固定してしまった後はどうしてもストーリーが単調になってしまい、作業の側面が多くなってしまうのだ。くだんの『水滸伝』も、一〇八人が集結した後の話は蛇足だしね。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
頭足綱←漫畫(まんが)ページへ
タコやイカは頭と胴の配置が他の動物と逆さまになっていて、頭から足が生えている形となっている。この特徴を持った軟体動物が、「頭足綱」に分類されている。イカ(漢語名:章魚)、タコ(同:花枝)、オウムガイ(同:鸚鵡螺)の他に、すでに絶滅したアンモナイトも含まれる。だから「頭(の下に)足(がある)」という意味なのだが、「頭(を)足(とする)」とも漢語で読めるわけで、今回のオチとなるのだ。
タコといえば、そろそろおでんの季節ですなあ。面白いことに台湾ではおでんのことを関西の呼び方である「関東煮」(クァンドンチュー)と言う。関西で「関東煮」(「かんとだき」と読むのが正しいネイティブ発音)と呼び習わしているのは、この鍋料理が江戸由来のものだからだ。いっぽう「おでん」とは、「お田楽」(おでんがく)の略である。本来の田楽とは豆腐に味噌を塗って串焼きする料理のことだが、次第に豆腐や他の種を鍋で煮込んだ「煮込み田楽」も現れた。この煮込み田楽がおでんにつながっていくのだ。江戸の本式のおでんには、特徴ある種としてシラタキ・ハンペン・チクワ麩(小麦粉を練り固めた固い麩。チクワというより薄切りする前のナルトに近い)・ツミレ・ガンモドキ・スジ(鮫の肉の固い部分を練ったもの)が入っている。一方関西の一般的な関東煮には、板コンニャク・牛スジ・コロ(鯨の皮)・牛蒡天(ごぼてん。ゴボウを中に通した関西式「テンプラ」。つまり薩摩揚げのこと)・餅袋などが入っている。江戸式は練り物中心で軽快、関西式はボリュームがある。その中間には、名古屋式の味噌おでんもある。これは言うならば本来の味噌を使った「田楽」の精神を生かしている形と位置付けられるだろうか。
タコは関西の関東煮では普通に入れる種。大阪にあるその名も『たこ梅』のタコが有名だ。これは他の種が鍋の中で煮られるのとは違って、分けて作られている。京都の祇園にも有名な店、『蛸長』がある。でも関東煮で私が一番うまいと思うのは、タコでも卵でも大根でもなくて、長時間煮込んで中までダシの味がしみこんだジャガイモの丸ごと煮だ。
、、、ところで、ブレイクダンスしている兄ちゃんたちのTシャツに、信長の家紋の五ツ木瓜(いつもっこう)がプリントされているな。これは俗説に「木瓜(キュウリ)の輪切り」をデザインしたものだと言われているが、本当のところは古代中国の吉祥文様である「窠」(か)の変形で、鳥の巣をデザインしたものだ。著名な神社の御簾(みす)などには、しばしばこの「窠」の図柄が描かれている。
この暖簾に描かれているデザインが、四ツ木瓜(よつもっこう)。「窠」の文様から直接派生したバリエーションだ。
轉吧!七彩剃頭燈←漫畫(まんが)ページへ
三段ブチ抜きの「彩虹光束(レインボービーム)」!強い!ケバい!セリフが少ない!
床屋の前で回っている看板は、「バーバーポール」 barber pole と言うのが正しい。日本では明治初年にはもう導入されて、世の中の注目を受けていた。あの赤・白・青の意味するものは、青が床屋のシンボルとしての握り棒、白が包帯、そして赤が血の色らしい。これは中世ヨーロッパの床屋が医者を兼ねていたためで、彼らがよく行なった治療術としての「瀉血」(しゃけつ)療法をシンボライズしたものだという。中世ヨーロッパでは体から血を抜く瀉血によって病気が治ると信じられていたので、これを行なう専門職が必要だったのだ。まあ何となく、悪い澱んだ血を抜いて入れ替えれば、悪い病気も治るような気もするし、ひょっとしたら腐った頭の中身も一新されるような気もしないでもない。中世の人はそういった素朴なイメージを真面目に信じていたに違いない。もちろん瀉血の病気に対する効果など、特別なケースを除いて全くない。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
意外的微小希望←漫畫(まんが)ページへ
仙人掌仙人、、こんなキャラいたっけ、、ああ、いたいた、この回から登場。以前、バスケットボールの試合で毛球寶兒を助けたり、RIVERのキャラ小白との対戦で無駄なアドバイスをしたりしてたな。神じゃなくて仙人だから、宇宙空間を越えるのに費用がかかるのか。エホバやアラーの神ならば宇宙の創造神だから、空間などあってなきがごとしなんだけれどな。前にも触れたがサボテンは漢語で、「仙人掌」と書く。いっぽう日本語の「サボテン」の語源は不明だ。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
真的一人一種耶←漫畫(まんが)ページへ
サボテンのトゲトゲは「葉」。サツマイモは「根」。タマネギは「鱗茎」。なるほど、それぞれ植物の別々の部位が発達したものだ。サボテンのトゲは(たぶん)食べられないが、ウチワサボテンならばトゲが生えている根元の部分(あれは「茎」だ)を若芽のときに食べることができる。"Nopal"と言って、メキシコでは野菜として扱われている。
それぞれ、花も咲かせる。サボテンの花が美しいのはよく知られている。華麗な花の月下美人も、サボテンの仲間だ。サツマイモは実はヒルガオ科であって、その白紫色の花はアサガオのような形をしている。もっとも日本の温帯地方では、まず花を咲かせることがない。だが台湾ならば亜熱帯地方だから、咲くのかも知れない。タマネギも葱坊主が花となる。あまり綺麗ではないが、、、
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
以卵擊宇宙石←漫畫(まんが)ページへ
合体前は互角以上に戦っていたのに、合体闘神となれば神秘兔の攻撃を全く寄せ付けないほどに強かった。残る三人で時間稼ぎをしなければならない破目に。でも蠢花がいるから大丈夫だろう。強運だし、それにいざとなれば宇宙人が助けてくれるだろう。ちょうどうまいぐあいに、ここは宇宙だしね。
気分転換に、今日の奇摩新聞でも。柳丁(ミカン)が過剰豊作で、主産地の雲林縣の市場では、ついに一個一元(約3.5円)、、、生産者はたまったものじゃないな。昔日本でもミカンを作りすぎて、「豊作貧乏」と呼ばれたものだ。『ポンジュース』は、愛媛農協が過剰生産のミカンを捌けさせるための苦肉の策だった。だが先進国市場では、オレンジジュースへの嗜好が減退気味にあるという。レモンやシトラスのジュースに消費者の好みが変化しているとか。まあそうだろうな。暑い夏には、オレンジジュースよりもレモンジュースのほうが爽快でいい。地球温暖化が好みの変化の一要因なのかもしれない。
mickeymanさんと同じく奇摩漫画で連載中のRIVERが、一週間以上も更新なしだな、、、ブログ漫画も更新されていないし。手の炎症が悪化したのだろうか(以前、炎症が理由で漫画の更新スピードを一旦落としたことがある)。それならばゆっくり療養して治してほしいものだ。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
文書錯誤←漫畫(まんが)ページへ
9日ぶりに更新。10月は更新ペースがガクッと落ちてしまったな。大きな声では言いたくないけれど、この作品の連載もそろそろまとめる時期にさしかかっているのかもしれない。息の長いほのぼの系漫画というよりは、ハイテンションのドタバタ系漫画だからね。まあつまらん岡目八目的な茶々は置いといて、今後の創作を見守ることにしよう。
イカとタコが戦っていた戦場は、蔡桃桂の租屋(アパート)だったわけか!こりゃ確かに「可不得了了」(えらいこっちゃ)!だが、当然会社から弁済があるだろうから、口八丁で申し立てをすれば法外な補償金を得ることができるぞ。ただし自分の会社だから、特別損失で赤を出して今年のボーナスは激減するかもしれないけれど、、、死傷者が万一出ていたりしたらね、、、
租屋←漫畫(まんが)ページへ
租屋(アパート)がぶっつぶれてしまった蔡桃桂、とりあえずは部屋を探さなくてはならないことに。、、、会社はどうして手配しないのだ!ひょっとして親方日の丸の国営企業か?社会にかけた迷惑よりも面子をつぶさないことの方が大事で、もみ消しでもしたのか!
、、、などと、どうでもいいことを詮索するのはやめにして、部屋探しの内容。言舒姫さん(久しぶりだなあ、、、娘さんは元気だろうか?)が提案した物件は、当然超高級物件。三百五十坪で月四十七万元(約160万円強)か、、、価格以前に、三百五十坪も一人で何に使うというんだ。ちなみに、「坪」という単位は日本統治時代に台湾に持ち込まれたものだ。現在、政府の公式単位としては廃止されているが、民間では便宜的にまだ使われているようだ。
いっぽう、艾鈺冰の提案した物件は、、、例によって霊がらみの場所でした。「南無阿弥陀仏」だが、台北では宿泊したホテルのエレベーターの扉の上に「南無阿弥陀仏」のお札が貼ってあって、ちょっとびっくりした。
瞬間移動的致命缺點←漫畫(まんが)ページへ
し、瞬間移動って、宇宙でモンスターと闘うときにも有効なほどの大技だったのか、、、以前バスケの試合で使っていたが、まあその辺のストリートのにいちゃんならばごまかせる程度だろうと、高をくくっていた。スラダンの面々には当然鼻であしらわれるレベルと考えていたが、、、実はサイボーグ009の加速装置か宇宙刑事ギャバンの「蒸着」クラスだったとは。「説明しよう!Mr.阿茲は、自らの存在感のなさを用いて三次元空間から消滅することによって、亜空間を自在に動き回ることができるのであった!」というやつだな。あなどれん。
だが、合体闘神には通用しないのであった。瞬間移動していても空間のどこかには存在しているわけだから、適当に拳を出せばまぐれ当たりでいつかは当たり、しかも高速で移動しているから当たる頻度も高いというわけか。弾幕射撃のようなものだな。日本軍やドイツ軍が敵に正確に砲を当てる訓練ばかりしていたのに対して、アメリカ軍は大量の砲を集めて砲撃することによって精度が低くても当たる確率を高める策を取った。結果、熟練の軍人を急速にすり減らして日本軍のやり方が破綻したのに対して、物量にものを言わせて圧勝したのであった。
つまり、瞬間移動をしても、考えるスピードは速くならないというわけか。009とは違うんだな。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
小隊長的決心←漫畫(まんが)ページへ
阿茲の必殺技「ハゲ拳」じゃなかった「太陽拳」を応用した、小隊長の必殺技「偽・太陽拳」!だが、わずかな時間稼ぎにしかならなかった、、、、子供が物投げて駄々こねるのと、同じ効果しかないわさ。かくして宇宙の彼方に霧消した小隊長のカメラ、、、私の持ってるやつより高性能じゃないか。小隊長のくせに、生意気だ。
小隊長の言う證嚴法師さんは、台湾では非常に有名な女性の僧侶だ。瀬戸内寂聴などとはスケールが違い、国内・国外で慈善活動を積極的に指導展開している活動家で、ノーベル平和賞候補になったこともある。中国大陸での慈善活動も盛んに取り組んでいる。著作『靜思語』もまたよく読まれているようで、小学校においても取り上げられているとか。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
番外篇‧我真的不記仇心機也不重←漫畫(まんが)ページへ
そうか。mickeymanさんは本日が誕生日なわけか。この場を借りて、生日快樂、恭喜恭喜!(お誕生日おめでとうございます!)、、、いや、年を取るというのは、大人になってしまえばそんなにめでたくもないか。天蠍宮は、人に誤解される星。良くも悪くも強力な星の不動宮の一つだからねえ。その守護星は火星と、最近惑星でなくなった冥王星。ちなみに私は巨蟹宮だ。女性的な星で、守護星は月。女性にとっては吉だが、男性は軟弱で軽薄であるとされる。、、、うるせーよ。当たってるよ。
真的討厭嗎←漫畫(まんが)ページへ
張瑜梢と花支完、引き続いて勝負を行なっているが、防御力の差によって張は連敗。可惡!花枝混蛋!(おのれ!イカのバカヤロー!)だが、強い男しか友達にしたくないと日頃言っている張。こいつまで嫌っていては、男友達など一生できないだろう。「いやよいやよも好きのうち」で、戦っているうちに相手を気にする感情がいつのまにかできてしまい、やがてもっと強い敵が現れて敗れた男のことを、女は今度はかばうようになり、、、なんていうのが黄金パターンなのだが。欲望は私とあなたの一対一で起こるのではなくて、異質な第三者が介入することによって初めて燃え上がる。ラブコメは三角関係がなくては結ばれる結果を生まないし、友情物語はより強い敵がいなくては団結する結果を作れない。人の神への信仰ですら、おそらく信仰の敵を必要とする。そして、ナショナリストは民族の敵を必ず求めるのだ。
行有行規←漫畫(まんが)ページへ
変身している最中は相手に攻撃してはならない。あまりにも有名なマンガや特撮のお約束で、当然これに対するパロディーも枚挙にいとまがない。だがこれと同じようなお約束が、昔の時代の戦場では実際にあった。古代中国では「布陣が完了するまで敵を襲撃しない」という戦場のルールがあった。春秋時代の宋の襄公(じょうこう)は超大国の楚との闘いに際してもこれを大真面目に守って家臣が進言した不意打ちを斥け、堂々と布陣して惨敗した。日本でも鎌倉武士の戦場でのルールはたくさんあった。例えば合戦に突入する前にはまず武将が互いに名乗りを挙げ合って、「矢合わせ」という代表者による矢の応酬を行なわなければならない。モンゴルとの戦争で同じ儀式を相手に行なっていたら、その途中で相手から爆弾を投げられたエピソードはよく取り上げられる。中世ヨーロッパでも同じ。騎士道というのはとかく体面を重んじるもので、不意打ちなどもってのほか、大国と小国とのいざこざであっても領主どうしの一対一の決闘で決着をつけるのをいさぎよしとした。こういった昔の時代のルールは、「とにかく戦いで勝てばいい」というのではなくて、「よい形で勝たなければ後で非難を受ける」という意識が働いていたために存在していたのだ。だからエイリアンとの戦いにヒーローがお約束を使うのは確かにツッコミを受けるべきポイントとなるが、実際の戦いではそう単純にあざ笑ってよいものではない。ルール無用で相手を完膚無きまでにやっつけようとする全面戦争は、戦争が終わった後のことを考えない戦い方でもある。例え戦争で勝ったとしても敵を物理的に亡き者にでもしなければ、後で恨みを残して必ず逆襲される。今も敵のトップを牢獄にぶちこむことに成功したが、民衆をそのままにしているので結局ひどい目に逢っている国があるようだ。勝っても相手を恨ませるような戦争は、結局損をする策なのだ。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
強的令人擔心←漫畫(まんが)ページへ
かくして三つの植物が合体した姿は、、、司令部の脳は毛球寶兒が担当しているようだ。これがゲッターロボ1号で、別に後の二人がそれぞれ司令部となるゲッターロボ2号、3号形態があるに違いない。ゲッターロボはアニメならではの卓越したアイディアであるな。合体前の3体マシーンと合体後のロボの形態は、色と大まかなイメージだけ残して大きく変形している。実写特撮では思いつかないメカニックだ。超合金やプラモで再現することも(たぶん)不可能だろう。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
難得帥一回←漫畫(まんが)ページへ
「星雲連鏈」!これはおそらく「ネビュラ・チェーン!」のことだな。アンドロメダ瞬の必殺技だ。だがこれだけでザコ以外の敵を倒せたことは、めったにない。
しかし「綠海膽殺」(「膽」はウニのこと)の日本名は、、、調べ切れなかった。ワンピの誰かの技なのだろうか?すぐにピンとくるほどこのマンガに詳しくないもんで、、、すみませんねえ、いい年で。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
無妄之災←漫畫(まんが)ページへ
阿茲と小隊長を分けるものは何なんだろうか、、、?メガネか?髪の毛の量か?すくなくとも阿茲には「こいつは放っておいても無問題!」というキャラが出来上がってしまっていることは確かなようだ。言い換えれば小隊長には異性がつけ込むスキがあるが、阿茲にはない。小隊長は阿茲と違って、同性でつるむことをそれほど好んでいない。だから逆に異性にとっては仲間であって、フォローしてやりたいという気を起こさせるのだろう。これはなかなかに難しい男女の機微だ。なんてね。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
身與心←漫畫(まんが)ページへ
うーむ、ということは、張は前々から小馬の35歳Over限定の魅力にノックアウトされていたということなのか?何やら強引であるな。まあギャグマンガだから設定はあまり重きをなさないのであるが。
張は見かけは25歳でも精神年齢は50歳だということであるが、見かけは35歳以上でも精神年齢がもっと低い人間はいるぞ。いや、余りにも多いぞ。そうなると小馬のパワーが通用する対象は非常に限定されることになるが?これも、ギャグマンガだからツッコミも味のうちなのではあるが。
一招就夠用←漫畫(まんが)ページへ
今回のタイトルに使われている「夠」(gòu、多+句)は「じゅうぶん」とか「あまりにも」という漢語の基本的な副詞だが、どういうわけか日本語基本のMSゴシックなどのフォントに登録されていない。今使っているWinMe特有の不備で、XPでは解消されているのかもしれないが。よって、 繁體字を表示できるフォントセットのMS Songで表現せざるをえない。たぶん日本語環境の人の圧倒的多数は、この文字が表示されていないと思います。
「金剛槍破」(ダイヤモンドの飛び道具で敵を破壊)は、名付けて「ダイヤモンド・ランチャー」ぐらいかな。(失礼!犬夜叉の「金剛槍破」でした。)戦闘シーン続きで、ほのぼのマンガからだんだん遠ざかっていく、、、これが、「サルまん」でいう「キャラが勝手に動いてしまう」現象なのだろうか。キン肉マンみたいに、強くなりすぎてギャグの入る余地が全くなくなってしまう状態に突入しないことを祈る、、、って、そんなわけないか。ジャンプじゃないんだから。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
三十六計... ←漫畫(まんが)ページへ
なるほど、体の中で分担があるんだな。タマネギは傷の回復で、サツマイモは戦闘パワーの供給を受け持つと。タマネギは古代エジプトでピラミッドの労働者に支給されたという記録があるぐらいで、栄養価は申し分ない。
逃げるのも兵法のうち。孫子も「用兵の法は、、、少なきは則ち能(よ)く之を逃れ、若(し)かざるは則ち能く之を避ける。」(兵法の規則として、味方の方が少数なばあいは逃げるべきであって、また味方に勝ち目がなければ戦いを避けるべきである)と言っている(謀攻篇)。逃げる主人公といえば、、、JOJO(二代目ジョセフ・ジョースター)がいるぞ。「逃げるんだよォォォォー!!!」と勝ち目のない場合にはひとまず逃げるのが、彼の常套手段であった。そうやって有利な地形に走っていって、地の利を生かしたワナを考え出して戦う戦法を得意とした。これで圧倒的に強い吸血人種たちを葬ったものだ。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
揮向小馬的一拳←漫畫(まんが)ページへ
今回は純然とした見せ場であって、次回へのブリッジ。だから、ストーリーについては特に付け加えて言うことはありません。
拳が相手に当たるまでの瞬間に色々なことが起こるのは、マンガのお約束の文法というもの。野球のボールがピッチャーからミットに収まるまでの時間はおろか、ピストルの弾が自分に当たるまでの瞬間においてすら、登場人物が何コマ(いや、場合によっては一話を費やすこともある)にもわたっていろんなことを考えるのと同様の「マンガ的時間」だ。
關鍵人物?←漫畫(まんが)ページへ
えーと、今何をしてたんだっけ。夏に海水浴していて、潜水艦に乗ったらワープして、ワープした先が無人島で、その無人島は実は数百万光年先の宇宙の彼方で、そして地球に戻るために闘神と戦っているのか。いつのまにか秋ももうすぐ終わりで、木枯らしの季節になってしまった。台湾ではまだ日中は25度を超えているみたいだが。
NHKラジオのレポートで、台湾では最近納豆がブームだとか。健康食品として宣伝されて店頭にもかなり出回っていると言っていた。やはり日本同様好き嫌いははっきり分かれるようだが。私は嫌いだ。
マンガの内容については、、、「次回をお楽しみに」だな。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
金剛不壞←漫畫(まんが)ページへ
奥義『金剛不壊』、、、、沙小馬は、張瑜梢に殴られ続けているうちに、いつのまにか不死身の防御力を体に会得していたのであった。、、、これじゃ、ほとんど浦島景太郎じゃないか!すると、張瑜梢はツンツンしていながら最後は主人公に転ぶ、「ツンデレ」(この言葉はどうも好かん)ヒロインなのか?ただ張はツンデレにつきものの不器用さが、あるかどうか?
力一辺倒で生きてきた女の子の張瑜梢が、恋を自覚してしまって自分の女の子らしさの足りなさに悩むようになる。そしてある休日、料理なんかを親友の蔡桃桂に頼んで特訓してもらうのであった、、、、
次の曰の朝。
「ど、どうしたんだよ、その手?バンソーコーだらけじゃん?」
「い、、いや、何でもないんだ!拳法の特訓してケガしただけだよ!それよりも、、、これ、うちの母さんが昨日作りすぎちゃってさー!どうせだから、あんたにあげるよ。余ってるんだし!」
「、、、お前の母さん、炭焼きの趣味があったのか。備長炭か?」「クッキーだよ、バカヤローーーー!!!」(ドカッ!)
、、、くだらないのでこのへんにしとこう。
老百姓といっても、田舎の農作業じいさんのことではない。「老百姓」(ラオバイシン)は日本語の「一般人」「庶民」と同意義。政治家もしばしば使う言葉で、差別的な意味合いはない。
曖曖内含光!←漫畫(まんが)ページへ
強運はやはり全てを解決する!宇宙の彼方だろうが未知の闘神が相手でもそうだ!古代の稚拙な演劇において、物語の最後のどんづまりでいきなり登場して全てをハッピーエンドに解決する神樣が使われることが多かった。この劇中の神樣は機械仕掛けで舞台上に降臨する手法が多く、したがって「機械仕掛けの神」すなわちラテン語で「デウス・エクス・マキーナ」 Deus ex machina と呼ばれた。「デウス・エクス・マキーナ」の手法は、形を変えていまどきの物語にもやっぱり使われている。どうしても勝てないほど強く設定してしまった敵や、どうしても抜け出せない人間関係の修羅場にはまった登場人物を、伏線なしに唐突に救済するようなラッキーなアイテムや物分りのよい仲裁者を割り込ませて抜け出させる手法だ。車田正美のマンガがその典型。『風魔の小次郎』で唐突にスーパーアイテム「風林火山」を主人公の小次郎に持たせていきなりパワーアップさせたり、『聖闘士☆星矢』で星矢にゴールドクロスを装着させて勝てるはずのない黄金聖闘士と対等の力を与えさせたりした。クロスの力で光速のパワーを身に付けることができるのならば、黄金聖闘士の力量は彼らの実力でないことになってしまって、物語の根本がおかしくなってしまうのに、、、話に勢いがあったからごまかされたものの、あまりシリアスな物語でこういったことを濫用するのは、読者から袋叩きにされる元となる。「毛球寶兒」はシリアスじゃないから、かまわないんだけれどね。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
斬!←漫畫(まんが)ページへ
四闘神、ついに倒れる!実は蠢花のヘアピンさえあれば、一発で倒せたのだったりして。壮絶なバトルも最後はあっけないものよ、、、ついにウルトラマンを倒したゼットンを、科学特捜隊のにわか兵器が破壊してしまったり、、、、そんな科学力があるんだったら、これまでの苦労は何だったんだ!答え。実は科学特捜隊は国連の財政事情で兵器の開発予算が不足していたために、怪獣に即応できなかった。都合よくウルトラマンとかいう無給の傭兵がやってきてくれたので、地球人は予算内で適当に戦って、後は助っ人宇宙人さんに任せていたのであった。ゆえに助っ人が負けてしまったために、しようがないから隠していた兵器を実戦投入したのであった。ムラマツ隊長「ああ、、、これで来年度の予算折衝では、もっと増額を要求せねばならんな。」アラシ隊員「なにせこれまでは『無給の助っ人がいるだろーが!』とか言われて、ウチの予算要求はことごとく却下されてきましたからね、、、まあ彼にはこれまで戦ってくれてご苦労さん、と言っておきましょう」イデ隊員「よーし、これで予算枠増大で、思いっきり開発を進められるぞー!ウォォォォォォ怪獣ども、待ってろよーーー!」(以上、全部ウソ)
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
讓專業的來!←漫畫(まんが)ページへ
今回のタイトルは、「餅は餅屋に」としておいた。直訳すると、「プロに任せろ!」だけどね。ちなみに日本の「餅」(もち)と、漢語の「餅」(ピン)とは微妙に違う。「餅」(ピン)は、一般に小麦粉のドウをこねてあんを入れた点心類のことを指す。つまり日本の(中華まんではない)饅頭と同類のお菓子だ。代表的なものが、中秋節で食べられる「月餅」(ユェピン)。いっぽう日本の「餅」(もち)のようにモチ米から作る点心類を指す言葉としては、「糕」(カオ)という語がある。こちらの例としては、大根の千切りとモチ米で作られる「蘿蔔糕」(ルォボカォ)、すなわち大根餅がある。ただし、日本の「餅」(もち)のようにモチ米を臼で搗(つ)く料理法は、少なくとも主流の料理としては存在しないようだ。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
Yahoo!奇摩(台湾のYahoo!)のオンライン漫画「毛球寶兒」の今日更新分が、朝から変なことになっている。
一覧に貼り付けるべきダイジェスト画像と漫画全体のための画像とを貼り付け間違っている、単純なミスだ。
夜の現在(日本時間八時)になっても、修正されていない。
どうやら奇摩のスタッフは、オンラインで情報を発信していることの意義が今一つよく分かっていないようだ。リアルタイムで消費者に公開される情報のミスを、昼間中放置するとは、、、、
IT(Information Technology)で必要なのは、「ハード」だけではないよ。運営者の「ハート」の柔軟さと敏感さと繊細さもまた、もっともっと必要なんですよ。
遠古遺蹟登場!←漫畫(まんが)ページへ
一夜明けてやっと修正されたか、、、何だか二~三人で経営しているガレージ規模のソフト会社みたいな対応だな。台湾最大手のポータルなんだからもそっと大人になりなさいよ、奇摩!
まあそれは置いといて、今回の内容。石のテーブルが登場。さあどうなるんだろうか?、、、結局何も言うことがないな。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
特訓←漫畫(まんが)ページへ
思いを寄せる不死身の彼氏を修行の相手に連れ込むなど、ますます某マンガの某キャラに似てきたじゃないか、、、そういえば、以前にも二人で酔った後の夜に「一晩つきあって」と言って酔拳の練習をしていたな。実は張瑜梢の思いはあのときからだったのか。何たる伏線!、、、、後付け?それを言っちゃあおしめえよ。
三コマ目のバックは、エヴァンゲリオンですなあ。事務的文書のためのフォントである明朝体がアニメに使われると、ちょっとギョッとする。その効果を狙ったものだった。明朝体は読みやすいが、MSOfficeで繁体字用のフォントとしてインストールされるMS Song(宋朝体)は、ブラウザで表示されると極めて読みづらい!中文WikipediaもIEではこの宋朝体で表示されるので、読むのに一苦労することがある。宋朝体は明朝体よりもよりスタイリッシュなフォントで、独特の味わいがあるのだが。フォント話を続けると、台湾では屋台の値札や広告などで、例の少女丸文字体をどういうわけか非常によく見かけた。流行っているのだろうか。日本では今やとんと見かけなくなったので、ちょっと変な感じがした。
貓神竟然是...! ←漫畫(まんが)ページへ
貓神(猫神さま)の正体は、、、!例の青狸でした。ははは。
青狸のコミックスは今やワールドワイドで読まれていて、世界的キャラとなっているのは周知のとおり。しかしあのマンガは70年代当時の日本の子供社会の事情が色濃く描かれていて、今の時代の外国人に100%理解されているのか、多少疑問がある。まあディテールが理解なんかされなくても、核心の部分で面白がられれば受け入れられるのだが。あのマンガで描かれているように、70年代の日本の男の子たちにとっては、「空き地で草野球」が最もベーシックな放課後の遊びだった。だからのび太くんのような運動音痴でも、参加しないわけにはクラスの仲間の輪に入ることができない。その辺の悲哀が、のけ者にされる子供たちに痛切なメッセージとして伝わっていた。今や「空き地で草野球」など、日本の都会でほとんど全く見ることができない。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
神秘兔的決定←漫畫(まんが)ページへ
蒜頭奶茶(ニンニクミルクティー)か、、、桂皮(シナモン)や肉豆蒄(ナツメグ)を入れるのは聞いたことあるが。しかし、お茶に香辛料を入れて飲むのは、実は古代の正統的な飲み方なのだ。中国の唐代以前には、お茶といえばいろいろな香辛料を混ぜ込んで煮込み、スープみたいにして飲むのが一般的だった。つまり、お茶の葉はダシの素の一種のような扱いを受けていたのだ。それを唐代の陸羽(ルゥユゥ、りくう)という人が有名な『茶経』を著して、「お茶に入れるのは塩だけにしとけ」と推奨してから、現在のような飲み方が定着したのであった。だからチベットやモンゴルでお茶にバターと塩を入れてスープのように飲むのは、古代の飲み方に通じるものがあるのだ。
「881」と書いて"Bye-bye"に通じさせるのは、ちょっと面白いな。これで「バァバイ」と読めるから、むしろ英語の発音に近い。だが日本でならば「バイバイ」をもじって「8181」と書かなければ、理解されないだろう。しかし「バイバイ」という読みは、英語の発音から遠い。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
房子←漫畫(まんが)ページへ
張瑜梢と小馬の話は置いといて、そういや竇輔が蔡桃桂に自分のマンションの空部屋を紹介していたんだっけ。それは、普通に立派なマンションだった。竇輔「もしかして、君はずっと僕が豆腐のパッケージの中に住んでいるとでも思っていたわけ?」、、、同じ棟の中に住むことで、竇輔と蔡桃桂の仲も以降進展してしまうのだろうか?
間もなく十二月だが、台湾の今週の予報ではまだ最高最低気温が共に二十℃前後。登場人物が半袖でも、別に違和感のない気温だ。日本は今週から恐ろしく寒くなるという予報。京都の来週の予想最低気温は、二℃と発表されている。底冷えするだろうなあ。
兩個人都該打!←漫畫(まんが)ページへ
うはははは。そういうわけか。そういうわけだよなあ。愛莉森、思わず久しぶりのスーパーサイヤ人に!
今回の訳のタイトルは、なんなんだろうか、、、?オールナイトニッポン?
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
歸屬感←漫畫(まんが)ページへ
豪華なお部屋!明るい室内!壁にテレビが作りつけ!そしてN・S・M三社のゲーム機ももれなくプレゼント!というわけで、直ちに帰属感を得る蔡桃桂であった。
次世代ゲーム機戦争では、Nが現在世界中で大きくリードしているようだな。Sは巻き返しのために赤字覚悟の販売をしている。もしこれで失敗して、さらにDVDの次世代規格でも敗れたら、いよいよ悩める巨象はおかしい。たとえホラとはいえ、堀江が買収しようと考えたというのは、視点としてはよい。
壁にかけられている絵には、菜頭粿(大根餅)が。台湾の屋台で食べてみたのは、はっきり言って安かろうまずかろうだったな、、、大根の食感など全くありゃしない。みそはビンに入った豆板醤そのまんま。丁寧に作れば、もっと美味しい点心なのだが。
番外篇‧比上不足←漫畫(まんが)ページへ
ポスターの「凍蒜!」(ドンシュアン!)というのは別に凍ったニンニクのことではなくて、「当選!」をふざけて書き換えたもじりだ。先の総統選で流行った用語らしい。支持者(と、たぶんサクラたち)が声を合わせて「当選!当選!」と叫んでヨイショ合戦をする。日本では立候補者が絶叫して有権者は知らんぷりな風景がふつうだが、台湾のデモクラシーはむしろアメリカっぽい。
ところで、大陸では香取慎吾主演の映画『西遊記』が原作を侮辱していると言ってブロガーたちが大憤激しているとか(記事)。一番彼らを怒らせているのは、三蔵法師を女性が演じているところが中国文化への挑発に解釈されているようだ。まあ彼らが怒るのは、わからなくもない。しかし、それで日本の作り手書き手の側が現地に理解されるように気を使う必要は、特にないと考える。
たとえば『ドン・キホーテ』のミュージカルやドラマの脚本に対してスペイン人が「スペイン社会の実情から外れている!」と言って憤激するのは、理解できることだ。しかし、『ドン・キホーテ』は民族を超えた古典だからこそ、色々な解釈が付け加えられて当然の運命にある作品なのだ。優れたエンターテイメント小説であり人類共有の古典である『西遊記』もまた、同じことだ。日本流の『西遊記』の解釈がよりエンターテイメントとして優れているならば、それは生き残っていくはずだろう。留保しておかなければならない点は、宗教的な崇敬の対象に対してパロディ化したり奇抜な解釈をすることは、他文化の者としても一定は控えなければならない重大な侮辱となりうる。しかし、『西遊記』はそれに当たるであろうか。判断の問題、線引きの問題であるが、私は『ドン・キホーテ』と同様それに当たらない、自由な解釈が許されてよい文学作品だと考える。裏返して日本の例で言えば、外国の作り手が『源氏物語』をエロ小説としてポルノ的に脚色したり(実際あれはエロ小説だ)しても、それは許されなくてはならない。
私も古代中国の歴史小説を書こうと準備している最中だが、原作の国での歴史上の人物たちの評価などは無視して書くつもりだ。歴史についても現代史は別として、他文化の者による批判的な解釈は許されるものだと判断する。
同居人←漫畫(まんが)ページへ
蔡桃桂と竇輔、同じ棟のマンションの中でますます親密な近所づきあいを、、、と思ったら、やっぱりダメだった。女友達を二人の近所に乱入させるのは、ラブ米で話を引き伸ばすための定石。帰ってきた張瑜梢は、まさか小馬と共に移り住むのだろうか?
「莎呦那啦」は当然「サヨナラ」のこと。しかしこの言葉、当の日本人ですら語源を知らずに使っている。語源は「左様(さよう)なら」すなわち現代語で言えば「それならば」であって、「左様ならば、お暇(いとま)致します」というニュアンスが背後に隠されている。すなわち「さよなら!」は、くだけた別れ言葉の「それじゃ!」「それでは!」「そんじゃね!」と、似た意味の言葉なのだ。
番外篇‧比下有餘←漫畫(まんが)ページへ
捕蝿紙(ハエ捕り紙)なんて、今やすっかり見かけなくなったな、、、ずーっと昔には、商店街の魚屋などで吊るされていたのを見かけたこともあったが。夏の蚊帳(かや)も、部屋に吊るしたハエ捕り紙も、冬の火鉢も、もはやイメージできる人すら少数派になろうとしている。だがこれらは明らかにもっと便利なものが出現しているのだから、別に懐かしがって復活させる意義も大してないのであるが。しかし正月の餅つきぐらいは、もう少しご近所レベルで再び盛んにしたほうが、正月らしくてよいのではなかろうか?日本のクリスマスは、西洋と違って宗教的な裏づけがないためにカップルや核家族のお祝い中心にならざるをえない。コミュニティーを挙げて年末年始を祝う機会が、今の日本には少なすぎる。
竇輔的長處←漫畫(まんが)ページへ
この言い方からすると、、、同じ棟の中どころか同じ部屋を四人で分け借りするというのか?それは日本語で言う「同棲」ではありませんか。アメリカで学生がアパートを複数の人間で分け借りするというのは聞いたことあるが、それでも同棲じゃなかった同性でするのが普通だ。確かに(もし貸主が許可するならば、の話だが)ばらばらに借りるよりは保証金や管理費などを節約できる利点があるとはいうものの、、、、うーむ、ちょっと感覚がよくわからない。
三人の言っている内容は、表の意味としては、
張「竇輔の蔡桃桂への思いはとっても長続きしているんだよ」(持久)
艾「部屋のサイズはとても大きいわよ」(賽斯 = サイズ)
蔡「(ゲーム)プレーが楽しいしね!」(遊戲 = プレー)
だが、、、真の意味は、もはや明々白々。
宇宙荒島篇‧完←漫畫(まんが)ページへ
ということで、海水浴篇~漂流篇~宇宙篇は、おしまい。神秘兔も、二百万光年をワープする。オチもついて、大団円。えーとこのキャラの名前は、、、、名前は、、、、ノドまで出かかっているんだが、思い出せない、、、、
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
狙擊之王的由來←漫畫(まんが)ページへ
ということで、ワンピのキャラのそっくりさんは、そのままワンピのキャラそのものに昇格したとさ。あんまりこのマンガよく読んでいないんで、キャラの話し方がよく掴めないんですよ。というわけで、訳はいまひとつイケてません。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
小隊長復活!←漫畫(まんが)ページへ
小隊長、新しき目標に向って、ついに復活。だが物欲に捉われすぎだと、愛莉森に嫌われるぞ。モノよりも人との無形のつながりを得るほうが、金を使うための価値があるのだから。
阿甘のしゃべる言葉の訳は、推測です。たぶんこんなところだと思うんだけれど、、、
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
多少吋←漫畫(まんが)ページへ
モバイルに、披薩(ピザ)を落として、12インチ。モバイル用のOSとして、昔WindowsCEっていうのがあったな。(いや、、、今でもある。)CEはドリキャスを動かすOSでもあった。(こちらは正真正銘の、懐かしゲーム機。)Vistaはどうなったんだろうか?といっても、二世代前のWinMeを使っている私には、当面関係ない話題なのであるが。
オフィスの背景には、クリスマスツリーが。最近の京都はエルニーニョの影響で暖冬気味。木枯らしも吹かず、梅雨時のように雨続き。野菜の値段はずっと超安値だ。消費者にとってはありがたいが、生産者にとってはたまったものじゃない。スキー場も雪が全くない状態。冬らしさが到来するのは、当分先のようだ。
令人散盡家財的資訊月←漫畫(まんが)ページへ
台湾の大都市で行なわれる「資訊展」は、各メーカーがブースを出して最新機器を紹介する。台湾のヲタ(と、一般人)たちにとって、散財する祭りとなっているようだ。今が年末、、、というわけではないのだな。台湾の年末年始は、旧正月を採用しているからもっと後だ。だから台湾や他の中国文化圏では、クリスマスと正月が1ヶ月以上離れている。アメリカでもまた年末はハロウィーン(10月末)~サンクスギビング(11月末)~クリスマス(12月末)と、1ヶ月ごとに小出しに祭りを盛り上げている。日本のように12月末~1月初めが集中して祭りとなるのと、どちらが祭りとして楽しめるのだろうか?熱しやすく冷めやすい日本人には、集中した祭りのスケジュールのほうが、体に合っているのかもしれない。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
番外篇‧毛球寶兒單行本即將發售!←漫畫(まんが)ページへ
出たか!単行本!恭喜恭喜!Congratulations! ¡Felicidades! Glückwünsche! Félicitations! おめでとうございます!
私も、アマゾンで買うことにします。
不能舉一反三的時候←漫畫(まんが)ページへ
ヤンキースの本当の漢語訳は、「洋基隊」だな。バスケやボクシングなんて、まだましさ。シンクロナイズドスイミングや、新体操なんかでコーチが男だったらどうなっちゃうんだろう。相撲の審判員が全員ふんどし姿だったら、相当見苦しいだろう。アイスホッケーで監督がマスクつけっぱなしだったら、試合後はジェイソンへの勝利監督インタビューだな。
今回のタイトルは、日本では使われないイディオム。「一つの例から、その他の例を類推する」という意味だ。日本語の「一を聴いて十を知る」という成語(実はこれも『論語』の中の言葉)とは、少しニュアンスが違う。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
成親最終戰←漫畫(まんが)ページへ
二日前台湾東部で、死者の出る地震があった。日本と台湾は同じく地震の頻発国、人ごとではなく心配してしまう。二年前のちょうど年末には、スマトラ沖で巨大津波があった。東海地震も南海地震も、そのうち必ず起る。こればっかりは、環太平洋造山帯の住民の宿命だ。
内容は、再び花支完との戦いの場に立ったタコヤキ娘。前面に、小馬を装着して。正月の余興の二人羽織か?それとも、女性上位系の新手の体位でプレ、、、ドカ、バキ、ヒィィィィッ!
輕敵←漫畫(まんが)ページへ
装甲は強化したが、段取り悪くて機動力皆無。まさにケーニヒスティーゲルのようだな。攻守に最強のナチスドイツ軍戦車も、かんじんの石油がなくては突っ立った砲台に過ぎない。それでは反転攻勢など、夢のまた夢であった。その意味でヒトラーが資源地帯の掌握を戦争の最重点課題としたのは、ある意味で理解できる判断であった。しかしナポレオン時代の戦争ならば兵隊にパンを食べさせるための穀物を調達すればよかったが、近代戦が拠って立つ重化学工業はたとえ一時的に占領したとしても行政組織全体を乗っ取らなければ鋼板一枚作ることができない。結局ヒトラーは戦争を外交の延長とするのではなしに、戦争で外交に代えたことが、時代錯誤であった、、、なんだか全然漫画の内容と関係なくなってしまった。
弱點←漫畫(まんが)ページへ
前回から立ち直って、コンビネーションを回復させた小馬と張瑜梢であった。しかし、、、(つづく)
さて新年となったが、Yahoo!JAPANでは画面にイノシシが歩き回っているように、日本では電車の中吊り広告でもテレビのCMでも猪(いのしし)一色だ。しかし、単に「猪」(繁体字では、「豬」)と書けば、漢語ではイノシシではなくてブタのこと。イノシシは「野豬」である。そして干支の動物もイノシシではなくて、「ブタ年」なのだ。もともとは家畜のブタであったのだが、日本ではブタを飼う習慣が輸入されなかったので、そのへんの里山にいるイノシシに干支の動物が置き変わったのであろう。
日中文化の比較をここまで書いたが、実は台湾ではまだ干支が新年に変わっていない。台湾・中国大陸・シンガポールなどの中国文化圏では、昔ながらに旧正月を祝うからだ。今年の旧正月は遅くて、二月十八日。正しく梅の咲く新春だ。
互擊←漫畫(まんが)ページへ
超高速回転する最高の狗公腰の持ち主、小馬ですか。夜の動きもさぞかし豪快そうですな、、、などとオヤジ的発言を一発。相撃ちだが、二対一で張瑜梢は健在。どうやら勝負あったか?
一月五日に、長年延びに延びていた台湾新幹線が、ついに開通した。喜ばしいことだ。しかし、伝え聞くニュースによると、乗客を規制する規則がやたらと多いようだ。出発時刻に遅刻したら切符は即無効、新幹線の駅構内に留まれる時間は三時間限り、持ち込む食べ物にまで規制があるとか(臭豆腐はダメらしい)。法家思想そのものの発想だな。法家思想の前提として、人民には自発的にマナーを守ってルールを作る能力が欠けているというものがある。だからお上が強権を用いて規則で縛らなければならないということになるのだ。ずいぶん人民を馬鹿にした考えだが、ある意味ではそうでもしなければ無法無天の人民は制御できないという事情もあったのであろう。しかし、台湾新幹線の規則づくめは、当局の列車運営の自信のなさの現れであるに違いない。その辺、サービス産業のノウハウはまだまだなのかもしれないな。台湾でこれだから、大陸はもっともっと遅れているに違いない。
曬痕的啓示←漫畫(まんが)ページへ
何だかすごく久しぶりの更新だな。年をまたいでしまった。
宇宙から自宅に帰ってきた蠢花・神秘兔のコンビ。「宇宙の」孤島にいたために、マスクの跡が日に焼けて残ってしまっていた。秘密がバレる!、、、バレない。やっぱり蠢花だったから。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
新聞的啓示←漫畫(まんが)ページへ
今日は番外編。台湾では、環保筷(環境保護箸、つまり外食時に持ち込むマイ箸)がかなり普及しているようだ。コンビニのビニール袋も有料だった。この辺は、日本も見習ったほうがいい。面白いことに、レシートに「くじ」の番号が印刷されてあった。ギャンブルが好きな国民性なんだな。樂透彩(ロトくじ)が数年前導入されたときも、大騒ぎだったというし。
新聞的啓示(下)←漫畫(まんが)ページへ
あー、そうだそうだ。テレタビーズだ。四闘神の正体は。しかし日本ではテレ東系列でやっていたそうで、だからたいていの地方では見ることができなかった。私も、見たことがない。だが何かの情報誌でこういう番組があることだけを知っていた。だから、思い出せなかったんだ。
「總統」(総統)って書かれると、日本人はドキッとする。日本語では、総統=ヒトラーだからだ。しかし、漢語では現代のドイツ大統領も、「徳國總統」だったりする。そのうえアメリカ大統領は、「美國總統」だ。要は日本語の「大統領」と同意義であって、日本語のようにヒトラーに限定して使われる用語ではない。
結局←漫畫(まんが)ページへ
拳を交わすほどにつのる、この思い、、、倒すことこそが、愛!なんてね。結局、三角関係になるのだろうか?それにしても、これから張瑜梢は竇輔と同棲することになるのだが、小馬はそれを許すのか?
逆轉←漫畫(まんが)ページへ
朱課長の言っているフレーズ「ずいぶん長いこと、スルメを焼かせることはなかったが、、、」(好久沒炒人家魷魚了、、、)というのは、どうやらイディオムであるようだ。「炒魷魚」というのは、直訳すれば「スルメを焼く」であるが、これは「失業する」という意味があるらしい。どうしてなのかは、よく知らない。
花支完のはからいにより、クビの宣告状態から今期業績ダントツ一位となった、張瑜梢。こら小馬、喜んでるんじゃないよ。敵に1ポイント取られたんだぞ。
SHOW GIRL的反擊!←漫畫(まんが)ページへ
いるところには、いるんだね。この手の連中が。昔は、「カメラ小僧」などと称していた。昔のカメラ小僧は雑誌への投稿に熱を上げるマニアだったが、今のデジカメ時代には撮って仲間や掲示板にさらすのが主なのかもしれない。まあ、展示会などは、こういうことも折込済みということで、、、しかし愛莉森は反撃した。これがまた突発イベントとなって受ける。何と申しますか、、、
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
人好,看臉就知道。←漫畫(まんが)ページへ
いい人はえてしてデジタル関係に詳しいことが多い。いい人はたいていマメだからねえ。そういうのにハマッちまうんですよ。私とか。
今回は訳が難しかった。文中の「三星葱」は、サムスン製の青ネギ、、、じゃなくて、台湾宜蘭(イーラン)縣三星(サンシン)郷で特産のネギのこと。また「七七四十九天」とは、要するに7×7=49日=7週間に対する言い回し、、、だと思う。仏教用語で、喪の期間だな。日本でも「四十九日」と言うし。「千手牆」は、アレだろ。ジャッキー・チェンの『少林寺木人拳』に出てくる、二列に並んだ組み手の列間をくぐり抜ける少林寺の修行法のことだろう。たぶん。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
眼神騙不了人!←漫畫(まんが)ページへ
男の購買意欲をくすぐるには?― それはズバリ、エロ!、、、まあ、間違いないですな。
こういうところが、男は女より買い物が下手だと評されるところなのだろう。
「東瀛貨」なんて、しゃれた言い方じゃないか。漢語で日本の美称として、「瀛洲」(えいしゅう、インチョウ)というものがある。その東海の瀛洲から来た商品だから、「東瀛貨」。すなわち、日本製品ということだ。だが、台湾人にとって日本製品で有名なものといえば、AVにヌード写真集だったりする、、、もちろんこれだけじゃないんだけれど、これが絶賛されてかつネタにされていることは現実なのだなあ。エロ王国日本!日本再生のために、これを大々的に宣伝したらどうですか、安倍総理?
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
影像中的人←漫畫(まんが)ページへ
羅伯斯に衝撃的影像を見せられた、蔡桃桂。「こ、これは、、、っ!」崩れる高層マンションに這い登って彼女を助けるという、ダイハードばりの活躍をしたこの師哥(イケメン)は!「あなた、鬥虎と同じシャツしてる!」鬥虎というのは、南海の孤島で一行が遭難したときに、素顔を見せた竇輔が自分の名前を名乗ったのだけれども蔡桃桂に聴き間違えられた名前。この回参照。鬥虎(dòuhü)と竇輔(dòufü)では確かに普通話ならば発音記号がわずかに違うが、これが台語での発音ならば取り間違えられるということなのであろう。ネイティブでないので、詳しくはわからん。ただ日本語で読めば、それぞれ「とうこ」と「とうほ」になって全く違う発音になる。台語の源流である福建地方の閩南語は、発音が普通話よりもよほど日本語に近い。つまり、古い層の漢語の読みを保存しているのである(日本語の漢字の読みは、ほとんどが魏晋南北朝時代か、あるいは唐代の発音)。だから、台語ならば、「鬥虎」と「竇輔」は読みがぜんぜん違うのかもしれない。
これで蔡桃桂も、竇輔の正体に気づくのだろうか?もし気づいたら、もう話はラストスパートになってしまうだろうな。だが気づかなかったら、、、彼女はよほどに分厚い生臭豆腐嫌いのフィルターが目にかかっているのだろう。
到底是什麼?←漫畫(まんが)ページへ
まあサド公爵以来、この手の道には色々なジャンルがあるというわけで。"naughty snow white"(本題の訳は下参照)の右横には、『金瓶梅』もある。
日本もエロ大国だから、遊郭文学や衆道(男色)関係では分厚い伝統が昔からあるわけで。しか西洋と違ってSMはあまり発達しなかった。西洋のSMは、神聖不可侵の個人というものが存在していて、それを侵犯するところに倒錯的快楽が求められる(と、私は思う)。しかし、日本社会にはそのような神聖不可侵の個人という概念が存在しなかったので、結果としてSMも発達しなかった(のだと、私は個人的に考えている)。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
網路購物的魔力←漫畫(まんが)ページへ
思わぬものが色々出展されているのが、ネットオークション。家の倉庫の奥から出したガラクタから、ある人にとってはお宝なものが、いろいろ出てきたりするもんだ。私も、何かないもんか?―『ブラック・ジャック』のチャンピオンコミックス初版ぐらいしかないな、、、現行の版では内容が危険なので削除されているエピソードが入っていたりする、、、でも、読み古されてボロボロだし、、、友人の家に置いてあるし、、、
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
還是太嫩了←漫畫(まんが)ページへ
大阪のおばはんは値切ってなんぼだとよく言われるが、店員のセールストークに一発で翻弄されるようでは、小隊長もまだまだ。
しかし、今日の夜は妙に暖かい、、、暖冬にも程があるというものだ。これじゃ台湾と大して気温が変わらん。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
比薩←漫畫(まんが)ページへ
これは面白い。何が面白いかと言うと、今回のギャグはハイブロウであるが、日本語では通用しない。というのは、食べ物の"pizza"とイタリアの都市名の"pisa"は、漢語では等しく「比薩」と書かれる。しかし、日本語では前者は「ピザ」であって、後者は「ピサ」だからだ。外来語のザ行とサ行は、漢語では同一視される傾向にあるのかもしれない(例:スイス=瑞士、スエズ=蘇伊士)。しかし食べ物の方の本来の読み方は、あえてカタカナで表記すれば「ピッツァ」だ。どこからこの日本語の読み方が出たのだろう?単にローマ字を棒読みしただけか?
(、、、と思ったら、日本語版ウィキペディアに一応の説明があった。やはり、初めて日本に紹介されたときに「ツァ」の表記がまだ存在しなかったために、あえて「ザ」と読んだということだ。ところがその日本語の変化させた読みが、漢語の読み(あえてカタカナで書けば、「ピィサァ」)とも対応している。漢語も「ツァ」は表記できないということか。ちなみに「フィレンツェ」「ヴェネツィア」の漢語表記は「佛羅倫薩」(フルォルンサァ)「威尼斯」(ウェィニィスィ)でそれぞれ英語の言い方を採用している。)
ピサはダンテ(但丁)の時代にはイタリアの強国の一つ。かつて西海岸の雄であったが、ジェノバとの戦いに破れて覇権を失った。今は斜塔で有名なだけの小都市だが、かつては大艦隊を繰り出してアラブやジェノバと戦い、ダンテの生きた十三世紀に凋落するまではティレニア海の女王というべき存在であった。この頃の戦国イタリアの歴史は、まことに面白い。
昔に比べて何となく丸っこくなったRIVERの絵だが、蔡桃桂は相変わらずいいね。艾玉冰は久々のご登場。
貼紙←漫畫(まんが)ページへ
残念ながら今回のエピソードは、内容がよくわからないです。私は猫を飼ったことがないので。迷い犬探しの張り紙は滅多に見たことがないけれど、迷い猫探しの張り紙はしょっちゅう出ている。猫は塀を乗り越える能力があるから、外に簡単に出ることができる。その上、犬よりも迷う習性があるのだろう。
家事分工←漫畫(まんが)ページへ
ざわ、、、、
ざわ、、、、
ついに同棲時代に突入っ、、、。
「分工」とは分業、分担のこと、漢語で「工作」と言えば、仕事のことっ、、、、。
だから、お前ら、家事分担とか言っている以前に男女1対3で同棲していることの異様さに、気付けっ、、、。
兩個人都有笨到!←漫畫(まんが)ページへ
うはははは。蠢花は、今日も絶好調だな。ナイスなキャラだ。
洋蔥男孩の故郷の屏東(ピンドン)は、南台湾、高雄の東の城市。台湾西部に広がる平野の南裾近くにある。日本ではいま暖冬で過剰豊作となって、農家は困っている。台湾でも去年豊作貧乏現象が起きていた。天候だけは、どうにもならない。こんな暖冬は、今年限りで終わってくれればいいが、、、
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
好久不見!←漫畫(まんが)ページへ
トウモロコシまで登場。中にいたのは毛球寶兒。ぬいぐるみを取ると「毛」が上に付いて、毛玉米(毛付きトウモロコシ)に。サボテンの針も漢語では「毛」なので、こうなるのだ。
不景気というが、台湾では日本同様貧富の差が近年拡大しているという報告を聞いた。同じ言葉をしゃべっていて、しかも経済格差が圧倒的にある大陸がすぐ向こうあるから、中間的な所得のための雇用がごっそり逃げてしまった結果であるという。日本よりも、産業空洞化のための厳しい条件がかの地にはある。福建省だけで、3500万人。台湾の人口よりも多い。もっと高品質の製品に特化するより、台湾が進む道はないのであろう。工業製品も、農産物も。これから国民の知力の底力を出す必要が、あるだろう。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
貓脚印←漫畫(まんが)ページへ
例のスタンプを取られてしまって、貓ちゃんは迷ってしまった。どこに、、、芝加哥(シカゴ)に。良牙くん並の方向オンチの才能であるな。
漢語では、外国の国名や地名もまた、当然漢字表記になる。美國(アメリカ)の地名の漢字表記で面白いのは、「舊金山」と「檀香山」。「舊金山」はサンフランシスコのこと。これは、この都市の東郊のシェラネバダ山でかつて金鉱が発見されて、大発展が始まったところに由来する。そのとき華僑の労働者もまたこの都市に多数詰め掛けて、彼らはこの都市を「金山」と呼んだ。だがその後オーストラリアのメルボルンの金山がより華僑労働者の行き先となって、サンフランシスコは「舊(旧)金山」と呼ばれるようになったのであった。ゆえにメルボルンは、「新金山」と漢語で書かれる。
いっぽう「檀香山」はホノルルのこと。この都市からかつて檀香木(白檀)が積み出されたところから、華僑たちが名付けたものだ。このように、インテリが常に外国の事情を率先して学んできた日本とは違って、中国ではインテリは概して伝統の中に沈み、むしろ労働者たちの方が先に外国を動き回ってその事情をよく知っていた。だが、苦力(クーリー)と呼ばれた彼らの歴史は、また地獄の歴史でもあったのだ。
好事多磨←漫畫(まんが)ページへ
宇宙で言った約束は、まだ有効だったんだな。今年の台湾はバレンタインデーと正月がいっぺんに来て、めでたいことしきり。
、、、しかし、小隊長は○秘映像入りハードディスクを買った帰りではないか。愛莉森にばれたらデートの約束なんか、無期延期どころか『あるある大辞典』みたいに永久に打ち切りになるぞ。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
番外篇‧豬年快樂,明天起就是新年賀圖囉!←漫畫(まんが)ページへ
新年增刊賀圖→大家豬年快樂喔!←漫畫(まんが)ページへ
というわけで、中国文化圏では正月おめでとうさん。今年は「豬年」。つまり、ブタ年。だが日本では、イノシシ年。
中国文化圏の正月月間は、"Lunar New Year"とも呼ばれる。Lunar year(太陰暦)の暦で正月を祝うからだ。日本も昔はそうだったが、明治維新以降太陽暦に変更されてしまった。だが中国文化圏では伝統を保持していて、"Lunar New Year"に大騒ぎする。大騒ぎして、結果"Lunatic New Year"(狂気の新年)に、、、いや、正月に酔ってバカ騒ぎするのは、むしろ日本人の方であるか。
訣竅←漫畫(まんが)ページへ
貓ちゃんとは違って、、、こっちの方は乳首当てですかよ!ボディーコンシャスですな。気持ち悪いとも言うが。
ペインティングと言えば、大陸の雲南省で岩肌の数千平方メートルに緑のペンキを塗ったくった馬鹿者がいたとか。何でも風水師に言われて、元の岩肌の色が不吉だから塗り替えたという。それに対して県の林野当局は、「岩肌は木がないから、管轄外」だと言って、止めなかったとも伝えられている。巨大な中央集権国家では、必然的に地方政府というものは腐敗と無能の極みにある。上意下達の中央集権だから地方の自発性の価値が評価されることもなく、その上良質の人間が全部中央にいってしまうからだ。そのため地方の住民が地方政府を信用できずに、列車に乗って北京の中南海に続々直訴に行くという笑えない現状が今だに存在しているのだ。いくら北京や上海が栄えていても、巨大な中央集権国家の点でしかないこともまた、事実なのだ。十三億人の社会を限られた点に集中させれば、そりゃあ少しは見栄えがするだろう、、、
好人←漫畫(まんが)ページへ
「可以請你當好人嗎?」
今回は、蔡桃桂のこの言葉がダブルミーニングであることを理解できなければ、何が何だかわからない。
「好人」というのはそのまま訳せば、「いい人」である。だがもう少しつっこんだ意味では、二つある。一つは、いわゆる「恋人じゃなくて、友達の関係でね!」というニュアンスが付けられる場合。最近、「好人卡」(いい人カード)という言葉がよく使われているらしい。要は、女性がこのカードを切れば、男は「お友達」として扱われる、つまりフられる、という意味。だから、蔡桃桂の上の言葉は、
― あなたをお友達(扱い)にしていいですか?
回家的路←漫畫(まんが)ページへ
貓ちゃんの新兵器は、蝙蝠侠(バットマン)ばりのサーチライトによる空中サインだったとさ。しかし夜ならばいいが、昼間に帰るときにはどうするのだろうか?
今日は、春節五日目。台湾では、今日が仕事始めになる。日本より一日正月休みが多いというわけか。この後一ヶ月半したら、今度は四月上旬の清明節になる。清明節は、日本のお彼岸に対応する祖先の墓参りの行事。同姓の親戚で集まって、夜通し飲んで食って騒ぐのが慣例となっている。日本のお彼岸は、田舎とか旧家とかでなければ、もはやそこまでやらないね。
貓叫聲←漫畫(まんが)ページへ
ニャン公の発情期ですか。もうすぐ夜になると至る所から聞こえてくる、例の鳴き声。すさまじくやかましい。まあ、私のマンションでは夜になると時々人間の鳴き声も聞こえて来るのだが、、、こちらは季節関係なし。
番外篇‧看完牙醫的心情←漫畫(まんが)ページへ
牙醫(歯医者)に看てもらいにいくときの心情は、まさに金を払って痛い目に会いにいくようなものだ。私も歯が健康ではない。いずれ痛い目に会うであろう。しかし、昔東京にいた頃のたうち回るぐらいに歯が痛くて、普段医者に行かない私はやむなく歯医者に行った。そこの医者は名医だった。まず患部に薬を塗って、一瞬で私の痛みを治した。モルヒネか何かだったのだろうか。その日はそれで終わって、翌日改めて治療に行った。先生はドリルと小針で、慎重に歯を削っていった。驚くべきことに、ほとんど痛みがなかった。あれは名医だったな。
喉糖←漫畫(まんが)ページへ
喉糖(のど飴)は、午後の眠気覚ましにも使える。だが私はコーヒーにする。私は薄荷のドロップとかガムとかが嫌いだ。
薄荷ではないが、中華料理でしばしば使われる香草に、香菜(シャンツァイ)がある。コリアンダーのことだ。あれも、噛むと薄荷系統の味がする。日本人には、あの味が食物の味として不適切だと感じる人が多いらしい。確かに歯磨き粉のような風味がする。しかし私は中華料理やタイカレーに添えられていれば、違和感なく食べられる。和食に添えられると、ちょっとイヤだが。
スパイスついでに、このまえ八角を使って肉を煮込んでみた。立ち昇ってくる香りは、、、まさしく台湾の屋台料理屋の匂いだった。屋台から匂ってくるあの独特の香りは、八角のものだったんだな。
中箭←漫畫(まんが)ページへ
あれあれ。牛舞花は、本気で歐雷恩に惚れてしまったのか。厚い胸板が気になっていた程度だと思っていたのだが、、、しかし、彼女は彼がぬいぐるみ愛好家であることなど、知らないであろう。
今日の奇摩新聞。今年二月十二日に中華郵政から改称した臺灣郵政の頼理事長が、とつぜん更迭された。理由は明らかでないが、この改称にからむいざこざが背景にあるらしい。最近、陳総統は急に改称政策を進めている。すでに私が去年使った中正国際空港も、現在は空港がある県の名前を取って台湾桃園国際空港に名前が変わっている。空港の他にも、全国の都市に必ずある蒋介石の号の「中正」を付けた通りの名前も変更するなどの「脱蒋介石」キャンペーンが、総統の与党民進党から打ち出されている(参照記事)。自らの身内のスキャンダルで大きく威信を落している陳政権が、大陸寄りの国民党との政策の違いを明らかにして台湾独立派にアピールしようとして行なっているのは、間違いない。気負うのはよいが、大陸との紛争に巻き込まれないような、賢明な舵取りを望む。
愛莉森的早晨時光←漫畫(まんが)ページへ
日本も昨日今日と突然寒くなったが、台湾でも低温なようですな。まあ、十度ほど気温が違うが。気温は慣れのようなものだから、台湾の人は夜の気温が十度を切るようならば、暖房機のお出ましとなるのであろう。私などは夜の気温が十度あったら「この季節にしては、妙に温かい」と思ってしまうが、、、
知ってのとおり、今年は「ブタ年」。中国文化圏では、今年の動物はイノシシではない。イノシシだと、のんびりしているイメージは全然ないな。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
浪漫←漫畫(まんが)ページへ
言舒姫さんもひっさしぶりやなー。今回は貓ちゃんに猫目石(キャッツアイ)を渡す役目。キャッツアイというのは、正確には特定の宝石ではない。むしろ、宝石の模様のことだ。縦に猫の目のような筋の構造が入っていると、一般にキャッツアイと呼ばれる。一番有名なのはクリソべリルのキャッツアイだ。これがキャッツアイと言われることが多い。
今回のタイトル、、、「浪漫」、、、これを漢語で読むと、「ランマン」になってしまう。「浪漫」はたぶん日本人の当て字だろう。それが、輸入されて使われているのだろうか。"roman"の"o"は英語ならば「オウ」、フランス語ならば「オ」と発音する。向こうの人が「浪漫」の当て字を使うことによって、元の発音を誤解してしまわないことを、望む。
兩個都是笨蛋←漫畫(まんが)ページへ
TAIPEI101、、、はははははは。私は登るのを断念した。私は高いビルは嫌いだ、、、ブルジ・ドバイなんか、一番上の階に登ることを想像しただけで、足がすくんでしまう。高いところに登るのは、やっぱり山登りですよ、ん?
このビルがあるのは、、、信義區。マンガで「東區」と呼ばれているけれど、これが愛称なのでしょうか?いずれ、今断行されている改称政策が進めば、本当に名称が変わってしまうかもしれないな。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
感覺會越幫越忙←漫畫(まんが)ページへ
愛莉森、アセッって相談相手に丸分かり、の図。「他人の不幸は蜜の味」と言って、しかも異性が持ちかけてきた他人とのラブラブ話などは、格好のおちょくりの元。なぜかって?そりゃあ、悔しいからさ。うはははは。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
密室殺人←漫畫(まんが)ページへ
田支店長、相変わらずの名探偵コナンごっこか。あのマンガも、長々と連載しているなあ。こち亀よりかは、マシだが?
Canned fishと言えば、シュールストレミング。置きっぱなしの下着よりも、臭い(たぶん)。オフィス内で開けたら、おそらくクビだろうな。
表情裝不來!←漫畫(まんが)ページへ
二人のストーリーは、どうやらマンガの本筋に入り込んできたようであるな。これからの展開、いかに?
三月ならば、もうセブンイレブンでも冷房の季節なのか。日本本土は、まだ寒い!
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
企劃書←漫畫(まんが)ページへ
企画書は、量ではない。質だ!、、、とはいうものの、TPOを損なえば、上司に読んでもらえるものも、読んでもらえない。おい、男子トイレにOLが入るな!課長も、呼びつけるな!
奇摩新聞によると、鉄人アスリートの林義傑(ケヴィン・リン)が、今度はカナダの北極圏横断挑戦に出発したとか。これまでにもサハラ横断を敢行した男だ。冷夏じゃなかった零下二十度か、、、ううっ、寒い!それにしても、漢語版Wikipediaの林義傑の記事が、小学校時代からの彼の獲獎記録(タイトル獲得記録)を列挙しているのは、なかなかに笑えてナイスだ。
即時通的可怕... ←漫畫(まんが)ページへ
今の時代、ネットのチャットの内容が覗かれるリスクぐらいは、ある程度織り込んでおかないとならないわけで、、、とはいうものの、今回のやり方は、セキュリティー技術とは関係がないな。
Vistaがさっぱり売れず、mixiやYouTubeが流行る。PCの世界もネットが完全に主導するようになった。後は役所がネットに介入して、公的なバーチャル・コミュニティを作る道だな。自治体も、住民に向けて双方向サービスを提供するポータルを作って配布すればいいのではないだろうか。役所のホームページは、どこも余りにも古くさい。そんなものよりも、もっと住民が見てくれると思うのだが。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
相由心生←漫畫(まんが)ページへ
今回のタイトルの「相(かお)は心生に由(よ)る」とは故事成語なのだが、日本で使われることはない。故事成語の意味としては、「心の内は、表情に表れる」というものだ。しかし、別に仏教用語としても「相由心生」は使われるようだ。この場合、「相」は「外界の様相」という意味で解釈される。つまり、「外界の様子は心の持ちようによって変わるものなのだ(だから、よい心を持ちなさい)」という教えとなる。日本語のことわざで、言えば、、、
「心頭滅却すれば、火もまた涼し」
「卦は卦面にあらず、卦心にあり」
あるいは、、、
「あばたもえくぼ」。愛莉森の心境は、これかな?だが決して、アバターの図柄を江久保さんにしているのでは、ない。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
公告‧作者上海取材去(會去四行倉庫..)! ←漫畫(まんが)ページへ
mickeyman先生、上海取材ですか。
私は以前香港には行ったが、上海には行ったことがない。
大体日本本土と同じ気候だから、今からが一番いい季節でしょうな。
だが上海と日本との関わりは、あまりよい歴史であったとはいえない。戦前は、暗い話ばかりだ。近年も、一騒動起っている。日本は、周辺諸国との関係を二十一世紀の今に至るまで、当たり前の付き合いにできないでいる。不幸なことだ。
體重←漫畫(まんが)ページへ
今回は、何やら『あずまんが大王』の一話を思い起こさせるな。
こういうの(キャラは、水原暦)。
マラソン大会の後で、体重計でダイエットの成果を確認。
だが、、、服を脱いでも、、、メガネを外しても、、、という話。
鬼(幽霊)の阿公にも、重量があったんだな。エクトプラズムで、出来ているのだろうか?
名人愛用←漫畫(まんが)ページへ
wiiは世界的ブームを巻き起こしているようだ。任天堂の逆襲は強烈。エンターテイメントメーカーの基本を見失っていなかったということであろうな。ソニーは、企業を一社に統合したのは少なくともエンタメ部門にとっては誤りであったのかもしれない。遊びの世界とビジネスの世界を同一地平に置いてしまったのは、前CEOの出井氏の直感のミスといえるのであろうか。今は亡きドラッカー氏も絶賛していた人なのだが。彼も、子供たちや大人の子供心というものを、洞察することはできなかったということか、、、
今回の名人は、ブルース・リーである。決してブルー・スリーでは、ない。
針孔←漫畫(まんが)ページへ
わたし、蔡桃桂といいます。
OLです。
実は、わたし、見られちゃったんです。
同棲している竇輔さんに。○○○を。そっと。
だって、同棲してるのに、のぞくのは男の甲斐性というものですわね。
あーっ、あんなところに穴まで開けられて。
あーっ、ほんとに色狼なのね、竇輔さんったら。
、、、だから、同棲しているのに、のぞかれて怒るほうがどうかしていると思うのだが、、、
豁出去了!←漫畫(まんが)ページへ
デジカメに簡単に大枚をはたくのに、身だしなみ品には100円でも金を払うのが惜しい、、、男心は複雑ですなあ。
逆に言えば、有名な高級レストランならば目の玉が飛び出るような料金でも喜んで払うのに、いったん家庭の夕食ともなれば、1円の差でも安く販売している卵や白菜を求めて各地の店を奔走する女心もまた、男性には不可解である。
雑誌で紹介している高級料亭やブランド品のアクセなど、男どもは(本音では)鼻にもひっかけない。しかし、女性がどういうわけか好きでしようがないので仕方なく、はやる下心を押さえて購入する。女性は、間違っても男性もまたこのようなものを好んでいるなどと、思ってはならないよ。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
地産大亨←漫畫(まんが)ページへ
自宅の前に止まれば、プレーヤーから料金を徴収!、、、できたら、みんな土地を持つだろうな。モノポリーは、日本の人生ゲームよりえげつない。人生ゲームではいろいろトラップがあって勝者が勝ち逃げできないようになっている。日本的といえば、日本的だ。
台湾では選挙のシーズンはもう少し先になりそうだが、日本ではこの日曜日に統一地方選がある。私の大学の後輩も、県議選に立候補している。すでに一度落選していて、これが最後の選挙となるであろう。末席でもよいから、当選してほしいものだ。まことに、有為の後輩であるゆえ、、、といいながら、おそらくどんなによくても、得る得票は現在ネット上を騒がせている某都知事候補が得る票を、ダブルスコアで下回るのであろうなあ。有権者の人口が違うから一概に両者を比べられないが、これで得票率でも下回れば、まさしく「やってられないわ」と言いたくなるものだ。某氏の主張など私は全く賛成できないが、それでもネットで祭りになっている以上はたぶん相当数の票を得るであろう(万一当選したら、日本は国際社会から白い目で見られるだろうが、、?)。真面目な努力は見向きもされず、大衆の気分が人気をかっさらう。選挙とはそういうものだ。悲しきことかな。
狗頭軍師是也←漫畫(まんが)ページへ
軍師の指示がひどいと、勝てるはずの戦もおじゃん。ゲームの世界で狗頭軍師(能ナシ軍師)といえば、、、
郭図?(袁紹が敗れる原因を作った)
馬謖?(言わずと知れている)
朶歯王?(南蛮一の知恵者、、、マイナーだな)
それとも、直江山城?(切れすぎるために、かえって大局観を失った)
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
門←漫畫(まんが)ページへ
三人とも、人の家なのにやりたい放題しているな。
― ああ、これはわかった。『魔太郎がくる!』の話であった、人の好意につけ込んで他人の家に居座った人間が、仲間をどんどん呼び込んで最終的に家を乗っ取る計画なんだな。蔡桃桂、腹黒い女よ、、、マンガでは最後に、実家を乗っ取られる寸前となった魔太郎の
うらみはらさでおくべきかーっ!
が炸裂して、侵入者全員に催眠術をかけて、大金持ちの家に引っ越させることで解決した。魔太郎いわく、「あの家は広いから、大丈夫だろう、、、」
あ、竇輔は金持ちなんだったな。だったら、このまま乗っ取られるがよいさ。
祖先←漫畫(まんが)ページへ
千年前に黒魔術師だったということは、愛玉冰の祖先は西洋人だったということか?
アラブあたりから中国に流れて来たのかもしれないな。宋代にはすでに中国にユダヤ人集落があったぐらいだし(今でも継続している)、、、
中国と西洋(とりわけ中東)とは、昔から相当に交流が深かった。そこが、日本と違うところだ。日本文化にとってイスラムは全く絶縁体の世界であるが、中国文化はそうでもない。「回族」と呼ばれるイスラム教を奉じる人々が多数いるし、イスラム式のメニューである清真料理は中華料理の一大ジャンルとなっている。イスラムを感覚で受け入れられるかどうかは、日本と中国とを決定的に分ける一つの面なのかもしれない。真面目にイスラム教を奉じる人ならば、日本はとても住める国ではないであろう。
ただのギャグマンガなのに、真面目に考察してしまったりする。
粉絲←漫畫(まんが)ページへ
艾鈺冰の祖先の位牌には「カトリーナ」(凱特莉哪)とある。やっぱり祖先は西洋人であったか。
それはいいとして、今回の題、、、粉絲(フェンスー、ハルサメ)?
ハルサメが、今回の話と何の関係があるのだ?
日本のインチキなハルサメと違って、本物の粉絲は麺としても十分に食べられる。実際、麺のように食べている。熊本ではハルサメを麺のように食べているが、あれは日本では例外だ。日本のハルサメは鍋の増量剤でしかない。私は、好きでない。
、、、と思ったら、どうやら「粉絲」とは、ファンの当て字であるようだ。「我是松坂大輔的粉絲。」と言えば、「私は松坂のファンだ」となるようだ。笑いの効果を出すために、わざとこんな当て字が流行っているようですな。
公車綺夢←漫畫(まんが)ページへ
電車男ならぬ、バス男の阿茲。小隊長に今や数歩リードされている阿茲、巻き返しは遠い日なのであろうか、、、?
今回のような話が作れるのは、台湾ならではなのかもしれませんな。香港の地下鉄では、危なくて居眠りはたぶん無謀だ。公共交通で居眠りが許される国は、世界でもそう多くはない。日本はその数少ない国の一つなのだが、、、最近は電車で音楽を聞いている輩が多い。私の知り合いは、それが耳障りでしようがないと、憤っていたりする。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
結婚←漫畫(まんが)ページへ
もうそろそろこの二人も結婚させる段階に来ているだろうな。そうしてハイブリッドの孫悟飯を誕生させて、いきなり田支店長の後釜に据えてみたりして、、、いっぽう田支店長は成長してしまったために、ついに普通の幼稚園児に戻ってしまったとさ。
なんていう展開になったら、まさにジャンプチックなキャラを使い捨てながら進行する連載っぽいな。
番外篇‧萊爾富也買的到了....唉←漫畫(まんが)ページへ
萊爾富とは、、、Hi-Life。台湾系の連鎖便利商店(コンビニチェーン)のこと。全台湾に一〇〇〇店舗もあるんだな。去年台北に行ったときにもコンビニは多用したが、書棚に置いてあった漫畫は、日本のものばっかりだった。毛球寶兒もようやく置かれるようになったか、、、とにかく、加油(がんばれ)!
謝禮←漫畫(まんが)ページへ
Mother's Dayだねえ。欧米でもそのようだけれども、日本でもプレゼントされる対象は母親ばかりで、Father's Dayはたいてい無視される。中国文化圏では、どうなんでしょう。面白いことに、台湾ではFather's Dayは八月八日らしい。「八八」は「爸爸」(パパ)に通じるからだとか。八は中国文化圏では最高のラッキーナンバーだから、数の上だけではパパの方が尊重されているのだろうか?
蠢花的邏輯←漫畫(まんが)ページへ
バカボンのパパ式のロジックを用いる、それが蠢花であった。
日本語では、雨が降る状態を表す擬音語は段階がある。
「ポツポツ」(降り始め。肩に当って気付いた段階)
「パラパラ」(ほんのわずか。濡れもしない)
「シトシト」(勢いの弱い雨。特に梅雨の雨)
「ザーザー」(勢いの強い雨。たとえば夕立の雨)
「ドザーーーッ」「ドシャーーーッ」など(豪雨。台風の雨)
今回の漫画の「嘩啦、、嘩啦、、」は、そのまんま「パラ、、パラ、、」だろう。だが雨足が強くなってもやっぱり使っている。微妙な擬音語の感覚の違いなのかもしれない。訳では変えておいた。
今回のタイトルの「邏輯」(ルォジィ)は、ロジック(ギリシャλόγος、ラテンLogica)の当て字。それで、訳にはラテン語など使ってみた。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
小隊長請客?! ←漫畫(まんが)ページへ
自然体がよいとはいうものの、少しは相手のために気取って見せたという姿勢を見せないと、異性も振り向いてくれないと思うのだが、、、
野郎ごときに誠意(のように受け取られただけだが、、、)を見せている場合ではないぞ、小隊長!
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
第一名←漫畫(まんが)ページへ
うーん、、、あっち系のネタには、あんまり言うことがないな。
受精しただけで第一名(第一位)の冠軍(チャンピオン)だというが、もともと精子は単独では生きていけない。どんなに精巧に出来ていても、単細胞生物と決定的に違うところは、自分で新陳代謝を行なう能力が欠落しているところだ。だからあくまでも上位の生命体のための使い捨ての道具に過ぎず、単体で生きていく力を本来備えているもろもろの生物と安易に類比するのは、生存競争の意味を取り違えさせる結果につながって、ミスリーディングなのかもしれない。
言うことがないので、こんな真面目なことを書いてしまった。
為了誰的健康? ←漫畫(まんが)ページへ
宇宙で闘神と互角に闘ったほどの拳法使いの毛球寶兒を尻込みさせるとは、愛莉森の拳力あなどれん。きっと眠りを邪魔されたときには、人間の潜在能力を100%開花させているのであろう。
しかしデートの約束の日に寝過ごしてしまうとは、その理由は、、、
一、興奮して昨日寝られなかったから(可能性5%)
ニ、少々寝過ごしても許してくれるだろうと、相手の好意に甘えているから。あるいはわざと遅刻して、相手を思いっきり焦らしてやろうというイタズラ心が出たから(可能性55%)
三、実はデートなんかどうでもいいと潜在意識で思っているから(可能性40%)
さあ、どれだろうか?(数値は、推定値です。)
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
不太熟的客戸←漫畫(まんが)ページへ
今回の題は、訳すと「あまりなれてない顧客」。この「なれる」(原語:熟)というのにダブルミーニングがあって、「(事情に)なれる」という意味と「(食物が)なれる」という意味とを掛けたのが今回のギャグのポイントというわけだ。日本語では、同じ「なれる」でも当てる漢字が違ってくる。前者は「慣れる」で後者は「熟れる」を使う。しかも後者は漬物とか鮒鮨に対して使う用語であって、果物(漢語では、「水果(シュイクァ)」)には使わない。果物にはふつう「熟(う)れる」を使う。だから、微妙なところで今回も日本語では通用しないギャグであった。長い解説だ、、、
奇摩新聞を読んでいたら、こんな見出しが。
棄嬰收容箱!、、、嬰児を棄てる収容箱。うーん、そのものズバリの表現で、きわめてわかりやすい。
「赤ちゃんポスト」なんて言うから、ごまかされている。本質は、漢訳のことだ。棄てられた子の将来と日本人の倫理観をいかに評価すべきかを判断すべき日本文化の急所を突くような重大な問題だから、ムードで判断したりせずにきちんと論議してほしいものだ。本当に日本人は「親がなくても子は育つ」と考えているのだろうか?それほどまでに、日本社会には完全な個人主義が徹底しているのだろうか?私は、極めて疑問である。マージナルなケースとしてはやむをえないと思うが、これが大都市で設置ブームにでもなれば、重大な結果を招く予感がする。
吃生肉←漫畫(まんが)ページへ
吃生肉(生肉食い)の習慣は、実は中国では長い間ふつうにあった。膾(クァイ)は、古典の文献でしばしばご馳走として言及される。膾は日本語では「なます」と読まれる。意味は、そのものズバリ生肉のことだ。孔子も、肉や魚の膾を醤(シャン)につけて食べるのを好んだと言う。醤とは、肉や魚、あるいは豆を醗酵させて作った調味料のことだ。魚醤や肉醤、それに大豆で作った豆豉(ドウチィ)や醤油などがある。
それが中国ではどういうわけか、すたれてしまった。だが中国文化を古くから輸入した韓国では、生肉食いの習慣が残ったようである。牛肉の膾のユッケが、現在も食されている。
現在の中国人が日本食の影響で刺身を食べ始めているのは、昔の習慣が復活したと言えようか。もともと醤油文化圏だから、味覚が連続しているのである。魚食の需要は、中国で今後間違いなく増えるだろう。これからはビジネスチャンスなのに、日本の農漁業は壊滅的に病み衰えている。所得が上がれば農漁業を蔑視するのも、我らの文化の遺伝子なのであろうか?
訓練←漫畫(まんが)ページへ
手書きの訓練のために、文具店で賣筆的試冩區(要は試筆用にぶら下げてある、例の白紙)が真っ黒になるまで書きまくった蔡桃桂。笑い話というよりは、今どきの時代には感心もののOLだ。
日本の小学校では、小2生の三割が「ひとつ」を「一つ」と書けないという衝撃的な調査結果があった(ニュース)。小6生では「支持」の「支」の字の正答率が7%だったという。PCとケータイ漬けで、漢字を書く訓練をしていないから、こんな結果になるのだ。かく言う私もワープロばっかり使っているので、漢字を手で書くことが滅多にない。それでも、書こうと思ったら書ける。それは、ワープロなどなくて手で文字を書かざるをえない時期が青年期まで続いたためだ。しかし、下の世代は違う。そのうち、漢字が書ける人間が少数派となる時代が来るに違いない。しかし、日本では韓国のように漢字が衰退する可能性は、まずない。日本語は漢字なしでは表現できないシステムとなっているからだ。日本人は、自分たちの言葉が字で書き下ろせない、困った民族となってしまうのであろう。
開始約會囉! ←漫畫(まんが)ページへ
デートにわざと遅れることによって相手に貸しを作らせて、初心な男の子の緊張をときほぐそうとするとは、、、愛莉森は知能犯だねえ。えっ?違うって?、、、どっちもリードする状況にないこの二人のようなカップルならば、貸し借りの関係となって気の使い合いごっこを演じるほうが、スムーズに関係がいくのかもしれない。
ところで、毛球寶兒はやはり今半殺しになって寝込んでいるのであろうか?
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
吃←漫畫(まんが)ページへ
雌が子を産む栄養源にするために雄を食べるのは、人面蜘蛛(Nephila maculata、ジョロウグモの仲間)ならずとも昆虫の世界ではよく見られることだ。艾鈺冰はデブをまずそうだと言ってすげなく拒否したが、人間の世界に当てはめるならば、雌が食す雄の栄養源はむしろ金力なのではないだろうか?見たところ、このデブは金だけはありそうだが、、、しかし艾鈺冰は占いで百発百中なのだから、その気になればギャンブルや株でいくらでも儲けられるのだろう。
このRIVER氏の作品は著作権に慎重に気を使っているのが見て取れるが、最近日米でヒットニュースとなっている話題に、北京の石景山遊楽園のパクリ問題がある(英語版WIKI)。ディズニー、ハローキティー、ドラえもんなどがそのまんまパクられていて、当局が何と言おうが、まあ現行の国際標準から見れば弁解の余地はない。とにかく日本の中国叩き屋が泣いて喜ぶ話題で、実際日本から頻繁に取材が行っているようだ。だが昔の日本もディズニーなんかを無断でパクっていたケースが無数にあったわけで、今の中国は数十年前の日本と同様の社会通念であると言ってよいのであろう。昔の自分たちを忘れて途上国を一方的に叩くのは、果たしてフェアなのであろうか?こういった話題にいきり立っている取材者のほうが、愚かなのである(ウマをシマウマと言うことのどこがパクリ問題と関係があるのか?どうしてユーモアとして受け止められないのであろうか?)。
この遊園地の将来がどうなるかは分からないが、全体的に見て中国が知的財産権の保護に積極的になることは、おそらくありえないであろう。なぜならば中国は知的財産権を保護して得られるものは何もないわけであって、財産権を独占している先進国の懐を富ませるだけの結果となるからだ。日米がいくらいきり立っても、彼らはたぶん適当に受け流すであろう。
通商問題が外交で解決できなくなれば、十九世紀などでは武力で戦争になった。しかし、この二十一世紀において、通商問題で武力行使が行なわれる見通しは、全くない。テロに対する戦争ならば正当化もできようが、誰がディズニーや任天堂の株価を上げるために死者を出すことに同意するであろうか?よって、知的財産権の違反の問題は、中国社会が発展して自分自身が守るべき財産を積み上げるようになるまで、先進国の泣き寝入りとなるに違いない。
私も先進国民として例の遊園地などに多少は眉を顰(ひそ)めざるをえないが、先進国は高度の知識を集積している社会として現在進行形で発展させている先端技術や文化によって、富を稼ぐべきなのだと私は思う。なのに現在の知的財産権の保護は、あまりにも過去の国民が成し遂げた業績まで過分に保護しすぎていると考える。それは、過去の偉人が稼いだ遺産の利子で現在の人間を搾取しようとする、寄生資本家の道ではないか。ディズニーや藤子不二夫Fのようにすでに死んだ人の遺産から富を巻き上げる構造のおかしさに、早く人は気付くべきだ。
今日運勢←漫畫(まんが)ページへ
言われているラッキーカラーの指定は、Pantone社のCMYKカラーのことだな。CG描きにはおなじみの色指定だ。だが、ラッキーグッズの「脂肪醇聚氧乙、、、」は、正体がよくわからなかった。化学製品であることは確かなのだが。
朱課長が、今日の運勢のために星座と共に血液型を言っているが、実は血液型占いが流行っているのは、日本だけではない。韓国と、中国・台湾でもかなり普及している。なぜか?― 答えは簡単。北東アジア諸国は、A・O・B・ABの四種類の血液型がわりかし均等に分布しているために、占いの功能が出やすいためなのだ。日本はよく知られているように、上の四つの血液型が全国平均で4:3:2:1の分布となっている(東北地方ではよりB型が多く、西日本ではよりA型が多い)。中国では、香港の例を取ればそれぞれ26%:40%:27%:7%という結果が得られているようだ(WIKI英語版参照)。
B型は中央アジアとインドで最もよく見られて、おおむねそこから東西に行くほど少なくなる。ロシアではB型は比較的多いが、西ヨーロッパではB型は非常に少ない。西ヨーロッパからの移民が大勢を占めるアメリカ合衆国でも、B型は少ない。AB型は統計的に必ずB型よりも少なくなるはずだから、多くの西洋諸国ではAB型は極めてまれである。ゆえに西洋諸国では血液型に偏りがあるので、占いが受け入れられる基盤に乏しい。血液型占いは姓名判断と同じく、北東アジア諸国の人民に独特の性質から来る迷信なのであった。前者は生物学的特質、後者は文化的特質という違いがあるが。
日本では、ある一定の世代の困った悪癖として、初対面の人に対して(1)「血液型は何型?」(2)「何人きょうだいの何人目?」(3)「(男性限定で)プロ野球はどこのチームのファン?」と聞いて話の種にする傾向が強かった。(2)は少子化のために話題の広がりが限定され、(3)は趣味の多様化のために最近では聞かれなくなった。しかし、(1)を聞く風習はいまだに残っているようだ。mixiでも、入会者に血液型を記入させるようになっている。おそらく今後とも根強く残るであろう。
地點很重要! ←漫畫(まんが)ページへ
捷運(MRT、台北地下鉄)には、私も台北でずいぶんお世話になった。清潔で静かな駅構内は、日本の地下鉄に乗ったような錯覚さえ覚えさせる。
マンガの中で言及されているのは、以下の三路線。
淡水線。シンボルカラーは、赤。市内から北郊の淡水まで。
新店線。シンボルカラーは、緑。市内から南郊の新店まで。
木柵線。シンボルカラーは、棕(茶)。市内から、木柵動物園(台北市立動物園)まで。
淡水は、淡水河の河口に開けた、夕日の見えるデートスポット。私も行ったが、ここは素晴らしいところだ。できれば遊覧船に乗ってほしいものだが、、、ちょっとだけ金がかかる。
碧潭は、新店線の終点のそばにある、淡水河畔の名勝。見ているだけならば、金はかからん。
そして木柵動物園は、日本統治時代以来の歴史を持つ、市立動物園。ここには、有名な無尾熊(コアラ)がいる。動物園なので、入場料がちょっとだけかかるが、、、
確かに、映画とか遊園地に行くよりははるかに安上がりだ。大事なのは、場を盛り上げる器量ですよ、器量!、、、ところで、食事はどうするのであろうか?
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
甜美回憶中沒有的東西 ←漫畫(まんが)ページへ
というわけで木柵動物園に来た、二人。小さい頃にウ○コの臭いに気付かなかったのは、子供はそれだけウ○コと自然に向き合っていたということだ。大人になって清潔の味を覚えたとき、ウ○コが意識の脇に置かれるようになった。ウ○コじたいは変わらないのに、ウ○コに向き合う人間が変わったのだ。だが大人たちに関わりなく、ウ○コは今日も生産され続けている、、、(しつこいな。)
このような卑猥語は、どこの言語でも存在する。日本語は、いまだに相当に保守的である。多くの卑猥・野蛮とされる言葉が、公共放送や出版はおろか、大人の会話の上でもほぼ追放されたままになっている。英語ではすでに"damn"は普通人のくだけた会話で許されるようになっており、"f**k"すらロックミュージシャンなどはインタビューなどで平気で乱発している。さすがに"c**t"はまだ厳禁なようだが。大陸中国では、若い連中どもがサッカーの試合などで「SB」という卑猥語を敵や審判に連呼する状況が見られるそうだ。意味は、書きたくない。卑猥語の使い方・受け止め方は文化によって様々なのは、私は十分に理解しているつもりなのだが、、、
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
地中海←漫畫(まんが)ページへ
「地中海」、、、なるほど、ハゲのスタイルを指して、こういう言い方があるのか。初めて聞いたが、大変分かりやすい。
ハゲ隠しの方法としては、カツラを被ったりバーコードにしてごまかしたり、いっそスキンヘッドにしたりと様々ある。いずれも一長一短があって、どれがよいとは言いかねない(バーコードは、正直言ってみっともないが、、、)。だが、東洋の伝統的な方法としては、チョンマゲと弁髪もある。昔の日本人は、みんな月代(さかやき)といって頭の前からてっぺんまでを剃る習慣があったから、男はハゲに悩むことがなかった。ハゲの人たちを全員が剃ることによって目立たなくさせる、ハンデを負った人たちに優しい素晴らしいヘアスタイルであった、、、ん?
第一個危機!←漫畫(まんが)ページへ
夏の台北は、、暑い!
私が去年行ったのは六月末だったが、その暑さは太陽光線に重圧を感じるほどであった。沖縄よりも南にあってしかも盆地だから、当然のことなのであるが、、、
台湾はもう梅雨に入っているが、日本本土はまだまだ。今日は、雨であるが。ここのところずっと雨も降らずに快適そのものの日々が続いてきたが、そのおかげで水不足の予感がちらついてきた。これからの梅雨にはせいぜい雨が降ってほしいものだ。その後には日本でも地獄の太陽の季節となるだろう。この夏は「反聖嬰現象」(アンチ・エルニーニョ、すなわちラニャーニャ。漢訳ではこのように書く)が起ると予測されているから、猛暑が待っているかもしれない、、、あああ。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
冠軍茶←漫畫(まんが)ページへ
台湾では毎年、政府によって全國冠軍茶競賽が開かれていて、台湾全土での茶葉の冠軍(トップ)を選出している。政府も、品質向上に努力しているというわけだ。高山烏龍茶は嘉義縣から南投縣にかけての中部高山地帯で生産されている、台湾十大名茶のひとつ。高山で栽培される烏龍茶では同じ南投縣の凍頂烏龍茶のほうが有名だが、冠軍茶ともなればそれはもうさぞかし美味なのであろう、、、優勝カップなんかで飲みたくは、ないな。
ところで、「烏龍」と書けば、面白いことに別の意味がある。だいたい「デタラメ」とか「無茶苦茶」とかいう意味で、日本のマンガ『こち亀』の漢語訳は、『烏龍派出所』だったりする。これは、おそらく口語であろう。日本語には、禅の用語として宋代以降に入ってきた言葉に、「胡乱(うろん)」という単語がある。意味は、やはり「乱雑」「デタラメ」という意味である。宋代以降に輸入された言葉なので、漢字の読み方が後世の発音の変化をこうむっている(つまり、唐音)。おそらく、この「胡乱」は、現代漢語の「烏龍」と同語源であろう。
さらに言えば、日本のウドンは漢語では「烏龍麺」と書く。すなわち、「デタラメ麺」、、、
番外篇‧什麼都漲!什麼都不奇怪!←漫畫(まんが)ページへ
石油価格が上昇している根本原因はBRICSの工業化であり、乳製品価格が上昇している原因の多くは中国やASEAN諸国が乳製品の味を知り始めて消費量を伸ばしているからだ。全て、これまで先進国だけが味わっていた消費の快楽を、周回遅れで知り始めている結果なのだ。十九世紀のイギリスで、マルサスは工業化による人口増大が食糧不足をもたらして貧困化に行き着くと主張した。彼は、ゆえに人口を抑制するために産児制限を主張した。しかし当時の社会は、アメリカ大陸やオーストラリアの開拓によって新たな耕作地を得たために、いつしかマルサスの論議は時代遅れのものとなっていった。しかし二十一世紀の現在は、新たに耕すべき土地もなく、魚のいる海はもともと限りがある。マルサスの予測が、二世紀ぶりに復活しようとしているのであろうか。
理由←漫畫(まんが)ページへ
「塞車」と書けば、これは現代の熟語で交通渋滞のことだ。だが、「塞」の字の原義は「詰め込む」という意味である。そこから「(コルクなどの)せん」という意味もある。そこで、「塞車」を文字通り解釈すれば、「車を詰め込む」という意味にも取れてしまう。今回のオチは、そこから来ている。
日本語ではダジャレが頻発されるが、それは日本語を構成する音素が世界の複雑な言語の中ではかなり少ない部類に入るために、同音異義語が爆発的に多いためである。だから、容易にダジャレが作られる。いっぽう漢語は日本語よりも複雑な音素を持っているうえに声調があるため、完全な同音異義語はもっと少ない。例えば日本語では「トウ」さんと書くと、「唐」さんなのか「董」さんなのか「鄧」さんなのか、全く区別がつかない(いずれもポピュラーな姓である)。だが、漢語だとそれぞれ"Tang"、"Dong"、"Deng"で別の発音になっている。それで音の上での区別はよりたやすいが、逆に日本語にはない特徴として、名詞と動詞(あるいは、形容詞)がはっきり区別できないという面がある。全てが漢字で表現されて、しかも一切活用することがない。だから、文中で名詞とも取れるし動詞とも取れる場合が頻出する。それは、古典の漢文にも共通した特徴だ。だから、今回のオチのようなケースが漢語ではいくらでも作れることになる。それは、日本語ではほとんど試みることができないオチだ。
英語を母語とする人にとって最も学習しにくい言語とは、アラビア語、韓国語、中国語(漢語)、そして日本語だという(英語版WIKIの記事による)。自分たちですら難しいと思っているのだから、漢字に慣れていない西洋の人たちでは、なおさらであろう、、、
企鵝君的OS←漫畫(まんが)ページへ
今回のタイトル、、、『ペンギンくんのOS』、、、???
ペンギンくんは、仕事にMacOSかWindowsVistaでも使っているのか?、、、なんだこりゃ?
、、、と思ったら、OSとは"offscreen"の略なんだそうだ。映画俳優が、「画面の外」でやっていること。つまり、スターたちの内幕のことだ。日本では、少なくとも一般レベルではなじみのない略称だ。和製英語ならぬ、台製英語だな、、、
國王企鵝(キングペンギン)たちは、木柵動物園の人気者。彼らは比較的低緯度に住んでいる種族で、南極のコウテイペンギンと違って暑い台湾でも飼うことができる。台湾では五月は本来梅雨のシーズンなのだが、今年は雨が降らずに猛暑が続いているようだ。おかげで熱中症で人がバタバタ倒れているし、農家では野菜が取れすぎて豊作貧乏に、、、ラニャーニャのせいなのだろうか。また今年も、異常気象なのか、、、
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
好像有道理又怪怪的推論... ←漫畫(まんが)ページへ
ペンギンのつぶやく「看三小、、」は、台語のようだ。「三小」は、普通話の「什麼」に当る。よって、例のごとく方言流に訳しておいた。
マンガの中に出てくる「基測會考」というのは、日本の高校入試に当る「基本學力測驗」のことであろう。「會考」とは入学試験のことだ。台湾の初等教育の基本コースは、日本と同じく國小(6年)→國中(3年)となる。基測は、その後の高等教育の選抜のための試験に当る。高等教育のコースはおおむね日本と類似しているが、軍官学校が教育コースとして存在しているところが、大きく違う。徴兵制と同じく、その点はむしろ戦前日本と共通した点を残していると言える。
人間がヘビやゴキブリに恐怖するのは、彼らが地上の生物のきわめて古い姿を残しているからなのかも、しれないな。地球上でもっとも洗練された生物である人類にとっては、生命存在の最古層を覗かされる気がして恐ろしいのかもしれないと、思ったりする。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
筷子←漫畫(まんが)ページへ
免洗筷(割り箸)を折って教える教訓は、毛利元就の「三本の矢」。ただし、三本の矢の故事は、もっと昔にあった説話の焼き直しなのだが。毛利氏は確かに元就の死後も、毛利輝元・吉川元春・小早川隆景の三巨頭体制で、強勢を保ちつづけた。しかし、東の信長・秀吉に対して常に行動は保守的で後手後手であり、じりじりと追い詰められていった。結局信長の急死によって一度救われ、関が原では西軍の総帥として滅びるべきであったのが、東軍に寝返った吉川家の当主広家が自分の恩賞と引き換えに家康に宗家継続を懇願したので、何とか生き残った。守成の術としては三本の矢もよかったかもしれないが、互いに助け合うというその教訓のおかげで、突出した指導者を出せなかった点も無きしにしもあらず。、、、戦国与太話になってしまった。
好像有道理又怪怪的推論...<2>←漫畫(まんが)ページへ
ははは。しかし、この推論は間違いだろう。コンゴウインコは知能が高いぞ。確かに、目が正面に付いている哺乳類は、両目で対象を見つめて遠近感をキャッチすることによって、素早く適確な行動を行なえるように進化していった。目が両脇についている魚類、両生類、爬虫類、鳥類は、周囲を広く見渡せる利点がある。始終敵や獲物を警戒するために取られた、生物の戦略だ。しかし哺乳類はそれよりも、目的を絞って計画的に行動する戦略を選んだ。結果的にそれが脳を発達させて、知能を向上させていったのであるが、、、
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
便當←漫畫(まんが)ページへ
はははは。旗だけ替えて各国弁当か。義大利(イタリア)便當ぐらいは、工夫すれば作れそうであるが。真ん中の白はただのご飯で、右の赤は紅しょうがを散らして左の緑はグリーンチリペッパー。日本便當は、もっと簡単。ご飯の上に、梅干し一個置く、、、そりゃ、日の丸弁当だよ。
番外篇‧基測後的課本對話←漫畫(まんが)ページへ
基測(基本學力測驗、台湾の高校入試に相当)が終わった後に課本(教科書)が捨てて顧みられなくなるのは、どこの国でも同じ現象であるなあ。国文の課本の嘆きの言葉、「飛鳥尽きて良弓蔵され、狡兔死して走狗烹らる」は、日本でもおなじみの故事成語。意味は、「目的を成し遂げるために役に立つものは、その目的が達成されたら捨てられる」というもの。歴史にはこのような例が数多い。源頼朝に捨てられた、義経。徳川家康に捨てられた、豊臣大名たち。清朝に捨てられた、呉三桂。アメリカに捨てられた、アフガンゲリラ。
上の言葉は、漢の功臣であるかの韓信の嘆きの言葉だ。彼は、むざんにも劉邦に捨てられた。私が今書いている物語は、このシーンまで行き着くのはまだまだ先のことだが、、、
奢侈←漫畫(まんが)ページへ
魚子醤(キャビア)に法國料理(フランス料理)に松露(トリュフ)、寿司に蟹、、、握り寿司というのは本当は魚を安く手軽に食べるための庶民料理だったのだが、もはや時代は変わって寿司はフランス料理と併称される高級料理に格付けられるようになってしまった。『ド根性ガエル』の寿司屋の梅さんがキャラになる時代は、遠くに去ったようだ。
蟹といえば、ロシアがタラバガニの原則禁輸措置を取ったために、現在価格が暴騰している。蟹も、マグロも、ウナギも全て、日常の食卓では上せられない高級品に変わろうとしている。ウナ丼を高級料理として有り難く食べるなんざあ、てんでサマにもならねえ。へっ。
相當尷尬... ←漫畫(まんが)ページへ
林旺爺爺(リンワンイェイェ、意味は「林旺じいさん」)とは、波乱万丈の生涯を辿った、その生涯そのものが台湾史を象徴する老象であった。以下、英語版WIKIと中文版WIKIを参考にしながら、記事を紹介したい。
林旺(1917 - 2003.2.26)は、日中戦争時代に中國遠征軍(後述)のために働き、後に国民党勢力と共に台湾に移された、有名な象であった。林旺は、その生涯の大部分を台湾市立動物園で過ごし、疑いもなく台湾で最も人気のある動物であった。多くの大人や子供たちは、この勇猛な象のことを親しみを込めて「林旺爺爺」と呼んでいた。
1941年に日本が真珠湾を攻撃した後、37年から続いていた日中戦争はより大規模な太平洋戦争へと発展した。日本は、英国植民地のビルマ攻撃のために、進撃した。蒋介石総統は、中國遠征軍を孫立人将軍の指揮下に結成させて、ビルマ戦線での戦闘に従事させた。1943年にあった日本軍設営地での戦闘において、林旺は他の十二頭の象たちと共に、中国軍に接収された。これらの象たちは、日本軍によって物資の運搬と大砲の部品の牽引のために用いられていたのであった。連合軍もまた、これらの象たちを同様の仕事のために使用した。この時点において、林旺は「阿美」(アーメィ)という名前が付けられていた。
1945年、中國遠征軍は中国に召喚された。象たちは乗り手に伴われてビルマロードを通って行進していったが、六頭がその困難な道程で命を落とした。彼らが広東省に着いたとき、戦争は終結した。だが、象たちの軍隊での役務はこれで終わったわけではなかった。彼らは抗戰烈士紀念碑の建設に使役され、さらに1946年には馬戯団(サーカス)に加わって演戯をした。これは、湖南省での飢饉救援のための募金活動として行なわれたものであった。後に、うち四匹がそれぞれ北京、上海、南京、長沙の動物園に移送された。残った三匹の中に林旺が含まれていたが、彼らは、広州の公園に移された。
1947年、孫立人は台湾に派遣され、新しい部隊を訓練することとなった。彼は、三匹の象を共に連れて行った。しかし、一匹は病気で、台湾海峡を渡る船旅の途中で死んだ。残った二匹の象は、高雄の鳳山の軍事基地の周辺において、木材の運搬などの単純作業のために使役された。1951年、さらに一匹の象が死んだ。林旺は、ビルマ時代の十三匹の象の中で、唯一の生き残りとなった。
1952年、孫立人は林旺を圓山の台北市立動物園に寄贈することを決めた。この動物園において、林旺は彼の生涯の連れ添いの馬蘭(マァラン)と会うことになった。この頃林旺はいまだに「阿美」と呼ばれていたが、動物園側はこの名前は女性的すぎると考えた。そこで、彼の名前は「森林之王」の意を略して、「林王」(Lín Wáng)と改められることとなった。しかしながら、ある記者が彼の名前を聞き間違えて、その名前を林旺(Lín Wàng、すなわち声調が「林王」と違っている)として刊行してしまった。この名前は、結局定着することとなった。
林旺は、台湾で最も有名で人気のある動物となった。1983年には、動物園は初めて彼の六十六歳の誕生会を挙行した。それ以来、彼の誕生日は動物園において毎年十月の最終日曜日に祝われることとなり、多くの観衆が訪れるようになった。その中には、歴代の台北市長もいた。1986年、動物園は圓山から木柵に移動することとなった。このとき多数の台北市民たちが、通りに集まって動物たちが移動するのを見物した。とりわけ、林旺の「搬家」(バンジャ、引越し)は見ものであった。
2003年の初頭、林旺は左の後足に関節炎を患った。彼は食欲を失い始め、他の症状も併発することとなった。彼の容態は急速に悪化し、2月26日に、林旺は死んだ。
彼の追悼式は数週間続き、数多くの人が訪れて林旺のために花とカードを添えた。林旺は死後に台北市長の馬英九より台北市栄誉市民の称号を贈られた。陳水扁総統は、「給我們永遠的朋友,林旺」(我らの永遠の友人へ、林旺)のカードを添えて、献花を贈った。
日本軍と国民党との間に深い因縁を持ち、激動の台湾の戦後史半世紀を生き抜いてきた象であった。享年86歳の、偉大な生涯であった。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
摸摸茶←漫畫(まんが)ページへ
「摸摸茶」(モーモーチャ)、、、または「摸摸茶店」、、、「摸摸」とは、ちょっとおさわりすること、、、要は、アレですな。子猫ちゃんをおさわりしながら、可愛がる喫茶店だな。わーイカガワしい。
少々絵の雰囲気が変わったと思ったら、擬音が手書きになったのだな。
小隊長的菜←漫畫(まんが)ページへ
孤島篇から、もう一年近く経っているんだな。それで、ようやく初デート中。アメリカではセレブが彼氏との実演ビデオを流出されても平気で居直るほどの時代だが、こちらは何とものどかなもんだ。まだまだこの二人は亀のペースで続くのであろう。それにしても、最近植物たちがとんとご無沙汰してしまっているな?
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
番外篇‧你煩我也煩.... ←漫畫(まんが)ページへ
台湾は一頃の空梅雨から一転して、豪雨に見舞われている。被害は、すでに各地で拡大している。この梅雨前線が北上すれば、これから先日本や韓国も豪雨となるかもしれない。梅雨の雨は、豪雨となる時代が来てしまったのであろうか。
疑問←漫畫(まんが)ページへ
背丈も服装も全く同じで、しかも同棲までしているのに、蔡桃桂は竇輔の正体に気付かない。これほどまでに気付かないのは、逆に超能力かもしれない。気付きたくないという気持ちは、分からんでもないが、、、
有機豆腐といっても、有機水銀を添加している豆腐のことではない、、、当たり前か。大陸中国からは、戦慄すべき食の汚染の実態が次々に報告されているが、あれは法の適用が生ぬるい結果であろう。省とか市の政府が一部を除いて衛生政策に熱心でないために、多くが野放しとなっている。数百万から数千万の人口を抱える巨大な地方政府でありながら、どれだけの量と質のスタッフを揃えられているのであろうか?非常に、心配である。
夜行館的心跳瞬間!←漫畫(まんが)ページへ
君に触れれば心の中はハッピー。その感覚はとても、隠せない、隠せない、隠せない。"Komm,gib mir deine Hand"の世界ですなあ。あるいは知り合った日から半年過ぎても、あなたって手も握れない、、、『赤いスイートピー』の世界というべきであろうか。揺れる思いの二人の行方は、いかに?まあ、このままスンナリとYou're born to be my babyとなるまでは、いかないだろうなあ。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
救生員←漫畫(まんが)ページへ
ん?このキャラは?、、、RIVER'S543にも出ているな。新キャラなのか。「敗家救生員」だから、いたいけな市民を敗家(破産)から救うライフセーバーというわけであるな。しかし、溺れる者と道連れに、二次災害となるのであった、、、
「女僕」(ヌープー)、、、女の下僕か。見事な漢語だな。日本語では、当然「冥途」。本来の日本語である「女中」は、どういうわけか差別語として指定されているようだ。
阿嬤的智慧←漫畫(まんが)ページへ
しゃっくりは、柿のへたを煎じて飲めばよいのだよ。水を飲んで、しばらく息を止めるのもよい。鼻をこよりで刺激して、くしゃみを出すのもよい。胡椒を使うのは、目を刺激するから薦められない。しかし今回の話中の方法は、知らなかった。ビニール袋の中で呼吸を続けて、吸気の二酸化炭素が増えると直る。横隔膜に刺激を与えるためには、これも有効な方法であるというわけか。
公仔←漫畫(まんが)ページへ
残念ながら今回のオチは、、、よくわからない。「公仔公仔」とは、何かの擬態語なのであろうか?
羅伯斯の主張も、よくわからない。公仔(人形、この場合はフィギュア)をおおっぴらに愛玩するのが変だと課長に指摘されて、「なんでわからない?」と真剣に言い返すのは、、、変だ。わからねーよ、普通の人には。フィギュアの愛玩は、マージナルなヲタク趣味としてならよいが、一般人に理解してもらおうなどと思うなよ。はっきり言うが、あれはアニメなどよりももっとストレートな、変態すれすれの趣味なのであるから。カルトの教義を一般人にわからせようとするのと、同じようなものですよ。わからないほうが、正しい。それで憤るのは、ヲタクの風上にもおけねえ。そんな変態趣味をさも世界に誇れる日本文化であるかのように持ち上げる、最近の大新聞どもも根性が腐れ果てている。あるいは、何もわかっていない。
- ヲタク道とは、犯すことと見つけたり。(『葉隠』)
なんてね。
一葉知秋 ←漫畫(まんが)ページへ
予想通り、台湾で大雨を降らせた梅雨前線が、いま日本に北上して各地で大暴れしている。鹿児島などは、この二週間ほどずっと雨だ。列島全体で見れば水不足だったから、ずいぶんリリーフとなっているのだが、、、最近の梅雨は、大雨がパターンとなってしまった。
漫画の中では、デート明けの気候は穏やかであったようだ。愛莉森に、小隊長の病気が伝染したか。なかなかに、うま味のあるエピソードではないか。自助餐店(ジーチューチャンディアン)とは、台湾でよくあるセルフサービスの料理屋のこと。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
男人的脆弱友情 ←漫畫(まんが)ページへ
彼女が絡むと、もはや男同士の友情関係など終わりだ。一緒にAV買い漁った時代が、懐かしいぜ。こうして阿茲は、女性不要論者の道を一人歩むことになるのであった、、、って、わけないか。
星があるビールは、台湾ビールか。飲み物の味を相当に感じる、ビールのブランドであるな。日本のビールほどにキレがないので、人によっては物足りなく感じるかもしれない。
、、、などと書いたが、よく調べると台湾ビールには星マークなどなかった。勘違いであったか。だったら、オリオンビール?それとも、サッポロビールか?
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
新機能←漫畫(まんが)ページへ
3C(Computer,Communication,Consumer electronics)。あんまり聞きなれない、用語であるな。「情報家電」などと言ったりするが。台湾ではこの用語が、一般的なのであろうか。アメリカではiPhoneを買いにわざわざヨーロッパから渡航した人がいたらしいが、、、本当に革命的なのだろうか?YouTubeをケータイ感覚で閲覧できる利便性は、大きいのかもしれないな。YouTubeがどこまで革命的なのかも、私はいまだに懐疑的なのであるが、、、著作権のある画像の無断放映を差し引いたら、今の時点では何が残るのであろうか?それほど人間の画像クリエイティビティが飛躍的に伸びて、草の根レベルのコンテンツが質的に充実するようには、とても思えないのであるが、、、私は、古いのであるかなあ。
不可能的奇蹟←漫畫(まんが)ページへ
最初、オチの意味がよくわからなかった。つまり、三コマ目の演出のセット(?)の費用が、四コマ目に請求されて来た、というわけだね。だから、「不可能的奇蹟」なのか。
、、、それを言っちゃあ、おしめえよ、、、
セットではないが、わが清水寺の舞台は、見事に新世界七不思議の選考から、落ちてしまった。万里の長城やチチェンイッツァのピラミッドに較べればどうしても衝撃的なインパクトに乏しいから、致し方ないな。私も、たぶん落ちると思っていた。北東アジアで一つ選ぶとなれば、どうしても万里の長城になるわさ。だが自由の女神が落選してリオのキリスト像が当選したっていうのも、何だかなあ。アルハンブラやアンコールワットすら、落ちているというのに、、、
化石←漫畫(まんが)ページへ
ははは。化石化するまで年季の入ったごみの山か。いったい何億年積み重なっていたのであろうか?恐るべし、羅伯斯のデスク周辺の亜空間。
注音字母が出てくると、私はお手上げだな。えーと、「ㄋㄟ」は、"ロヘ"じゃなくて、"nei"と読むんだっけな。ㄋㄟㄋㄟで、ちょっとHな意味のスラングとなる。今回のマンガの場合は、えっちな意味合いはないと思うが、、、「不好意思」で「すいません」だから、「不好意思ㄋㄟ」で、(桂枝雀流に)「ずびばせんねぃ~!」っていう感じだろうか?
紓壓妙...招?←漫畫(まんが)ページへ
小隊長に置いてけぼりにされた阿茲、ついにフォースの暗黒面に取り付かれつつあるのか、、、フォースはそのままでは善でも悪でもない。ただ邪悪な想念が心を支配するようになれば、フォースは悪への道を開くであろう。彼の表面的な善人面の裏には、巨大な邪悪がひそんでいたのであるか、、、ははは。
「電蚊拍」なんていう家電製品が、あるんだなあ。初めて知った。殺虫剤を使うよりは、健康によいのかもしれない。運動にもなるし、、、子供は大人よりも蚊の羽音のようなかすかな高音を聞き分ける能力があるから、台湾の家庭では電蚊拍を振るのは子供たちの役目だったりして。それで、間違えて阿爸(父ちゃん)のハゲ頭をぶっ叩いて「Ouch!」と怒られる。そのような風景が、目に浮かんでしまう。日本の夏は、まだか?
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
意外的過癮?←漫畫(まんが)ページへ
本日は、台風に地震と災害が重なったので、軽口を叩くのはどうかと思うため、訳だけにしておきます。あしからず。
タイトルの訳は、「不思議なことに、病み付きになるなあ。」という意味(徒然草)。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
颱風君的内心戲←漫畫(まんが)ページへ
うーん、空想科学読本ではないが、台風の目が巨大になるということは、それはすなわち勢力が超強力となるということだ。だから、目の中はいいけれど、その周辺は殺人的な突風が吹き荒れると推測する。通り道は、おそらく映画「ツイスター」もかくやと思わせるほどの破壊となるであろう。目が大きいからといって、全ての人に優しいとは限らない、、、台風君よ。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
所以小千跟阿順是....? ←漫畫(まんが)ページへ
おっと、仙人掌仙人(笑)お久しぶり。すっかり忘れていましたよ。
媽祖(マースー。本名:林默娘)とは、台湾でおなじみの女神。台湾のみならず、香港や東南アジアの華僑たちの間でも、広く信仰されている。海上の安全を守る女神さまで、命賭けで海を渡った華僑たちによって篤く信仰されるようになった。道教の女神で、観音菩薩などとは違って日本に導入されることがなかったために、日本ではほとんどこの女神さまの人気は知られていない。上の写真は、台北郊外の淡水にある、天上聖母廟。台湾各地の媽祖廟では、遶境進香という儀式が祭りの際に行なわれているという。漫画の中の彼女の会話は、そのことについて言っているのだと思うが、、、詳細はよく分からない。
天上界の媽祖の他にも、中国の女神さまと言えば、月に住む嫦娥(じょうが。チャンエー)がいる。また西方の崑崙山には、有名な西王母(せいおうぼ。シーワンムー)がいる。いずれも、神仙界では大スターなのであろうか?
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
番外篇‧不願面對的真相... ←漫畫(まんが)ページへ
昔ゴキブリは、草むらなどに住み着いている、目立たない昆虫であった。明治時代の文学には、ゴキブリは出現しない。その当時の人家は冬寒く、南洋産のゴキブリが越冬して生き残ることはできなかった。だから昭和戦前まで、忌まわしい家庭害虫といえば、ノミにシラミに南京虫であった。
それが、昭和戦後になって人家の暖房設備が整った途端に、ゴキブリは他の家庭害虫を脇に押しのけて、活動範囲を爆発的に拡大させた。だから日本のゴキブリの記録には、歴史がない。昔の人は、ゴキブリなど知らずに一生を終えたはずだ。うらやましい。
去年など、私の部屋にはワモンゴキブリが出て来た。こいつは二十年ほど前までは本州で滅多に見かけなかったが、最近温暖化の影響で都市部を中心に出現するようになった。普通のクロゴキブリよりも一回りでかくて、恐怖を覚えた。その後で隙間を厳重に目張りして、この夏は何とか侵入を防いでいるが、、、これ以上言うと、再び出現しそうだ。今日は、これでおしまい。
話不多的艾鈺冰←漫畫(まんが)ページへ
オフライン上での生活では無口でおとなしい人が、ネットの上で全く別のペルソナ(人格)を持っているという話は、よく聞くことだ。社会人というよりも、むしろ中高生に多いのかもしれない。彼らは外界から何かと抑圧されているし、他人に対して自分の人格を示す訓練ができていないから、匿名の世界で陽気になったりあるいは攻撃性をあらわに出したりする傾向が、ありがちなのかもしれない。ネットは人間の心の隠されていた部分を放出する道を開く、毒にも薬にもなる諸刃の剣であると言えよう。、、、しかし、愛玉冰はオンライン/オフラインで全然表裏がないのであった。極めて健全な性格の人だ(笑)。
最近の話題として、台湾が"Taiwan"名で国連に加入申請をして、事務局に門前払いを食らった。予想された結果ではあるが、大陸側の抗議がよく聞こえてこないのは、オリンピックを控えて波風を立たせたくないとの思惑からなのであろうか。いっぽう台湾側の狙いは、大方総統選挙をにらんだ民進党のアピールであろう。日本では今週末に参院選があって、場合によっては首相が降板する事態となりかねないほどに痛烈な結果となるかもしれないという予想が出ている。あちらの総統選挙は、どうであろうか?― 国民党の馬英九氏優勢かと思っていたが、傍目から見ると民進党のフランク謝氏が巻き返しているようでもあるが、、、?
番外篇‧好吧真的很像... ←漫畫(まんが)ページへ
夏場にラフな恰好していると、宅配便の人そっくりになってしまいましたか。ははは、そうでしょうな。
明日の台北の天気予報は、最高気温三十五℃、、、暑い!
日本は、あんまり暑くない。いや、暑いのであるが、例年のような暑「苦」しい段階までには、七月二十七日現在のところ至っていない(京都近辺)。日中は気温が高いが湿度が低くて我慢できる程度であるし、夜になるとかなり涼しい。こんな調子が続けば、夏も楽なのであるが、、、そうもいかんだろうなあ。
油切←漫畫(まんが)ページへ
今や洋の東西を問わず、減肥ブーム。だが東洋人は、アメリカ人に較べれば肥満症の深刻さはそれほどでもない。あちらではすでに、肥満は社会を大きく覆う大病となっている。どうやったらそんなに食えるのであるか、小食の私にとっては不思議の限りだ、、、マクドなんて、二年前に香港で食って以来、行ったことのない私であった。健全すぎて、怖い。
蘋果←漫畫(まんが)ページへ
蘋果(ピンクォ、ひんか)という漢語は歴史の古いものであるが、日本には別称の「林檎」だけがもっぱら輸入されて広まった。つまり、「蘋果公司」といえば、Apple Inc.のこと。
昔、Windowsがまだ一般的でなかった頃に、大学の学友が100万円でMacを購入したことがあった。ディスプレイ上に現れるカラフルな画像を、マウスで操作する大掛かりなデスクトップの計算機であった。それを見せてもらった時の私は、当時(15年前)はまだ見慣れなかったGUI操作のマシーンに対して、感動したというよりは異様な印象を持ったものだ。その後社会人となった私はWin3.1に先にハマッてしまい、以降残念ながらMacはスルーしっぱなしである。蘋果公司はデザインが卓越しているのと、それから商品の売り方の上手さとあくどさで一流企業であるな。私はiPhoneを、現在の使い方にプラスアルファの新用途が出てこない限り、購入することはないだろうが、、、
白色的謊言←漫畫(まんが)ページへ
歐噴(Open)?歐噴蔣?
なんだろうか、、、ちょっとわからん。失礼。
それは置いといて、分かるところについて書こう。
会話の中に出てくる「吃醋」(チーツー、意味は「酢を飲む」)は、実は故事成語なのであるが、日本では使われることがない。そのいわれは、こうである(以下、中文WIKI参照)。
唐の太宗李世民が人心を取るために、宰相の房玄齢に二人の妾を下賜した。しかし、房玄齢夫人は命じて、この二人を絶対に家に入れさせようとしなかった。太宗がこれを聞いて、房夫人を宮廷に呼び付けた。帝は、怒って言った。
「どうして、お前は朕の意に背くのか!お前に、二つの道を選ばせてやろう。一つは、このまま二人の女を家に連れて帰り、なごやかに過せ。もう一つは、この『毒酒』をあおるがよい。それで、嫉妬の心ごとどこかに行ってしまえ!」
だが、房夫人の性格は苛烈であった。彼女は「毒酒」を手に持って、飲み干したのであった。飲んでみて、実はそれが醋(す)であったことを知った。
太宗は、嘆息して言った。
「房夫人よ。朕が、このような仕方でお前に強要したことを、恨むでない。何とお前の嫉妬心は、大きいのであるか。だがお前の頑固であるものの、これほどに夫を想う心に免じて、朕は命を取り消すことにしよう。」
これより、「吃醋」とは、女性が嫉妬することを示す言葉となったのであった。
妾のやり取りというあまりに露骨なエピソードであるために、日本人の好みに合わず輸入されることがなかったのであろうか。少なくとも、このエピソードが前提としているような、よき家の太太(おくさん)とは夫の妾の管理までよくこなすものだという前近代の中国の家庭道徳は、日本人の想像の範囲を越えるものであった。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
貓纜←漫畫(まんが)ページへ
貓空空中纜車、略して貓纜。今年七月にオープンした、台北市の纜車(ロープウェー)だ。木柵動物園から貓空(マォコン)地区までを結ぶロープウェーである。日本の山岳ロープウェーと違って、途中にいくつも駅があって本格的な観光交通機関として設計されている。すると、蔡桃桂たちは台北に出張しているのであろうか?(彼女たちは、台中在住である。)
しかし、開業から一ヶ月は、トラブル続きであるようだ。猛暑の中に乗客が貨車の中に閉じ込めらて立ち往生するような、間違えれば致命的となりかねない事故まで発生しているもよう。まず動かしてみてから後でおいおい修正していくというのは、何ともおおらかと言えばおおらかであるが、、、漫画の中で二人がやりとりしている内容は、そのような貓纜の事情が下敷きとなっている。ちなみに貓空という地名は台語の読みが転化したものであって、地区に猫が多いわけではないそうだ。貓空は、かつて鉄観音茶の名産地として有名であった、歴史ある地区である。
星星背後的意義←漫畫(まんが)ページへ
はははは。しかし、今回の台風では本当にテントが吹き飛ばされちまった。
昨日の晩は、台風の風で異様に暑かった、、、今年は台風の当たり年なのだろうか。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
可憐的蠢花與更可憐的阿茲←漫畫(まんが)ページへ
夏。お化けの季節であるなあ。闇夜に懐中電灯で下から顔を照らして、怖い話。小学生の、夏の定番であるなあ。
中国文化圏でも、農暦(旧暦)七月は鬼月(クィユェ)と言って、死霊が地上に出てきて徘徊する、恐ろしい季節である。今年の鬼月は、新暦八月十三日より始まる。おそろしおそろし。
「可憐(コーリァン)」という言葉は、読んで字のごとく「憐れむ可(べ)し」、すなわち「かわいそうだ」という意味が本来だ。しかし、日本語の「可憐」(かれん)は、「憐れむ可し」→「憐れみを覚えるほどに、たおやかだ」→「守ってあげたいほどに、可愛い」と、意味が変化している。だから、今回の阿茲は、カワイソウなのである。決してカワイイわけではない。残念ながら。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
油切圖片←漫畫(まんが)ページへ
小馬と張瑜梢、一緒に食事をして(小馬が全払い)、食後は一緒にダイエットのための運動か(たぶん小馬が一方的に殴られている)。仲が良いではないか、、、というよりも、尻に敷かれているではないか。それにしても、彼女が他の男と同棲しているのを黙って見過ごしているのは、いただけない。M男にも、程があるぞ。
網路行銷不是這樣搞的.... ←漫畫(まんが)ページへ
ははは。鬼月が近づいて、お化けたちも何かと努力しているようだ(?)。しかし、WIKIの"Etiquette in Europe"(ヨーロッパでのエチケット)の記述によると、ルーマニアのトランシルヴァニア地方をドラキュラの一言で片付けてしまうのは、現地人に対する侮辱と取られてしまうと言うことだ。ドラキュラだけがあまりに有名で、しかしルーマニアはもっと多民族で多様な文化を持った集団が存在しているために、かえって現地人は他国人にイメージを単純化されることを嫌うという感情だ。話はよく分かる。
林投姐というのは、中文WIKIによれば台湾では有名な怪談の女性ということだ。歌仔戲(コージーシー、台語発音ではコァアヒ。台湾発祥の伝統オペラ)やテレビドラマにも翻案されているという。話にはいろいろなバリエーションがあるそうだが、おおむねは「望夫伝説」のパターンであるという。すなわち、台南に住むある女性(李招娘という名が伝えられている)が海の向こうに渡って帰らない夫のことを悲観して、「林投樹」の下で自ら命を断った。それから以降、彼女の鬼(亡霊)が樹の下に現れるようになったというもの。彼の夫は伝説のバリエーションによって、海難に遭って死んだとも、大陸で別に妻子を持って女性を捨てたとも言われている。どっちにしても、華僑が開いた国の台湾では、かつてよくある話の一つであったに違いない。
「林投樹」とは、大鳳梨とも言われる樹のことで、鳳梨(パイナップル)に似た実を付けるとか(ただし、食べられないらしい)。台湾の海岸部で見られるという。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
MP5←漫畫(まんが)ページへ
朱課長の買った携帯プレーヤーの企画は、、、MP5?ヘッケラー&コッホ社のサブマシンガンが、このような一般人すら買えるコンパクトな製品となったのか?、、、実は、MP4であった。竇輔は、MP5と言われてすぐに武器を連想したあたり、IT関係だけでなくて銃器にも詳しいのか。底知れぬ奴だ。MP5は現代兵器に詳しくない私でも知っているぐらい、わりかし有名な武器だけれどね。
該救誰←漫畫(まんが)ページへ
張瑜梢も小惠も、はっきり言ってパートナーよりもHP、MPともにはるかに高い、、、男が救出する必要など、ないわさ。それでも、自分を助けて欲しいと思うものだ。男も愛しているならば、助けたいと願うものだ。それが、人の道。情けは人のためならず。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、、、お盆だから、坊さんの説教臭く書いてしまった。
秘訣←漫畫(まんが)ページへ
成功の秘訣とは、鮭のごとき上昇への意欲と、ほんのちょっとだけの運気。竇輔は、正統的な戦士の言葉を言う。蔡桃桂の人生は、おそらく九割方運気であろうが、、、もし今後彼女が竇輔と結ばれることになるのならば、これはもはや運気のたまもの以外の何ものでもないと言えるだろう。
戦士にとって努力も向上心も、もちろん大事。しかし天下を取るほどの超一流の戦士となるためには、運気がなくてはおそらくだめだ。項羽と明智光秀は才能と向上心はあったが、運気がなかった。劉邦と豊臣秀吉にあったのは、彼らに欠けていた運気であった。運のない奴は、超一流にはなれない。天とは、残酷なものだ。
袋←漫畫(まんが)ページへ
福袋ならぬ、凶袋であるか。「凶箱」といえば、Xboxのことであるが。昔は福袋の中にXboxが入っていれば本当に「凶袋」であったが、最近はそうでもない。というか、Wiiでなければ福ではなくなってしまっているようだ。この業界一年で風向きが変わるから、来年はどうなっているかわからないが、、、
台風八号セーパット(聖帕)が、台湾に接近している。24時間中に「猛烈な」台風に成長すると予想されている。太平洋の高温でエネルギーを存分に補給された、巨大台風だ。被害が大きくならないことを、祈る。
沒啥人記得的歷史 ←漫畫(まんが)ページへ
ぶはははは。新シリーズか。日本人の朋友が来台して、さあどうなるのでしょうか?
日本人だから、言っておこう。
尖閣諸島は、日本領だ。
釣魚台という名前では、ない。
、、、などと、つまらぬ紛争はやりたくないものであるが、、、日本はEU諸国などと違って、周辺諸国との関係が安定していない。竹島(独島)や北方四島もそうであるが、相互の信頼関係がないから、岩礁ごとき小さな土地ですら、譲歩することができない。中国が軍事作戦などちらつかせたりせず、まっとうなビジネスパートナーとして誠実さを示してくれるのならば、私は釣魚台でもいっこうに構わないと思うのであるが。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
國仇家恨之兒女情長!←漫畫(まんが)ページへ
はははは。櫻子か。台湾では繁體字を使っているから、本当は「桜子」かもしれないな。しかし、本当に登記簿名が「櫻子」なのかもしれない。新字体でも旧字体でも名前を付けることが許される日本とは、何とややこしいのだろうか。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
備胎←漫畫(まんが)ページへ
吉普(ジープ)の備胎(スペアタイヤ)は、後部に備え付け。こういうシチュの彼氏彼女のことを、台湾では「スペアタイヤ」と称しているのか。なるほどね。
今年の日本の夏は、台湾以上に暑かった、、、フェーン現象なしで40℃続出なんて、どうかしている。ラニーニャ現象だけで、理解できる範囲の暑さではないぞ。こんな夏が、これからも続出するのであろうか。
阿茲新戀情再会?←漫畫(まんが)ページへ
阿茲、櫻子に猛然ダッシュか。やるじゃねーか。台湾の文物は日本人にたいていのことは通るが、豬血糕(チューシェーカォ)だけは、無理に薦めるのはやめたほうがいいかもしれないな。あれには、臭豆腐以上に戦慄を覚えるという日本人のレポートが(当社調査範囲で)多い。たいていの日本人は、ケダモノの血は食べられないんですよ。
マンガの中の注音字母は、、、chi - wu - yun。調べて、やっと判読できた。台湾では携帯電話に使われているようであるから必ず覚えておかなければならない記号だが、日本人への認知度は限りなくゼロに近い。「蠢」(chün、漢語では「愚か」という意味。日本語では「うごめく」と読む)の声調は三声だということであるが、声調も日本人にとって一番やっかいなものだ。たいていの日本人にとって漢語(中文)の初歩的な読み書きをマスターするのは、さほど困難ではない。しかし、しゃべるのはおそろしく難しい。現に私も、しゃべることができない。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
平常還真的不會去這些地方耶←漫畫(まんが)ページへ
ははは。私は、きっちり恩主公(行天宮)に行っちまったよ。まあ、観光客ならばその他の有名スポットにも行くだろうな。東京ならば東京タワー。大阪ならば、通天閣か?、、、どちらも、行ったことないな、、、
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
原來台灣這麼好玩!←漫畫(まんが)ページへ
確かに、あの通勤時間の機車(バイク)軍団には仰天するな。二人乗りは当り前、大通りにズラリと並んで、信号が青になるや否や爆走する。慣れというものなんだろうけれど、その車を操る器用さに感心してしまいますよ。だが外国人から見たら、日本人が普通にやっている牛丼の一気食いなんかも、器用な技に見えるのかもしれない。丼飯を掻っ込む習慣は、台湾にもあるんだが。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
只是口頭禪...←漫畫(まんが)ページへ
そりゃあこんな珍しいUMA、かわいーとか言って写真撮りまくるのは当たり前で、それどころか手つなぎラッコなんか目じゃないほどにYouTubeでさらされて、ど根性野菜どころではないほどにTVで連日放映されることになって、そのうち某国あたりが遺伝子的資源の領有権を主張して国際紛争の火種に、、、ゲフンゲフン。
とにかく、日本の女の子の「かわいー!」は、向うの人の「可愛ー!」よりもずっと感動の意味合いが薄い口癖程度のものであることは、間違いありません。だが万一日本の男が「かわいー!」などと口走ったならば、それは精神が歪んでいる証拠なので、張り倒してもかまいません。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
喜歡←漫畫(まんが)ページへ
ついつい忘れてしまいがちだが、蔡桃桂(つぁい・たぉくぃ)は、「菜頭粿」をもじって付けた名前だ。しかし「菜頭粿」は普通話で読むと「つぁいとぅくぉ」みたいな発音になって、蔡桃桂とぜんぜん違う。おそらく、台語での発音が似ているのだと思うが。
「菜頭」とは、大根のこと。だから「菜頭粿」(あるいは、「蘿蔔糕」ともいう)は、日本でいう大根餅のことだ。台湾のどこにでも売っているチープな点心だが、干しエビや火腿(ハム)などを入れて豪華に作ったものもある。写真は、英語版Wikipediaの"Turnip Cake"の項目から。
無法解釋的運動←漫畫(まんが)ページへ
櫻子、一點點どころか、ネイティブと普通に会話しているじゃないか。それは、上級者というんだ。
マンガの中で言及されているように、中正紀念堂は、改称してしまっている。中正国際空港も。だが、国民党が政権を取り返せば、また元に戻るような予感がするな、、、
台湾でも香港でも、早朝にはおじさんおばさんたちが公園に集まって何かしら体操している。起き掛けに軽い運動で腹を空かして朝飯を美味しく頂こう、といった感じであろうか。まことに、健康的だ。一方日本人は、朝はのそのそと起きて半分眠ったまま通勤するだけだ。昼間は狂ったように働くくせに、妙なところで面倒くさがるのが、我が国民性だ。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
湮滅←漫畫(まんが)ページへ
ヤバイ文書は羊に食わせる。二十世紀から綿々と受け継がれる、ギャグのクリシェ(紋切り型)ですな。バナナの皮で滑って転んだ、トンボの目を回して捕ろうと思ったら自分の目が回った、料理下手のママがケーキに砂糖の変わりに塩を入れた、メガネの委員長はメガネを取ると巨乳美人だった、メインヒロインは血液型A型で一回目のプレイでは攻略できない、、、
うーん、何か違う方向に走ってしまったか。
隨便看看就好←漫畫(まんが)ページへ
台湾の報道は、現代の日本の基準よりずっとエンターテイメント過剰なものだ。外国人の目から見れば、ある意味で面白い。しかし、国内では相当に批判も存在する。イエロージャーナリズムという用語があるが、昔の日本でも大部数の新聞の報道は、それはもう売らんかなの興味本位でひどいものであった。今でも大新聞として残っている新聞社の、恥ずかしい過去だ。今でも、治っているかどうか時々あやしい。資本の論理がまかり通って、どうしても報道はセンセーショナリズムに傾きやすい。真面目に受け取らないというのも国民の智恵であるが、そこまで成熟していない国民だと、報道の野放しは煽動のもとになるだろう。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
環保←漫畫(まんが)ページへ
「三媽臭臭鍋」という店が、話題になっているようですな。台中の南の彰化に、本店があるらしい。臭豆腐、大腸、米血(血で米を固めた食品)、蛤、キノコ、魚丸(つみれ)などをスープに入れて煮た鍋だとか。強烈な臭いが鍋から昇って来そうであるな。
犬の落し物を飼い主が持って帰るのは、、、当たり前のことだ。やらない奴は、現代を生きる資格がない。誰かが始末してくれるなどと甘える発想が、都市や観光地を無残に汚し、地球環境を悪化させ、国や自治体の財政を破綻させるのだ。(去年私が行った時点では)お世辞にも、台北の西門町は綺麗な街路であるとは言えなかった。日本の大都市の盛り場も、しかり。
椅←漫畫(まんが)ページへ
電動按摩椅子って、世界レベルではどの程度まで認識されているのであろうか?英語版WIKIPEDIAでは"robotic massage chair"という項目で書かれている。日本の銭湯などでは、70年代初頭の頃からもう存在していた。それ以来、温泉や銭湯を描写するときにはつきもののマシーンとなっている。実は私は子供のときに冗談で使ってみたきりで、大人になってからは一回も試したことがない。最近はプログラムも高度になっているようで、さぞかし昔のものに較べると快楽安楽新感覚なのであろうなあ。
だが、今の季節は秋になっているのに、毎日不快でしようがない。もう昼と夜との長さが逆転する季節であるのに、この暑さ、、、しかも、九月は真夏のまま終わってしまう可能性が大であると予報が出ている。おかげで秋の虫が鳴かずに、聞こえてくるのは残り蝉のうなり声ばかりだ。古き良き地球の季節は、もう去ってしまったのであろうか。これも人類の、悪業のなせるわざだというのであろうか、、、
女人味←漫畫(まんが)ページへ
大閘蟹とは、日本で上海蟹として名前が通っている淡水産の蟹のことであるな。チュウゴクモクズガニが正式名称だ。「九月圓臍十月尖、持蟹賞菊菊花天。」という言葉があるという。「九月には甲羅の丸い雌蟹、十月には甲羅の尖った雄蟹がよい。蟹を手に持て菊を愛でる、菊花天(九月九日、重陽節)なり」というわけだ。だから母大閘蟹の旬は、農暦九月。つまり、新暦で言えばだいたい十月から十一月ごろだ。
私も三年前香港に旅行したときが十一月で、酒に漬けた例の酔蟹を食べてみたが、、、高かった。あまりにも、高かった。確かに、結構なお味はするのであるが、、、コストパフォーマンスが、、、上海蟹は、日本で食べたほうが絶対に安上がりであるな。
そうか。もう季節は秋なのだなあ。もうすぐ、中秋節だし。結局今年の鬼月(農暦七月)は、蔡桃桂の阿公が登場しなかったなあ。連載が煮詰まって、すっかり忘れられたキャラになってしまった。
そんなに季節が進んだことを、すっかり忘れていたよ。今の日本列島は、はっきり言って真夏だ。どうして、毎日こんなに暑いのか、、、まことに、信じられない。マスコミはこの暑さに、「残暑」という言葉を使っている。だが、「残暑」というのは八月の暑さについて本来用いる言葉だ。お彼岸に近い今のこの暑さを「残暑」と形容するのは、マスコミのミスリーディングというものだ。九月下旬の猛暑を表現する言葉は、「異常気象」だよ。
防颱準備←漫畫(まんが)ページへ
おっと。蔡桃桂の阿公、部分的に出演。だが、すでに仲秋節も過ぎてしまい、鬼月には間に合わなかった、、、
そして、台風シーズンですな。今週に入ってようやく暑さがましになって来た、、、これでも平年よりずっと気温が高いのであるが。太平洋高気圧の勢いが弱まれば、台風の通り道が日本列島に開く。たとえ今後来襲しても、農作物への被害はなるたけあってほしくないものだよ。また数年前みたいにキャベツ1玉500円以上なんてことになったら、生活者はたまらんよ。
ところでAhoo!じゃなかったYahoo!で読んだ記事なのだが(アメリカYahoo!)、台湾では"coser"と呼ばれるコスプレーヤーが毎週のようにイベントに集結しているとか。台湾のある世代より下では、日本のマンガやアニメが共有する体験の土台となっている。それで、彼らは憧れのヒーローやヒロインになりきるために、日本のマンガやアニメのコスプレを堂々と楽しんでいるのだとか。十年前には眉を顰められる文化であったこういった"coser"が、今や大手を振ってブレイクしているというのだ。
記事では、伝統的に体制順応を強いる台湾文化が、より自由に自分を表現するように変化して来た徴候として、この"coser"の現象を捉えているようだ。だがこの記事の評価を受け取るならば、台湾でのコスプレ文化の位置付けは、本場日本のそれとはちょっと違うような印象を受けるなあ。日本のコスプレはもっと"tongue in cheek"というか、ヲタクたちのやる一種の真剣な冗談として遊ばれているのが本質だ(と思う)。誰も憧れのヒーローヒロインに扮して子供の頃の夢をかなえようなんて、思っちゃいない。一方台湾の"coser"は、記事を読む限り結構真摯に遊んでいるようであるなあ。輸入された外国文化だから、本場よりも熱くまじめに受け取られているということなのであろうか?かつての日本人が英米のロックンロールを、まるで人生を左右する文化であるように熱く熱く受け止めて(つまり、本場での認識から見れば多少勘違いして)いたのと、同じように、、、
不夠台!←漫畫(まんが)ページへ
ずいぶん久しぶりの更新に、なってしまいましたな、、、
そう。台湾にも、テンプラがある。「天婦羅」(ティエンフールォ)あるいは「甜不辣」(ティエンプーラー)と書く。明らかに前者は日本語の直輸入で、後者は日本語の読みに当て字したものだ。日本では、関東と関西でテンプラの定義が違う。関東のテンプラは、魚介類やイモ、レンコンなどに衣を付けて揚げたもの。だしじょうゆで頂くのが本式の、本格的日本料理だ。一方関西の伝統的なテンプラは、いろいろ混ぜ込んだ魚のすり身を、そのまま揚げたものだ。ゴボウ天とかショウガ天なんかは、昼飯のおそうざいに好適。関東式のそれよりも、食品としての位置付けはどちらかといえばチープなものである。関西式のおでんである関東煮には、こういった関西式のテンプラが欠かせない具となる。台湾のテンプラは、一般に関西式に近いものを指して言う。つまり、すり身の揚げ物だ。たぶん日本統治時代に、台湾に近い西日本から流入した食文化なのであろう。
「天婦羅」(ティエンフールォ)は日本料理だと阿茲は恥ずかしがるが、、、そんなことはないさ。現地に溶け込めば、それはもう立派な台湾料理だ。カレーだってラーメンだって、同じことじゃないの。両者とも外国起源だが、もうすっかり日本化した料理ではないか、、、「天婦羅」(てんぷら)と「天婦羅」(ティエンフールォ)は、もう別の料理だよ。それを、現地の人が楽しんで食べていれば。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
娃娃←漫畫(まんが)ページへ
ははははは。愛玉冰、今回はヒットだ。クールで不器用な女の子、萌え筋の王道であるなあ。榊さんとか。さすがに、人気No1なだけのことはある。だがいい加減男との同居は、再考したほうがよいと思うが、、、いつになったら、豆腐男を叩き出して間借人たちで家を乗っ取るのであろうか?
台灣歐巴桑是無敵的!←漫畫(まんが)ページへ
というわけで、櫻子を連れて士林夜市に来た一行。
櫻子は、どうやらクーラーの効き過ぎで風邪ひいたようですな、、、
日本語が鼻声になっている、、、
いや、じょうだん、冗談ですよ。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
聯想←漫畫(まんが)ページへ
奇しくも、OL蔡桃桂と毛球寶兒で同時に日本絡みの話題であるな、、、
不衛生店のおやじは、ついに日本にまで進出したのか。だが、日本人は今極端に大陸中国の食品を警戒しているから、願わくは不衛生店のおやじが台湾の食品の評判まで落とさないことを望むよ。
吃←漫畫(まんが)ページへ
今回のマンガの、四コマ目の背景。
「囧囧囧囧囧囧囧」、、、
こりゃ、何だ?
― 答えは、おなじみ"orz"の漢語版バリエーション(正確には、その一部)だったりする。漢語のネット環境では"orz"は「失意體前屈」という通り名が付いていて、「ガックリした」という日本での原意から発展して、「すみません」「参りました」、さらには「おねがいします」といった意味を現す記号にもなっている。そこに、注意。
"囧rz"
ほら、よく見ると眉を下げて口開けて、「スミマセソ~」と言っているように、見えるでしょ?見えない?そうだろうなあ。私も、最初は見えなかった。
この"囧"という文字、Shift-JISに存在しない。したがって、日本語環境で使われることは、ありえない。だから、日本で見かけることがありえないのも、当然だったりする。
海神←漫畫(まんが)ページへ
ん?新シリーズか?ついに、艾鈺冰にも彼氏ができてしまうのであろうか?、、、おそらく、できても人外系であろうが。
海神といえば、ポセイドンかネプチューンであるか。我がスサノヲノミコトも、海神である。中国文化圏では、古代神に海神らしきものが見当たらない。内陸の中原地方(現在の河南省)から発達した文明だからであろう。現代中国文化圏の神々の体系では、媽祖(マースー)がなんと言っても海神の筆頭であろう。だがこれは、明代以降に華僑が海外進出を始めた頃から信仰が広まった神だ。
一點點的...←漫畫(まんが)ページへ
トリトンが出現したなあ。ポセイドンの背に乗って出現したなあ。ちなみに、『海のトリトン』は台湾でも通じる。『海王子』という現地題となっているようだ。
それを見た艾鈺冰は、なんだか萌えシーンだなあ。このエピソード、今のところマジ路線の臭いがするなあ。ギャグ漫画でマジ路線の連載は、あまり見たくないなあ。単に、私の希望だけれどなあ。
憂鬱←漫畫(まんが)ページへ
いきなり、海王子を想って憂鬱になってしまった、、、艾鈺冰の祖先は、海底人か何かだったのか?それとも、アトランティス人の末裔か?
ところで小惠が読んでいる水母日報は、漢語版なのであろうか?あるいは、東西シナ海のローカル新聞か何かなのであろうか?やはり地中海では、イタリア語かスペイン語の新聞なのであろうか?日本海では、日本語新聞に対して韓国語で社名を表記しろと、執拗な要求が新聞社に続けられているのであろうか?いや、そもそも海底世界では、何語が話されているのであろうか?謎は、深まるばかりであった、、、
ははは。
只要有愛,夜市也是沙灘!←漫畫(まんが)ページへ
夜市篇が、まだ続いている。
日本本土では、もう夜店の季節は終わった。石焼きイモと、天津甘栗の季節だ。今年の冬は、寒くなるのであろうか?、、、まだ、今の時点では分からないな。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
這篇沒笑點,只是想說台灣水果真的很好吃!←漫畫(まんが)ページへ
あー。そうだね。
台湾は、フルーツ天国だ。夜市の生ジュースは、最高にうまい。私個人の感覚から言えば、他の料理を圧倒してうまいと思う。しかも、安い。何せ、島の中で作っているから。自然の恵みだ。ビールもかなり安いが、これはきっと税金があまりかかっていないからであろう。こちらは、政府のせい。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
老爸的眼光←漫畫(まんが)ページへ
うーむ、マジ話が続くなあ、、、しかも、話の展開がよく読めないな、、、トリトンはどうして愛玉冰と恋に落ちたのであろうか。イルカはやっぱりルカーなのであろうか、、、そうだ。愛玉冰なんかにうつつを抜かして、ピピは一体どうなったんだよ!原作の漫画では、確か結婚して子供まで作っていなかったっけ?原作は、さすがに台湾では知られていないのであろうか。手塚治虫なんだけれども。
阿茲的内心戲←漫畫(まんが)ページへ
こういうエピソードを見ると、携帯で時代は変わってしまったなあと今さらながらに感じてしまう。
今の時代、人ごみに紛れて離れ離れになって困る、というシチュエーションが、少なくとも小学校高学年以上ぐらいならば、ありえない。携帯で連絡すればすむことだ。
昔学生時代、年末のコンパの二次会になだれ込む際に、遅れて参加する奴に連絡する方法に苦労した。それで高田馬場駅の狭っ苦しい掲示板に酔って震えた手で書き込んで、後続の連中に伝えたものだ。
今や、携帯があれば二次会の連絡はおろか、待ち合わせ場所の指定すら必要なくなった。これは進歩なのであろうか。それともすれ違いの悲喜劇が消えてしまったことを、哀しむべきなのであろうか、、、
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
走散的不同命運!←漫畫(まんが)ページへ
こっちの二人はもう、確定カップルであろうか?人間世界の話がどんどん進行して、最近植物たちが取り残されがちだ。毛球寶兒が真に怒っている原因は、そこにあるに違いない。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
告白←漫畫(まんが)ページへ
そういや、今日はハロウィーンであるな。Yahoo!奇摩(台湾Yahoo!)でも、今日はトップのフラッシュが変わっている。日本のYahoo!はだがしかし通常のまんまだ。まだ現在のところ、今ひとつ流行っていないようであるな。ちょっとバタ臭いところが、メインストリームの父ちゃん母ちゃん坊ちゃんお嬢ちゃんたちに、アピールするところが少ないのだろうか。それとも行楽シーズンの真っ最中だから、ハロウィーンにまで手が回らないのが本当のところなのだろうか。とりあえずこのサイトでは、去年私が手彫りで作った怪奇カボチャの写真を、再現しておく。
奇摩新聞でも。今年の第二期作米、台風の影響で中部五縣では前年度比で三割の収量にしかならず、、、小麦や石油の価格が急騰しているところに、米の値段まで上がってはたまらんな。幸いにして、今年の日本の米は平年並みであるが。台湾は亜熱帯なので、二期作をやっている。だがそのうち日本も、二期作ができる気候になってしまうのかもしれない。気温が上がったからからといって、収量が必ずしも増えるわけではないのだが。米はあまりに気温が高いと、むしろ成長が阻害されてしまう穀物なのだ。
漫画の内容?
この展開で、何を言えばよいのだろうか、、、
告白←漫畫(まんが)ページへ
台湾は来年總統選であるな。これまでの選挙も離合集散やハプニングが起って直前まで結果が分からないのが、常であった。今回も果たして国民党が政権を奪い返すのか、それとも民進党が政権を死守するのか、現在の時点でもはっきりとわからない。
だが日本は、二大政党など名ばかりであったことが、どうやら現実だったようだ。旧自民党の政治家しか民主党内で政治を知っている者はおらず、そしてその政治家は自民党の別働隊であった。いくら大連立で政権の一角を占めようと策略したとはいえ、自分の党の首脳部も無視して独断専行したのではないか?それは、党のために働いているとは見えない。小泉は自民党をぶっつぶすと言って本音では自民を再生させるつもりであったが、小沢は本当に民主をぶっつぶした。李登輝のような政治の天才が現れない限り、民主党が政権を取ることはもう難しいだろうなあ。
漫画の、内容?
、、、さあ?
海豹出撃←漫畫(まんが)ページへ
とつぜんだが、この部落格漫畫(ブログまんが)は、ちょっと面白い。絵は、サイパラ式。しかしムードは、癒し系。『宣誓主権』か。ははは。これから、この『牛家大宅』(訳せば、『牛さん一家』ぐらいかな?)の追っかけでもしようかなあ。
本筋の内容は、コメントのしようがない展開が続くので、、、
交鋒←漫畫(まんが)ページへ
いつの間にか、Google Mapで台湾の地図が追加されているな。去年の時点ではまだEU、北米、オセアニア、日本しか地図が置かれていなかったのに、今やタイやメキシコの地図まである。台北や高雄の地図も、きれいに完備している。めでたいことだ。
なのに、大陸の地図がまだ出来ていない。インドやブラジルといった広大な途上国ですらGoogle Mapにデビューしているのに、である。軍事機密上の理由かも、しれない。(ちなみに、今日現在のところイスラエルと韓国も地図がない。)あるいは、 - たぶんこちらの理由が本当だと思うが - 役に立てられる全国レベルの地図がまだ作られていないのかも、しれない。いったい、これはどういうことなのだろうか。オリンピックの会場である北京も、国際都市だと吹聴している上海も、Google Mapを見てもYahoo!Mapを開いても、いまだに何もない。それとも、来年にはできるのであろうか?
大陸では、WIKIPEDIAも検閲によって人民が閲覧できないようになっているという。現在の人類知の最前線を担っているサイトに、アクセスできないとはどうしたことだろうか?来年オリンピックも開催する国であるのに、人民に対する情報開示のあり方に疑問を懐かずにはいられない。各人が自分で判断する環境を整えるのが、この情報化時代の二十一世紀では結局のところ国力増進につながるはずではないか。かの政府は、目先の安定を求めて結局のところ国を損なう政策を、取ってはいないだろうか?
こんなことを書くのも、肝心の漫画について相変わらず書くことがないゆえに、、、
不想玩的原因... ←漫畫(まんが)ページへ
十一月の、一回目。夜市が、まだ続いている。
だが日本の街中は、、、寒い!というか、今の季節らしい。このぐらいでも、平年と大して変わらないのだ。最近の温暖化で、季節感がすっかり狂ってしまっていた。ラニ―ニャの影響で、今年はまともに雪が降りそうだ。私のところでも、雪が見られるかもしれない。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
樂勝←漫畫(まんが)ページへ
今日の奇摩新聞は、と、、、
「阿彌陀佛!又見素製品摻」。素食(スーシー)つまり豆腐などで作った精進料理の食材の何点かに、鶏や豚などが混入していたことが判明。精進のつもりでこれらの素製品を口にしたら、知らずに破戒している破目になるだろう、、、南無阿彌陀佛!写真に出ている食品はみな台湾製だということであるが、何やらパッケージに日本語が書いてあるものが、散見されるな。日本人が包装に変てこな英語を使うのと同じく、台湾では食材のパッケージなどに日本語を使うのがファッションなのだろう。商売人が考えることは、どの国でも同じ。
だがこんな風に隣国でもファッションとして流行しているほどの日本文化であるが、日本の国はすでに人口減少に入っていて、その将来は暗い。いま私のいる関西圏は急速に人口が減少しているが、この姿がやがて全国に広まる時もそれほど遠くないであろう。一億二千万人の小文明に安住しているうちに、国は年を追うごとに根元から朽ち果てているのだ。
日本が今後活力を維持していくためにはEUのように隣国と密接な関係を作ることを目指すべきであるが、日本と大陸中国との関係は、EUとロシアとの関係に類比すべきものであって、相互の不信の溝は大きい。海峡を隔てた韓国との関係ですら、まるで第一次大戦直後のフランスとドイツ並に互いに憎しみあっているのが、現状だ。日本が隣国と一体化できる未来図は、現状のままでは描きにくい。政治のイノベーションがからきし下手な、北東アジアの諸国民に将来はあるのだろうか?
― などと、年末が近づくにつれて、ちょっと真面目に考えてしまった。それにしても、漫画の内容について書くことがない、、、
大人的飲料世界←漫畫(まんが)ページへ
酒か。だが、あまり台湾の酒と言われても、すぐにピンと来ないものがあるなあ。啤酒(ピィチュウ、おビール)は、すぐに思い付くが。紹興酒は浙江省の地酒で、福建省由来の文化を持つ台湾の酒ではない。米酒(ビィチュウ)という、米から作った白酒(パイチュウ、蒸留酒)が地酒としてあると聞いたことがある。沖縄の泡盛を飲めば台湾の米酒を思い出すと、陳舜臣氏が書いている。肉料理主体なので、口の油を「乾かす」ような強い酒が好まれてきたのであろう。
だが、酔わせて×××しようと企むのは、良いことではないぞ、、、阿茲は鼻血ブーであるが、じつは劣情を催すと鼻血ブーになる表現は、日本の漫画が発祥だったりする。だから、漫画の文法に慣れていない西洋人たちには、どうして漫画で男性が鼻血を出すのかよくわからないであろう。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
人性本惡←漫畫(まんが)ページへ
阿茲もしだいに内に暗黒を秘めていることが、明らかになってきたな。まあ男という生き物は、一皮むけばたいていがこのようなものなのであるが、、、だがもしそれを外に出せば、必ず人生が終わることもまた、保証されているのであるが、、、
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
秘密兵器←漫畫(まんが)ページへ
、、、もう少し無意味なぐらいに細かい設定を作ってくれたならば、ツッコミのしようもあるのだが、、、この展開の世界観が、よく見えない。シリアス長編漫画を続けたいならば、背景となる世界観が大事だよ。『JOJO』でも『エヴァ』でも『DEATH NOTE』でも、すさまじく込み入った設定が作られている。しっかりした設定は、バットマンとかカムイ外伝のような古典的作品から続いている、長編漫画の骨格なんだがなあ。設定のないシリアス漫画などは、ただのやおい本にすぎない。内容がやおいでも絵で萌えたいならば、それはそれでよいのかもしれないが、、、
境隨心轉!←漫畫(まんが)ページへ
今回は、タイトル訳に日本語のことわざを使ってみた。
昔の夜は照明もなくて暗かったから、夜目に遠くから見れば誰でも美女に見えた、というわけだ。さらに正体を隠すアイテムがあれば、さらに妄想も膨らんで良し。言うまでもなく、元のことわざは「夜目遠目、傘の内」なり。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
一杯就收工!←漫畫(まんが)ページへ
ははは。お約束だね。阿茲が飲んでいるのは、ブラッディマリーだろうか?ウオッカベースのカクテルは、後でひどい目に合う。こういう時には、自分はノンアルコールにしておけばよいのに、、、修行が足りんのう。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
不該做的事... ←漫畫(まんが)ページへ
阿茲、未遂以前でノーサイド。ボケを取った分、自分のキャラとしての得点を稼いだと、今回の戦いを評価するべきであろう。
それにしても、酒から醒めたら途端にしてはいけない事をしたのであろうかと、おろおろするとは。結局、酒は気を大きくするために飲んだのであったか、、、そんな奴は、酔いつぶれて正解だ。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
番外篇‧如果是你,你會怎麼回答?←漫畫(まんが)ページへ
まあ四コマ目のような奴は、いないな。いないと、信じたいな。本当に悪い奴ならば、掛けても出ずに情報を盗み取るだけだろうから、な。有名人の携帯(漢語:手機)ならば、ヤフオクに出品だろうな。愉快犯で終わらせるならば、2ちゃんでメモリー全部晒しだろうな。
怎麼能忘記?! ←漫畫(まんが)ページへ
鳳凰幻魔拳は、ありえない幻影を相手に見させるんじゃなかったっけ?ということは、これは記憶ではなくて、ただの幻想、、、阿茲本人が映されているので、再構成されていることは間違いがなかろう。もしかしたら、櫻子から聞くに堪えない悪口雑言を、浴びせ掛けられていたのかもしれない?それで、記憶を中断し、、、
―てなことは、まあなかっただろうよ、、、
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
悔恨的瞬間!←漫畫(まんが)ページへ
というわけで、のび犬くんになって無駄な願いをせがむ阿茲であった。
今やアジア各国で知られているドラえもんであるが、連載が始まった頃はただのドタバタギャグまんがでしかなかったことは、もはやほとんど忘れ去られようとしている。テレビアニメに、短期間しか続かなかった第一作があったことも。私は、かすかに観た記憶が残っている。現在標準となっているほのぼの路線などクソくらえの、悪い子が観るべき単純なギャグアニメであった。主題歌が強烈で、今でも覚えている。「♪ハァ、ヤッショマカショ、ホイキタッサッサの、ドラえ~も~ん~♪」ってね。現在、このアニメ第一作は封印されて、なかったことにされているらしい。
(以下、今回の訳を日本文でお届けします、、、)
保護鍵盤←漫畫(まんが)ページへ
あー。これは、鍵盤保護模(キーボード保護ケース)と鍵盤保護魔とをひっかけたシャレなんだな。たぶん。「模」と「魔」とは同音同声調だから。"mó"すなわち、「ㄇ´ㄛ」。だが日本語だと、「モ」(あるいは、「ボ」)と「マ」(あるいは、「バ」)となって、全く共通していない。日本語は古い時代の中国語の発音を輸入した読みが圧倒的多数を占めているから(この二字も、呉音と漢音でしか読めない)、本来二つの字は中国でも違う読みであったはずなのだ。このように漢語圏の人にとってダシャレとなっても日本人には全く意味不明となる例は、数多い。「八」の字が「發」(=發財。大儲け)に通じてラッキーナンバーと見なされたり、2007年の干支であったブタさんの鳴き声が、「福」に通じると見なされたり。もちろん、その逆も非常に多かったりする。
とりあえず、今回はトリトンシリーズからちょっと外れた、、、といっても続くだろうが、、、